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第三章 異世界を満喫する

No.11

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こうして、波乱の幕開けとなりました…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………って、なったら本当に波乱万丈な異世界生活なんですがね?

現在、あれから一週間ほど経ちましたが……何事もなく平和な日々が続いています。 
全く影も形もないもないのですよ!
張り切って、結界三重くらいしていたのに、肩透かしなのです。

だから?
多少、警戒して……この一週間はロドリヌスとミリオン、ラナンと訓練しつつ、日々の生活を堪能。
奏歌は、1日に一度ピアノを奏で、歌を歌い、そのあと訓練。
私は色々と非常食じゃないけど、料理したり買い物したり(一人では行かせてもらえません!)して、そのあと訓練。
けっこう勉強もしたので、この世界の常識に馴染みつつある今日この頃なのですよ。常識を叩き込まれたともいう……誰に?ってミリオン大魔王に。

もう、このまま何もないといいなあ。 
面倒事はこれ以上いらないんだもん。
まだ、教会からの密偵?らしきもウロついているっていうしね。

あっ、そうそう、ちなみに現在のステイタスはこんな感じ!

ーー鈴木奏歌(通称ソカ)
ーー16歳
ーー冒険者(大地の愛子)
ーーギルドランク(D)
ーーレベル(50)
ーーHP(3900/4000)
ーーMP(20000/20000)
ーー魔力ランク(S)
ーー魔力レベル(105)
ーー魔力属性/風火土水無
ーー武器ランク(S)
ーー武器レベル(10)
ーー武器/金剛石の竪琴/スーラの短剣
ーー防具/水の守護服
ーー異世界人スキル/マルチリンガル/恋愛運上/母の護り/
ーーユニークスキル/聖なる歌い手/空間収納(マジックボックス)/大地の加護/光の祝福

ーー鈴木昭子(通称ショウ)
ーー3歳(精神年齢38歳)
ーー冒険者(神の愛子)
ーーギルドランク(D)
ーーレベル(85)
ーーHP(980/1000)
ーーMP(100000/100000)
ーー魔力ランク(SSS)
ーー魔力レベル(∞)
ーー魔力属性/光闇水火土風無
ーー武器ランク(SS)
ーー武器レベル(30)
ーー武器/魔神の短剣(解放済)
ーー防具/黒サーベルの守護服
ーー異世界スキル/マルチリンガル/神の祝福/魅力上/愛でられ運上
ーーユニークスキル/獣語/聖なる癒し手/魔神の護り/従えし者/聖を司る者/空間収納(マジックボックス)/世界の加護/創造神の加護/神聖魔法

ということに……。
……もうね……どう突っ込んだらいいかわからないし、とりあえず本名以外は……ロドリヌスとミリオンには伝えてある。
二人は頭抱えていたけど。
これについては私たちのせいじゃないもん。

え?なんで二人?って?

簡単に言ったら生活に追われていない二人なんで……すよね。
だからずっと一緒にいるんだよね。
必然的にラナンもある程度は一緒にいるんだ、ミリオンのバディだからね。
現在……仲の悪い国があるので、英雄であるハリーは、ちょこちょこ依頼が来る。ハリーとバディを組んでるハロルドも一緒に。
なので、二人は留守がちなのですよ。
たまに、単独でできる依頼をラナンが受けてはいるけど。
ラナンも強いからね。

だからね?

この五人でパーティを組まないか言われたんだけどさ?
……現実問題さ、どんなに強くなっても私たち二人って、強く見えないじゃない?
なんか、三人にけつ持ちされてるようにしか見られないんじゃないか?と思って、パーティは組んでません。

このギルドカードね。
依頼達成が個人明記されないのさ。
つまり、討伐依頼だったとするじゃない?
誰がコレを倒したとか表示されないんだよ。
パーティで受けたらパーティで討伐達成ってなるんだって。
相棒バディでうけたら相棒バディで討伐達成なわけ。

ってことは、わかるでしょ?

そう、ロドリヌスたちにやってもらったらからって……思われるだけなのさ、パーティを組むとね。
メリットもあるよ?二人とも冒険者ランクが高いから、二つ上以上の依頼も受けれるってね。つまり、お金がかせげるの。
でもさ、そこまでお金いらないからね。

それに、前の冒険者を見た時に誰もが魔力を感じるわけじゃないわけ。
つまり、倒した者がわかんないことになるのは……なんかね?手柄取られました的な?
でも、二人なら二人で倒したことが明記されるので、疑われない。
たとえ、三人が付いてきてもね。

レベルでわかるけど、そんなのギルドの人しかわかんないもん。
私たちは、冒険もしたいのだし。
で、ランクが高いと偉い人からの命令も無視できるようになるんだって!
なら、やっぱり強くなりたいじゃない?
だって、命令で変な男に嫁げなんて言われたら嫌だからね!それで、更に面倒が起こるって……未来が見えそうなんだよね?
だから、私らは私らのために強くなって自由にいきるのです。
もちろん、『玉の輿』は目指しますけどね。

おっと話が逸れた。

そう。だから、レベル見せるのにギルドカードをオープンする必要はないと思うんで、やっぱりランクがわかりやすいカードの色変化でしょう?

だから、まあ、達成感もあるしってことで、一石二鳥の二人のままです。


で、濃い日々を送りすぎた私たちは、暇なのですよ。
なにもないからっ!
だからって、なんかあってほしいとも思わないですが。

だから、明日からは依頼探しに行く予定です。
そう、久々のクッサいギルドにレッツゴーなのです。

でもさ、保護者付きなのがネックですよね……(諦め…)。




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