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1章
第──3
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「お水、飲みますか?」
目を覚まし、ぼぉーっと天井=草を見上げていると、ふいに横から声をかけられた。
女の声だ。
「水?」
水って……なんだっけ?
水……水……。
「みずうぅぅぅぅーっ!?」
「きゃっ」
ガバっと起き上がって差し出された木製のコップを奪い取って一気に飲み──。
「入ってないーっ!?」
「ご、ごめんなさい。今入れます」
慌てた女の子が、横に置いてあった陶器の器を持ち上げた。
器から水が注がれると、今度こそそれを一気飲みした。
ごくごくと喉を流れていく水が、俺の体を潤していく。
美味い。美味いよこの水。
俺、生きてるんだ。
「ど、どうしました? お口に合いませんでしたか?」
「え? なんで? 美味いよ、この水。凄くうま……あ、俺、泣いてる?」
視界が滲み、女の子の顔もうまく見れなくなっている。
「お水、まだ飲みますか?」
そう尋ねてくる彼女の声が物凄く優しく、穏やかで。
ますます俺の涙が止まらなくなってしまった。
「ありがとう。ありがとう。俺、生きてるんだ。生きてるんだよね?」
「はい。生きていらっしゃいますよ。さ、ゆっくりお飲みください」
コップに再び注がれた水を、今度はゆっくり少しずつ口に含んだ。
「何日も食事をされていないようなので、消化に良い物を持ってきます。少し待っててくださいね。お水、ここに置いておきますので、お好きなだけどうぞ」
「あ、ありがとう……ございます」
なんとなく歳は変わらなさそうに見えたけれど、今度はちゃんと敬語でお礼を言った。
にこりとほほ笑んで小屋を出ていく女の子。
涙で潤んだ目では顔立ちははっきりとは分からないけれど、髪は金髪よりやや薄い茶色寄りだろうか。
水を飲んで少しだけ落ち着いたが、落ち着いたら落ち着いたでお腹がぐぅぐぅ鳴り始める。
それと少し喉がいがいがして、案の定、くしゃみが出始めた。
「ふぇっくしゅん。"空気浄化"」
横になってスキルを使い、暫くしてまたスキルを。
七、八回唱えたあたりで、さっきの子が二人《・・》現れた。
「双子?」
「はい。私はリシェル。そっちが妹のシェリルです」
「そ、空です」
リシェルというのが薄金髪に澄んだ空のような瞳の色をした子で、妹だというシェリルは青みがかった銀髪で、新緑の瞳の子だった。
妹さんの方は何故か俺を睨み付け、それからぷいっと顔を背ける。
気の強そうな子だ。
それに引き換えリシェルは優しく微笑みかけてくれて、起き上がろうとする俺の背中を支えてくれたりなんかもした。
「すみません」
「いえ。あの木の上で何日過ごされたのですか?」
「あ……えっと、二日だったかな」
「その間、飲まず食わずでしたの?」
頷くと、リシェルは悲痛な顔で俺を見つめた。
そして「間に合ってよかったです」と言う。
「お、俺の方こそ。リシェルたちが助けてくれたんだろうけど、君たちが来てくれなかったら俺……あのまま木の上でミイラになっていたよ」
「森がざわついていたから、ちょっと見にいっただけよ。た、助けるつもりなんかなかったんだから。そんなことより、さっさと食べちゃってよっ。食器の片付け当番、今日はわたしなんだから」
「森……」
森がざわつくってなんだろう。
そう思って二人を見上げると、あることに気づいた。
ファンタジーあるあるの一つ。
耳の長い美しい種族──エルフ。
二人の耳はまさに長くて尖っており、外見も非常に綺麗だ。
「え、エルフ……なのかな、二人は」
その言葉に二人は顔を見合わせ頷く。
あぁ、エルフだ。
俺、エルフに出会っちゃったよ。
「ふぇっくしゅん──ふぅ……す、すみません。ティッシュありますか? 空気清浄はしたけど、寝てる間にだいぶん花粉を吸いこんだみたいで」
「「てぃっしゅ?」」
完全シンクロ100%で首を傾げる二人。
うわぁ、めっちゃ可愛いなぁこの子たち。
しかしテッシュが分からないか。いや当たり前だよな。ここは異世界なんだし。
せめて俺のリュックに入れた荷物があったら。
常にティッシュひと箱常備していたんだけどなぁ。
「あ、そういえば俺の荷物」
「はい。持って来ていますよ」
「これでしょ。よく分からない素材だけど、丈夫そうね」
「ありがとう。でもまぁ使い方が分からないんだよな」
「使い方ですか?」
リュックの口を開くと、先日のように所持品一覧のようなものが浮かぶ。
SF映画によくあるホログラム画面と同じものだ。
これは職業やスキルを鑑定された時にも見たステータス画面と似ている。
「魔法鞄ね。こんな高級アイテム持ってるなんて、凄いじゃない。その割に武器の類はゼロだけど」
「魔法鞄? あの、どうやって使うかしってるかい?」
「叔父様が持っているので知っていますよ」
「買ったときに使い方を教えてくれなかったの?」
買ったんじゃありません。
とにかく今はテッシュが欲しい。
縦に並ぶアイテム一覧から、三番目の列に書かれた箱ティッシュが欲しい。
そう伝えると、
「取り出したいアイテムの項目をポンっと叩いてください」
「叩けば鞄の中にそれが出てくるわよ」
「ポンっと──出た!! これこれっ、これだよ箱テッシュウゥゥ」
二枚取って重ねて折って──チーン!
