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ディグラード編
這いずるプルプル
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プルプル、僕悪いスライムじゃないよ。
……うん、スライムになったらコレを言うのがお約束だと思ったんだ。
俺の体を飲み込み消化したのはRPGにおけるザコモンスターの代名詞スライム。
といっても、国民的RPGの方のスライムではなく、ガチで強敵なほうのスライムである。
体は粘性の液体の為に物理攻撃は無効。しかも体は強酸性なので瞬く間に獲物を溺れさせながら溶かし殺す。更に液体の体は1mm以下のスキマにだって入り込んで待ち伏せから逃亡まで出来る。
ここに来るまでに見た地面や壁の液体の正体は消火の為の水などではなく、このスライムの身体の一部だったのだ。
ここまで言えばもうお分かりだろう。エルフの町からエルフとドワーフを消滅させたのはこのスライムの仕業だ。
エルフの町は突然のドワーフの強襲によりパニックに陥った。
なにしろ戦えるエルフ達の大半はドワーフの地下都市を破壊する為に出撃したばかりだったのだから。
転移直後の魔力結晶による爆破攻撃、再転移による追撃を受けてエルフの防衛隊はほぼ壊滅。
敵陣に転移した同胞を呼び戻そうにも、予備の魔力結晶で動力を維持していた地下都市の通信妨害によって味方を呼び戻す事は出来ない。
ここまでは俺の推測だが、おおむね間違ってはいないだろう。
何しろドワーフの側も似たような感じだったわけだしな。
だからだろう。エルフの貴族の一人が封印してあったスライムの封印を解いた。
このスライムはドワーフを、そしていつかはドラゴンを倒す為にと開発された改造スライムだった。
その性能たるや凄まじく、特殊な強酸は硬い甲羅や皮膚に覆われた魔物であろうともモノの数分としない内に溶かしてしまい、腐食対策を受けたマジックアイテムや補助魔法を掛けられた剣をナマクラにしてしまった。どうやらエルフやドワーフの武器は魔法で強化する事に専念するあまり、切れ味の追及などはされなかったと見える。
極めつけは魔力吸収能力だ。
このスライムはドワーフのマジックアイテムを無力化する為に魔力を喰らう力、【魔法喰い】を与えられていた。といっても俺が持つ【憑依】のようなスキルではなく、種族としても能力として与えられた力だ。
ドラゴンのブレスや羽をもった生物が空を飛べる様に、魔力を喰らう特性を与えられていた。
だがそれがいけなかった。
スライムは獲物の肉や魔力を喰らってドンドン大きくなる。一応火には弱いが大きくなれば生半可な火では自前の水分で消火してしまうからだ。
だが魔力を喰らうために魔法で発生された炎は無意味。更に困った事に知能が著しく低い為にいう事も聞かないわ敵味方の区別がつかないわとダメダメな結果となった。
仕方なくエルフはこのスライムを封印処置してカプセルに閉じ込めた。
完全に死なないように定期的に源泉からの魔力を与えながら。
そうしなければカプセルを破壊する危険があったからだ。
えさを与えて大人しくさせる。そこまでして処分しなかったのは、恐らくは開発者のエゴがあったからだろう。処分するのはもったいないというエゴ。
