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それから、半年。
地球はどうなったのか。人類はまた再び活性化したのか…

いや。そんなことは無かった…

ナークは最初は心優しかったが、なんとアボルを倒した瞬間、強い姿勢を見せてきて、人類に圧力をかけた。

「我々は人類を手伝った。なにかお返しがあってもいいはずだ。それに、ナークは多くを犠牲にした。それなりの返しがあっていいはずだが?」
そう言って人類に圧力をかけていたのだ。
そして、今現在。人類はナークの奴隷となった。ナークは圧倒的な力を持ち、世界を支配した。
ナークは言った。
「これから先、人間は我々に従うことになるだろう。しかし、安心して欲しい。悪いようにはしない」
こうして、人間の世界は終わりを告げた……



アボルは私利私欲のために武器をためらいなく使う。
ナークは支配するためにチャンスを待っていた。


人類がねじ伏せる価値のあるチャンスを。
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