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1、ハーレム要員フラグはへし折ります
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「お荷物はいらないわ」
女性の声が頭の中に響いた直後、ちんまりとした小柄な男の子が地面に倒れ伏していた。
「な、なんで……ソニア。今回は失敗だったんだよ。次は上手くやるから」
「はぁ? 次があると思ってんの?」
先程の女性の声が嘲笑うように聞こえた直後、倒れた男の子へと火の玉が迫る。
ええ!? 死ぬよそれ!
「ちょっと!」
「何よ、ラナ。あんた、まさかコイツを庇うつもり?」
ギロッと目の前に立った女性は、真っ赤な燃えるような美しい赤い髪で、いかにも勝気そうな美女であった。
「そうだよ。ラナ。お前が気にする事じゃない。お前には俺がいるだろう?」
後ろから聞こえてきた声に振り返れば、金髪碧眼の傲慢を絵にしたような男性がいる。
「ルイ様! そうよ、ラナ。ルイ様もそう言ってるじゃない!」
先程まで怖い顔をしていた美女はとろりと相好を崩してルイ様とやらに抱きついた。
どうやら、このお方がリーダーのようだ。
でも、一つ引っかかることがある。
ラナってさっき私に向かって言ってたけど……私はそんな名前じゃない。"あかね"っていう立派な名前がある。それに、さっきから思っていたことだけれど、私はこんな煉瓦造りの建物なんか知らない。
「……ここってどこ?」
「「「はぁ!?」」」
心の中で呟いたはずの言葉は、残念ながら外へと出ていたらしくその場にいた全員に呆気に取られた顔をされた。
「あんた、変な呪いにでもかけられたの? それとも昨日食べた食事に何か混ざってた?」
先程までブチギレていた勝ち気美女の女性が心配そうにに顔を覗き込んでくる。
あ、別に悪い人ってわけじゃないんだな。
「一体どうしたの……?」
「はぁ? あんたが変なの入れてたんじゃないの? アレク、あんた、このパーティーで相手にされるのがラナだけだったでしょ。惚れたついでに薬でも盛ったんじゃない?」
戦力外通告を受けていた男の子の名前はアレクとうい名前だったらしい。
「そ、そんなわけないよ」
慌てた様子で否定するアレクの様子は、どこか焦りがあって……お気に入りだった小説の主人公のセリフと重なる場面があった。
いや、ドンピシャ重なってんな。
「……ウルトア」
ボソッと呟くと、おかしいぐらいビクゥッとアレクの肩が跳ねる。
「なに、アレク、アンタほんとにラナに薬盛ったわけ? ウルトアって自白剤じゃなかったっけ?」
でも、ラナには薬物耐性があるから効かないはずよね? そう聞いてくるソニアに頷きながら小説の内容をなぞる。
そうだ。自白剤。だけどアレクはスキルを持っている。アレクは薬を生成するスキルがあるのだ。
小説では、薬なんて材料があれば作ることができるから雑魚スキルだとパーティーのメンバーは思い込んでいた。
でも、それは違ったのだ。実は、アレクの作った薬だけ服用した相手の耐性を無かったことにできるのだ。言ってみれば地味な特殊スキル。だけど、チート。
しかし、地味スキルだと思われていたせいで、アレクは私たち3人のパーティーから無用扱いで追い出される。ちなみにアレクはこの時耐性を無効化することを仲間には話していない。
何故話さなかったのかは疑問が残るけど、その結果アレクは成り上がるのだ。アレクの毒を喰らい驚きながら倒れるルイの描写はまさにザマァだった。
そしてもう一つ。よくあるこの手の小説内容として、"あるある"なのが1人は隠れた味方がいる事だ。まさにラナはその枠。
確か、この後の展開としてラナはアレクに盛られた自白剤のせいでアレクが可哀想だと言ってしまい、揃ってパーティーを追放となる。そして、真の主人公であるアレクは罪悪感を持ちながらもラナと一緒に世界一の冒険者へと成り上がるのだ……
あ、待って。間違えた。ラナ達と一緒に世界一になる。もう一度言う。ラナ達と。お分かりだろうか。そう、ハーレムである。
「ラナ、ごめんなさい。僕、ラナには……」
つ、と涙を流しながら此方を見るアレク。小柄な見た目もあいまって、まるで小動物のように可愛らしい。母性本能をくすぐられるとはこのことなんだろう。
「アレク、まさかラナに薬をもるとは。あり得ない。ラナには耐性があるから大丈夫だったとはいえ、貴様は用済みどころか人として堕ちたぞ‼︎」
いや、ほんとその通り。
ルイが鋭い目をしてアレクを見ている。まさに、悪を断罪する正義のヒーロー。
だけど、私は私で思うところがあった。実は、彼もアレクと同じで結局はハーレム野郎なのだ。
ちなみに本作では、アレクと私が抜けた後、ケモ耳の可愛らしい女の子達を雇ってウハウハしていた。まあ、アレクにぶちのめされていたけど。
「ぼ、ぼくは……」
うるうるとアレクから小動物攻撃がくるけど、私は知らんぷりする。誰がハーレム要員になるかってんだ。でも、このままルイのパーティーに残ってもハーレム要員確定だ。ならばーー
「ごめんなさい。実は前から決めていたことなんですけれど……このパーティー抜けますね」
「「は?」」
呆然としたルイとソニアへ「いきなり言ってごめんなさいね」と謝る。
「ラナ! ラナはいつも僕の味方をしてくれるね!!!!」
途端に涙が引っ込んで嬉しそうに擦り寄ってくるアレク。アレクの頭が前世にはなかったメロンみたいな立派な私の胸にのめり込んでいる。これはわざとなのだろうが? ん? わざとだよな?