はぁ、すっきり。
「ゴ、ゴミ箱」
「捨てておきますよ」
にっこり笑うリシェル。
いやいやいや、鼻水ついてんだから、そんなもの女の子に触らせられないって!
遠慮してゴミ箱の場所だけ聞いて自分で捨てに行く。だが足元が少しふらついた。
「大丈夫ですか?」
「も、もう。待ってなさいよっ。ゴミ箱持って来てあげるから」
シェリル……何この子。優しい。
ゴミを捨てると、ここで再びお腹が鳴る。
くぅー、恥ずかしい。
するとシェリルが思い出したかのように、小さなテーブルに置いたお椀を寄こしてきた。
「食べて!」
何故か命令形。でもありがたい。
「う、うん。頂きます」
シェリルから受け取ったお椀の中身は、どうやらお粥のようだ。
一緒に受け取った木製のスプーンで、焦らず、なんとかゆっくりと口へ運んだ。
気持ち的にはかき込みたいが、二日間何も食べていない。そんなことをしたら、たぶん吐いたりするんじゃないかな。
そう思ってゆっくり味わうようにして食べた。
お粥だと思ったけど、どうやらそうじゃないらしい。
芋かな?
ポタージュスープっていうのかな。
すり潰した芋をお湯に入れてとろっとろにした感じのやつ。
それと皮を剥いて実だけになった果物っぽい物で、こっちは食感的には缶詰の桃みたいだ。
柔らかくて食べやすい。それにほんのり甘かった。
全て平らげおかわりが欲しいと思ったが、今の胃の状態では止めた方がいいんだろうな。
それでも飢えは癒された。
「本当にありがとう。なんてお礼を言ったらいいか……」
「礼なら体で払って貰うわ」
「え、か、体!?」
食器を片付けるシェリルは、そう言って小屋を出て行ってしまった。
か、体で払うって、どういうこと?
目を覚まし、ぼぉーっと天井=草を見上げていると、ふいに横から声をかけられた。
女の声だ。
「水?」
水って……なんだっけ?
水……水……。
「みずうぅぅぅぅーっ!?」
「きゃっ」
ガバっと起き上がって差し出された木製のコップを奪い取って一気に飲み──。
「入ってないーっ!?」
「ご、ごめんなさい。今入れます」
慌てた女の子が、横に置いてあった陶器の器を持ち上げた。
器から水が注がれると、今度こそそれを一気飲みした。
ごくごくと喉を流れていく水が、俺の体を潤していく。
美味い。美味いよこの水。
俺、生きてるんだ。
「ど、どうしました? お口に合いませんでしたか?」
「え? なんで? 美味いよ、この水。凄くうま……あ、俺、泣いてる?」
視界が滲み、女の子の顔もうまく見れなくなっている。
「お水、まだ飲みますか?」
そう尋ねてくる彼女の声が物凄く優しく、穏やかで。
ますます俺の涙が止まらなくなってしまった。
「ありがとう。ありがとう。俺、生きてるんだ。生きてるんだよね?」
「はい。生きていらっしゃいますよ。さ、ゆっくりお飲みください」
コップに再び注がれた水を、今度はゆっくり少しずつ口に含んだ。
「何日も食事をされていないようなので、消化に良い物を持ってきます。少し待っててくださいね。お水、ここに置いておきますので、お好きなだけどうぞ」
「あ、ありがとう……ございます」
なんとなく歳は変わらなさそうに見えたけれど、今度はちゃんと敬語でお礼を言った。
にこりとほほ笑んで小屋を出ていく女の子。
涙で潤んだ目では顔立ちははっきりとは分からないけれど、髪は金髪よりやや薄い茶色寄りだろうか。
水を飲んで少しだけ落ち着いたが、落ち着いたら落ち着いたでお腹がぐぅぐぅ鳴り始める。
それと少し喉がいがいがして、案の定、くしゃみが出始めた。
「ふぇっくしゅん。"空気浄化"」
横になってスキルを使い、暫くしてまたスキルを。
七、八回唱えたあたりで、さっきの子が二人《・・》現れた。
「双子?」
「はい。私はリシェル。そっちが妹のシェリルです」
「そ、空です」
リシェルというのが薄金髪に澄んだ空のような瞳の色をした子で、妹だというシェリルは青みがかった銀髪で、新緑の瞳の子だった。
妹さんの方は何故か俺を睨み付け、それからぷいっと顔を背ける。
気の強そうな子だ。
それに引き換えリシェルは優しく微笑みかけてくれて、起き上がろうとする俺の背中を支えてくれたりなんかもした。
「すみません」
「いえ。あの木の上で何日過ごされたのですか?」
「あ……えっと、二日だったかな」
「その間、飲まず食わずでしたの?」
