61 / 97
61
しおりを挟む
「っく。死にぞこないめっ」
「ふっ。僅かに急所を外すよう、身を捩ったことに気付かなかったようだな」
「なるほど……一国の王子とはいえ、なかなかやってくれる」
キャスバル王子がジャスランと対峙する。
その隙に俺は赤ローブ男を――って、暗殺者にがっちりガードされてるじゃん。
「レイジくん、誰かの武器をキャスバル王子に。私は幅広の武器は使い慣れないから」
「わかった。ゾンビA、お前の剣を貸してくれ」
『了解したでやんす』
にゅっと影から伸びる長剣。
すかさずソディアがウンディーネを召喚して、ジャスランの顔を濡らす。
「っく。ただの水か?」
その隙に王子とソディアが武器交換。
「暗殺者をやるわよ。レイジくんも手伝って。あいつら、比較的魔法攻撃には弱いのよ」
「OK。竜牙兵A。ちょっとでも隙があったら、あの赤ローブをやるんだ。これが終わったら、融合合体させてやるからな!」
『カタッ!』
ぴょんっと竜牙兵は跳ね、剣を構え前を見据える。
他の四体は暗殺者討伐の援護だ。
『レイジ様。即興で魔法をお教えしますです。まずは――』
カルネが影の中から呪文を伝える。
「"魔力は見えざる盾。彼の者らを守る、障壁となれ――魔盾《マジック・シールド》"はいっ」
俺の魔力を封じた杖を掲げると、ソディア、キャスバル王子、そして竜牙兵らが青い光で包まれる。
魔法の効果は、術者の魔力と引き換えに、全ての攻撃を一定量防ぐ――というもの。
今の俺の魔力だと、せいぜい二、三発防げればいい方だとカルネは言う。
魔力と引き換えってだけあって、何かがどっと吸い取られたような感じだ。
だがまだ魔法は撃てる。
『次、"閃光《フラッシュ》"です。一瞬だけ辺りを眩しくしますが、竜牙兵には一切効果の無い魔法ですぅ』
「つまり、眩しくてもあいつらは普通に動ける?」
『はいですぅ』
まず竜牙兵を一体、キャスバル王子の方に向かわせる。
それから"電撃"で、ソディアと対峙している暗殺者をいったん下がらせた。
「"閃光"!」
味方に作戦を伝える余裕はない。
あまりの眩しさに、思わず俺自身目を閉じてしまう。
あとは竜牙兵の動きに期待だ。
「ぐあっ!」
「ぎゃっ!」
「げぇっ!」
「た、たすっ――」
四つの悲鳴が聞こえた。
そして"閃光"効果が無くなり視界が戻ると、竜牙兵Aの足元には赤ローブの男が転がっていた。
「ほかに赤ローブはいるか!?」
『カタカタ』
竜牙兵Aの頭蓋が左右に振られるのを見届けた瞬間――。
『しゃばだーっ!』
『無敵のアンデッド様、見参!!』
『お痛する子は、誰かしらぁ~?』
『カラカラ』
『弓は狭い通路では不利だそうで、ラッカさんは観戦しているそうです、はい。あ、私も観戦モードで、はい』
『カルネちゃん、いっきま~っす! "全てを捉えて離さぬ銀糸――蜘蛛の糸"!』
カルネの放った白い糸が、部屋の外、通路の床にばらまかれる。
その糸を踏んだ暗殺者たちの足が引っ付き、そのまま前のめりにドミノ倒し状態。
床が高粘着性の糸で覆われようが、ゴーストたちには関係無い。
飛んで行って武器を振るい、ひとり、またひとりと屠っていく。
