引き続き､拝読させていただきました｡

読み終わりまして､私がまず感じた事は､志波様のこの小説は展開(構成)及び回想が素晴らしいなと思いました｡

その展開の中で､個人的な感覚で申し上げると､〝ﾍﾞｸﾄﾙ〟というものをすごく感じました｡

読者に対して様々なﾍﾞｸﾄﾙを提示して､且つその数も多めであり､そのﾍﾞｸﾄﾙに振り回されたり､もしくは惹きつけられたり､時には推進力を感じながらも､少しづつ没入させていく｡


ﾍﾞｸﾄﾙで面白いなと思った点を上げさせていただきます｡

①二つの三角関係
　1､裕子と孝志と玲子(前半)　
　2､美咲と徒然と孝志(後半)

②神話的構造
　1､松延と徒然
　2､志乃と裕子
→父が発明及び行ってきた催眠療法を､息子の徒然が選択する｡自死を望んだ志乃(幸子)が記憶を消したように､絶望の裕子も同じように記憶を消す事を選択する｡それぞれが重なるような人生であり､同じことを繰り返す流れは､まさに(準？)神話的構造だと考えます｡


一方､章における展開で申し上げますと､〝21章･見つけてしまった男〟の海でのﾆｱﾐｽにおける出会いの場面が､大きな展開の始まり(後半部の三角関係の始まり)だけじゃなく､ｸﾗｲﾏｯｸｽの〝51章･男と女〟にﾘﾝｸする場面でもありまして､この小説における象徴的な章だと考えます｡

当然､この21章の展開を描く為には､それまでにおける1章～20章をしっかり構成､描写､ｷｬﾗ造形等しなければ実現できないわけであり､もちろん､それは､22章以降も続けられて51章を迎えておりますし､それは言わずもがななわけですが､私は以上により､展開及び構成が素晴らしいなと思いました｡


あまり求められている感想ではないかと思われますが､ご許容していただければ幸いだと思っております｡


引き続き､他の小説も拝読させていただければと思っております｡

失礼いたしました｡



ねこの散歩

完結おめでとうございます。
とても素敵な作品に出会え、嬉しかったです。
多方面の人生の移り変わりに一緒に心痛め、癒やされ、そしてそれぞれの未来像が幸せに繋がる終わりもとても良かったです。

もうひと作品もとても心に残っています。またお名前を見かけたら読みに来ます！

本当にお疲れさまでした！

番外編で孝志の成長した姿が読めて良かったです(* ´ ▽ ` *)

毎日更新が楽しみで仕方ありませんでした。とてもお気に入りで映画で見たくなるような作品でした。

完結お疲れ様でした｡⁠◕⁠‿⁠◕⁠｡

裕子さんの心の隙間は、誰しもあるのかな。
自分がいる事に幸せを感じてくれる人が、側にいて欲しい。

孝志が裕子に気付きながらも触れずに、幸せになっている事に安堵されて後悔も浮かんで…

一人(息子)が周りにも支えられて真っ直ぐな優しい子に描かれていて。

物語全体が穏やかな日常で終わって、それぞれの未来を感じます。

子供の名前に意図はあっても消えた(消した)人間の名前をまっさらな子供に引っかぶせるのが単純に気持ち悪いだけです。
思いがあっても子供の事を第一に考えてやるべきなのに親のエゴ丸出しで気持ち悪くて気持ち悪くて。
リアルでキラキラネーム付ける親と変わらないと思ったので。

玲子の命懸けの執念がよく分からない。
捨てられた復讐といってもその背景がまるで無いからただのメンヘラクズが自爆テロしただけに見える。
なんにせよクズだけど。

元夫も三日も空けずにせっせとヤりにいってたとかクズすぎて笑ってしまう、サルに失礼すぎる、お前はただのゲスクズなだけだ。
子供の為に生きてる(ｷﾘｯ)ムーブしながら弟に窘められるまで主人公を探して徘徊とかキショすぎ〜〜〜！
どの面下げて会うつもりだったんだこのクズ。
んな暇あるなら息子の為に休日出勤でもして稼げ！

知ってたけど、主人公の望みを知る事なく終わったのほんと愚かだよね。
主人公は自己防衛もあったけど常に向き合おうとしていたのにクズは所詮自己愛と性欲しかなく向き合う事が無かったからそれらしい上っ面をなぞる事しか出来ない。
だから平凡な家庭〜しか出てこない、自分に都合が良かった主人公像から抜け出せていないまま。
最後までやたら主人公の美しさを語っていたから、偶然見つけた時に主人公の容貌が崩れていたら簡単に覚めてたとしか思えない。
コイツが追いかけていたのは美しくて尽くしてくれる無料の飯炊き女でしかないから。
再婚せずに二人の女を引きずっていけば良い。
いやほんと無理でしょ、いろいろと。
近づいたら玲子の怨念に祟られそうだし。

