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「おいこらっ。椅子や机は向こうに用意してあるから、袋ん中入れようとすんなっ」
「え、新しいのがあるの!? ボロいのじゃないよねリヴァ兄ぃ」
「あぁ、新しいのだ。だから置いていけ、そんなもん」
あれから三カ月。
今日は教会のガキどもと引っ越しの準備だ。
皇帝から、全員分の地上に出る許可は貰ってある。
本当は『リヴァの任意で誰でも地上の居住権を得られる』という権利を貰ったが、そんなこと口外したら妙な連中に目を付けられてしまう。
だからその権利は神父とセシリア以外は知らない。
「おいリヴァ。ライガルちゃんは先に送り届けたぞ」
「ライガルちゃんって……本人の前で行ったら怒られるぞ」
「だーいじょーぶ大丈夫。チビども、準備は出来てるかー?」
「「ぜんぜーん」」
元気に答えるな!
命の恩人であるライガルさんは、もちろん引っ越しに誘ってある。
やっぱりかなと思ったが、子供好きだという彼は俺や神父がいない間も面倒を見てくれるらしい。
「しっかし、あんなところに誰が住むんだって思ってたが、意外と住民は多そうだな」
「あぁ。知り合いの猿人たちに家の建設を頼んだら、まさか自分たちにそこで暮らしたいって言われて、まぁいいかって」
俺たちだけじゃ限界集落待ったなしの状況だった。
それじゃあ寂しいし、移住希望は歓迎だ。
だが人間はお断りしたい。
いい人間もいるが、悪い人間も多い。
ダンジョンのことを知られたくないし、だからここではライガルさん以外には話をしていない。
チビどももダンジョンのことは知らないし、地上のどこかに引っ越す──とだけ説明してある。
猿人たちが移住を希望したのには理由がある。
あのくそスティアンどもが、デンをゲット出来なかった腹いせに猿人の里近くに火を放ったからだ。
死者は出なかったそうだが、家屋がいくつか燃えてしまったし、周囲の森が焼けたことでモンスターが寄ってくるようになった、と。
俺に責任はない。
ないけど、やっぱり後ろめたい気持ちもある。
断れる訳ないし、むしろ歓迎だ。
「リヴァ、マリアンさんのお店から、お洋服いっぱい買ってきたよ」
「セシリア。よし、袋にどんどん入れてくれ」
「うん。やっとお引越しね」
「あぁ。簡易でもいいから、とりあえず家が必要だったからな」
三カ月の間に、猿人たちはダンジョンに家を建築した。
建築には彼らの友人であるドワーフ族たちも手伝ってくれたそうだ。
そのドワーフ族も、ダンジョンへの移住を希望している。
近くに鉱山があって、そこに通うのにあのダンジョンの位置は最適なんだとか。
「さぁさぁ。そろそろ出発するぞ」
「「はーい」」
チビどもにはおネエのマリアンに服を仕立てて貰った。
別にいい生地とかではない。普通の値段の普通の服だ。
それでもチビたちにとっては高級品と変わらない。
今まで着たこともなかった、真新しく見栄えのいい服に袖を通したチビどもは、いつになく背筋も伸びて見える。
「リヴァ兄ぃ、一度外に出ないといけないの?」
「あぁ。ここで転移の指輪を使うと、天井に頭を打ち付けて即死だからな」
「ひいぃぃっ」
本当のことだから仕方ない。
おんぼろの教会を出て、それから俺たちは深々と頭を下げた。
ここがなかったら、俺たちは確実に死んでいただろう。
雨風の心配がない地下街でも、家の存在は大きい。
壁に囲まれている、人に見られていない。それは安心して眠るという点で重要だった。
拾ってくれた……
「神父にも感謝しねーとな」
自然と口が開き、声に出してそう言っていた。
「リヴァ? おい、今お前、なんて言ったんだ? 感謝とか言ったか?」
「あぁ? 言ってねーし」
耳ざとく神父がニタァっと笑いながらやって来た。
「リヴァ、もう一度言ってくれよぉ」
「何も言ってねーのに、言うことなんてないだろ」
「リヴァ~」
鬱陶しい。チビどもを連れてさっさと行くか。
「よぉし。この生臭坊主を置いて行くぞぉー」
「「は~い」」
「え? ちょ。え? なんで君たち返事しちゃうの? えぇー?」
「ふふ。リヴァと神父さま、仲良しね」
仲良しじゃねーっての。
ったく。
俺が先頭に立って、まずは二階へと続く階段へとやって来た。
皇帝の印が浮かび上がる魔石を見せ、全員が階段を上る。
チビどもは流石に緊張していた。
まるであの日の俺のように。
二階の街並みを横目に、一階へと続く階段を上る。
地上へと続く階段の手前には、地下のギルド支部をまとめる、ギルドマスターの姿があった。
