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第一部
唯のターン
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「「「おはよ~、唯!!!」」」
「おはよー、皆!」
「ああ、おはよー」
「朝から色々あったみたいだね、皆」
「「「…うん//////」」」
「お前等いつの間にそんなに仲良くなったんだよ?」
「それはね、皆…豊君を好きだからだろうね!(パチッ!)」
「っ!?(モブの俺にウインクなんて…その仕草で唯のファンならご飯は三杯は食べれるぞ…?)」
「照れてる豊君は可愛いね?」
「ば…馬鹿っ…男に可愛いは駄目なんだぞっ!って何で唯はそんなに距離を詰めて来るんだ?」
「そうだねぇ、皆…一歩先を進んでいるからだろうね?ボクも負けられない。そう思わないかい?」
思わず後退り。
トンッ!
って背中に硬い感触。余所様の家のコンクリ塀かよ。顔の直ぐ横に唯が手を伸ばした。
壁ドンだぁ─────!美少女の壁ドンは新鮮だなぁって近い近い、近いから、唯のイケメン美顔が近すぎて3人と交わしたキスの事を思い出してしまいやがるぅぅ────!どうした、俺!こんな時こそ前世の経験を活かす時!って女性経験なんてないよな?童貞だよな?俺の前世全く駄目じゃんかぁ!全く役に立たねぇ──!
「どうしたんだい…そんなに顔を赤く染めて?」
「…いや、唯のせいだからな!それに…近い…よ、ゆぃ/////」
「…ねぇ、幸子と遥?」
「「ゴクッ…う…うん、何かな?」」
「あれ見てて思ったんだけど唯攻め豊和の受けって考えるとなんだかこっち迄ドキドキしない?」
「分かるよ、深雪。私にもその気持ち分かる」
「うん、だね!弱々しくなる豊和君良いね?」
「お前等聞こえてるからな。後で覚えてろ」
「今はボクだけ見て欲しい…かな」
「なっ…」
「……キスをボクにもしてくれないか?」
「ば、馬鹿!お前等はもっと自分を大切にだなぁ」
「残念!間違ってるよ豊君…悪いね、んっ!…」
チュッ!
唇に今日何度目かの柔らかい感触。チュッと軽く重なり直ぐに離れる…。
「あっ…」
「どうしたんだい…そんなに名残惜しかったのかな?ボクの唇は?」
「…なっ!?」
図星だった。軽く重なった唇の感触をもう少しだけ感じていたくて…。
「…お望みならリクエストにお応えしようか?」
にぃ~とイタズラが成功した子供の様な無邪気な笑顔を浮かべ、色っぽい艶のある唇から顔を覗かせる八重歯が可愛く見え唯から俺は目が離せなかった。
─って駄目だ!もう4人とキスしてしまっている。俺は最低だな…。
「ふむ。これ以上は今日は止めておくとしようか!豊君…深く考えないで良いんだよ?ボク達は君の傍に居られるだけでいいんだから…」
「唯…」
「では皆で学校へ行くとしよう!遅刻しちゃうからね!」
「「「うん!!!」」」
「…ああ」
俺はどうすれば…とうとう四人にキスされてしまった。隙が多い?そう言われたら何も言えないけど…。しかしながら同じ状況なら俺と同じ感じになるからね?嘘じゃないからね!
「おはよー、皆!」
「ああ、おはよー」
「朝から色々あったみたいだね、皆」
「「「…うん//////」」」
「お前等いつの間にそんなに仲良くなったんだよ?」
「それはね、皆…豊君を好きだからだろうね!(パチッ!)」
「っ!?(モブの俺にウインクなんて…その仕草で唯のファンならご飯は三杯は食べれるぞ…?)」
「照れてる豊君は可愛いね?」
「ば…馬鹿っ…男に可愛いは駄目なんだぞっ!って何で唯はそんなに距離を詰めて来るんだ?」
「そうだねぇ、皆…一歩先を進んでいるからだろうね?ボクも負けられない。そう思わないかい?」
思わず後退り。
トンッ!
って背中に硬い感触。余所様の家のコンクリ塀かよ。顔の直ぐ横に唯が手を伸ばした。
壁ドンだぁ─────!美少女の壁ドンは新鮮だなぁって近い近い、近いから、唯のイケメン美顔が近すぎて3人と交わしたキスの事を思い出してしまいやがるぅぅ────!どうした、俺!こんな時こそ前世の経験を活かす時!って女性経験なんてないよな?童貞だよな?俺の前世全く駄目じゃんかぁ!全く役に立たねぇ──!
「どうしたんだい…そんなに顔を赤く染めて?」
「…いや、唯のせいだからな!それに…近い…よ、ゆぃ/////」
「…ねぇ、幸子と遥?」
「「ゴクッ…う…うん、何かな?」」
「あれ見てて思ったんだけど唯攻め豊和の受けって考えるとなんだかこっち迄ドキドキしない?」
「分かるよ、深雪。私にもその気持ち分かる」
「うん、だね!弱々しくなる豊和君良いね?」
「お前等聞こえてるからな。後で覚えてろ」
「今はボクだけ見て欲しい…かな」
「なっ…」
「……キスをボクにもしてくれないか?」
「ば、馬鹿!お前等はもっと自分を大切にだなぁ」
「残念!間違ってるよ豊君…悪いね、んっ!…」
チュッ!
唇に今日何度目かの柔らかい感触。チュッと軽く重なり直ぐに離れる…。
「あっ…」
「どうしたんだい…そんなに名残惜しかったのかな?ボクの唇は?」
「…なっ!?」
図星だった。軽く重なった唇の感触をもう少しだけ感じていたくて…。
「…お望みならリクエストにお応えしようか?」
にぃ~とイタズラが成功した子供の様な無邪気な笑顔を浮かべ、色っぽい艶のある唇から顔を覗かせる八重歯が可愛く見え唯から俺は目が離せなかった。
─って駄目だ!もう4人とキスしてしまっている。俺は最低だな…。
「ふむ。これ以上は今日は止めておくとしようか!豊君…深く考えないで良いんだよ?ボク達は君の傍に居られるだけでいいんだから…」
「唯…」
「では皆で学校へ行くとしよう!遅刻しちゃうからね!」
「「「うん!!!」」」
「…ああ」
俺はどうすれば…とうとう四人にキスされてしまった。隙が多い?そう言われたら何も言えないけど…。しかしながら同じ状況なら俺と同じ感じになるからね?嘘じゃないからね!
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