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第四章

レイラの初めて… ☆

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「あむっ♡ちゅっちゅっ♡エル様♡んちゅっ…♡チュッチュッ…エル様♡」

 レイラに告白した後の事だ。俺はレイラを押し倒したんだけどいつの間にか体勢が入れ替わり逆に押し倒された形になった。

(レイラって結構積極的だったんだな…いや、それも思い返すとすでに分かってた事だよな。お風呂に一緒に入った時に思わず勃起してしまった時に鎮めましょうか?とか言ってたしな)

 唇を何度も奪われるなかそんな事を思っているとガチガチに勃起した俺のペニスを優しく握りしめ、トロトロに濡れた秘部へとあてがった。

「はぁはぁ…え、エル様…もう…挿入れます…ねっ? はぁはぁ…」

「は、初めてが騎乗位って大丈夫!?俺が…」

「だ、大丈夫ですから…はぁはぁ…お任せ下さい…んっ…っぅ…は、挿入ってくりゅ…んあっ」

 そしてレイラはそのままゆっくりと腰を落としてきた。俺のペニスが少しずつレイラの膣内をかき分けて呑み込まれていくのがよく見える。やがて亀頭が…コツっ♡っと膣奥へと到達したのが分かった。ペニスは薄く血が垂れているのも見えた。

「痛くない?」

「へ、平気です…エル様…。私は痛みはそんなにないみたいでした。少し痛いかな位で…。とにかく…よ、ようやく…ようやく…エル様と一つになれました♡こんなに…こんなに嬉しい事はございません…」

「レイラ…」

「私の膣内はどうですか?気持ちいいですか?不都合はありませんか?」

 キュッキュッっと返事を急かすようにレイラの膣がペニスを締め上げてくる。

「す、凄く気持ちいいよ? す、すぐにもイきそうな位…」

「よ、良かったです…じゃあ…動きますね?いつでも気持ちよくなったら出してくださいね?」

 緩やかに腰を動かし始めたレイラ。CカップからDカップになろうかという胸がレイラが動く度に大きく弾み揺れる。ランスじゃないけど胸が弾むのを目にすると目の保養になるというか、堪らないというか…この何とも言えない感情は男なら分かってくれるよな?

「エル様♡んっ、んっ、んっ、あん♡」

“パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡” 

 セックスして思ったのはこの肉と肉がぶつかり合う音ってなんだか異様に興奮するんだけど、興奮するのは俺だけだろうか?

“パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡”

 レイラの腰の動きが一層速くなっていく。ぐちゅっ!ぐちゅっ!と厭らしい水音を立てながら俺の上で身体を上下に揺するレイラ。

「れ、レイラっ!も、もう…」

「あっ♡あっ♡んっ…い、いつでもイッて下さい…ませ!んあっ…わ、私も…んっんっんっ…」

「ぐぅっ~~~い、イくっ!?」

「んぁっ~~~ 私もイきましゅっ…んんっ~♡」

 “ドビュッ!ビュルルルルル!ビュクッ!ビュッビュッ!”


 レイラの膣の締め上げに堪らず性を放出してしまう。そしてレイラもほぼ同じタイミングで達してしまったようだった。

「はぁはぁ……す、すいましぇん…エルしゃま…い、イッてしまいました…」

「俺も…レイラの中が気持ち良すぎてイッちゃったよ」

「くすっ…一緒ですね?」

「一緒だね?」

 唇を再び重ね合わせながらこの後、2回程体を重ね合わせて、レイラは力尽き夢の中へ。

 そしてマリンと初めてのセツクスへと話が繋がっていくのだった。

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