彼は何も言わず、ただ頷いて笑みを浮かべるだけ。
そうして……
チビどもにとって人生初となる、太陽の日差しが眩しく降り注ぐ地上へと出た。
「きゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
チビ子の悲鳴──いや、歓声が響き渡る。
「お風呂だああぁぁぁぁーっ!」
猿人たちには風呂小屋の建設も頼んでいた。
シンプルな造りで、四方を板で囲っただけのもの。足元はスノコだ。
小屋は草原を流れる川近くに建ててある。そこまで源泉を引いてきて、川の水で温度調節だ。
ふふ。まぁある意味人工なんだろうけど、これでも立派な温泉だ。
猿人たちは俺たちに気を使ってくれて、毛のある獣人用とそうでない種族用と別々に作ってくれている。
もちろん男女別だ。
女風呂ではセシリアがチビ子たちの面倒を見てくれているが、大丈夫だろうか。
こっちは……
「兄ちゃん、おしっこ」
「うああぁぁぁっ、すっげ! すっげーぞ兄ちゃん! これが池って言うんだよな?」
ちげーよ。
とにかくチビたちを綺麗にするために、ダンジョンへ到着したらすぐにここへ来た。
家すらまだ見ていない。家に上がる前に綺麗にしておきたかったからだ。
暴れまくるチビどもと、神父と一緒に追いかけ回して頭を洗い、体を擦って……しかも三回ずつ。
そうしてようやく身綺麗になったら、服ももう一度着替える。
「「はあぁぁぁ」」
「リヴァ、神父様、同時にため息吐いてる」
「吐きたくもなるさ。はぁ……じゃあ家に行くか」
全員が浮足立つなか、俺はちょっと疲れてしまった。
が、見知った猿人たちに案内された家を見て、テンションが上がる。
「すげっ。こんな家まで建てれたのか!?」
「いやぁ、これはほとんどドワーフたちが建てのさ。お前さんがこの前来た時に話していただろう。えぇっと、ロ、ローグハウス?」
「ログハウス。伸ばさなくていいよ。いやそれにしても、ちょっと絵に描いてみせた程度なのに、再現度すげーな」
大きなログハウスは二階建て。らぶんロフトもあるだろう。
ウッドデッキもあって、かなりお洒落だ。
「俺いちばーん!」
「あ、イストずるーいっ」
「部屋は早いもの勝ちだかんな!」
「なにぃー! 俺様の部屋は一階だかんな!」
おい、神父まで。
いや、一階がいいってのは、階段の上り下りが嫌だからだろうな。
「俺たちも入るか、セシリア」
「うん、はいっ」
「おっと。お前さんがたはあっちのローグハウスだ」
「「え?」」
ログハウスの後ろ側に、もう一軒ログハウスがあった。
こちらはそれほど大きくはないけど、ちょっとした別荘並みの大きさはある。
俺たちだけの……家?
『ほほぉ。我の住処か』
「あぁ、デンがいたか」
『む? 何か不満か? もしやセシリアと二人っきりが良かったと申すか?』
「はぁ? ち、ちが……」
「リヴァ、私と二人が良かった?」
「お、お前までっ」
なんで顔赤くしてんだよ。
べ、別に俺は……俺は……まぁ、二人でも、いい、けどさ。
「どうしたリヴァ。顔が赤いぞ」
「げっ。ライガルさん!?」
すぐ後ろにいたのに、気づかなかった。
ヤベぇ、神父にこんな顔見られたらマズいぞ。
「俺はあっちの家に居候することになった。子供たちはみんな二階の部屋の争奪戦をやっている。お前たちの家は見たか?」
「いや、あの」
何か言わなきゃ──そう思った時、ぐいっと俺の手を引く奴がいた。
「行こう、リヴァ」
セシリアだ。
満面の笑みを浮かべ、ログハウスの階段へと駆けだす。
手に入れたんだ、俺は。
ここはダンジョンの中。
だが見上げれば太陽があり、青空には白い雲が流れる。
風も吹き、草木は揺れ……地上とそう変わらない景色が広がっていた。
ここはダンジョン。
俺が手に入れた自由は、ここから始まる。
「え、新しいのがあるの!? ボロいのじゃないよねリヴァ兄ぃ」
「あぁ、新しいのだ。だから置いていけ、そんなもん」
あれから三カ月。
今日は教会のガキどもと引っ越しの準備だ。
皇帝から、全員分の地上に出る許可は貰ってある。
本当は『リヴァの任意で誰でも地上の居住権を得られる』という権利を貰ったが、そんなこと口外したら妙な連中に目を付けられてしまう。
だからその権利は神父とセシリア以外は知らない。
「おいリヴァ。ライガルちゃんは先に送り届けたぞ」
「ライガルちゃんって……本人の前で行ったら怒られるぞ」
「だーいじょーぶ大丈夫。チビども、準備は出来てるかー?」
「「ぜんぜーん」」
元気に答えるな!
