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第一章
本当にどこなんだろうな?
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どうも!最近少し歩ける様になったエルです。俺が歩ける様になったのは多分一歳位だと思う。正確な事は覚えていない。歩くのもベビーベットの上だけだ。まだ一度も外には出た事がない…。それには何か理由があったりして?
まあ、気にしても分からないのでそれはおいておくとしよう。それとは別にここだけの話なんだが一応魔法の世界に来たのかもと思って色々試したのだ。大声で魔法の名前を叫んだり詠唱してみたりしたのだが…
─そんなモノはなかった。適正がないとか俺だけ使えないとかそういう訳ではないと思う。ただそういう世界ではなかっただけの事。これは俺の黒歴史確定だな…。でもみんなも一度は転生したら俺みたいに試してみるよな?
♢
まあ、そんなこんなであっという間に俺は3歳になった。誕生日を祝って貰ったから間違いない。3歳になって変わった事といえば屋敷の中を自由に歩ける様になった事位か。まあ、この話は後でするとしよう。とにかく今は…
「は~い、エル!おっぱいの時間ですよ?」
まずは目の前のこの問題からだ。問題とは俺の母さんの事だ…。1日に何回かこうして俺の元におっぱいを未だに与えに来るのだ…。頭が痛い非常に難しい問題なんだ。 流石に3歳にもなっておっぱいをもらう子は居ないと思うのですがお母様?
「お、お母様…さ、流石におっぱいはもう…」
「ガ~~~ン………そ、そんな、もう私の事は用済みだとでも言うの…」
口でガ~ンと言ってるし、物凄~く悲しそうな顔でこちらを見ている…。ド○ドナか? 毎度の事ながらお母様がいじけるとアクアグリーンの長い綺麗な髪が物悲しさをより主張しているかのようにも見えてしまう…。
「…おっぱいを下さい」
「何、何?ママ聞こえないよ、エル?」
絶対聞こえてるよね? お母様の表情が全てを物語っている。
「僕にお母様のお、おっぱいを飲ませて下さい!」
「はい、良くできました♪おいで、エル!」
「…はい」
お母様の元に行くとポロンっと形が綺麗なおっぱいが露になる…。さ、流石に欲情はしないよ?ホントだよ?
「はい、どうぞ!」
覚悟を決めピンク色の乳首を優しく口に含む。
「…あむっ……」
まあ、おっぱいをもらってるのは取り敢えず気にしないでもらえると助かる!
─で、こんな状態ではあるが少し分かった事を話するとしよう。まず、家は屋敷と呼べる様に広い。歩いて確認したから間違いない。それと電気は…と、いうよりかは電気製品がないと言った方がいいだろう。冷蔵庫や電子レンジ、髪を乾かすドライヤーもない。この地域には電気が来てないのかも知れない。
他に分かった事といえばこの屋敷に住んでいるのは俺、お母様のマリア18歳、メイド長のミーニャ18歳、メイドのリンリン15歳、同じくメイドのレーティー14歳の五人。みんな若くね!?しかも女性ばかり。母さんとミーニャは昔からの親友みたいなんだけど…。まあ、これ以上の事は流石にまだ分からない。
後はそうだなぁ~…。そうそう、二階の窓から見える景色。そこから分かった事はレンガ造りの家と畑や田が多い事位かな…。外に出てみないともっと詳しい事はなんとも言えない。
そろそろおっぱいから口を離してもいいかな?
「どう?ママのおっぱい美味しかった?」
「…はい」
わざわざ聞かないでお母様!?恥ずかしいからっ!?
「…奥様」
「な~にミーニャ?それと昔みたいにマリアって呼んでよ?」
「…仕事中ですので…」
「ミーニャは相変わらず融通が効かないんだから…それでどうしたの?」
「エル様の年齢からして、流石におっぱいはもう卒業かとは思われますが?」
よくぞ…よくぞ言ってくれたミーニャさん!お母様にもっと…もっと言ってやって欲しい…。
「…じゃあ…貴女達もエルにおっぱいをあげてみる?」
「「…はっ?」」
俺とミーニャさんの声が見事にハモる…。何を言ってるのだろうかお母様は?
「なななななな、何を言ってるにょ、マリア!?」
ミーニャさん動揺し過ぎです…
「リンリンとレーティーはエルにおっぱいをあげる気満々みたいよ、ほらっ」
俺とミーニャさんが後ろを振り返るとそこには既に恥ずかしげもなくおっぱいを出した2人の若い女性の姿が…。はしたないでしょ!?
「勿論アル!」
「ん、至極光栄の極み…」
「あ、貴女達…2人共…」
「じゃあミーニャはエルにおっぱいをあげなくてもいいのね?」
「そうですよメイド長!こんなチャンスありませんアル」
「ん、その通り」
言ってあげてくれ、ミーニャさん!この3人に常識ってもんを教えてあげて欲しい!おっぱいなんて軽々しく男の前で出すものでも咥えさえるものでもないということを!!!さぁ、さぁー!
「…わ、私もあげてみま…しゅ…」
(うぉーい!?ミーニャさん!?どういう事なのそれは!!!まさかのここで裏切りが発生するとは思わなかったわ!!?)
「じゃあ順番ね?ミーニャからあげていいわよ! ねっ、エル?」
満面の笑みで俺にそんな事の同意を求められても困るのですが!?俺にどう答えろと!?
ミーニャさんもやる気満々だよっ!? どうしてっ!?
