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58 後悔しても遅かった

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「はぁっ…ジェレミー…もう離さない…」

「んやぁっ…あれんっ…」

さっきまで優しくしてくれたアレンの目が一瞬ギラリと光る。
僕の両手首を跡が付く程ぐっと掴まれそのままアレンに押さえつけられた。

「ひぁっ…!?」

「そんなに甘えられたらもう我慢できないでしょ…俺に懐いた事を存分に後悔して」

ぬるりと僕の口内に舌をねじ込んでくる。
何度も僕の口の中を掻き乱して唇を血が滲むくらい噛まれた。

「んっ…んぁ…痛…いっ…!!」

「ジェレミーだめ、ちゃんとこっち向いて」

「やだぁっ…!痛い…よ…」

「俺と結ばれて嬉しい癖に…でもね俺の奴隷である事も忘れちゃいけないよ?言う事聞けない悪い子にはお仕置きしちゃう」

そう言って僕の首を両手て思い切り上から絞めてきた。
じたばたしようにもアレンに中までモノを入れられているので動く度に快楽か電撃のように脳に走る。

かはっ…!!
く…るし……いっ…よ…

涙目で僕は必死に抵抗しようとするも、アレンの力は僕よりもずっと強かった。

「ジェレミーは本当に可愛いね…ずっと一緒だよ」
甘い言葉を優しく囁くが絞める両手は僕の皮膚に容赦なく爪を食い込ませてくる。

っ…けほっけほっ!!
あ…れん……っ…!
ぼく…死ん…じゃうっ……っ!!
けほっ…!!

死にそうになりながらじたばたする僕を見下ろしながらうっとりとしたような笑顔を向けるアレン。
目が笑っていないので一気に背筋が凍るような感覚を覚えた。

「ふふっ怯えないで。さっきは好きって言ってくれたでしょ?俺もジェレミーの事大好きだよ」

気を失うギリギリの所でアレンは手を緩めてくれた。
酸素を求めて口を開ける僕に容赦なく今度はキスをしてきた。

ちゅっ…んちゅっ…
んぁっ…んっ…!!

視界がチカチカとし始めだんだんと抵抗する手の力がゆるんでくる…
上も下も犯され続けて力が入らない…

「ジェレミー…気持ちよくなっちゃった?」

「やめて…あれん…死んじゃう……」

「殺しはしないよ安心して。仮に俺がジェレミーを虐め過ぎて辛くて死にたくなったとしても絶対に死なせないしその時は拘束して閉じ込めるから。もうどこにも逃がしてあげないよ」

「ひぇっ…僕をどうするつもりなの…?!」
僕の表情が恐怖に染まり身体が震えてくる。

そんな様子を満足げに見つめながら奥まで何度もアレンのそれで繰り返し突き上げられ、更に耳に舌を這わせてきた。

ひっ…ひゃぁっ…ぁっ…
あぁっ…んっ…!あれんっ…!

「やだなぁジェレミー怯えちゃって」
ぎゅっと僕を抱きしめるアレン。

「やっ…やっ、やめてっ…!やだぁっ」

「ぎゅっとしただけでまだ何もしてないでしょ…」
そう言ってアレンは僕の頬をぺろりと舐めた。

ぞわぞわと僕の肌が泡立つのを感じる…

「ジェレミー…さっきみたいに沢山甘えてきてよ、俺とジェレミーは恋人同士でしょ?」

「そ…そうだけどっ…!」

「そこは否定しないんだ、可愛いっ…」
アレンが僕を見ながらふふっと笑い僕の髪を楽しそうにそっと撫でる。

「それじゃあ…ちょっと面白いお遊びでもしない?痛くないから、ね?」

「痛くない…ほんと…?」

「心配しないで、もしかしたらジェレミーこういうの癖になっちゃうかも」

なんとなく不安がよぎる…
でも痛くないと言うのだから信じてみようと思った。
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