命の恩人であるライガルさんは、もちろん引っ越しに誘ってある。
やっぱりかなと思ったが、子供好きだという彼は俺や神父がいない間も面倒を見てくれるらしい。
「しっかし、あんなところに誰が住むんだって思ってたが、意外と住民は多そうだな」
「あぁ。知り合いの猿人たちに家の建設を頼んだら、まさか自分たちにそこで暮らしたいって言われて、まぁいいかって」
俺たちだけじゃ限界集落待ったなしの状況だった。
それじゃあ寂しいし、移住希望は歓迎だ。
だが人間はお断りしたい。
いい人間もいるが、悪い人間も多い。
ダンジョンのことを知られたくないし、だからここではライガルさん以外には話をしていない。
チビどももダンジョンのことは知らないし、地上のどこかに引っ越す──とだけ説明してある。
猿人たちが移住を希望したのには理由がある。
あのくそスティアンどもが、デンをゲット出来なかった腹いせに猿人の里近くに火を放ったからだ。
死者は出なかったそうだが、家屋がいくつか燃えてしまったし、周囲の森が焼けたことでモンスターが寄ってくるようになった、と。
俺に責任はない。
ないけど、やっぱり後ろめたい気持ちもある。
断れる訳ないし、むしろ歓迎だ。
「リヴァ、マリアンさんのお店から、お洋服いっぱい買ってきたよ」
「セシリア。よし、袋にどんどん入れてくれ」
「うん。やっとお引越しね」
「あぁ。簡易でもいいから、とりあえず家が必要だったからな」
三カ月の間に、猿人たちはダンジョンに家を建築した。
建築には彼らの友人であるドワーフ族たちも手伝ってくれたそうだ。
そのドワーフ族も、ダンジョンへの移住を希望している。
近くに鉱山があって、そこに通うのにあのダンジョンの位置は最適なんだとか。
「さぁさぁ。そろそろ出発するぞ」
「「はーい」」
チビどもにはおネエのマリアンに服を仕立てて貰った。
別にいい生地とかではない。普通の値段の普通の服だ。
それでもチビたちにとっては高級品と変わらない。
今まで着たこともなかった、真新しく見栄えのいい服に袖を通したチビどもは、いつになく背筋も伸びて見える。
「リヴァ兄ぃ、一度外に出ないといけないの?」
「あぁ。ここで転移の指輪を使うと、天井に頭を打ち付けて即死だからな」
「ひいぃぃっ」
本当のことだから仕方ない。
おんぼろの教会を出て、それから俺たちは深々と頭を下げた。
ここがなかったら、俺たちは確実に死んでいただろう。
雨風の心配がない地下街でも、家の存在は大きい。
壁に囲まれている、人に見られていない。それは安心して眠るという点で重要だった。
拾ってくれた……
「神父にも感謝しねーとな」
自然と口が開き、声に出してそう言っていた。
「リヴァ? おい、今お前、なんて言ったんだ? 感謝とか言ったか?」
「あぁ? 言ってねーし」
耳ざとく神父がニタァっと笑いながらやって来た。
「リヴァ、もう一度言ってくれよぉ」
「何も言ってねーのに、言うことなんてないだろ」
「リヴァ~」
鬱陶しい。チビどもを連れてさっさと行くか。
「よぉし。この生臭坊主を置いて行くぞぉー」
「「は~い」」
「え? ちょ。え? なんで君たち返事しちゃうの? えぇー?」
「ふふ。リヴァと神父さま、仲良しね」
仲良しじゃねーっての。
ったく。
俺が先頭に立って、まずは二階へと続く階段へとやって来た。
皇帝の印が浮かび上がる魔石を見せ、全員が階段を上る。
チビどもは流石に緊張していた。
まるであの日の俺のように。
二階の街並みを横目に、一階へと続く階段を上る。
地上へと続く階段の手前には、地下のギルド支部をまとめる、ギルドマスターの姿があった。
彼は何も言わず、ただ頷いて笑みを浮かべるだけ。
そうして……
チビどもにとって人生初となる、太陽の日差しが眩しく降り注ぐ地上へと出た。
「きゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
チビ子の悲鳴──いや、歓声が響き渡る。
「お風呂だああぁぁぁぁーっ!」
猿人たちには風呂小屋の建設も頼んでいた。
シンプルな造りで、四方を板で囲っただけのもの。足元はスノコだ。
小屋は草原を流れる川近くに建ててある。そこまで源泉を引いてきて、川の水で温度調節だ。
ふふ。まぁある意味人工なんだろうけど、これでも立派な温泉だ。
猿人たちは俺たちに気を使ってくれて、毛のある獣人用とそうでない種族用と別々に作ってくれている。
もちろん男女別だ。
女風呂ではセシリアがチビ子たちの面倒を見てくれているが、大丈夫だろうか。
こっちは……
「兄ちゃん、おしっこ」
「うああぁぁぁっ、すっげ! すっげーぞ兄ちゃん! これが池って言うんだよな?」
ちげーよ。
とにかくチビたちを綺麗にするために、ダンジョンへ到着したらすぐにここへ来た。
家すらまだ見ていない。家に上がる前に綺麗にしておきたかったからだ。
暴れまくるチビどもと、神父と一緒に追いかけ回して頭を洗い、体を擦って……しかも三回ずつ。
そうしてようやく身綺麗になったら、服ももう一度着替える。
「「はあぁぁぁ」」
「リヴァ、神父様、同時にため息吐いてる」
「吐きたくもなるさ。はぁ……じゃあ家に行くか」
全員が浮足立つなか、俺はちょっと疲れてしまった。
が、見知った猿人たちに案内された家を見て、テンションが上がる。
「すげっ。こんな家まで建てれたのか!?」
「いやぁ、これはほとんどドワーフたちが建てのさ。お前さんがこの前来た時に話していただろう。えぇっと、ロ、ローグハウス?」
「ログハウス。伸ばさなくていいよ。いやそれにしても、ちょっと絵に描いてみせた程度なのに、再現度すげーな」
大きなログハウスは二階建て。らぶんロフトもあるだろう。
ウッドデッキもあって、かなりお洒落だ。
「俺いちばーん!」
「あ、イストずるーいっ」
「部屋は早いもの勝ちだかんな!」
「なにぃー! 俺様の部屋は一階だかんな!」
おい、神父まで。
いや、一階がいいってのは、階段の上り下りが嫌だからだろうな。
「俺たちも入るか、セシリア」
「うん、はいっ」
「おっと。お前さんがたはあっちのローグハウスだ」
「「え?」」
ログハウスの後ろ側に、もう一軒ログハウスがあった。
こちらはそれほど大きくはないけど、ちょっとした別荘並みの大きさはある。
俺たちだけの……家?
『ほほぉ。我の住処か』
「あぁ、デンがいたか」
『む? 何か不満か? もしやセシリアと二人っきりが良かったと申すか?』
「はぁ? ち、ちが……」
「リヴァ、私と二人が良かった?」
「お、お前までっ」
なんで顔赤くしてんだよ。
べ、別に俺は……俺は……まぁ、二人でも、いい、けどさ。
「どうしたリヴァ。顔が赤いぞ」
「げっ。ライガルさん!?」
すぐ後ろにいたのに、気づかなかった。
ヤベぇ、神父にこんな顔見られたらマズいぞ。
「俺はあっちの家に居候することになった。子供たちはみんな二階の部屋の争奪戦をやっている。お前たちの家は見たか?」
「いや、あの」
何か言わなきゃ──そう思った時、ぐいっと俺の手を引く奴がいた。
「行こう、リヴァ」
セシリアだ。
満面の笑みを浮かべ、ログハウスの階段へと駆けだす。
手に入れたんだ、俺は。
ここはダンジョンの中。
だが見上げれば太陽があり、青空には白い雲が流れる。
風も吹き、草木は揺れ……地上とそう変わらない景色が広がっていた。
ここはダンジョン。
俺が手に入れた自由は、ここから始まる。
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