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高等部 一年目 卯月
011 駄犬VS忠犬 2 R18
しおりを挟む狭い個室の中、俺達は全裸で向き合ってお互いの猛りをまとめて手で包みこむ。
「健太のおっぱい舐めたい。」
「上手にイケたら舐めさせてやるよ。」
「処女もくれる?」
「好きにしろ。」
手で扱きながら、何度もキスをした。
「も、イク、出るっ」
手の中のすばるの猛りが根元からドクドクと脈打ち、先端からは白い精液が飛び出して俺の手を濡らした。
それを俺はすばるに見せつけるように舐めた。
「俺も健太の、飲みたい」
すばるは嬉しそうに口元を歪めると跪いて俺の猛りを口に含んだ。
「くそっ、あっ・・・あっ」
すばるの巧みな舌技に俺は嬌声を上げていた。
童貞のくせに、何でこんなに上手いんだよ!
そうこうしているうちに、グプリ、とアナルにすばるの指が入り込む。
「ああぁあっ」
前立腺を押されて、俺はすばるの口の中に射精した。
一滴も残さずに丁寧に吸われてしまった。
「あっあっ・・・」
グチュグチュとアナルを刺激する指の数が増えていく。
「健太、俺の指三本入ってるの気持ちいい?」
「いい、あっ、あン」
「ちんこ入れたい」
中から指が抜かれ、壁に手をつけて尻を突き出す格好にさせられた。
そしてアナルの入り口に鈴口が押しつけられる。
「健太、入れて良い?」
「さっさと入れろっ」
ゆっくりとすばるの猛りが奥に向かって入って来る。
「ふっ・・・くっ・・・」
「きっつぅ、でも全部入った・・・健太、痛く無い?」
「熱くて苦しい」
「少しこのまま動かさないで慣らすかぁ」
項にすばるの唇が触れる。
「咬んだら番になれるかな?」
「なれるわけない・・・」
「夢が無いな~」
「もう、いいから動けよ」
「はーい♡」
馴染ませるようにゆっくりと動きながら、すばるは俺の項を舐めたり甘噛みしたりを繰り返す。
「健太の中、すげぇ気持ちいい。ホントはオメガなんじゃない?」
「んな訳ないだろ」
「ははっ」
段々と早く深くなる抽挿。
今世では初めての交わりなのに、イイ所を的確に突いてくる。
「はっ、イキそうっ・・・奥に種付けするね」
「痛っ!」
すばるは射精と同時に俺の項を咬んだ。
「無駄だ・・・」
「例え無駄でも咬むよ。可能性があるなら、何度でも。俺が諦めの悪いの知ってるでしょ?」
「すばる、お前・・・」
本当は前世の記憶があるんじゃないか?
怖くて訊けないけれど・・・
にしても・・・
腹癒せに童貞食ってやったのに、処女を奪われた感の方が強いのは何でだ?
「次はさ、健太が俺の中に出して咬んでみる?」
「断る。俺はネコだからタチはできん。」
「ふぇ?」
俺は事後の諸々をシャワーで洗い流すと、呆けているすばるの全身も綺麗に洗った。
・・・普通、タチの方が・・・
前世も今世も男運無いな・・・俺
*****
午後の授業はとっくに終わっていて放課後になっていた。
「ケン兄! ゼリー、一緒に食べよ!」
風紀委員会室に立ち寄ると、颯が昼に学食の森さんから貰ったというミカンゼリーを冷蔵庫から出してきた。
「なぁ、これ持ち帰りしていい?」
「ケン兄?」
「半分こ・・・したい奴がいるんだ・・・」
「ふぇ? ええぇ~!」
その後、グルグル眼鏡を止めて丸坊主になったすばるが亭主面で俺にベタベタするようになった。
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