「何を言ってるんです?」
「え?」
その小柄な体型からは想像できないほど頑丈に、がっちりと回された腕を取り払い、胸に埋められたアレクの顔を引き剥がして私は渾身の笑みを浮かべた。
誰がアンタのハーレム要員になるか!
「私はソロになることにしたんです。ルイ、ほんとうにいきなりでごめんなさい。解約金は此方に」
ドスンと亜空間BOXから取り出した金貨を机の上に置く。
「こんなに……まぁ、ラナがそう言うなら仕方がない。ソロはキツいというが頑張れよ。もし難しかったら帰ってきてもいいからな。まぁ、この金は返さねぇけど」
金貨を見て、ルイの先程まで文句言いたげだったがコロッと変わった。表情を変えて袋をサッと抱き寄せ頷いている。
こっちはこっちで性格に難ありだ。
呆れていると、そっと肩に手を置かれる感触がした。
「ラナ……正直に言ってよ。恥ずかしくないから、ね? 僕と一緒に冒険してくれるのがなんで恥ずかしいの?」
アレクはアレクで盛大な勘違いを続行中。また抱きついてこようとしたのでサッと避けて一言言ってやった。
「以前からソロになって活動したかったの。アレクは関係ないから、悩まないでね?」
「え……」
混乱が収まったからなのか、私にはラナの記憶も戻ってきていた。アレクは結構ラナに庇われていたようだ。そして、ラナはラナで少し淡い恋をアレクにしていたようである。だけどまぁ、前世の記憶を取り戻した時点でそれは終わった。
この物語から私は身を引く。
「じゃあ、さようなら」
「ラナ……」
ソニアの寂しそうな様子が少し気にかかったけど、私は一切振り返らずに自分の家へと戻った。
女性の声が頭の中に響いた直後、ちんまりとした小柄な男の子が地面に倒れ伏していた。
「な、なんで……ソニア。今回は失敗だったんだよ。次は上手くやるから」
「はぁ? 次があると思ってんの?」
先程の女性の声が嘲笑うように聞こえた直後、倒れた男の子へと火の玉が迫る。
ええ!? 死ぬよそれ!
「ちょっと!」
「何よ、ラナ。あんた、まさかコイツを庇うつもり?」
ギロッと目の前に立った女性は、真っ赤な燃えるような美しい赤い髪で、いかにも勝気そうな美女であった。
「そうだよ。ラナ。お前が気にする事じゃない。お前には俺がいるだろう?」
後ろから聞こえてきた声に振り返れば、金髪碧眼の傲慢を絵にしたような男性がいる。
「ルイ様! そうよ、ラナ。ルイ様もそう言ってるじゃない!」
先程まで怖い顔をしていた美女はとろりと相好を崩してルイ様とやらに抱きついた。
どうやら、このお方がリーダーのようだ。
でも、一つ引っかかることがある。
ラナってさっき私に向かって言ってたけど……私はそんな名前じゃない。"あかね"っていう立派な名前がある。それに、さっきから思っていたことだけれど、私はこんな煉瓦造りの建物なんか知らない。
「……ここってどこ?」
「「「はぁ!?」」」
心の中で呟いたはずの言葉は、残念ながら外へと出ていたらしくその場にいた全員に呆気に取られた顔をされた。
「あんた、変な呪いにでもかけられたの? それとも昨日食べた食事に何か混ざってた?」
先程までブチギレていた勝ち気美女の女性が心配そうにに顔を覗き込んでくる。
あ、別に悪い人ってわけじゃないんだな。
「一体どうしたの……?」
「はぁ? あんたが変なの入れてたんじゃないの? アレク、あんた、このパーティーで相手にされるのがラナだけだったでしょ。惚れたついでに薬でも盛ったんじゃない?」
戦力外通告を受けていた男の子の名前はアレクとうい名前だったらしい。
「そ、そんなわけないよ」
慌てた様子で否定するアレクの様子は、どこか焦りがあって……お気に入りだった小説の主人公のセリフと重なる場面があった。
いや、ドンピシャ重なってんな。
「……ウルトア」
ボソッと呟くと、おかしいぐらいビクゥッとアレクの肩が跳ねる。
「なに、アレク、アンタほんとにラナに薬盛ったわけ? ウルトアって自白剤じゃなかったっけ?」
でも、ラナには薬物耐性があるから効かないはずよね? そう聞いてくるソニアに頷きながら小説の内容をなぞる。
そうだ。自白剤。だけどアレクはスキルを持っている。アレクは薬を生成するスキルがあるのだ。
小説では、薬なんて材料があれば作ることができるから雑魚スキルだとパーティーのメンバーは思い込んでいた。
