37 / 140
第二章
ティア5歳の生誕祭前日の二人
しおりを挟む
「明日はティア殿下の5歳の生誕祭ですね」
「そ、そうじゃな…」
(アレからというものの満足に口も聞いてくれぬしの~ぅ)
「ティア殿下もようやく恋心に気付かれたみたいでなによりです」
「なななななんじゃとぉぉぉー!?」
「…つかぬことをお聞きしますが、ティア殿下からお聞きになっていないので?」
「ぬぅぅぅ…実はの~ぉ?しばらく口も聞いてくれておらぬわい」
「…何をやらかしたのかを聞きたくはありませんが…あんた何をやらかしたのです?」
「…町中でおっぱいについて熱く語っただけじゃわい」
「…それはまた…馬鹿な事を…」
はぁ~…何を考えたら5歳になる娘に対しておっぱいを熱く語れるのか脳内を解剖して見てみたいものですね…。
「馬鹿っ?馬鹿と言ったぁ!?」
「言いましたが…何か?」
「おまっ!?お前おっぱいぞっ!?おっぱいは正義!夢!希望!漢の浪漫!全てがそこに詰め込まれおると言っても過言ではないのじゃっ!かの有名な海◯王もそこに全てを置いて来たと遺言を遺しておるのじゃぞっ!?」
「それは財宝の話では…?」
この愚王はホントに…
「それにしても…わしのティアが…」
「陛下のではありませんし…陛下は既に嫌われているようですしね…最早親子の縁を切られても不思議てはないのでは?」
「…言うでないわっ!?わしも傷付くんだからねっ?」
「…気色悪いです…止めて下さい…今すぐ死んで詫びて下さい…」
「そろそろわし…お主をぶっ飛ばしても構わんよな?」
「…やれやれ…都合が悪くなると暴力に訴えるわけですか…最低です…ジャッジメントですわ!」
「…真の男女平等主義者なわしは、女性相手でもドロップキックを平気で喰らわせられる王なのじゃよ?」
「うわぁぁぁ…ひくわ~ 限りなく地平線の彼方迄ひくわぁ~」
「うぉーい!?今のはネタじゃろ?そんなに引くでないわい!?本気で言うわけ無かろ!?」
「お~人事、お~人事に連絡しておきます…」
「それはジ◯ロじゃろ!?」
「いつのネタを振るんですか?」
「お主が振ったんじゃろーがい! ぜぇ~はぁ~ぜぇ~はぁ~ 話は戻るがティアの件なんじゃがっ…口をどうやったら聞いてもらえるかのぉ~?」
「…いや…最早修復不能では?陛下の小汚いイチもつと同じで…」
「おまっ!?この間までわしに鰻を使った料理ばかり食わせてたくせに!? くっ…まあ、よい!安心しろ、等価交換だ。代わりにわしのパンツをお主の部屋に置いてきたわい…」
「いらんわっ!エル君やランス君のならまだしも、汚王のウンコ、尿漏れ付きパンツが何処に需要あるというんですかっ!?」
「ホント失礼じゃぞっ!?そんなのたまにしか付いておらんじゃろうて?」
「とにかく手遅れです…恨むなら先祖代々引き継がれてしまった呪われたおっぱい星人の血筋をお恨み下さいませ」
「ぐぬぬっ…確かに我が父も…そうであった…。おっぱいについて徹夜で語ったもんよ。ふっ、なんと懐かしいわい…」
「死ねばいいのに」
「辛辣すぎるぞ?そろそろわしも泣くぞ?」
「とにかく…明日は国を挙げてのお祝い行事になるでしょうから…これ以上余計な事は言わない様に気をつけて下さいね?」
「こうなったら…エルをおっぱい教徒に…」
“スパンッッッ! ”
「アホかっ!?余計嫌われたいんかっ!?ティア殿下の想い人にそんな事したらどうなるか予想つきますよねぇ!?」
「おまっ…それ…便所スリッパじゃろ!?」
「今、便所コオロギがいましたものですから…」
「一国の王に向かって便所コオロギって…」
愚王は放っておくとして、ティア殿下…。どうかエル君との関係を…いえ、この言い方は違いますね…。ランス君も想いをティア殿下に伝えてましたね…。さて…運命はどこに向かうのでしょうね…。
「そ、そうじゃな…」
(アレからというものの満足に口も聞いてくれぬしの~ぅ)
「ティア殿下もようやく恋心に気付かれたみたいでなによりです」
「なななななんじゃとぉぉぉー!?」
「…つかぬことをお聞きしますが、ティア殿下からお聞きになっていないので?」
「ぬぅぅぅ…実はの~ぉ?しばらく口も聞いてくれておらぬわい」
「…何をやらかしたのかを聞きたくはありませんが…あんた何をやらかしたのです?」
「…町中でおっぱいについて熱く語っただけじゃわい」
「…それはまた…馬鹿な事を…」
