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肉と魚と炭火と危険
ベジタブルマカロニ・試験の本番添え
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「随分とお世話になりましたわ、イチゴさんはもう少し鍛えた方が宜しいですわよ」
「「「「「「「お世話になりました!」」」」」」」
てな訳でクティと子供達は元の世界へ帰って行った。
ガドラとキャリの婚約を認めた訳ではないが、ガンボのレシピに加えてオクラとアンドゥイユを土産に持たせてやったけど……まあ勇一なら試しに作るぐらいは出来るだろ。
オクラの栽培はどうなるか解らんが、出来なくても物々交換に出してやればいい。
ついでにクティには可愛い妹が桃花に当てた手紙を預かって貰った……主にワイルにベタ惚れした女王の件についてを詳しく書いて貰ったぞ。
流石に女王とワイルが婚約云々は教えない訳にはいかんしな。
その上でどうするかは当人達次第だが。
「成程、作るのに時間は掛かりますけど長期保存が出来る上に美味しいなら手間を掛ける価値がありますね」
「加えてスモークチキンは元国王の好物だからな、ラリーさんが作れる様になれば毎回大量に作らされる事もなくなるだろ」
ついでにラリーさんには魔鉄製の一斗缶を渡しておいたし、マリアがスモークチップの入手先を紹介した。
少なくともこれで元国王が食う分ぐらいは何とかなるだろう。
「元国王の事ですから何かしらがあればウメオさんに依頼を出すと思いますよ」
まあ破格の報酬が出るから作るのは構わんけど量が酷いし、せめて半年に1回ぐらいにしてくれ……割と真面目に。
前回の報酬だって贅沢さえしなきゃ2年は遊んで暮らせるってマリアも言ってたしな。
あれはもう、俺みたいな小市民が気軽に手にしていい額じゃない……使い道もそんなにないし。
「試験は明日で思い付く限りの改良を試したが……どうだ?」
「スモークチキンを入れたんはアカンわ、煙の臭いがキツぅて辛いで」
やはり駄目か……まあそもそもガンボに欠かせないアンドゥイユが二度も燻製しているしな。
そりゃ燻製香もキツくなるわ。
「丸ごとのニワを入れたのはいいと思う、でも予想の範囲内な味」
むぅ……それは一番自信があったガンボなんだが駄目か。
「牛、豚、鶏を入れたガンボはメインが何か解らないよ?」
それはネタ切れでヤケになって作ったガンボだな……作っておいて何だが正直俺もどうかとは思った。
まあ無駄にするのは勿体ないから出したけど。
「パパ、マカロニおかわり!」
ハハハ、キャリは本当によく食べるなぁ。
「パパ、あの緑色のマカロニはある?」
「ああ、ほうれん草を練り込んだマカロニか……確かオヤッサンに頼まれて作っておいたのがあったな」
まあ明日の夕飯に使いたいって話だったし、改めて作れば済むからな。
今はキャリの為に使わせて貰おう。
「……お兄ちゃんの主義には反するかもしれないけど、ガンボじゃなくてマカロニを改良してみるのはどう?」
マカロニを……その発想はなかったわ。
確かに今の俺じゃどう頑張ってもジョニーさんを越えるガンボは作れんし、いっそ搦め手を使うのは有りかもしれん。
明日ジョニーさんが来るのは夕方……よし。
「苺心、朝になったらオクラとカボチャとほうれん草にトマトを貰って来てくれ」
「はーい」
ぶっつけ本番になるのは不安だが、もうこれに賭けるしかねぇ。
「……で、出来上がったのがこのガンボか」
「正直ジョニーさんを唸らせる自信はないが、自分に出来る限りの手は尽くした……つもりだ」
「ホゥ、色んなベジを練り込んだマカロニの穴にパンプキンのペースト……トマトやオクラのムース、ミンチにしたチキンをランダムに入れたのか、食べる度に味が変わるのは面白いな」
マカロニの味見の際に最もウケが良かった物を採用して、ガンボ自体もマカロニを味わって貰う為に少し薄味にした。
それと隠し味は醤油と一緒に味噌とソースも入れてみたんだが……
「ハハハ、ボーイもようやく半人前になった様だな……まあ赤点を回避したのは褒めてやる」
おい、ようやく半人前って……それだと俺は今まで何だったんだ?
いや、ずっとボーイと呼ばれてるし試験を受けられない子供だったんだろう。
「ま、こいつはマカロニばかり目立っていやがるからな……とはいえガンボ自体も悪くはないぜ」
成程、ガンボよりマカロニが目立っていたからか……
ちょっと搦め手に意識を向け過ぎたな。
「次にガンボを作る時はストックと一緒にストロベリーが作ったトマトジュースも入れるんだな、それで更に美味くなる」
まさかジョニーさんのガンボの秘密って可愛い妹のトマトジュースだったのか?
潰したトマトがあれば充分だと思っていたんだが……これは今後の参考にしよう。
「待てよ……って事は苺心はジョニーさんのガンボについて全部知ってたのか?」
「ジョニーさんが自分で気付くか俺が教えるまでは黙っててくれって言ってたからね」
そういう事情なら仕方ないな……ジョニーさんのやり方や性格はよく解ってる。
仮に聞いて良いとか言われても俺自身が意地を張って聞いてなかったろうし。
「ま、気が向いたらまた試験を出してやるさ……次はガンボ自体で勝負するんだな」
また作らせるつもりかよ!
やれっていうならやるけどな!