息子はマトモに育ってるのクズ達の両親の良いところを上手く引き継いだのとクズの実家両親にも育てられたのが大きいと思う。
クズのみじゃ怪しかっただろうな。
幸せになれ。

物書きしている割に子供の名前に幸をそのまま付けるのは避けなかったのかとか捨てた人生の名前を子供に付けるのかとか引くところもあるけど主人公が無駄に苦しむ事無く幸せになれたのは良かった。

本編の完結お疲れさまでした❗

美咲(裕子)さんが幸せになって良かったです(* ´ ▽ ` *)

孝志については…嫌いですが…
どなたが書かれてましたが…

過ちを悔い改め　心がけ次第で成長できると

一理あるかな(*´-`)…と

子育て頑張ってるし…
子供には罪がないし　

応援？までの気持ちはないけど　ちょっとした幸せも見てみたい
(スミマセン　(；￢＿￢)勝手な読者でm(_ _)m)

裕子が過去を吹っ切って幸せになって良かった。孝志はいつまでも女々しいな。
孝志には全く同情できない！
玲子が余命いくばくだから関係を持ったならまだしも、違うじゃん！
ただ性欲が我慢出来ずに3日と空けず何年もやりまくってたんだからさ。
子供出来て当たり前。
嫁に捨てられて当たり前。
玲子の執着も怖いけど、完全に孝志の自業自得。過去に玲子を捨てたのは酷いとは思わない。
浮気も魔が差したならしょうが無い。
違うじゃん！
只の猿じゃん！
こんなに相手の身体にハマってたのに、妻を蔑ろにしてたのに、別れてから女々しく後悔するなんて只の馬鹿！
ただただ孝志が気持ち悪い。
玲子の執着よりも
孝志の縋り方が気持ち悪い。
妻を差し置いて捨てた元カノとほぼ毎日の様に数年間もセックスやりまくってた男だよ！しかも不倫相手は妻にマウント取って情事をいちいち報告してて。
普通に酷いよね。
裕子が吹っ切って良かったよ。
孝志には幸せになって欲しく無い！ずっと玲子の想いだけ受け止めて生きて行けばいい。それが玲子の望みでしょ。

面白くて面白くてお話に引き込まれて続きが楽しみで仕方ありません。

そろそろ終わってしまうのかなぁとさみしさを感じつつ、裕子さんが美咲として幸せを掴んで徒然さんとこれからの人生を歩んで行ってくれたら嬉しいと思っています。
志乃さんも義理とは言え徒然さんを息子と言えるようになって良かった！

この３人はお互いの存在が支えになってもっと幸せになっていける様に思いました。

この先孝志は登場するかな？
でも、美咲の人生には関係も必要も無い存在ですね。
最後まで更新を楽しみにしております。

とにかく玲子の執着がすごすぎて怖い
孝志もアホな男まるだしではあるが
はたしてこの状況で玲子を拒絶できる男が世の中にどれだけいるのだろうか
孝志の肩を持つつもりはないが
そんなことを考えてしまう。
そして、これまでの人生をなんとなく
振り返っている自分がいる
色々考えさせられます。
とにかく美咲には幸せになってほしい

辛い苦しい環境からは無理せず逃げるべき。けどその時の気持ちからは逃げたくても忘れたくても逃げられない。強い弱いあるがそれでもいつか乗り越えるものだと。全部忘れたくても違う誰かになりたくてもできないのが人間なんだと。裕子さんには自分の選択は間違ってなかったと笑えるといい。

ここで弟さんの言葉が出てきて、孝志が息子思う親で思い留まったことにε-(´∀｀*)ﾎｯ

裕子さんを深く傷つけた当時の自分が許せないのも持ち続けてる(⁠-⁠_⁠-⁠;⁠)⁠・⁠・⁠・自業自得だが。

良くも悪くも忘れられない２人の女性。

裕子さんの深層心理は時間が本田が周りの方に癒やされてるとイイなぁ～

毎日更新嬉しいです（ありがとうございます^^）
めちゃくちゃ少数派だと思うので小さい声になってしまいますが、考志のしでかしたクズっぷりはどうしようもない程腹が立ちますが！（そこがこの作品のテーマのひとつだと思うので避けられませんが）語られる後悔の深さに結びつく現在の子育てや行動は、未来にわずかでも救いがあればいいなと考えさせられます。人間は心がけ次第でいつでも成長できるので。応援しています。