はぁ~…何を考えたら5歳になる娘に対しておっぱいを熱く語れるのか脳内を解剖して見てみたいものですね…。
「馬鹿っ?馬鹿と言ったぁ!?」
「言いましたが…何か?」
「おまっ!?お前おっぱいぞっ!?おっぱいは正義!夢!希望!漢の浪漫!全てがそこに詰め込まれおると言っても過言ではないのじゃっ!かの有名な海◯王もそこに全てを置いて来たと遺言を遺しておるのじゃぞっ!?」
「それは財宝の話では…?」
この愚王はホントに…
「それにしても…わしのティアが…」
「陛下のではありませんし…陛下は既に嫌われているようですしね…最早親子の縁を切られても不思議てはないのでは?」
「…言うでないわっ!?わしも傷付くんだからねっ?」
「…気色悪いです…止めて下さい…今すぐ死んで詫びて下さい…」
「そろそろわし…お主をぶっ飛ばしても構わんよな?」
「…やれやれ…都合が悪くなると暴力に訴えるわけですか…最低です…ジャッジメントですわ!」
「…真の男女平等主義者なわしは、女性相手でもドロップキックを平気で喰らわせられる王なのじゃよ?」
「うわぁぁぁ…ひくわ~ 限りなく地平線の彼方迄ひくわぁ~」
「うぉーい!?今のはネタじゃろ?そんなに引くでないわい!?本気で言うわけ無かろ!?」
「お~人事、お~人事に連絡しておきます…」
「それはジ◯ロじゃろ!?」
「いつのネタを振るんですか?」
「お主が振ったんじゃろーがい! ぜぇ~はぁ~ぜぇ~はぁ~ 話は戻るがティアの件なんじゃがっ…口をどうやったら聞いてもらえるかのぉ~?」
「…いや…最早修復不能では?陛下の小汚いイチもつと同じで…」
「おまっ!?この間までわしに鰻を使った料理ばかり食わせてたくせに!? くっ…まあ、よい!安心しろ、等価交換だ。代わりにわしのパンツをお主の部屋に置いてきたわい…」
「いらんわっ!エル君やランス君のならまだしも、汚王のウンコ、尿漏れ付きパンツが何処に需要あるというんですかっ!?」
「ホント失礼じゃぞっ!?そんなのたまにしか付いておらんじゃろうて?」
「とにかく手遅れです…恨むなら先祖代々引き継がれてしまった呪われたおっぱい星人の血筋をお恨み下さいませ」
「ぐぬぬっ…確かに我が父も…そうであった…。おっぱいについて徹夜で語ったもんよ。ふっ、なんと懐かしいわい…」
「死ねばいいのに」
「辛辣すぎるぞ?そろそろわしも泣くぞ?」
「とにかく…明日は国を挙げてのお祝い行事になるでしょうから…これ以上余計な事は言わない様に気をつけて下さいね?」
「こうなったら…エルをおっぱい教徒に…」
“スパンッッッ! ”
「アホかっ!?余計嫌われたいんかっ!?ティア殿下の想い人にそんな事したらどうなるか予想つきますよねぇ!?」
「おまっ…それ…便所スリッパじゃろ!?」
「今、便所コオロギがいましたものですから…」
「一国の王に向かって便所コオロギって…」
愚王は放っておくとして、ティア殿下…。どうかエル君との関係を…いえ、この言い方は違いますね…。ランス君も想いをティア殿下に伝えてましたね…。さて…運命はどこに向かうのでしょうね…。
309
お気に入りに追加
1,582
あなたにおすすめの小説
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。
N.M.V
ファンタジー
注)本小説は、1話毎にエロシーンが御座います。嫌悪感を抱かれる方、苦手な方は閲覧をお控えください。
……そこはダンジョン奥深く、戦闘の狭間で休憩していたワタシは、パーティーメンバーの1人、後衛の魔法士にいきなり弱の麻痺魔法をかけられ、押し倒された。
「なに考えれんろのよ!!、やめれぇ!!」
麻痺のせいでろれつが回らない。
「テメェが、素直にヤラせてくれねーからだろ?」
他のメンバーに助けを求め視線を向けた。だけど、全員が下卑た笑いをしてる。コイツら全員最初からワタシを犯す気なんだ。
最悪だわ。
魔法士は、ワタシの装備を剥がし、その下の服を引き裂いて、下半身の下着を引きちぎった。
「ペナルティ食らうわよ……」
「そんなもん怖くねーよ、気持ち良けりゃイイんだよ」
魔法士はそう言ってズボンを下ろした。ギンギンに張ったサオを握りしめ、ワタシの股を割って腰を入れて来る。
「や、やめてぇ、いやぁん」
「好き者のくせに、カマトトぶるんじゃねーよ、最初に誘ったのはオメエじゃねーか」
強引なのは嫌なのよ!