その結果、解き放たれたスライムはエルフとドワーフを皆殺し、いや美味しいご飯と認識して喰らい尽くした。
と言うのがコレまでの顛末だ。スライムそのものは自分を改良したエルフ達の言葉を理解しては居なかったが、憑依した俺の知性によって、スライムが体験した実験室の中の記憶を読み取る事に成功した。
つー訳で俺の目的である【源泉】を作り出すことの出来るエルフ抹殺は既に完了していた。
主にエルフ側の自爆で。
これでエルフとドワーフの技術力はそうとう後退した。
再び【源泉】や【井戸】を作れるようになるまでには相当な時間がかかる事だろう。
とはいえ、油断は禁物、念の為古参エルフ達の書斎や研究施設、それに武装や魔法に関わる施設も破壊してしまおう。
歪んだ進歩を遂げた文明は綺麗さっぱり破壊するのだー。
◆
エルフの書物を溶かして情報を抹消した俺は、ドワーフ達が着ていたイカヅチやエルフの武具を1つの場所に集めた。
スライムが解放された際、ドワーフ達はスライムと戦闘した。
だがマジックアイテムから発する魔法も付与魔法で切れ味を鋭くした武器もこのスライムには全く効果がなかった。
結果ドワーフ達は逃げ出すが、自分達も気付かないうちにイカヅチやマジックアイテム、更には予備の魔力結晶の魔力まで吸い取られ転移で撤退しようとした頃には既に手遅れ。
戦闘で破損した鎧の隙間から侵入され密室内で溶かし殺されたり、動かなくなったイカヅチを捨てて逃亡しようとしたが間に合わず溶かし殺されたり、近くを共に逃げていたエルフにコレ幸いと切り殺されて足止め用のエサにされたりして全滅してしまったみたいだ。
その結果、彼等の使っていた武装だけが残った。
どうもこのスライム、金属を溶かすのは苦手らしい。溶かせない事は無いのだろうが、その強酸は肉や皮などを溶かすのに向いているみたいだ。きっと酸の成分の問題なのだろう。
集めた武具を破壊したいところだが、あいにくとこのスライム液体だけあって力は全然ない。
なので一旦集めた武具を1つ所に隠してしまおうという訳だ。
ドワーフの地下都市の戦闘が終了すれば、この町にエルフ達が戻ってくる事だろう。
その時に装備がなければ彼等も今後の戦闘が困難になるだろうしな。
ドワーフのマジックアイテムは魔力結晶がなければ大半はまともに使えないが、これ等の品が他の種族の手に渡ったらそれこそ第二のドワーフが誕生しかねない。
だから隠すのだ。
俺は装備をスライムの身体に沈めて、大樹の側面に張り付きながら地上へと向かう。
スライムの身体超便利。
この身体がそのまま荷物袋になっており、また人間ではとても移動できないような悪路を平坦な道同様に移動する事が出来るのだから。
◆
地上に降りた俺は、近くの大樹の木陰に穴を掘り始める。
ぬる、じょりじょり、ぬる、じょりじょり。
うんあかんわ。スライムの液体アームじゃとてもコレだけの武装を埋める穴は掘れない。
えーと何かないかなー。
周囲を見回すと、エルフやドワーフの槍が眼(?)に入る。
よし、コレを使おう。
俺はスライムアームを複数伸ばして何本もの槍を掴む。
千手観音~なんちって。むしろ阿修羅だろうか? いやそれはどうでも良い。
早速槍をスコップに見立てて穴を掘り始める。
腕が大量にあるので穴掘りスピードは5倍速だ!
