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9 身も心も服従させられ
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「アレン、痛いのは嫌だよ…おねがい…言う事何でも聞くから…誰にも告げ口しないから…」
「言う事何でも……言ったね?」
恐怖から咄嗟に何でもと言ってしまった事に気づく。
自分の発言に後悔したがもう遅かった。
「それじゃあ…ジェレミーからキスして俺を求めて来て。できるでしょ?」
「えぇっ!僕からっ!?そんな……」
想像していたより酷い事は言われなかった。
しかし自分からキスをして求めるというのは完全に奴隷として自分から服従しに行く事を意味する。
「俺じゃ嫌かな…ジェレミーが俺の事求めてくれるなら凄く優しくしてあげるんだけどなぁ」
「嘘…ぜったいまた僕が泣くまでいじめるんでしょ……」
「言うね~、嫌ならいいんだけれど。拘束されたまま痛い事沢山されて泣き叫ぶジェレミーの顔も見たいから…。あっ、そっちの方が良かった?」
慌てて首を横に振る。
「じゃあ…交渉成立だね、優しくしてあげる。もう怖くないよジェレミー」
そう言いながら僕の腰に手を回すも、目がギラギラと怪しく光っている。
「アレン…約束だから…キス…し…よ……?」
恥ずかしさと不安で声が震え、上手に言葉が出なくなってしまう。
「ジェレミー良い子。子猫みたいで可愛いよ」
そう言ってそっとキスをする。
んちゅっ…ちゅっ…
あ…んぅっ…
舌が絡むが先程のような乱暴なキスではなく撫でるような優しいキス。
そのまま腰の部分を撫で回されるので身体が更にビクビクと反応してしまう。
「ジェレミー…好きだよ…」
そう言ってまたキスをする。
あれんっ…んぁっ…んんっ…
甘い声で優しい言葉を時々かけるアレンだが、しっかりと手で僕の腰を密着させるように抱き逃げられないようにしている。
抵抗したら痛い事されるので大人しく従う。
「まって……やっぱり怖い…」
「怖い事ないよ、天国見せてあげるから」
ニコニコと優しい声で僕に囁いてるのに目だけが笑っていないのが恐怖心を煽る。
「ねぇジェレミー、もう我慢出来ない。中に入れるよ…」
「あれんっ…ちょっとまって、本当に怖い…」
今にも泣き出しそうな弱々しくちいさな声で言う。
「もっと俺を求めて…それとも痛いのして欲しい?」
「ひぅっ…!ごめんなさい……」
アレンはぎゅっと僕を抱きしめて耳に舌を這わせる。
そうして涙目で怯える僕に耳元で、どうして欲しいのかな?と囁く。
「あれん…ひぐっ……中に…入れて…?」
涙で更に視界が曇る。
「いいよ、ぐちゃぐちゃに犯してあげる…」
そう言うと僕の拘束を素早くといて四つん這いの体制を要求される。
そしてアレンの熱くなったそれをジェレミーの入口に持っていくのだった。
ひゃっ…熱いっ…
慣らさずに一気に貫いてくるアレン
んやぁっ…痛い…
あれんっ…助け…あぁっ…!
僕の声が一切届かない。
ぜったい聞こえてるのに…
「あぁ…ジェレミー……可愛い…気持ちいいよ……」
「やぁぁっ…あれん…助けて…んぁっ!!抜いて……!!」
「違う。気持ちいいですって言いながら俺を求めるんでしょ」
そう言うと僕の首に何かを着ける。
カチャッ…
「ひぇっ…?!何…??!」
「首輪。まだ反抗的な所あるからねジェレミーは。悪い子ちゃんは躾してあげなきゃ」
そう言うとアレンは僕の首輪のリードをグイグイと乱暴に後ろへと引く。
うぐっ…!!
けほっ…けほっ…!!!
ちょうどワンワンスタイルのような形のまま乱暴にジェレミーの中を突いてくる
ひぅっ…んぁっ…
あぁっ…!!
