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第22話:大いなる忠義
あとがき
しおりを挟む『銀河戦国記ノヴァルナ 第1章:天駆ける風雲児』を巻末までお読み頂き、ありがとうございました。
行き当たりばったりに始めたこの作品ですが、どうにか、そしてようやく、第1章を完結させる事ができました。これもひとえに、本作品を応援、執筆の後押しをして頂きました、読者の皆様のおかげでございます。
今にして思えば我ながら、SFで戦国時代でエンターテイメント性重視と、よくこんなおかしな世界観の作品を書こうと思ったものです(笑)
きっかけは、これまでの自分が好きだったテーマで、誰も書いた事のないようなものを書いてみたい、と思ったのが第一です。ただ、人型機動兵器系も織田信長系もスペースオペラ系も、すでに星の数ほどの作品が出回っています。
そこで考えた挙句、“どうせなら全部ひとまとめにしてしまおう”と、ともかく書いてみたのが、第1話『死のうは一定』でした。
上記の通り、あまりにもおかしな世界観のため、読者さんの好き嫌いがハッキリ分かれるであろう事を覚悟して、照れる事無く、ともかく自分自身が楽しく書く事を優先して、見切り発車的に始めたわけですが、それが幸いにも固定の読者さんに恵まれ、ご支持を頂けるようになりまして、ここまでに至りました。本当にありがとうございました。
本当はもっと早いペースでストーリー進行を考えていたのですが、私が遅筆なのと、心理描写や情景描写にこだわり過ぎた結果、第1章を終えるのにここまでかかってしまいました。今の最大の悩みは果たして全章完結まで行けるのか…いや、もう充分おじさんの作者が生きていられるか、という事でしょうか(笑)
さて、そういうわけでたぶんノロノロ運転が続くであろう次の第二章ですが、2019年11月1日より連載を開始させて頂いております。
第二章では主人公のモデルである織田信長にとり、前半生最大のヤマ場となる“あの戦い”がついにやって来ます。これをどう描き上げていくか、私自身、楽しみにしています。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
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