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第四章

ミリアの誕生日に… ☆

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「ダーリン♪アレ見てアレっ!あっ、あっちには美味しそうなタコ焼き屋さんもある♪」

 今日はミリアの誕生日だ。ミリアの誕生日に合わせてアルタイル領で祭りを催す事にしたんだ。領内の人達が協力してくれて、出店も所狭しと並んでいる。

 余談ではあるのだが無人島でタコを獲った時にタコ焼きを食べたいなと思った通り、領地に無事戻って来た俺はタコ焼きを作る事にも着手した。ソース作りに難航したものの見事に作り上げる事が出来た。そしてこうして祭りの時もそうだがタコ焼きはみんなに愛される物になったという訳だ。ホントタコ焼きって美味しいよな。マヨネーズが無いのが悔やまれる…。サルモネラ菌とかの問題がクリア出来れば作れるんだけど…。

「ふわぁ~~~ あふっあふっ…んぐっ…熱いけど…ごくっ…美味ひぃ~ はい、ダーリンも…ふぅ~ふぅ~ふぅ~♡  はい!」

 おっと今はミリアとのデートを楽しまないとな。

「あむっ…あふっあふっ…もぐもぐもぐ…ごくっ…はぁ~ やっぱりタコ焼きは最高だな」

「ホント、ダーリンが作って広めた物はどれも美味しくて最高だね♪ あっ…」

「んっ?どうかした?」

「ええと…そのまま動かないでね?」

「?」

 ミリアが顔を近付けて来て…

“ペロッ…”

「っ!?」

「エヘッ…そ、ソース付いてたから舐めちゃった♡」

「可愛いかよ」

「も、もう…そんな事…ダーリンったら…」

 アレだな。好きになった女性はみんな可愛さが天元突破するもんなんだな…。改めてそう思ってしまったよ。リンゴ飴みたいに顔を染めるミリアが本当に可愛過ぎてどんどん好きという気持ちが溢れてくる。

 そしてイチャイチャしながら2人で色んな所を周り、辺りが暗くなってきた時…

「ミリア…」

「んっ?」

「俺は…ミリアが欲しい」

「ふぇっ……………ええと…そういう…意味なんだよね?」

「うん。今日はミリアと離れたくないし」

 まあ、気の利いた男なら他にカッコいい言い方とかあったかも知れないが、今の俺にはこれが精一杯の言い方だった。

「…私もそうだよ? 離れたくない…」

 そんな俺にミリアがそう応えてくれたので、ミリアの手を取り、用意してもらっていた高級宿の一室へと俺達は足を踏み入れた。






 足を踏み入れてすぐどちらからともなくキスを交わし始めた。俺がキスすると、お返しとばかりにミリアも唇を重ねてくる。まるで張り合うかの様にキスの嵐…。

「んっ…んっ…ちゅっ…ちゅっ ちゅっ♡」 

 そのままベッドへと移動して、キスを交わしながらお互い服を脱いでいき…生まれたままの姿になったところで優しくミリアをベッドへと押し倒した。

「だ、ダーリン…あたし…初めてだから…」

「うん。優しくする。愛してるよ ミリア」
 
「あたしも…愛してる…」

 またキスを交わし、今度は深くキスを交わしていく。舌を絡めあい、お互いの唾液を交換していく。

「ちゅっぷっ…んんっ れろれろ んちゅっ んっ…んぐっんぐっ…っ…ぷはっ…はぁはぁ…しゅ、しゅごいよ…これが大人の…きしゅっ?」

「んっ…愛する人とのキスだから凄いんだと俺は思うよ」

「そ、そっかぁ…そうだよね…ダーリン…もっと♡」

「んっ…ちゅっぷっ…」



 ディープキスしながら俺の手はミリアの胸へと伸びる。参考までに言うとミリアの胸はティアより一回り大きい感じだ。たぶんCカップ位かな。ティアはBカップだしな。

 ちょっとだけ話が、それてしまったが、張りがあって形の良い胸に触れるとミリアの体が一瞬ビクッとなったのが分かった。まだ触るのが早かったかな?と、思って手を離そうとしたんだけど、ミリアは驚いただけだから…大丈夫だから触って?と、耳元で呟くように言ってきた。
 
 まあ、そう言われたらどうなるかと言えば俺は余計に燃え上がってしまう。胸をモミモミ…乳首を優しくコリコリ…吸ったり、舐めたりしていく。

「あっ…んっ…だ、ダーリン…んんっ♡す、吸っちゃ駄目~ そ、そんなに舐めにゃいで…んんっ♡ あっ♡ あっ♡ あん♡」

 おっぱいを攻めていると一際大きくミリアの体が弓なりに跳ね上がり…

「な、なんか…き、来ちゃう…い、イクっ!!」

 
 どうやらミリアは気持ち良くなってくれたみたいだった。その息遣いは荒いものの「い、イッちゃったよ?」と、そんな風に言われるとますます燃えてくる。俺、どれだけ燃えるんだ?

 とにかく俺はミリアの足を開き…

「っ!?」

 顔を股間へと埋める。
 
「だ、ダーリン!?そ、そこは…きちゃないしっ、も、もう濡れてるからっ!?」

「ミリアに汚い所なんてないよ…んちゅっ…」

「んあっ!? んんっ~~~」

 唇を秘部に重ね、“れろ~~”っと秘部を舐めあげ、“ペロッペロッ…”っと、クリトリスを舐めあげていく。ミリアの喘ぎ声も一際大きくなって、どんどん秘部からは愛液が溢れてくるのが見てとれた。甘酸っぱいような味と女性特有のフェロモンとも言えるようなそこのとても良い匂いに俺もより夢中になって舌を這わせて、丁寧に舐めあげていく。

 ピチャピチャピチャと、部屋に水音とミリアの声が響き渡り…舐めだしてそう経たないうちにまたミリアが、

「また…イッちゃっう!? イクイク!」

 嬉しい事に気持ちよくなってくれた。

 そして俺はミリアの足の間に体を滑らせる様に入れて、ペニスをミリアの濡れた秘部の割れ目に擦り合わせた。愛液をペニスに塗り込むように…。やがてペニスがミリアの愛液の膜に包まれると先端をミリアの割れ目と宛てがった。

「ミリア…挿入れるよ?」

「…んっ…来て…ダーリン… あっ… ダーリンのが入って…痛っ!痛い痛いっ!?」

 ミリアの膣は相当狭く、未開通だからそれも当然なのかも知れないけど、ペニスが入っていく度にメリメリッ…ミチッ!と、音を立てながら拡がっていくの様だった。

 俺はミリアが心配になり、一度ペニスを引き抜こうとしたんたけど、ミリアは俺を引き止め、痛みに耐えながら俺のモノを全て受け入れてくれた。そんな健気なミリアを俺は痛みが和らぐ迄、抱き締めキスを交わし続けた。

 そしてミリアが口を開いた。

「だ、ダーリン…いいよ?動いても…」

「大丈夫?」

「…うん…もう大丈夫…だから…ダーリンの好きに動いてね?」

 
 最初は優しく腰を動かしていく。

“パン  パン  パン   パン…”
 
「んっ……っ……ぁっ……少しずつ…あっ…なんだか気持ち…よく…あっ…」


 ミリアの様子を窺いながら徐々にその腰の動きは…

“パン パン パン パン パン…パンパンパンパンパンパンパンパンパンパチュンパチュンパチュン!パンパンパンパンパンパンパンパン!”

「んあっ♡ あっあっあっ♡ ダーリン♡凄っ! あんあん…ぃゃぁ…声…出ちゃう…んんっ~~~ あっあっあっ~~~」

「ミリア…そろそろ…」

「わ、私もっ!」

「「イクっ!!」」


“ビュルルルルル!ビュルル!ビュル!ピュッピュッ!”

 精子が勢いよく、ペニスからミリアの膣内の奥目掛けていっぱいに発射された…!ミリアの膣は尚も搾りとろうとするように締め上げが強くなる。

「はぁはぁ…ミリア…何度も言うけど愛してる」

「はぁはぁ…ダーリン…私も愛しています…」


 身体も、心も繋げたまま愛の言葉を交わして、その後も俺達は何度も何度も夜が明ける迄体を重ね合わせたのだった。

 





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