「さあ、なんて言うんだっけ可愛いジェレミー」
グイッと後ろにリードを引っ張る。
「ひゃっ…!? き、気持ちいい…ですっ…もっと虐めて…あれんっ…」
恐怖と苦しみの入り交じる声で言う。
「よくできました、ジェレミー」
アレンの嬉しそうな声。
バックで挿入したままそっと覆いかぶさりぎゅっとする。
段々と本当に気持ちよくなってきてしまう。
「あれん……いっしょにイきたい…」
僕自身このセリフが出た事に驚いている。
もうどうにでもなれ!
「僕の…中に出して欲しい…」
「ジェレミー!!!うれしいよっ!!いっぱい気持ちよくしてあげるから…」
笑顔で頭を撫でてくる。
そしてピストン運動のペースを上げる。
あっ…やぁっ……
もっと…優し…く…!!ひゃぁぁっ!!!
苦しそうに悶えるジェレミー。
そんなジェレミーを嬉しそうに眺めながら犯し続けるアレン。
「ジェレミー…好きだよ…」
「んあっ!あれんっ…!僕もっ…」
そのセリフを聞いて更に息遣いが激しくなるアレン。
リードを思いきり引っ張って僕の背中に沢山歯型を付けてくる。
「やっ…!痛いっ…」
「はぁ…あんなに俺を誘ったらもう後戻り出来ないよ…」
肩にしっかり噛みつきながらジェレミーの中を更に突いてゆく。
何度も何度もそうされて、そろそろ絶頂が近くなる。
「あれんっ…もぉ僕…だめ……イっちゃ…」
「ジェレミー、俺も。出すよ…」
んぁっ…!!!
あれんっ…!!
やだやだっ…あぁっ…!!
同時に果ててしまう。
脳内に甘ったるい蜜が零れるような甘美な瞬間。
でも中で果てるなんて女の子みたいじゃないか。
自分がちょっぴり惨めになる。
疲れ果ててシーツに突っ伏してそのまま動けなくなる。
先程の自分の発言を思い出して泣きそうになる。
アレンは僕を優しく抱きしめ、涙を舌で拭い頭をふわふわと撫でる。
傍から見たら恋人同士にでも見えそうな光景。
「明日…バイトが一緒だったよね。俺のこと避けないでね」
そう最後に聞いて僕は眠りに落ちてしまった。
「言う事何でも……言ったね?」
恐怖から咄嗟に何でもと言ってしまった事に気づく。
自分の発言に後悔したがもう遅かった。
「それじゃあ…ジェレミーからキスして俺を求めて来て。できるでしょ?」
「えぇっ!僕からっ!?そんな……」
想像していたより酷い事は言われなかった。
しかし自分からキスをして求めるというのは完全に奴隷として自分から服従しに行く事を意味する。
「俺じゃ嫌かな…ジェレミーが俺の事求めてくれるなら凄く優しくしてあげるんだけどなぁ」
「嘘…ぜったいまた僕が泣くまでいじめるんでしょ……」
「言うね~、嫌ならいいんだけれど。拘束されたまま痛い事沢山されて泣き叫ぶジェレミーの顔も見たいから…。あっ、そっちの方が良かった?」
慌てて首を横に振る。
「じゃあ…交渉成立だね、優しくしてあげる。もう怖くないよジェレミー」
そう言いながら僕の腰に手を回すも、目がギラギラと怪しく光っている。
「アレン…約束だから…キス…し…よ……?」
恥ずかしさと不安で声が震え、上手に言葉が出なくなってしまう。
「ジェレミー良い子。子猫みたいで可愛いよ」
そう言ってそっとキスをする。
んちゅっ…ちゅっ…
あ…んぅっ…
舌が絡むが先程のような乱暴なキスではなく撫でるような優しいキス。
そのまま腰の部分を撫で回されるので身体が更にビクビクと反応してしまう。
「ジェレミー…好きだよ…」
そう言ってまたキスをする。
あれんっ…んぁっ…んんっ…
甘い声で優しい言葉を時々かけるアレンだが、しっかりと手で僕の腰を密着させるように抱き逃げられないようにしている。
抵抗したら痛い事されるので大人しく従う。
「まって……やっぱり怖い…」
「怖い事ないよ、天国見せてあげるから」
ニコニコと優しい声で僕に囁いてるのに目だけが笑っていないのが恐怖心を煽る。
「ねぇジェレミー、もう我慢出来ない。中に入れるよ…」
「あれんっ…ちょっとまって、本当に怖い…」
今にも泣き出しそうな弱々しくちいさな声で言う。
「もっと俺を求めて…それとも痛いのして欲しい?」
「ひぅっ…!ごめんなさい……」
アレンはぎゅっと僕を抱きしめて耳に舌を這わせる。
そうして涙目で怯える僕に耳元で、どうして欲しいのかな?と囁く。
「あれん…ひぐっ……中に…入れて…?」
涙で更に視界が曇る。
「いいよ、ぐちゃぐちゃに犯してあげる…」
そう言うと僕の拘束を素早くといて四つん這いの体制を要求される。
そしてアレンの熱くなったそれをジェレミーの入口に持っていくのだった。
ひゃっ…熱いっ…
慣らさずに一気に貫いてくるアレン
んやぁっ…痛い…
あれんっ…助け…あぁっ…!
