俺、可愛い後輩を無理やり犯して調教してます

49 俺とじゃダメかな

ジェレミーを連れて家の玄関まで向かう。
俺に腕を引かれて歩くジェレミーは表情に少し後悔の色を浮かばせていた。

ガチャッとドアを開けジェレミーと一緒に家に入る。
俺は鍵とチェーンを閉めてそのままジェレミーをぎゅっと抱きしめた。

「ひゃっ！！アレン？！」

「静かに、玄関だから騒いじゃダメだよ…」

ジェレミーは怯えながら俺の顔を見た。

「何もしないって言ったのに…」

「ぎゅっとするだけならいいでしょ？大人しくしていればそれ以上何もしないからベッド行こ？」

「嘘…絶対嘘…」

「いいから」

ジェレミーの腕をそっと引いてベッドに座らせ横に一緒に座った。

旅行でのジェレミーの様子を見る限り、もう少し先へ行けそうな気がした。

俺は本気でジェレミーと付き合いたい…

無理やりするのも良いけれどジェレミーの返答を聞いてみたかった。

この機会に気持ちを本気で伝えてみようと思う。

「ジェレミーあのね」

「ひっ…」
身構えるジェレミーをこれ以上警戒させないよう優しく声をかけた。

「大丈夫、何もしないから安心して」

「ほんとに…？」

「うん、本当。だからもっとこっち来て？」

「アレン…」
ジェレミーは不安げな表情で俺を見る。

「ジェレミー…あのね…」

いざ言うとなると躊躇してしまう。
ジェレミーの返答を聞くのが怖いのかもしれない。

「なに…？」

「はぁ…なんでもない…少しこのままぎゅっとさせて」

そう言ってジェレミーをふわりと抱きしめた。

「ひぁっ！！あ、あれん…？！」

「………」

後ずさろうとして俺にぎゅっとされたので硬直するとジェレミー。
やっぱり怯えているうちは気持ちを伝えるのをやめておこう。

それでも暖かくて心地が良くて抱きしめたジェレミーを離すことができなかった。

おそらくこのまま気持ちを伝えて合意を得ても脅しにしかならないのだろう。

「ジェレミー…本当はこういうのも嫌なの知ってるよ…だけどこれ以上しないから今日だけイチャイチャさせて」

「えぇっ！僕どうすればいいの…？」
かなり困った表情で俺に問いかけるジェレミー。

「大人しく…逃げないでいてくれたらそれでいい」

そう言ってゆっくりと優しくジェレミーを押し倒した。

「ねえジェレミー…好き…」

「うっ…僕やっぱり怖い…帰りたい…」

「もうダメだよ、帰してあげない」

「痛いのはやだ…たすけて…」
ジェレミーの身体と声が微かに震え始める。
怯えさせるつもりはないのてジェレミーの頬を優しく撫でた。

「ねえキスならいいでしょ？」

「まって…嫌っ…これ以上しないって言ったのに…」

そう言って泣きそうな顔をしながらも素直に恋人繋ぎを振りほどいたりしないジェレミーが堪らなく愛おしかった。
もっとも、恐怖でそれすら出来ないだけかもしれないが。

「ふふふ、そんな泣きそうな声で嫌なんて言われたら興奮しちゃうよね…」
そのままジェレミーにキスをする。

ちゅっ…

「っ…！！！アレンどうして僕を騙したのっ？！何もしないって最初に言ったのに…」

ジェレミーに俺は両手で突き飛ばされた。

しかし前よりも少しだけジェレミーは俺に言いたい事を言えるようになっている気がして嬉しい。

可愛い顔して反抗的になるジェレミーもまた燃え上がってくる…

ならばこちらも当たって砕けてしまえと思った。

「ねぇジェレミー俺のものになってよ…俺専用の奴隷でしょ？言う事聞くなら恋人になってよ、嫌なら恋人ごっこでいいから一緒に居て…」

「ひぇ…そんな無茶苦茶な…」

発言してから自分でも無茶苦茶言ったと後悔している…
もうどうにでもなれ！！

「ジェレミー…付き合って下さい…」

「はぇ………僕…と…？」

ここまでしておいてそれ以外に誰がいるというのだろう。
ジェレミーはどうしていいか分からず混乱した様子だった。