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97 君の涙は天使のよう

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「ジェレミー、俺の入れてもいい??」

「いれて…僕の全部をあれんにあげるから壊して…」

「ふふふ…可愛い…」

先程までローションと指でほぐしたその内部は俺をすぐに受け入れるようにヒクヒクとしていた。

そしてそれをゆっくり味わうようにジェレミーの中に俺のモノを侵入させる。

「んっ…あれ…ん……」

「ジェレミーの中、気持ちいいよ…」

「はぁっ…はぁ……」

ゆっくりと内部を深くまで突き上げると、ジェレミーは涙目になりながら必死に両手でしがみついてきた。

「あれんっ…うぅっ…すき……好きっ…」

「俺も…愛してる…」

「幸せ…このまま死んじゃいたい…」

「嬉しいよ…」

先程取りだしたカッターナイフの刃をカチカチと音を立てながらジェレミーの目の前に持っていく。

「あれん…うぅっ…」

「かわいい…」

首筋にカッターをあてがうと、少し怯えた表情を見せる。
それは俺の心を壊すにも十分だった。

「痛いの…またするの……?」

「ふふ、だって俺のものでしょ?こわい?」

「んっ……やさしく…してよぉ……」

「我慢出来たらいっぱいキスしようね」

「痛い…痛いよ…」

「そうじゃないよね?」

「うっ…うぅっ、気持ちいい…」

「素直になってくれて嬉しい」

「あれんんぅっ……」

泣きながら快楽にあっさり呑まれているジェレミーが大好きだ。

そのまま俺はジェレミーの腹部にカッターの刃を滑らせる。

「痛いっ……よ……いっ……うぅっ…」

「泣かないで、愛してる…」

「僕……も…だいすきっ……」

「いい子…」

「あれんっ……すきっ……すき……ああっ」

涙目のジェレミーの口の中に下を滑り込ませた。
怯えたような表情とは裏腹に、求めるような舌の絡め方をしてくるジェレミーが可愛い。

壊したい……

本能の赴くままにジェレミーの首を両手で絞める。

「ぐっ…ぐぇっ…」

「苦しい?でもジェレミーの勃ってる…俺に教え込まれちゃったもんね」

「んぐぅ…ぐぇぇ…」

「ジェレミー、気持ちいい?」

「んっ……す…き……あれんっ……」

苦しさと快楽でぐちゃぐちゃになっているジェレミーに問いかけると、素直に頷いてくれた。

「あぁっ、可愛いよ…!!」

そのまま乱暴にジェレミーの内部へ腰を打ち付けるとジェレミーは幸せそうに喘いだ。

んっ…んぁぁっ!!
あれんっ…きもちい…
あぁっ!!
や…やっ…!!

そうしている間もカッターで浅く傷をつける。
泣きそうな小さな悲鳴とは裏腹に俺の全部を受け入れ逃げようとはしない…そんなジェレミーの紅潮した頬と誘うような目に俺は既に限界を迎えそうだった。

「ジェレミー、中に出すよ?」

「んっ…満たして…あれんので……」

「可愛いよ……一生中出し奴隷になって!!」

「ふああ…もう…だめぇ!!」

「あぁっ、俺もいくよ…」

「いっしょに…あぁっ…!!」

ジェレミーの中に勢いよく白濁液を注ぎ込む。
泣きながらいっしょに絶頂を迎えるジェレミーが堪らなく愛おしくて、快楽に溺れるジェレミーの身体に深くカッターで傷をつけた。

「痛いよ…気持ち…やあっ…」

「ドMちゃん…」

「痛い…うぅっ…痛い……好き…」

「まだ痛い?」

「痛いのにっ…イクのとまんなっ…あぁっ…」

「可愛いよ…傷だらけアザだらけで…」

「あれん……ずっといっしょにいて…」

「ふふ、ずっと一緒に居ようね」

「すきっ……だいすきっ……あれん……」

汗と涙で疲れ果てたジェレミーの弱々しい指先を絡めて恋人繋ぎをする。

「僕…おかしくなっちゃう……はぁ…はぁ……」

「大丈夫、素直に身を預けて?」

涙がほろりと流れるジェレミーの頬にそっとキスをした。
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