読めば読むほど奥の深い話！で更新楽しみです(* ´ ▽ ` *)ﾉ

拝読させていただきました｡

藤の花は東京ですと4月下旬から5月上旬が見ごろでして､絵が浮かびますし､現実の季節と重なっていて､とても良いなと思いました｡

そして､藤の花が自然に風に揺らめくだけで感じられる妖気さや妖艶さが､記憶を消し去るというこの場面や､それを行う徒然という人物とﾏｯﾁしており､見事､重層的に描かれていると感じましたので､とても印象に残りました｡

他にも､ﾑｽｶﾘ､石楠花､紫陽花｡そして､万葉集や日本庭園｡

このような描写が物語を展開していく上で､心地良いﾘｽﾞﾑやｱｸｾﾝﾄになっていると感じますし､とても好みであります｡

引き続き､拝読させていただければと思っております｡

失礼いたしました｡


ねこの散歩

いったいどうなっていくのか？ドキドキしながら読んでいます。
玲子も振られた相手にしつこいし、孝志ほんとチョロい。そしてなんか裕子さんと比べて幸せに暮らしてないか？
あと、余命と言うには5年て長くないですか？
5年あったらいろんな治療が受けられて、もっと長生きしそうですが…

ランキングからきました。
とても面白い！
最新話まで一気に読みました。

確かに玲子は悪いが、一番悪いのは孝志！
過去に自分勝手な理由で別れたのが原因。
玲子の子供までいるのに、やっと幸せになろうとしている裕子を追いかけようとするなんて。
ミサキと名前を変えてまで必死に幸せをつかもうとしている邪魔は、許せん！😡

玲子さんの行為は許せないけれど、彼女は生きた証？を残したかったのでしょうか　…命をかけた生きざまに私は憎めないかな…

一番悪いのは孝志だっ(-。-;)

毎回ハラハラしながら読ませていただいてます。裕子さんに幸せになってほしいと思っているのでもう孝志は関わらないで～と思いますがストーリー上難しいですよね…。美咲さんに幸あれ…！

誰目線で幸せは…？
どうなっていくのでしょうか(⁠ﾉﾟ⁠0ﾟ⁠)⁠ﾉ⁠~
すごい執念です。
浮気したご主人が妄執に絡め取られたんだろうけど、片方だけが悪いわけじゃないと、親になって自覚したのかな。
記憶を刷り込んでいく文章の妖しさとの対比が現実実があり。
続き待ってます(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

裕子さん、貰い事故だよね。。

玲子を許したらダメだよ。孝志、チョロすぎるだろう。裕子さんにした事後悔してないとか、マジで最低だよ？

玲子の母親も、娘庇うなよ。被害者の裕子さんの事もっと考えてほしい。同じ女でしょ？

玲子の執着が怖いな。
孝志はこのメンヘラに気付いて無かったのか…？孝志が玲子と浮気しなかったら、玲子もここまで執着しなかったのでは？
やはり一番悪いのは孝志！
裕子を愛してなんか無いよね。
愛してたら、こんなに頻繁によその女と関係持たないでしょ。たとえ元カノでも。たとえ性技が凄くて相性良くても。裕子を本当に愛してたら罪悪感持つし、長く不倫は続けないよ。
孝志が愛してるのは自分だけ。
また玲子の様なメンヘラ気質の女と付き合うのが一番良いと思う。
死んじゃったからしょうが無いけど、孝志に一番お似合いなのは玲子だよ。
裕子の様なマトモな女は孝志に勿体ない。

出会いと別れは悲しいけどよくある事
人を不幸にする奴には天罰を
病気で死ぬ前にってのが執着心があり過ぎて怖い泣きすがるのはプライドが許さなかったのかな
それでも人をわざと不幸にして自分の子供すら捨てて？自分は死ぬから預けたのかな？それでも許せる事ではないと思う
まぁこの男が一番悪いので子供も悪影響あると困るから祖父母が引き取るのがいいと思うよ何だかんだでこの男のことだから
かたのにおりた的になるんちゃうん

ひとり親といいつつ、前提が母親のみだったり、それを言っちゃえる現状、男性トイレにおむつテーブルや、汚物入れの設置など、固定観念の中大変な思いをしたのは男性だってそうである一面がキャプチャされてて、さすがライト文芸カテゴリー！と思いました。

離婚しなくたって、死別でシンパパなんてのは普通なのに、すぐ再婚しないシンパパだって居るし、玲子みたいな母親のせいでシンパパだっているだろうに、社会は本当に不平等で、固定観念に縛られた基準（母が子育て、父が仕事）で苦しんでる人は沢山いますよね。

ま、孝志、お前は自業自得だけどな。。と言いたくなる文末もさすがです（笑）