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第三章
無人島生活1日目
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「―で、どうするしょっ?」
「んっ…?」
「こんな島に男と女が2人っきりし…子づくりにでも励む感じ? みたいしょっ…」
「励むかぁぁー!まだ出来ねぇわっ!?」
「歌もあるっしょっ?静かな無人の島の蔭から♪男と女の声がする♪イヤン♡バカン♡ソコよソコよ♪―って感じっしょっ」
「それ替え歌じゃん!?しかもバッチリヤッてるじゃん!?それに何でそんな変な歌があるのか謎だよっ!?」
それを聞いてニヤッと、するマリン…。どうかしたのか?
「へ~…流石稀代の天才エルと呼ばれてるわけし…子づくりの仕方迄知ってるなんて流石しょっ?」
「いや…今のは…」
「ち・な・み・に・あ~しは処女しょっ♡」
わざわざ俺の耳に口を寄せて囁く様に言わなくてもいいからね?
「あ~しは…いつでもウェルカムっしょっ…にしし…それに名前をあ~しに付けてくれたし、それ位の要望には応えるし」
マリンの野郎…。さっきから俺をからかっていやがるなっ!?マリンはからかい上手の◯木さんかっ!?そう思わせるからかい振りだった…。あの2人の独特な空気感がまた良かったんだよなぁ~。
「…ゴホンッ…気を取り直して現状を把握しようか?」
「誤魔化したし…」
「マリンは何が出来るの?」
「えっ…う~ん…あ、暗殺と夜伽?後は~胸を使ってパイズリしょっ」
「そ、そういう意味で聞いてないからね?じゃあ…火は起こせる?」
「それは得意しっ!任せるしょっ!」
「了解!まずはそうだね…。ディス◯バリーチャンネルで俺が学んだ事といえば水の確保が最優先だ。水がないと人は生きられないからね…。動画の力を舐めるなよっ!!」
「そのディスなんたらと動画って意味は分かんないけど、エルが居れば何とかなりそうな気はするし…」
そりゃあ、動画なんてこの世界にはないから分かんないか。グリ◯スさんとスタ◯フォードさん最高なんだぜっ!!何度も何度も動画を見返した位だ。確かあば◯る君もファンの一人でグリ◯スモデルのナイフを持っていた筈だぜ?
閑話休題。
「まあ、正直に言うと、俺も流石に一人では心細かったし、マリンが居てくれて良かったと思ってるよ…。そういえば船が沈んだ時に助けてくれた事に対してお礼も言ってなかったね?ありがとうね、マリン。俺を助けてくれて…マリンのお陰で俺はこうして生きている」
「っ…!? べべ、別に…それ位構わないし…そ、そんな事、改まって言わなくてもいいしっ!」
頬を掻きながら照れくさそうにそう応えるマリン。こうして見ると可愛いものだね…。こうやって話しているとホント普通の女の子だ。彼女と敵対しなくなった事を考えると船が沈んだ事は良かったのかもしれないね。
「とりあえずさっき言った様に水から探そうか?」
「お~けっしょ!」
手始めに2人で水から探し始める事にした。島の中央はちょっとした森みたいになっていてそれを囲む様に砂浜がある。俺達は砂浜から木々の間を抜けて森へと足を踏み入れる。
「そういえば刃物は持ってる?」
ミーニャと戦っていた時にはナイフを二刀持って戦っていた。
「一本だけならあるし…見る?」
そう言って前かがみになり胸元を見せつけてくるマリン…。筒みたいな、鞘みたいなモノがおっぱいとおっぱいの間にギュウギュウに挟まれている。
「こうしてエルのも挟んであげるし?」
「…ばっ…そ、そういうのはいいから!?」
「ホントは興味あるっしょっ?」
「ノーコメントで…」
とにかく刃物があって良かった。色々切ったりする時に便利だしね。
それから程なくして目的の物は見つかった。物というよりも場所と言った方がいいか…。とにかく湧き水が湧いている場所を見つけたんだ。
「…あっちから水の音が聞こえる気がするし…」
マリンが言った方へと向かうと本当に水の音だった。マリンの耳のよさに助けられた感じだね。早速とばかりにマリンは湧き水を手で掬い…
「待って、マリン!直接は飲まない方がいい!」
「ど、どうしてし?」
「一応念の為に煮沸しよう」
水は見た所…地下から湧いて出ているみたいなので大丈夫だとは思うんだけど念には念を入れておかないとね。万が一何かの菌が体内に入ったら大変だしね。
「…煮沸?」
「まあ、簡単に言えば水を火にかけて沸騰させてお湯にするんだ。菌を死滅させる目的もあるし、ああ…そうだっ!それとは別に簡単なろ過装置も作ろう。土と葉っぱ…それと炭を使って…容器はあの小さなナイフで木の皮を剥いで…いや…竹を探してみるか?竹なら簡単に容器も作れるし…それから…」
「…多い、多いし!やる事多いしっ!あ~しは一片に言われても分かんないしっ」
「ごめんこめん!でも、仕方ないでしょっ?念には念を入れないと…いつ助けが来るかは分からないんだし…。最悪…俺とマリンでイカダを作って島を脱出するしかないと思うし…」
「…エルってホントに5歳し?」
「当たり前でしょ?何歳に見えるのさ?」
まあ、中身は違うんだけどね。言わないけど。それにしてもホントああいう動画を見ておいて良かったと思う。
「じゃあ、まずはマリンは火を起こしてくれる?僕はまずは容器等の代わりになる物をこの辺で探してみるから」
「…お~け~しょっ」
みんなも何かあった時の為にしっかりと動画なんかは見ておいた方がいいぜ?備えるって奴だ。現、遭難中の経験者からの忠告だっ!!