頷くと、リシェルは悲痛な顔で俺を見つめた。
そして「間に合ってよかったです」と言う。
「お、俺の方こそ。リシェルたちが助けてくれたんだろうけど、君たちが来てくれなかったら俺……あのまま木の上でミイラになっていたよ」
「森がざわついていたから、ちょっと見にいっただけよ。た、助けるつもりなんかなかったんだから。そんなことより、さっさと食べちゃってよっ。食器の片付け当番、今日はわたしなんだから」
「森……」
森がざわつくってなんだろう。
そう思って二人を見上げると、あることに気づいた。
ファンタジーあるあるの一つ。
耳の長い美しい種族──エルフ。
二人の耳はまさに長くて尖っており、外見も非常に綺麗だ。
「え、エルフ……なのかな、二人は」
その言葉に二人は顔を見合わせ頷く。
あぁ、エルフだ。
俺、エルフに出会っちゃったよ。
「ふぇっくしゅん──ふぅ……す、すみません。ティッシュありますか? 空気清浄はしたけど、寝てる間にだいぶん花粉を吸いこんだみたいで」
「「てぃっしゅ?」」
完全シンクロ100%で首を傾げる二人。
うわぁ、めっちゃ可愛いなぁこの子たち。
しかしテッシュが分からないか。いや当たり前だよな。ここは異世界なんだし。
せめて俺のリュックに入れた荷物があったら。
常にティッシュひと箱常備していたんだけどなぁ。
「あ、そういえば俺の荷物」
「はい。持って来ていますよ」
「これでしょ。よく分からない素材だけど、丈夫そうね」
「ありがとう。でもまぁ使い方が分からないんだよな」
「使い方ですか?」
リュックの口を開くと、先日のように所持品一覧のようなものが浮かぶ。
SF映画によくあるホログラム画面と同じものだ。
これは職業やスキルを鑑定された時にも見たステータス画面と似ている。
「魔法鞄ね。こんな高級アイテム持ってるなんて、凄いじゃない。その割に武器の類はゼロだけど」
「魔法鞄? あの、どうやって使うかしってるかい?」
「叔父様が持っているので知っていますよ」
「買ったときに使い方を教えてくれなかったの?」
買ったんじゃありません。
とにかく今はテッシュが欲しい。
縦に並ぶアイテム一覧から、三番目の列に書かれた箱ティッシュが欲しい。
そう伝えると、
「取り出したいアイテムの項目をポンっと叩いてください」
「叩けば鞄の中にそれが出てくるわよ」
「ポンっと──出た!! これこれっ、これだよ箱テッシュウゥゥ」
二枚取って重ねて折って──チーン!
はぁ、すっきり。
「ゴ、ゴミ箱」
「捨てておきますよ」
にっこり笑うリシェル。
いやいやいや、鼻水ついてんだから、そんなもの女の子に触らせられないって!
遠慮してゴミ箱の場所だけ聞いて自分で捨てに行く。だが足元が少しふらついた。
「大丈夫ですか?」
「も、もう。待ってなさいよっ。ゴミ箱持って来てあげるから」
シェリル……何この子。優しい。
ゴミを捨てると、ここで再びお腹が鳴る。
くぅー、恥ずかしい。
するとシェリルが思い出したかのように、小さなテーブルに置いたお椀を寄こしてきた。
「食べて!」
何故か命令形。でもありがたい。
「う、うん。頂きます」
シェリルから受け取ったお椀の中身は、どうやらお粥のようだ。
一緒に受け取った木製のスプーンで、焦らず、なんとかゆっくりと口へ運んだ。
気持ち的にはかき込みたいが、二日間何も食べていない。そんなことをしたら、たぶん吐いたりするんじゃないかな。
そう思ってゆっくり味わうようにして食べた。
お粥だと思ったけど、どうやらそうじゃないらしい。
芋かな?
ポタージュスープっていうのかな。
すり潰した芋をお湯に入れてとろっとろにした感じのやつ。
それと皮を剥いて実だけになった果物っぽい物で、こっちは食感的には缶詰の桃みたいだ。
柔らかくて食べやすい。それにほんのり甘かった。
全て平らげおかわりが欲しいと思ったが、今の胃の状態では止めた方がいいんだろうな。
それでも飢えは癒された。
「本当にありがとう。なんてお礼を言ったらいいか……」
「礼なら体で払って貰うわ」
「え、か、体!?」
食器を片付けるシェリルは、そう言って小屋を出て行ってしまった。
か、体で払うって、どういうこと?
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