ま、その前に……いよいよあんこうを食いに行きつつ兄貴の作るビールを飲んで、マレスにサンタマリアを作ってやらなきゃな。
やる事が多過ぎるなぁチクショウ。
「「「「「「「お世話になりました!」」」」」」」
てな訳でクティと子供達は元の世界へ帰って行った。
ガドラとキャリの婚約を認めた訳ではないが、ガンボのレシピに加えてオクラとアンドゥイユを土産に持たせてやったけど……まあ勇一なら試しに作るぐらいは出来るだろ。
オクラの栽培はどうなるか解らんが、出来なくても物々交換に出してやればいい。
ついでにクティには可愛い妹が桃花に当てた手紙を預かって貰った……主にワイルにベタ惚れした女王の件についてを詳しく書いて貰ったぞ。
流石に女王とワイルが婚約云々は教えない訳にはいかんしな。
その上でどうするかは当人達次第だが。
「成程、作るのに時間は掛かりますけど長期保存が出来る上に美味しいなら手間を掛ける価値がありますね」
「加えてスモークチキンは元国王の好物だからな、ラリーさんが作れる様になれば毎回大量に作らされる事もなくなるだろ」
ついでにラリーさんには魔鉄製の一斗缶を渡しておいたし、マリアがスモークチップの入手先を紹介した。
少なくともこれで元国王が食う分ぐらいは何とかなるだろう。
「元国王の事ですから何かしらがあればウメオさんに依頼を出すと思いますよ」
まあ破格の報酬が出るから作るのは構わんけど量が酷いし、せめて半年に1回ぐらいにしてくれ……割と真面目に。
前回の報酬だって贅沢さえしなきゃ2年は遊んで暮らせるってマリアも言ってたしな。
あれはもう、俺みたいな小市民が気軽に手にしていい額じゃない……使い道もそんなにないし。
「試験は明日で思い付く限りの改良を試したが……どうだ?」
「スモークチキンを入れたんはアカンわ、煙の臭いがキツぅて辛いで」
やはり駄目か……まあそもそもガンボに欠かせないアンドゥイユが二度も燻製しているしな。
そりゃ燻製香もキツくなるわ。
「丸ごとのニワを入れたのはいいと思う、でも予想の範囲内な味」
むぅ……それは一番自信があったガンボなんだが駄目か。
「牛、豚、鶏を入れたガンボはメインが何か解らないよ?」
それはネタ切れでヤケになって作ったガンボだな……作っておいて何だが正直俺もどうかとは思った。
まあ無駄にするのは勿体ないから出したけど。
「パパ、マカロニおかわり!」
ハハハ、キャリは本当によく食べるなぁ。
「パパ、あの緑色のマカロニはある?」
「ああ、ほうれん草を練り込んだマカロニか……確かオヤッサンに頼まれて作っておいたのがあったな」
まあ明日の夕飯に使いたいって話だったし、改めて作れば済むからな。
今はキャリの為に使わせて貰おう。
「……お兄ちゃんの主義には反するかもしれないけど、ガンボじゃなくてマカロニを改良してみるのはどう?」
マカロニを……その発想はなかったわ。
確かに今の俺じゃどう頑張ってもジョニーさんを越えるガンボは作れんし、いっそ搦め手を使うのは有りかもしれん。
明日ジョニーさんが来るのは夕方……よし。
「苺心、朝になったらオクラとカボチャとほうれん草にトマトを貰って来てくれ」
「はーい」
ぶっつけ本番になるのは不安だが、もうこれに賭けるしかねぇ。
「……で、出来上がったのがこのガンボか」
「正直ジョニーさんを唸らせる自信はないが、自分に出来る限りの手は尽くした……つもりだ」
「ホゥ、色んなベジを練り込んだマカロニの穴にパンプキンのペースト……トマトやオクラのムース、ミンチにしたチキンをランダムに入れたのか、食べる度に味が変わるのは面白いな」
マカロニの味見の際に最もウケが良かった物を採用して、ガンボ自体もマカロニを味わって貰う為に少し薄味にした。
それと隠し味は醤油と一緒に味噌とソースも入れてみたんだが……
「ハハハ、ボーイもようやく半人前になった様だな……まあ赤点を回避したのは褒めてやる」
おい、ようやく半人前って……それだと俺は今まで何だったんだ?
いや、ずっとボーイと呼ばれてるし試験を受けられない子供だったんだろう。
「ま、こいつはマカロニばかり目立っていやがるからな……とはいえガンボ自体も悪くはないぜ」
成程、ガンボよりマカロニが目立っていたからか……
ちょっと搦め手に意識を向け過ぎたな。
「次にガンボを作る時はストックと一緒にストロベリーが作ったトマトジュースも入れるんだな、それで更に美味くなる」
まさかジョニーさんのガンボの秘密って可愛い妹のトマトジュースだったのか?
潰したトマトがあれば充分だと思っていたんだが……これは今後の参考にしよう。
「待てよ……って事は苺心はジョニーさんのガンボについて全部知ってたのか?」
「ジョニーさんが自分で気付くか俺が教えるまでは黙っててくれって言ってたからね」
そういう事情なら仕方ないな……ジョニーさんのやり方や性格はよく解ってる。
仮に聞いて良いとか言われても俺自身が意地を張って聞いてなかったろうし。
「ま、気が向いたらまた試験を出してやるさ……次はガンボ自体で勝負するんだな」
また作らせるつもりかよ!
やれっていうならやるけどな!
ま、その前に……いよいよあんこうを食いに行きつつ兄貴の作るビールを飲んで、マレスにサンタマリアを作ってやらなきゃな。
やる事が多過ぎるなぁチクショウ。
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