ざっくざっく、ボトボト、ざっくざっく、ボトボト。
……うん、槍だからね。一杯こぼれるわ。
あんまり効率がよくないなぁ。
再びドワーフ達の装備を漁ると、以前お世話になった盾役の使っていた盾と同じ物があったではないか。
俺はそれを使って槍で耕した土を掬う事にした。
槍でザクザク、盾でゴボッと掬って向こうにポイ。
そんな作業を開始して数時間。漸く全ての武装が埋まるだけの穴を掘り終わった。
やはり手数が多いと仕事が速いわ。
気が付けば最初に始めたときよりもスライムアームの数が増えている。
恐らく作業に慣れてきた事で無意識にアームの数を増やしたのだろう。
俺は穴の中に武具をドンドン放り込んでゆく。
あ、でも実験したい事があるからエルフの使ってる普通の槍は数本残しておこう。
そして全ての装備を埋めた後、先ほど掘り返した土で穴を埋めなおす。
よーし、ちょっと見栄えは悪いけど、土が乾けばそれなりに周囲の光景に溶け込むだろう。
終わった終わったー。
こうして様々な世界や国の住人を巻き込んだ異世界騒動は、人知れず解決するのだった。
……うん、スライムになったらコレを言うのがお約束だと思ったんだ。
俺の体を飲み込み消化したのはRPGにおけるザコモンスターの代名詞スライム。
といっても、国民的RPGの方のスライムではなく、ガチで強敵なほうのスライムである。
体は粘性の液体の為に物理攻撃は無効。しかも体は強酸性なので瞬く間に獲物を溺れさせながら溶かし殺す。更に液体の体は1mm以下のスキマにだって入り込んで待ち伏せから逃亡まで出来る。
ここに来るまでに見た地面や壁の液体の正体は消火の為の水などではなく、このスライムの身体の一部だったのだ。
ここまで言えばもうお分かりだろう。エルフの町からエルフとドワーフを消滅させたのはこのスライムの仕業だ。
エルフの町は突然のドワーフの強襲によりパニックに陥った。
なにしろ戦えるエルフ達の大半はドワーフの地下都市を破壊する為に出撃したばかりだったのだから。
転移直後の魔力結晶による爆破攻撃、再転移による追撃を受けてエルフの防衛隊はほぼ壊滅。
敵陣に転移した同胞を呼び戻そうにも、予備の魔力結晶で動力を維持していた地下都市の通信妨害によって味方を呼び戻す事は出来ない。
ここまでは俺の推測だが、おおむね間違ってはいないだろう。
何しろドワーフの側も似たような感じだったわけだしな。
だからだろう。エルフの貴族の一人が封印してあったスライムの封印を解いた。
このスライムはドワーフを、そしていつかはドラゴンを倒す為にと開発された改造スライムだった。
その性能たるや凄まじく、特殊な強酸は硬い甲羅や皮膚に覆われた魔物であろうともモノの数分としない内に溶かしてしまい、腐食対策を受けたマジックアイテムや補助魔法を掛けられた剣をナマクラにしてしまった。どうやらエルフやドワーフの武器は魔法で強化する事に専念するあまり、切れ味の追及などはされなかったと見える。
極めつけは魔力吸収能力だ。
このスライムはドワーフのマジックアイテムを無力化する為に魔力を喰らう力、【魔法喰い】を与えられていた。といっても俺が持つ【憑依】のようなスキルではなく、種族としても能力として与えられた力だ。
ドラゴンのブレスや羽をもった生物が空を飛べる様に、魔力を喰らう特性を与えられていた。
だがそれがいけなかった。
スライムは獲物の肉や魔力を喰らってドンドン大きくなる。一応火には弱いが大きくなれば生半可な火では自前の水分で消火してしまうからだ。
だが魔力を喰らうために魔法で発生された炎は無意味。更に困った事に知能が著しく低い為にいう事も聞かないわ敵味方の区別がつかないわとダメダメな結果となった。
仕方なくエルフはこのスライムを封印処置してカプセルに閉じ込めた。
完全に死なないように定期的に源泉からの魔力を与えながら。
そうしなければカプセルを破壊する危険があったからだ。
えさを与えて大人しくさせる。そこまでして処分しなかったのは、恐らくは開発者のエゴがあったからだろう。処分するのはもったいないというエゴ。
その結果、解き放たれたスライムはエルフとドワーフを皆殺し、いや美味しいご飯と認識して喰らい尽くした。
と言うのがコレまでの顛末だ。スライムそのものは自分を改良したエルフ達の言葉を理解しては居なかったが、憑依した俺の知性によって、スライムが体験した実験室の中の記憶を読み取る事に成功した。