魔法士のサオがワタシのアソコに当てがわれ、先っちょが入って来る。太くて硬い、リアルとは異なるモノが……
「や、いやっ、あっ、ああっ」
………
ワタシの名前は、「エム」
人類は平和だろうが戦争中だろうが、心に余裕があろうがなかろうが、生きるも死ぬも関係なしに、とにかく欲望のままにHをしたがる。
ワタシがプレイしていたゲームは、そんな人類の中で、人より頭がちょっと賢くてオカシなゲームマスターが
「とにかくHがしたい」
なーんて感じで娯楽を創造したんだと思う。
類い稀なるフルダイブ型エロゲー。世界設定は、剣と魔法のファンタジー、エロゲーだけあり、Hもできちゃう。
でも内容は本格的、一切の妥協はなし。
生と死の間、命のやりとり、バトルオブサスペンス!、世界も広い!、未踏の大地、拡張されるストーリー!、無限に広がるナントやら。
因みに、H出来るのは倫理上、人同士のみ。
ゴブリンに攫われてヤラレちゃうとかナンセンス。そんなのは他所でヤレ、です。
…そんなゲーム世界から、いきなり異世界に飛ばされてしまった不幸なワタシの物語です。
転生したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
凌辱系エロゲの世界に転生〜そんな世界に転生したからには俺はヒロイン達を救いたい〜
美鈴
ファンタジー
※ホットランキング6位本当にありがとうございます!
凌辱系エロゲーム『凌辱地獄』。 人気絵師がキャラクター原案、エロシーンの全てを描き、複数の人気声優がそのエロボイスを務めたという事で、異例の大ヒットを飛ばしたパソコンアダルトゲーム。 そんなエロゲームを完全に網羅してクリアした主人公豊和はその瞬間…意識がなくなり、気が付いた時にはゲーム世界へと転生していた。そして豊和にとって現実となった世界でヒロイン達にそんな悲惨な目にあって欲しくないと思った主人公がその為に奔走していくお話…。
※カクヨム様にも投稿しております。
NTRエロゲの世界に転移した俺、ヒロインの好感度は限界突破。レベルアップ出来ない俺はスキルを取得して無双する。~お前らNTRを狙いすぎだろ~
ぐうのすけ
ファンタジー
高校生で18才の【黒野 速人】はクラス転移で異世界に召喚される。
城に召喚され、ステータス確認で他の者はレア固有スキルを持つ中、速人の固有スキルは呪い扱いされ城を追い出された。
速人は気づく。
この世界、俺がやっていたエロゲ、プリンセストラップダンジョン学園・NTRと同じ世界だ!
この世界の攻略法を俺は知っている!
そして自分のステータスを見て気づく。
そうか、俺の固有スキルは大器晩成型の強スキルだ!
こうして速人は徐々に頭角を現し、ハーレムと大きな地位を築いていく。
一方速人を追放したクラスメートの勇者源氏朝陽はゲームの仕様を知らず、徐々に成長が止まり、落ちぶれていく。
そしてクラス1の美人【姫野 姫】にも逃げられ更に追い込まれる。
順調に強くなっていく中速人は気づく。
俺達が転移した事でゲームの歴史が変わっていく。
更にゲームオーバーを回避するためにヒロインを助けた事でヒロインの好感度が限界突破していく。
強くなり、ヒロインを救いつつ成り上がっていくお話。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
カクヨムとアルファポリス同時掲載。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる