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え、まさかリテーナの本能が、、
「それを分かっていながら、私が他のロードと契約したがってると??
あり得ませんよね??
もしかして、あなたが他に契約したいリテーナができたとか?
確かに、2人のリテーナの面倒を見るのは大変だそうですね。だから邪魔になった私を捨てようと??」
「い、いや、、そういうわけでは・・」
「・・・。
まぁそうですよね。他のリテーナに関わることも、近づく事も出来ないよう私が徹底してましたし」
・・・。
え、え??
「え、ちょっと待って・・何のことですの?」
「何がですか??」
「いや、だからーー」
「まぁ、だからあなたが特定のリテーナと契約したいと思うこともない、、。なら誰かにそそのかされた??」
「な、何言ってるの?!違うわよ!!ただ貴方が私みたいなロードと契約はうんざりしていると思って解消してあげるって言ったの!!」
「だから、それがおかしいと言っているんです。私があなた以外と契約なんて出来ないと知っていながらそんな事を言っていることが!」
「そ、そんなのダリルが離れないようにするための言い訳に決まってるじゃない!契約しているのだからそんなの当たり前だし!!契約が解消されれば、あなたは私のものでもなくなるし、そしたら私はあなたに命令出来なくなる。それに従えることもできなくなるの。だから契約を解消すれば、私以外とも契約ができるのよ??」
「は??そんなこと知ってますけど」
え、、ぶっ飛ばしますわよ?
なに当たり前のこと言ってんだよ、みたいな顔してるのよ!
「なら、おかしくないじゃない!!」
「でも私は違います」
「私はあなた以外と契約することはできません。私に命令できるのも、従えることができるのもあなただけです」
「な、何をーー」
やっぱりリテーナの本能に目覚めたの・・??
「これで、あなたの誤解は儲けましたよね?もう安易に解消などと口にしてはいけませんよ??危うくあなたを殺して私も死ぬところでした」ニコッ
・・・ないな、うん。
怖すぎ!!何よ殺すって!
リテーナはロードの言動1つで自殺しようとするとは聞いたけど、主人を殺すなんて聞いたことないわよ!
それれに、私を殺すのはもっと先でしょ?!
「ロ、ロードに向かって何言ってるの・・?さすがに命令して止めるわよ、、」
「確かに命令したら私は逆らえない。でもさっきみたいな状況が次またあれば、どうなるかわかりませんよ」
「ダリル、貴方今日おかしくない??」
「いつも通りですが。とにかくもう二度とあんなことは言わないことですね、分かりましたか?」
有無を言わせないといった目、、
「わ、わかったわ・・・」
ニコッ
「いい子ですね」
チュッ
・・・
__________________
読んでくださりありがとうございます!
誤字脱字や、分かりづらいところがありましたら申し訳ありません🙇♀️
「それを分かっていながら、私が他のロードと契約したがってると??
あり得ませんよね??
もしかして、あなたが他に契約したいリテーナができたとか?
確かに、2人のリテーナの面倒を見るのは大変だそうですね。だから邪魔になった私を捨てようと??」
「い、いや、、そういうわけでは・・」
「・・・。
まぁそうですよね。他のリテーナに関わることも、近づく事も出来ないよう私が徹底してましたし」
・・・。
え、え??
「え、ちょっと待って・・何のことですの?」
「何がですか??」
「いや、だからーー」
「まぁ、だからあなたが特定のリテーナと契約したいと思うこともない、、。なら誰かにそそのかされた??」
「な、何言ってるの?!違うわよ!!ただ貴方が私みたいなロードと契約はうんざりしていると思って解消してあげるって言ったの!!」
「だから、それがおかしいと言っているんです。私があなた以外と契約なんて出来ないと知っていながらそんな事を言っていることが!」
「そ、そんなのダリルが離れないようにするための言い訳に決まってるじゃない!契約しているのだからそんなの当たり前だし!!契約が解消されれば、あなたは私のものでもなくなるし、そしたら私はあなたに命令出来なくなる。それに従えることもできなくなるの。だから契約を解消すれば、私以外とも契約ができるのよ??」
「は??そんなこと知ってますけど」
え、、ぶっ飛ばしますわよ?
なに当たり前のこと言ってんだよ、みたいな顔してるのよ!
「なら、おかしくないじゃない!!」
「でも私は違います」
「私はあなた以外と契約することはできません。私に命令できるのも、従えることができるのもあなただけです」
「な、何をーー」
やっぱりリテーナの本能に目覚めたの・・??
「これで、あなたの誤解は儲けましたよね?もう安易に解消などと口にしてはいけませんよ??危うくあなたを殺して私も死ぬところでした」ニコッ
・・・ないな、うん。
怖すぎ!!何よ殺すって!
リテーナはロードの言動1つで自殺しようとするとは聞いたけど、主人を殺すなんて聞いたことないわよ!
それれに、私を殺すのはもっと先でしょ?!
「ロ、ロードに向かって何言ってるの・・?さすがに命令して止めるわよ、、」
「確かに命令したら私は逆らえない。でもさっきみたいな状況が次またあれば、どうなるかわかりませんよ」
「ダリル、貴方今日おかしくない??」
「いつも通りですが。とにかくもう二度とあんなことは言わないことですね、分かりましたか?」
有無を言わせないといった目、、
「わ、わかったわ・・・」
ニコッ
「いい子ですね」
チュッ
・・・
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読んでくださりありがとうございます!
誤字脱字や、分かりづらいところがありましたら申し訳ありません🙇♀️
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