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30 優しく支配したい

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「ほらジェレミー着替えさせてあげるからバンザイしてね」

「ぼ…僕自分で着替えくらい出来るよ!」

「えぇ良いじゃん…そんなに警戒しなくても…」

ビクッとしながら身構えるジェレミー。
かなり警戒されてしまっているようだ。

服を脱いだジェレミーは自分につけられたキスマークに絶句している。

「アレン…これ…」

「ジェレミー覚えてないの?この前お薬盛った日に沢山自分から求めて来たでしょ」

「僕が…」

「お薬効いちゃって俺の事好き好き言ってくれた日かな?キスマークつけてあげたのはジェレミーが意識を失う直前くらいだったから忘れてても無理はないね」

「で、でもこんなにしなくても…」

心底ショックを受けている顔をしている。
そんな姿もまた可愛い。

ジェレミーの身体に俺の所有物である印を刻まれているのが心底嬉しいしゾクゾクする。

「可愛いよ…すごく」

そっと触れようとてを伸ばすとジェレミーは怖がってビクビクしながらぎゅっと目を閉じた。

「やっ…やだっ…」

「ごめんごめん、あんまり可愛かったから…嫌ならしないよ安心して」

そっと撫でるとジェレミーはビクビクしながらじっと耐えていた。
本当に可愛くて仕方がない。

「ほらジェレミー、こうしていい子でいたら優しくしてあげるから」

甘くて優しい言葉をかけてやるも心の中はジェレミーを支配したいという真っ暗な感情が渦巻いていた。

「着替え持ってきてあげるから逃げないで待ってて?」

「うん…」

「ふふ、いい子だね」
怯えるジェレミーの額にキスをしてジェレミーの衣服を取りに行った。

適当にパジャマでも貸してあげたらいいかな…

なんとなくジェレミーに似合いそうなのを選んで戻る。

「これ着ていいよ、パジャマ着て一緒に寝よ?」

「わ、わかった…」

ジェレミーは俺から逃げるようにパッと衣服だけ受け取ってベッドの隅の方で着替えた。

こうも怯えていると意地悪したくなる。
ジェレミーが泣きそうになる顔が可愛くて大好きだから…

誰にも助けてもらえない場所で縛られて俺にたっぷり犯され囚われ従わされるジェレミーの泣き顔より良い物はこの世に存在しないとすら思っている。

「ねえなんで逃げるの~?ふふふ捕まえた…逃がさないよ」

「ひっ…!アレン…」

また逃げようとしたのでジェレミーの手首を掴む。

「逃がさないって言ったでしょ…?今日は俺の事拒絶しちゃダメ、ほら横になって?」

ジェレミーを布団に潜らせ2人でベッドに横たわる。
困惑しながらもちゃんと言うこと聞いちゃう所が素直で可愛い。

そのままジェレミーに再びキスをした。
ジェレミーはビクビクと怯えながらも俺のキスを涙目で受け入れる。

んっ…ちゅっ…
ふぁ…んっ…ちゅっ…

ジェレミーの甘い声が洩れるので舌を入れて掻き回すのは好きだった。

「んっ…ジェレミーの唾液美味しいよ…」
正直俺もドキドキしているのが本音。
この子が可愛くて可愛くてどうしようもないくらい好きだ。

本気で困っているジェレミーにもう一度キスをする。

んっ…ぁ…!!
あれんっ…んちゅっ…
ちゅっ…んやぁっ…

時々俺の唾液を飲ませるように流し込む。
ジェレミーの身体中全てを犯したいし支配したい。

嫌がりながらも涙目で言う事を聞くジェレミーが好き。

恐らくすぐにでも逃げたいと思っているであろうジェレミーとは裏腹に、この時間が永遠に続けばとさえ思った。

ジェレミーを犯してやりたかったが体調が悪いジェレミーをこれ以上虐めるのは良くない…
たまには優しく大事に扱ってあげないと。

「約束は約束だよね、キス以上の事は今日しないって…これ以上するとジェレミーをもっと壊したくなっちゃうからこれでおわりね」

最後にぎゅっと抱きしめ優しく撫でてやった。

「アレン…約束ありがと…おやすみ…」

「おやすみジェレミー、好きだよ…」
そう言ってゆっくりと眠り落ちる。

ジェレミーの温もりを感じて俺は幸せだった。
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