それでも暗殺者軍団も負けていない。
仲間の遺体を踏みつけ糸に足を取られないようやって来る。
「スケルトン! 部屋の入口で足《・》を撒けっ」
俺の号令とともにスケルトンが足《・》を入口の床に転がしていく。
中に入って来た暗殺者が、スケルトンの足《・》を踏んですってんころりん。
そこにゾンビ軍団が覆いかぶさり、殴殺していく。
聖職者のいない敵は、アンデッドにとって敵ではない。
カルネがばら撒いた蜘蛛の糸が消えると、ゾンビスケルトンも出て行って、残った騎士たちを倒していく。
時々運よくアンデッド軍団をすり抜けてくる奴もいたが――。
「"駆け巡る紫電、身を焦がす――電撃《ヴォルテック》"!」
カルネに詠唱有"電撃"を教えてもらい、襲い掛かる騎士たちを感電させていく。
威力はまぁまぁだが、この魔法の最大の特徴は痺れだ。
体内を流れる電気により、相手は痺れてまともに動けなくなる。
時間が経てば回復するというが、そうなる前にアンデッド軍団の手によってあの世行きだ。
単体魔法なので、アンデッドを巻き込むことも無い。
使い勝手の良い魔法だな。
「レイジくん、呪文の詠唱、慣れてきたみたいね」
「あぁ。咄嗟でも使えるようになってきた。けど、距離が近すぎると厳しいだろうな」
『そのための無詠唱魔法じゃ。魔力を練るのに慣れてきたら、無詠唱でもそれなりの威力を発揮できるじゃろうて』
そうなるといいな。
さて、こっちは粗方片付いたが、キャスバル王子のほうがどうだろう?
竜牙兵を一体付けたが、それでもまだジャスランは倒れていなかった。
粘るなぁ。
いや、キャスバル王子が肩で息をしている。
さすがに怪我が回復したばかりで、本調子じゃないのか。
「王子!」
「手を出すなっ。この男だけは、私がこの手で倒す!」
「しかしっ」
「アリアンを裏切り、彼女に辛い思いをさせた報いは受けさせる!!」
自分を誘拐したとか、そういうのはどうでもいいのか。
王子の頭はアリアン王女のことでいっぱいだってことですね。
熱いなぁ。熱すぎる。
アリアン王女も顔を真っ赤にして大喜びだし。
おのろけは後でやってくれ!
「キャスバル王子のアリアン王女を想う気持ち……ステキだわ」
『ほんとねぇ。あれぐらい一途で熱いと、アタシもコロっといっちゃいそう』
『サナトにも負けない愛だわ』
『アリアン王女、羨ましいですぅ』
あぁ、女の子って、あぁいう甘々なのがいいのか。
けどなぁ。キャスバル王子、明らかに顔色も悪くなってきてるし。
劣勢だろ?
「負けぬ……負けぬよ私は! 戦の神アレストンよ、我を導きまたえっ」
キャスバル王子が拳を突き上げると、その体が僅かに光る。
そして――。
『王子も戦神アレストンの信者なのですね! とうっ――』
さっきは成仏しそうな勢いだったくせに、すっかり元気を取り戻したタルタスが影から出てきた。
「おぉ、そなたもか!」
『はいっ。自分は流浪の司祭。キャスバル王子のために、神に祈りましょう!』
「それは有難い。司祭殿、頼む」
『はい! お任せくださいっ』
おーい。
ゴーストが祈るって、それ、マズいんじゃないのかー?