「さっ、エル?」
「エル様…ど、どうぞ」
この後どうなったかは察して欲しい…。ただ男としては嬉しかったと言っておこうか…。
余談になるのだが、母さん(3歳位迄は出ていたけど…)も含めて母乳は出ていないからな?
まあ、気にしても分からないのでそれはおいておくとしよう。それとは別にここだけの話なんだが一応魔法の世界に来たのかもと思って色々試したのだ。大声で魔法の名前を叫んだり詠唱してみたりしたのだが…
─そんなモノはなかった。適正がないとか俺だけ使えないとかそういう訳ではないと思う。ただそういう世界ではなかっただけの事。これは俺の黒歴史確定だな…。でもみんなも一度は転生したら俺みたいに試してみるよな?
♢
まあ、そんなこんなであっという間に俺は3歳になった。誕生日を祝って貰ったから間違いない。3歳になって変わった事といえば屋敷の中を自由に歩ける様になった事位か。まあ、この話は後でするとしよう。とにかく今は…
「は~い、エル!おっぱいの時間ですよ?」
まずは目の前のこの問題からだ。問題とは俺の母さんの事だ…。1日に何回かこうして俺の元におっぱいを未だに与えに来るのだ…。頭が痛い非常に難しい問題なんだ。 流石に3歳にもなっておっぱいをもらう子は居ないと思うのですがお母様?
「お、お母様…さ、流石におっぱいはもう…」
「ガ~~~ン………そ、そんな、もう私の事は用済みだとでも言うの…」
口でガ~ンと言ってるし、物凄~く悲しそうな顔でこちらを見ている…。ド○ドナか? 毎度の事ながらお母様がいじけるとアクアグリーンの長い綺麗な髪が物悲しさをより主張しているかのようにも見えてしまう…。
「…おっぱいを下さい」
「何、何?ママ聞こえないよ、エル?」
絶対聞こえてるよね? お母様の表情が全てを物語っている。
「僕にお母様のお、おっぱいを飲ませて下さい!」
「はい、良くできました♪おいで、エル!」
「…はい」
お母様の元に行くとポロンっと形が綺麗なおっぱいが露になる…。さ、流石に欲情はしないよ?ホントだよ?
「はい、どうぞ!」
覚悟を決めピンク色の乳首を優しく口に含む。
「…あむっ……」
まあ、おっぱいをもらってるのは取り敢えず気にしないでもらえると助かる!
─で、こんな状態ではあるが少し分かった事を話するとしよう。まず、家は屋敷と呼べる様に広い。歩いて確認したから間違いない。それと電気は…と、いうよりかは電気製品がないと言った方がいいだろう。冷蔵庫や電子レンジ、髪を乾かすドライヤーもない。この地域には電気が来てないのかも知れない。
他に分かった事といえばこの屋敷に住んでいるのは俺、お母様のマリア18歳、メイド長のミーニャ18歳、メイドのリンリン15歳、同じくメイドのレーティー14歳の五人。みんな若くね!?しかも女性ばかり。母さんとミーニャは昔からの親友みたいなんだけど…。まあ、これ以上の事は流石にまだ分からない。
後はそうだなぁ~…。そうそう、二階の窓から見える景色。そこから分かった事はレンガ造りの家と畑や田が多い事位かな…。外に出てみないともっと詳しい事はなんとも言えない。
そろそろおっぱいから口を離してもいいかな?
「どう?ママのおっぱい美味しかった?」
「…はい」
わざわざ聞かないでお母様!?恥ずかしいからっ!?
「…奥様」
「な~にミーニャ?それと昔みたいにマリアって呼んでよ?」
「…仕事中ですので…」
「ミーニャは相変わらず融通が効かないんだから…それでどうしたの?」
「エル様の年齢からして、流石におっぱいはもう卒業かとは思われますが?」
よくぞ…よくぞ言ってくれたミーニャさん!お母様にもっと…もっと言ってやって欲しい…。
「…じゃあ…貴女達もエルにおっぱいをあげてみる?」
「「…はっ?」」
俺とミーニャさんの声が見事にハモる…。何を言ってるのだろうかお母様は?
「なななななな、何を言ってるにょ、マリア!?」
ミーニャさん動揺し過ぎです…
「リンリンとレーティーはエルにおっぱいをあげる気満々みたいよ、ほらっ」
俺とミーニャさんが後ろを振り返るとそこには既に恥ずかしげもなくおっぱいを出した2人の若い女性の姿が…。はしたないでしょ!?
「勿論アル!」
「ん、至極光栄の極み…」
「あ、貴女達…2人共…」
「じゃあミーニャはエルにおっぱいをあげなくてもいいのね?」
「そうですよメイド長!こんなチャンスありませんアル」
「ん、その通り」
言ってあげてくれ、ミーニャさん!この3人に常識ってもんを教えてあげて欲しい!おっぱいなんて軽々しく男の前で出すものでも咥えさえるものでもないということを!!!さぁ、さぁー!
「…わ、私もあげてみま…しゅ…」
(うぉーい!?ミーニャさん!?どういう事なのそれは!!!まさかのここで裏切りが発生するとは思わなかったわ!!?)
「じゃあ順番ね?ミーニャからあげていいわよ! ねっ、エル?」
満面の笑みで俺にそんな事の同意を求められても困るのですが!?俺にどう答えろと!?
ミーニャさんもやる気満々だよっ!? どうしてっ!?
「さっ、エル?」
「エル様…ど、どうぞ」
この後どうなったかは察して欲しい…。ただ男としては嬉しかったと言っておこうか…。
余談になるのだが、母さん(3歳位迄は出ていたけど…)も含めて母乳は出ていないからな?
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