「んっ…?」
「こんな島に男と女が2人っきりし…子づくりにでも励む感じ? みたいしょっ…」
「励むかぁぁー!まだ出来ねぇわっ!?」
「歌もあるっしょっ?静かな無人の島の蔭から♪男と女の声がする♪イヤン♡バカン♡ソコよソコよ♪―って感じっしょっ」
「それ替え歌じゃん!?しかもバッチリヤッてるじゃん!?それに何でそんな変な歌があるのか謎だよっ!?」
それを聞いてニヤッと、するマリン…。どうかしたのか?
「へ~…流石稀代の天才エルと呼ばれてるわけし…子づくりの仕方迄知ってるなんて流石しょっ?」
「いや…今のは…」
「ち・な・み・に・あ~しは処女しょっ♡」
わざわざ俺の耳に口を寄せて囁く様に言わなくてもいいからね?
「あ~しは…いつでもウェルカムっしょっ…にしし…それに名前をあ~しに付けてくれたし、それ位の要望には応えるし」
マリンの野郎…。さっきから俺をからかっていやがるなっ!?マリンはからかい上手の◯木さんかっ!?そう思わせるからかい振りだった…。あの2人の独特な空気感がまた良かったんだよなぁ~。
「…ゴホンッ…気を取り直して現状を把握しようか?」
「誤魔化したし…」
「マリンは何が出来るの?」
「えっ…う~ん…あ、暗殺と夜伽?後は~胸を使ってパイズリしょっ」
「そ、そういう意味で聞いてないからね?じゃあ…火は起こせる?」
「それは得意しっ!任せるしょっ!」
「了解!まずはそうだね…。ディス◯バリーチャンネルで俺が学んだ事といえば水の確保が最優先だ。水がないと人は生きられないからね…。動画の力を舐めるなよっ!!」
「そのディスなんたらと動画って意味は分かんないけど、エルが居れば何とかなりそうな気はするし…」
そりゃあ、動画なんてこの世界にはないから分かんないか。グリ◯スさんとスタ◯フォードさん最高なんだぜっ!!何度も何度も動画を見返した位だ。確かあば◯る君もファンの一人でグリ◯スモデルのナイフを持っていた筈だぜ?
閑話休題。
「まあ、正直に言うと、俺も流石に一人では心細かったし、マリンが居てくれて良かったと思ってるよ…。そういえば船が沈んだ時に助けてくれた事に対してお礼も言ってなかったね?ありがとうね、マリン。俺を助けてくれて…マリンのお陰で俺はこうして生きている」
「っ…!? べべ、別に…それ位構わないし…そ、そんな事、改まって言わなくてもいいしっ!」
頬を掻きながら照れくさそうにそう応えるマリン。こうして見ると可愛いものだね…。こうやって話しているとホント普通の女の子だ。彼女と敵対しなくなった事を考えると船が沈んだ事は良かったのかもしれないね。
「とりあえずさっき言った様に水から探そうか?」
「お~けっしょ!」
手始めに2人で水から探し始める事にした。島の中央はちょっとした森みたいになっていてそれを囲む様に砂浜がある。俺達は砂浜から木々の間を抜けて森へと足を踏み入れる。
「そういえば刃物は持ってる?」
ミーニャと戦っていた時にはナイフを二刀持って戦っていた。
「一本だけならあるし…見る?」
そう言って前かがみになり胸元を見せつけてくるマリン…。筒みたいな、鞘みたいなモノがおっぱいとおっぱいの間にギュウギュウに挟まれている。
「こうしてエルのも挟んであげるし?」
「…ばっ…そ、そういうのはいいから!?」
「ホントは興味あるっしょっ?」
「ノーコメントで…」
とにかく刃物があって良かった。色々切ったりする時に便利だしね。
それから程なくして目的の物は見つかった。物というよりも場所と言った方がいいか…。とにかく湧き水が湧いている場所を見つけたんだ。
「…あっちから水の音が聞こえる気がするし…」
マリンが言った方へと向かうと本当に水の音だった。マリンの耳のよさに助けられた感じだね。早速とばかりにマリンは湧き水を手で掬い…
「待って、マリン!直接は飲まない方がいい!」
「ど、どうしてし?」
「一応念の為に煮沸しよう」
水は見た所…地下から湧いて出ているみたいなので大丈夫だとは思うんだけど念には念を入れておかないとね。万が一何かの菌が体内に入ったら大変だしね。
「…煮沸?」
「まあ、簡単に言えば水を火にかけて沸騰させてお湯にするんだ。菌を死滅させる目的もあるし、ああ…そうだっ!それとは別に簡単なろ過装置も作ろう。土と葉っぱ…それと炭を使って…容器はあの小さなナイフで木の皮を剥いで…いや…竹を探してみるか?竹なら簡単に容器も作れるし…それから…」
「…多い、多いし!やる事多いしっ!あ~しは一片に言われても分かんないしっ」
「ごめんこめん!でも、仕方ないでしょっ?念には念を入れないと…いつ助けが来るかは分からないんだし…。最悪…俺とマリンでイカダを作って島を脱出するしかないと思うし…」
「…エルってホントに5歳し?」
「当たり前でしょ?何歳に見えるのさ?」
まあ、中身は違うんだけどね。言わないけど。それにしてもホントああいう動画を見ておいて良かったと思う。
「じゃあ、まずはマリンは火を起こしてくれる?僕はまずは容器等の代わりになる物をこの辺で探してみるから」
「…お~け~しょっ」
みんなも何かあった時の為にしっかりと動画なんかは見ておいた方がいいぜ?備えるって奴だ。現、遭難中の経験者からの忠告だっ!!
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