でも、それは違ったのだ。実は、アレクの作った薬だけ服用した相手の耐性を無かったことにできるのだ。言ってみれば地味な特殊スキル。だけど、チート。
しかし、地味スキルだと思われていたせいで、アレクは私たち3人のパーティーから無用扱いで追い出される。ちなみにアレクはこの時耐性を無効化することを仲間には話していない。
何故話さなかったのかは疑問が残るけど、その結果アレクは成り上がるのだ。アレクの毒を喰らい驚きながら倒れるルイの描写はまさにザマァだった。
そしてもう一つ。よくあるこの手の小説内容として、"あるある"なのが1人は隠れた味方がいる事だ。まさにラナはその枠。
確か、この後の展開としてラナはアレクに盛られた自白剤のせいでアレクが可哀想だと言ってしまい、揃ってパーティーを追放となる。そして、真の主人公であるアレクは罪悪感を持ちながらもラナと一緒に世界一の冒険者へと成り上がるのだ……
あ、待って。間違えた。ラナ達と一緒に世界一になる。もう一度言う。ラナ達と。お分かりだろうか。そう、ハーレムである。
「ラナ、ごめんなさい。僕、ラナには……」
つ、と涙を流しながら此方を見るアレク。小柄な見た目もあいまって、まるで小動物のように可愛らしい。母性本能をくすぐられるとはこのことなんだろう。
「アレク、まさかラナに薬をもるとは。あり得ない。ラナには耐性があるから大丈夫だったとはいえ、貴様は用済みどころか人として堕ちたぞ‼︎」
いや、ほんとその通り。
ルイが鋭い目をしてアレクを見ている。まさに、悪を断罪する正義のヒーロー。
だけど、私は私で思うところがあった。実は、彼もアレクと同じで結局はハーレム野郎なのだ。
ちなみに本作では、アレクと私が抜けた後、ケモ耳の可愛らしい女の子達を雇ってウハウハしていた。まあ、アレクにぶちのめされていたけど。
「ぼ、ぼくは……」
うるうるとアレクから小動物攻撃がくるけど、私は知らんぷりする。誰がハーレム要員になるかってんだ。でも、このままルイのパーティーに残ってもハーレム要員確定だ。ならばーー
「ごめんなさい。実は前から決めていたことなんですけれど……このパーティー抜けますね」
「「は?」」
呆然としたルイとソニアへ「いきなり言ってごめんなさいね」と謝る。
「ラナ! ラナはいつも僕の味方をしてくれるね!!!!」
途端に涙が引っ込んで嬉しそうに擦り寄ってくるアレク。アレクの頭が前世にはなかったメロンみたいな立派な私の胸にのめり込んでいる。これはわざとなのだろうが? ん? わざとだよな?
「何を言ってるんです?」
「え?」
その小柄な体型からは想像できないほど頑丈に、がっちりと回された腕を取り払い、胸に埋められたアレクの顔を引き剥がして私は渾身の笑みを浮かべた。
誰がアンタのハーレム要員になるか!
「私はソロになることにしたんです。ルイ、ほんとうにいきなりでごめんなさい。解約金は此方に」
ドスンと亜空間BOXから取り出した金貨を机の上に置く。
「こんなに……まぁ、ラナがそう言うなら仕方がない。ソロはキツいというが頑張れよ。もし難しかったら帰ってきてもいいからな。まぁ、この金は返さねぇけど」
金貨を見て、ルイの先程まで文句言いたげだったがコロッと変わった。表情を変えて袋をサッと抱き寄せ頷いている。
こっちはこっちで性格に難ありだ。
呆れていると、そっと肩に手を置かれる感触がした。
「ラナ……正直に言ってよ。恥ずかしくないから、ね? 僕と一緒に冒険してくれるのがなんで恥ずかしいの?」
アレクはアレクで盛大な勘違いを続行中。また抱きついてこようとしたのでサッと避けて一言言ってやった。
「以前からソロになって活動したかったの。アレクは関係ないから、悩まないでね?」
「え……」
混乱が収まったからなのか、私にはラナの記憶も戻ってきていた。アレクは結構ラナに庇われていたようだ。そして、ラナはラナで少し淡い恋をアレクにしていたようである。だけどまぁ、前世の記憶を取り戻した時点でそれは終わった。
この物語から私は身を引く。
「じゃあ、さようなら」
「ラナ……」
ソニアの寂しそうな様子が少し気にかかったけど、私は一切振り返らずに自分の家へと戻った。
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