つー訳で俺の目的である【源泉】を作り出すことの出来るエルフ抹殺は既に完了していた。
主にエルフ側の自爆で。
これでエルフとドワーフの技術力はそうとう後退した。
再び【源泉】や【井戸】を作れるようになるまでには相当な時間がかかる事だろう。
とはいえ、油断は禁物、念の為古参エルフ達の書斎や研究施設、それに武装や魔法に関わる施設も破壊してしまおう。
歪んだ進歩を遂げた文明は綺麗さっぱり破壊するのだー。
◆
エルフの書物を溶かして情報を抹消した俺は、ドワーフ達が着ていたイカヅチやエルフの武具を1つの場所に集めた。
スライムが解放された際、ドワーフ達はスライムと戦闘した。
だがマジックアイテムから発する魔法も付与魔法で切れ味を鋭くした武器もこのスライムには全く効果がなかった。
結果ドワーフ達は逃げ出すが、自分達も気付かないうちにイカヅチやマジックアイテム、更には予備の魔力結晶の魔力まで吸い取られ転移で撤退しようとした頃には既に手遅れ。
戦闘で破損した鎧の隙間から侵入され密室内で溶かし殺されたり、動かなくなったイカヅチを捨てて逃亡しようとしたが間に合わず溶かし殺されたり、近くを共に逃げていたエルフにコレ幸いと切り殺されて足止め用のエサにされたりして全滅してしまったみたいだ。
その結果、彼等の使っていた武装だけが残った。
どうもこのスライム、金属を溶かすのは苦手らしい。溶かせない事は無いのだろうが、その強酸は肉や皮などを溶かすのに向いているみたいだ。きっと酸の成分の問題なのだろう。
集めた武具を破壊したいところだが、あいにくとこのスライム液体だけあって力は全然ない。
なので一旦集めた武具を1つ所に隠してしまおうという訳だ。
ドワーフの地下都市の戦闘が終了すれば、この町にエルフ達が戻ってくる事だろう。
その時に装備がなければ彼等も今後の戦闘が困難になるだろうしな。
ドワーフのマジックアイテムは魔力結晶がなければ大半はまともに使えないが、これ等の品が他の種族の手に渡ったらそれこそ第二のドワーフが誕生しかねない。
だから隠すのだ。
俺は装備をスライムの身体に沈めて、大樹の側面に張り付きながら地上へと向かう。
スライムの身体超便利。
この身体がそのまま荷物袋になっており、また人間ではとても移動できないような悪路を平坦な道同様に移動する事が出来るのだから。
◆
地上に降りた俺は、近くの大樹の木陰に穴を掘り始める。
ぬる、じょりじょり、ぬる、じょりじょり。
うんあかんわ。スライムの液体アームじゃとてもコレだけの武装を埋める穴は掘れない。
えーと何かないかなー。
周囲を見回すと、エルフやドワーフの槍が眼(?)に入る。
よし、コレを使おう。
俺はスライムアームを複数伸ばして何本もの槍を掴む。
千手観音~なんちって。むしろ阿修羅だろうか? いやそれはどうでも良い。
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ざっくざっく、ボトボト、ざっくざっく、ボトボト。
……うん、槍だからね。一杯こぼれるわ。
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再びドワーフ達の装備を漁ると、以前お世話になった盾役の使っていた盾と同じ物があったではないか。
俺はそれを使って槍で耕した土を掬う事にした。
槍でザクザク、盾でゴボッと掬って向こうにポイ。
そんな作業を開始して数時間。漸く全ての武装が埋まるだけの穴を掘り終わった。
やはり手数が多いと仕事が速いわ。
気が付けば最初に始めたときよりもスライムアームの数が増えている。
恐らく作業に慣れてきた事で無意識にアームの数を増やしたのだろう。
俺は穴の中に武具をドンドン放り込んでゆく。
あ、でも実験したい事があるからエルフの使ってる普通の槍は数本残しておこう。
そして全ての装備を埋めた後、先ほど掘り返した土で穴を埋めなおす。
よーし、ちょっと見栄えは悪いけど、土が乾けばそれなりに周囲の光景に溶け込むだろう。
終わった終わったー。
こうして様々な世界や国の住人を巻き込んだ異世界騒動は、人知れず解決するのだった。
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