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魔王代理!

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「・・・よっベリアル。」
「・・・おはようございます、マスター。」
「すっごい寝てたわ、どれくらい経った?」
「えー・・・4ヶ月と1週間ですね。」
「マジっすか。」
「大マジです。」
「その4ヶ月ちょいで起きた事は?」
「大した変化は無いですね、もっと寝てても良いですよ。」
「いや、起こせよ!」


「あ!」
「うわぁ!なによ!」
「そう言えば・・・。」
「そう言えば?」
「魔王が逃げました。」
「・・・は?」
「魔界はもう嫌だと、あ、手紙預かってますよ。」
「・・・ふむふむ・・・うん、読めない。」
「だからこっちの文字覚える様に言ったじゃ無いですか、無駄に惰眠を貪るだけなんですから。」
「うっさいわ!はい!読んでよ!」
「しょうがないですねぇ、金貨一枚です。」
「金取るなし!」
「冗談ですよー、えー、『香織ちゃん、ちょっと日本に行ってくるわね、魔王の座は預けるわ、飽きたら帰ってくるからよろしくーおんぷ』だそうです。」
「・・・最後のおんぷが腹立つ・・・。」
「この最後が気持ちを現してますね。」


「で、この手紙いつ貰ったのよ。」
「ちょうど1ヶ月前ですね、(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!イーツと一緒にいきましたから。」
「なんでその動き知ってんのよ!あと何で魔王が行けるのよ!私も行きたいわ!」
「魔法とスキルで精神体になって行きましたよ。」
「何それ!どうやってやんの!?」
「金貨5枚です。」
「くっ!・・・・はい、5枚!」


「えー、まず、肉体と精神を融合しまして、魔力で覆います。」
「・・・いや、そのやり方をね?教えろって言ってんの、ばかなの?○ぬの?」
「え?出来ないんです?悪魔は普通にやりますし、魔王も魔法とスキルでやってましたよ?」
「出来ないから聞いてんだろうがぁ!!!」
それじゃ諦めて下さい、あ、スタビャのフラペチーノありますよ。」
「・・・のむ、ぐすっ。」


「で、どうするんですか?」
「何がよ、ズズズっ。」
「いえ、魔王代理ですよね。」
「知らんがなー!勝手に決めんなし!」
「でも魔国に連絡入れましたから、近いうちに来ますよ。」
「今起きたばっかじゃん、連絡する暇無かったよね?」
「コレです。」
「何これ。」
「連絡用の魔道具です、魔力を通すと対になる魔道具に連絡が行きます。」
「・・・連絡したん?」
「はい。」
「ばっかじゃ無いの!?マジ○ねよおまえ!マスターは私でしょ!何で魔王の言う事ばっか聞くのよ!」
「報酬頂きましたので。」
「いくらよ・・・。」
「金貨20枚です!」
「くそぉ!世の中やっぱり金かよぉぉ!!!!!」




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