朗々たるタルタスの祈りによってキャスバル王子は神の奇跡の力を宿し、圧倒的な力でジャスランに反撃を開始する。
時折タルタスの短い悲鳴が聞こえるのは、気のせいだろうか……。
タルタス、常識人だと思っていたのにな。
後になってアブソディラスから聞いたが、タルタスが使ったのは戦神をたたえる歌で、同じアレストンを信仰する者に勇気と、そして実質的なパワーを与える魔法だという。
しかも歌われている間は体力も回復し、程度は低いものの自動回復魔法の効果付きだという。
反則チート魔法みたいなものだ。
歌が終わる――というより、タルタスがばたりと倒れて気絶すると同時に二人の決着はついた。
ガキーンっとキャスバル王子の剣がジャスランの剣を跳ねのける。
弧を描いて飛んだ剣が床に転がったとき、奴の首もゴロンと転がった。
「ふっ。僅かに急所を外すよう、身を捩ったことに気付かなかったようだな」
「なるほど……一国の王子とはいえ、なかなかやってくれる」
キャスバル王子がジャスランと対峙する。
その隙に俺は赤ローブ男を――って、暗殺者にがっちりガードされてるじゃん。
「レイジくん、誰かの武器をキャスバル王子に。私は幅広の武器は使い慣れないから」
「わかった。ゾンビA、お前の剣を貸してくれ」
『了解したでやんす』
にゅっと影から伸びる長剣。
すかさずソディアがウンディーネを召喚して、ジャスランの顔を濡らす。
「っく。ただの水か?」
その隙に王子とソディアが武器交換。
「暗殺者をやるわよ。レイジくんも手伝って。あいつら、比較的魔法攻撃には弱いのよ」
「OK。竜牙兵A。ちょっとでも隙があったら、あの赤ローブをやるんだ。これが終わったら、融合合体させてやるからな!」
『カタッ!』
ぴょんっと竜牙兵は跳ね、剣を構え前を見据える。
他の四体は暗殺者討伐の援護だ。
『レイジ様。即興で魔法をお教えしますです。まずは――』
カルネが影の中から呪文を伝える。
「"魔力は見えざる盾。彼の者らを守る、障壁となれ――魔盾《マジック・シールド》"はいっ」
俺の魔力を封じた杖を掲げると、ソディア、キャスバル王子、そして竜牙兵らが青い光で包まれる。
魔法の効果は、術者の魔力と引き換えに、全ての攻撃を一定量防ぐ――というもの。
今の俺の魔力だと、せいぜい二、三発防げればいい方だとカルネは言う。
魔力と引き換えってだけあって、何かがどっと吸い取られたような感じだ。
だがまだ魔法は撃てる。
『次、"閃光《フラッシュ》"です。一瞬だけ辺りを眩しくしますが、竜牙兵には一切効果の無い魔法ですぅ』
「つまり、眩しくてもあいつらは普通に動ける?」
『はいですぅ』
まず竜牙兵を一体、キャスバル王子の方に向かわせる。
それから"電撃"で、ソディアと対峙している暗殺者をいったん下がらせた。
「"閃光"!」
味方に作戦を伝える余裕はない。
あまりの眩しさに、思わず俺自身目を閉じてしまう。
あとは竜牙兵の動きに期待だ。
「ぐあっ!」
「ぎゃっ!」
「げぇっ!」
「た、たすっ――」
四つの悲鳴が聞こえた。
そして"閃光"効果が無くなり視界が戻ると、竜牙兵Aの足元には赤ローブの男が転がっていた。
「ほかに赤ローブはいるか!?」
『カタカタ』
竜牙兵Aの頭蓋が左右に振られるのを見届けた瞬間――。
『しゃばだーっ!』
『無敵のアンデッド様、見参!!』
『お痛する子は、誰かしらぁ~?』
『カラカラ』
『弓は狭い通路では不利だそうで、ラッカさんは観戦しているそうです、はい。あ、私も観戦モードで、はい』
『カルネちゃん、いっきま~っす! "全てを捉えて離さぬ銀糸――蜘蛛の糸"!』
カルネの放った白い糸が、部屋の外、通路の床にばらまかれる。
その糸を踏んだ暗殺者たちの足が引っ付き、そのまま前のめりにドミノ倒し状態。
床が高粘着性の糸で覆われようが、ゴーストたちには関係無い。
飛んで行って武器を振るい、ひとり、またひとりと屠っていく。
それでも暗殺者軍団も負けていない。
仲間の遺体を踏みつけ糸に足を取られないようやって来る。
