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第四章 あれ?ヒロインは何人いるの?

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Side カレイド

トロけ始めたハル……エロいな。
これで10歳……世界は終わってる。
このまま、20歳までハルが育ったら………………………。
鼻血が出そうだ。
それにこの甘く感じる魔力……マジで理性が崩壊しそうだ。
全身が快感からかピンクに染まる。

やばいなあ。

もうすでに自分のナニは臨戦態勢だ。

「にぃちゃ、もっと……。」
「ああ。」

ふふ、本当にトロけてくると幼くなる。
ハルには精通がない。
だから、ハルがイくのは中でしかない。いわゆるメスイキというやつか。

「にぃちゃ。らめえ……。」
「何が?だめなの?」
「はる、くんの、おっぱ、いぃぃーー!」

乳首をカリッと噛むと最後は悲鳴のような喘ぎに変わった。
おっぱいって。
可愛いなあ。
自分のことは『はるくん』呼びに変わるし……。

乳首を唇で食み、舌で転がしながら片腕でハルを支える。ほぼハルは膝立のようにさせている、俺がほとんど持ち上げていると言ってもいい。背の翼を悪戯に撫でていた手を下にずらして、届く位置にあるローションをハルの可愛らしいお尻にかけて、さらには自分の指にも絡ませる。
誰が手の届く場所に置いたか?
なんて、考えてはいけない。
そんなことができるのは一人しかいないのだから。
マジで隠密なんじゃないか?と疑ってしまうほど、気配を感じさせない。いつか、あの技は教わりたいと思う。

ハルの可愛いお尻をローションを塗りつけるように撫でる。

「あんっ、おしりぃ、だめなのぉ。」
「だめなの?」
「ん、ん、きもち、ぃー、ぃ。」
「どこが?」
「にぃ、ちゃの、とこぉ……ひゃうっ!」

ハルの受け入れてくれる可愛い蕾に指を一本侵入させる。
可愛い嬌声があがって、俺の頭を抱え込む。
おかげで乳首は唇で悪戯し放題だがいいのかな?
少し痛みがするくらいに噛んで引っ張ると、ハルの体がビクビクと痙攣する。
俺の指を中に引き込むように、ハルの中が蠕動する。
はあ……。
この中にコレを収めた時の快感が蘇る。
いや、まだ、だめだ。
ここしばらくは、挿入していないのだから。
たとえ、ハルが第二種でも……いきなりなんかだめだ!
まだだ。
まだ、我慢だ!
俺はハルを傷つけたいわけではない。
だが、酷くして泣かせたい。
そんな感情もある。
ぐちゃぐちゃに抱いて泣かせたい。
『アイツ』が知っているハルも全て、自分のものにしたい!
犯したいと……知らないハルがいるのが許せない。
どんなハルも俺だけのものにしたい。
……こんな残虐な思いが俺にもあったんだと……。

「ひゃうっ!」

つい、ついだ。
2本めの指を無造作に増やしてしまった。


 





――――――――――


小出しで申し訳ないです。
少しずつでも更新します。








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