夢中になる

ライ子

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「どうした?具合が悪くなった?」
「そうじゃないんですけど…迎えに来て欲しくて…。」
声は、普通だった。
「体は、大丈夫なんだな?」
「はい。」
「わかった。すぐ行くから。今、どこにいるの?」
「スマホにお店の地図送ります。」
京介のスマホに、地図が送られて来た。車で20分ぐらいのイタリアンの店だった。すぐに、着替えて部屋を出た。
瑠羽華は、大丈夫とは言っていたが、顔を見るまで心配だった。瑠羽華がいる店の近くのコインパーキングに車を停め、急いで店に向かった。
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