僕の声が一切届かない。
ぜったい聞こえてるのに…
「あぁ…ジェレミー……可愛い…気持ちいいよ……」
「やぁぁっ…あれん…助けて…んぁっ!!抜いて……!!」
「違う。気持ちいいですって言いながら俺を求めるんでしょ」
そう言うと僕の首に何かを着ける。
カチャッ…
「ひぇっ…?!何…??!」
「首輪。まだ反抗的な所あるからねジェレミーは。悪い子ちゃんは躾してあげなきゃ」
そう言うとアレンは僕の首輪のリードをグイグイと乱暴に後ろへと引く。
うぐっ…!!
けほっ…けほっ…!!!
ちょうどワンワンスタイルのような形のまま乱暴にジェレミーの中を突いてくる
ひぅっ…んぁっ…
あぁっ…!!
「さあ、なんて言うんだっけ可愛いジェレミー」
グイッと後ろにリードを引っ張る。
「ひゃっ…!? き、気持ちいい…ですっ…もっと虐めて…あれんっ…」
恐怖と苦しみの入り交じる声で言う。
「よくできました、ジェレミー」
アレンの嬉しそうな声。
バックで挿入したままそっと覆いかぶさりぎゅっとする。
段々と本当に気持ちよくなってきてしまう。
「あれん……いっしょにイきたい…」
僕自身このセリフが出た事に驚いている。
もうどうにでもなれ!
「僕の…中に出して欲しい…」
「ジェレミー!!!うれしいよっ!!いっぱい気持ちよくしてあげるから…」
笑顔で頭を撫でてくる。
そしてピストン運動のペースを上げる。
あっ…やぁっ……
もっと…優し…く…!!ひゃぁぁっ!!!
苦しそうに悶えるジェレミー。
そんなジェレミーを嬉しそうに眺めながら犯し続けるアレン。
「ジェレミー…好きだよ…」
「んあっ!あれんっ…!僕もっ…」
そのセリフを聞いて更に息遣いが激しくなるアレン。
リードを思いきり引っ張って僕の背中に沢山歯型を付けてくる。
「やっ…!痛いっ…」
「はぁ…あんなに俺を誘ったらもう後戻り出来ないよ…」
肩にしっかり噛みつきながらジェレミーの中を更に突いてゆく。
何度も何度もそうされて、そろそろ絶頂が近くなる。
「あれんっ…もぉ僕…だめ……イっちゃ…」
「ジェレミー、俺も。出すよ…」
んぁっ…!!!
あれんっ…!!
やだやだっ…あぁっ…!!
同時に果ててしまう。
脳内に甘ったるい蜜が零れるような甘美な瞬間。
でも中で果てるなんて女の子みたいじゃないか。
自分がちょっぴり惨めになる。
疲れ果ててシーツに突っ伏してそのまま動けなくなる。
先程の自分の発言を思い出して泣きそうになる。
アレンは僕を優しく抱きしめ、涙を舌で拭い頭をふわふわと撫でる。
傍から見たら恋人同士にでも見えそうな光景。
「明日…バイトが一緒だったよね。俺のこと避けないでね」
そう最後に聞いて僕は眠りに落ちてしまった。
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