「スケルトン! 部屋の入口で足《・》を撒けっ」
俺の号令とともにスケルトンが足《・》を入口の床に転がしていく。
中に入って来た暗殺者が、スケルトンの足《・》を踏んですってんころりん。
そこにゾンビ軍団が覆いかぶさり、殴殺していく。
聖職者のいない敵は、アンデッドにとって敵ではない。
カルネがばら撒いた蜘蛛の糸が消えると、ゾンビスケルトンも出て行って、残った騎士たちを倒していく。
時々運よくアンデッド軍団をすり抜けてくる奴もいたが――。
「"駆け巡る紫電、身を焦がす――電撃《ヴォルテック》"!」
カルネに詠唱有"電撃"を教えてもらい、襲い掛かる騎士たちを感電させていく。
威力はまぁまぁだが、この魔法の最大の特徴は痺れだ。
体内を流れる電気により、相手は痺れてまともに動けなくなる。
時間が経てば回復するというが、そうなる前にアンデッド軍団の手によってあの世行きだ。
単体魔法なので、アンデッドを巻き込むことも無い。
使い勝手の良い魔法だな。
「レイジくん、呪文の詠唱、慣れてきたみたいね」
「あぁ。咄嗟でも使えるようになってきた。けど、距離が近すぎると厳しいだろうな」
『そのための無詠唱魔法じゃ。魔力を練るのに慣れてきたら、無詠唱でもそれなりの威力を発揮できるじゃろうて』
そうなるといいな。
さて、こっちは粗方片付いたが、キャスバル王子のほうがどうだろう?
竜牙兵を一体付けたが、それでもまだジャスランは倒れていなかった。
粘るなぁ。
いや、キャスバル王子が肩で息をしている。
さすがに怪我が回復したばかりで、本調子じゃないのか。
「王子!」
「手を出すなっ。この男だけは、私がこの手で倒す!」
「しかしっ」
「アリアンを裏切り、彼女に辛い思いをさせた報いは受けさせる!!」
自分を誘拐したとか、そういうのはどうでもいいのか。
王子の頭はアリアン王女のことでいっぱいだってことですね。
熱いなぁ。熱すぎる。
アリアン王女も顔を真っ赤にして大喜びだし。
おのろけは後でやってくれ!
「キャスバル王子のアリアン王女を想う気持ち……ステキだわ」
『ほんとねぇ。あれぐらい一途で熱いと、アタシもコロっといっちゃいそう』
『サナトにも負けない愛だわ』
『アリアン王女、羨ましいですぅ』
あぁ、女の子って、あぁいう甘々なのがいいのか。
けどなぁ。キャスバル王子、明らかに顔色も悪くなってきてるし。
劣勢だろ?
「負けぬ……負けぬよ私は! 戦の神アレストンよ、我を導きまたえっ」
キャスバル王子が拳を突き上げると、その体が僅かに光る。
そして――。
『王子も戦神アレストンの信者なのですね! とうっ――』
さっきは成仏しそうな勢いだったくせに、すっかり元気を取り戻したタルタスが影から出てきた。
「おぉ、そなたもか!」
『はいっ。自分は流浪の司祭。キャスバル王子のために、神に祈りましょう!』
「それは有難い。司祭殿、頼む」
『はい! お任せくださいっ』
おーい。
ゴーストが祈るって、それ、マズいんじゃないのかー?
朗々たるタルタスの祈りによってキャスバル王子は神の奇跡の力を宿し、圧倒的な力でジャスランに反撃を開始する。
時折タルタスの短い悲鳴が聞こえるのは、気のせいだろうか……。
タルタス、常識人だと思っていたのにな。
後になってアブソディラスから聞いたが、タルタスが使ったのは戦神をたたえる歌で、同じアレストンを信仰する者に勇気と、そして実質的なパワーを与える魔法だという。
しかも歌われている間は体力も回復し、程度は低いものの自動回復魔法の効果付きだという。
反則チート魔法みたいなものだ。
歌が終わる――というより、タルタスがばたりと倒れて気絶すると同時に二人の決着はついた。
ガキーンっとキャスバル王子の剣がジャスランの剣を跳ねのける。
弧を描いて飛んだ剣が床に転がったとき、奴の首もゴロンと転がった。
0
お気に入りに追加
682
あなたにおすすめの小説
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる