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新生活のようなもの
魔王、決める。
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魔王に名前らしいものがないのを、アンは確かに不自由に感じていた。
そのまま『魔王』と呼ぶのは気が引けるし、まるで彼の自己申告身分を認めているみたいだ。だからずっとミスター・デビルと呼んでいて、それはそれで少々気に入っていた。
でも……。
でも!
「ミスター・デビル……あなた……!」
「いつまでもそんな呼び方をしていないで、わたしのことはエドワードと呼べばいい。アン・ヴァレリア・グレイスウッド」
「いつのまにわたしのミドル・ネームをご存知なの? ……じゃなくて!」
エドワード。
アンが空想の中の完璧な男性につけた名前。それを魔王が勝手に名乗っている。もちろんアンが専売特許を持っているわけではないけれど。比較的よくある名前だけれど。でも。でも……!
ミスター・ビングリーに至っては完全に信じてしまったのか、まるで世紀の発見を目にしたようにアンとミスター・デビル……もといエドワードを凝視している。
「なんてことだ、アン。僕は……君のことを誤解していたようだ。ひとまず帰らせていただく」
ミスター・ビングリーは被ってきたシルクハットの帽子に手を伸ばし、帰り支度をはじめた。原稿を持たずに!
アンは蒼白になり、ミスター・デビル──いや、もうこの際エドワードと呼んでしまおう!──の腕から火事場のナントカで離れた。
もしかしたらエドワードがあえて力を緩めたのかもしれない。
「待ってください、ミスター・ビングリー! せめて……せめてこの原稿を読み終えてからにしてください!」
「いや、僕は求めているのは小説であって、ルポルタージュなんかじゃない。君とこの……ミスター・エドワード・デビルの私生活を覗く気分ではないんだ」
「ルポルタージュ! そんなはずないでしょう! まずヒロインはわたしとは似ても似つきませんわ。ただ、少し彼の容姿を参考にしただけで……」
「参考?」
ミスター・ビングリーは疑わしげに顔を歪めた。「同じ名前をつけておいて?」
──確かにその通り!
じゃ、なくて!
「そ、それは……」
アンはしどろもどろになった。
魔王ことエドワード(仮名)がミスター・ビングリーの前に現れたおかげで、妄想癖がひどすぎる孤独なオールド・ミスの汚名は晴らすことができたけれど、今度はロンドン中にふしだらな女と吹聴されてしまうかもしれない。
ミスター・ビングリーはアンの答えを待っているようだった。なんらかの期待を持って。
「と……とにかく、これは素晴らしい作品ですのよ。きっと売れます」
苦し紛れではあるが、アンはそう断言した。出版編集者であるビングリーにとって、結局、一番大切なのはそこなのだから。
「たとえそうだとしても、作者が男主人公そのものの人物と不埒な関係であることがバレれば、ひどいスキャンダルになるだろう」
「う」
それは……確かに。
そうかもしれない。アンは社交界にあまり現れないミステリアスで古風な女作家として売り出されていた。そんなアンがあえて書く官能小説だからこそ、やっと文字の読める労働階級の女性から貴族の奥方まで、幅広い層に信頼されているのだ。
「で、では、この原稿は……」
アンが哀れっぽくささやくと、ミスター・ビングリーは少しだけ威勢……というか、機嫌を取り直した。
「君がどうしてもと言うなら、持ってかえってやらなくもないが……。出版できるかどうかは、最後まで目を通してから決めよう」
「それなら──」
どうぞ持って帰ってください、と原稿を差し出そうとしたとき、アンの背後から大きな手がサッと伸びてきた。
「お前にこの原稿を受け取る資格はない。その気取ったくだらない帽子を持って、さっさとここから去るがいい」
900ページにのぼる原稿の束。アンもミスター・ビングリーも両手で抱えないと持ちきれなかったのに、エドワード(と、呼んでしまう)は軽々と片手で掴み、持ち上げてしまった。
「なにをするの!」
「なにをするんだ!」
アンとミスター・ビングリーはまたも同時に叫んだ。こういうところはちょっと気が合うのだ、彼とアンは。だからこそ一緒に仕事をしてきた。
「この原稿を世に出すのに必要なのは、必ずしもお前ではない。優秀な編集者など他にいくらでもいる。国中の出版社がアンとわたしの物語を欲しがるだろう。お前はくだらない嫉妬で、アンのために働ける栄誉を自ら捨てたのだ」
「なんだと……っ」
ミスター・ビングリーの顔はちょっと可笑しいくらい真っ赤になった。
エドワードはもちろん涼しい顔だ。このひとは怒ったり照れたり悲しんだり、人間的な感情を持つことがあるのだろうか?
いや、そもそも人間なのだろうか?──という疑問があるのだけれど。
「嫉妬?」
アンは眼鏡の奥の目をまたたいた。
ミスター・ビングリーがこの原稿に否定的になって帰ろうとしたのは、アンが登場人物の参考人物と親しくしているのが問題だからでは? どこかに嫉妬が入る余地があるの?
「お前はわからなくていい、アン」
アンの疑問に答えるように、エドワードは静かに言った。
ミスター・ビングリーは、原稿を持ったエドワードとその側にいるアンを交互に見ながら、癇癪を起こした子供のように顔を歪めた。
その気持ちはわからなくもない。
それなりに美丈夫だと自負しているミスター・ビングリーが、エドワードのような規格外に対峙することになりプライドを傷つけられているのだ。ちょっと同情してしまう。ちょっと、だけど。
「こ……後悔するぞ、アン!」
──もうしてますわ、と縋りたい気持ちになったものの、アンは呆然としたまま黙っていた。
そのくらい、魔王がアンの新作に自信を持ってくれたのが嬉しかったのだ。作家なんてそんなものだ。いくつか聞き捨てならない台詞もあったけれど。
ミスター・ビングリーは最後に哀しげにアンをじっと見つめていたものの、エドワードが低いうなり声のようなものを漏らすと、負け犬が尻尾を巻いて逃げるように屋敷から出ていってしまった。
* * * *
「ああ……どうしましょう……」
すでに三作をそれなりのヒットに仕上げてくれた編集者に去られて、アンはうなだれた。手元にはまだ原稿があるし、ミスター・ビングリー以外にも出版社や編集者がいるのは事実だ。
でも、また最初から売り込みをするのは骨が折れる。
結構切実に、お金も必要だし。
「わたしがなんとかするさ」
エドワードがさも簡単そうに宣った。まったくもう。
「いつ? どうやって? あなたが毎日山のように食べているトーストも、タダではないんですよ。誰かが買わなければならないんです」
「お前の目には、わたしがトースト代さえ手に入れることのできない男に映っているのか?」
「いいえ……。どちらかといえば、どこかの大富豪や王様の方が似合ってますけど、それはなんの助けにもなりませんわ。現実問題として、あなたは今うちでジゴロをやっているのでしょう」
「ジゴロをやっているのは気分がいいからだ。ジゴロしかできないわけじゃない」
わお。
そうでしょうとも。
でも、彼が言うとなぜか納得してしまう。美しすぎる容姿のせいだろうか。大きすぎる態度のせいだろうか。アンが欲求不満なせいだろうか。
ああ……もう!
「それに……あなたの名前ですけれど」
「ああ」
「エドワード……。本当ですか?」
エドワードはフンと短く鼻を鳴らした。そんなわけないだろう、という意味であるとアンは察した。
「確かにずっと……あなたに名前がないのは不便だと思っていたんです。これからは……エドワードとお呼びしてもいいかしら? それとも他に本当の名前があるの? わたしが知らないだけかしら?」
エドワードは珍しく、ちょっとなにかを考えているような表情を浮かべた。
アンを見つめながら、手にしていた原稿の束をそっと机に戻す。
そして微笑んだ。
──ああ、その笑みの美しさときたら! まさに悪魔。まさに魔王……!
「お前にとって、わたしはエドワードだ。それでいい」
後日、アンは思った。このとき気絶せずにいられたのは、奇跡であると。
そのまま『魔王』と呼ぶのは気が引けるし、まるで彼の自己申告身分を認めているみたいだ。だからずっとミスター・デビルと呼んでいて、それはそれで少々気に入っていた。
でも……。
でも!
「ミスター・デビル……あなた……!」
「いつまでもそんな呼び方をしていないで、わたしのことはエドワードと呼べばいい。アン・ヴァレリア・グレイスウッド」
「いつのまにわたしのミドル・ネームをご存知なの? ……じゃなくて!」
エドワード。
アンが空想の中の完璧な男性につけた名前。それを魔王が勝手に名乗っている。もちろんアンが専売特許を持っているわけではないけれど。比較的よくある名前だけれど。でも。でも……!
ミスター・ビングリーに至っては完全に信じてしまったのか、まるで世紀の発見を目にしたようにアンとミスター・デビル……もといエドワードを凝視している。
「なんてことだ、アン。僕は……君のことを誤解していたようだ。ひとまず帰らせていただく」
ミスター・ビングリーは被ってきたシルクハットの帽子に手を伸ばし、帰り支度をはじめた。原稿を持たずに!
アンは蒼白になり、ミスター・デビル──いや、もうこの際エドワードと呼んでしまおう!──の腕から火事場のナントカで離れた。
もしかしたらエドワードがあえて力を緩めたのかもしれない。
「待ってください、ミスター・ビングリー! せめて……せめてこの原稿を読み終えてからにしてください!」
「いや、僕は求めているのは小説であって、ルポルタージュなんかじゃない。君とこの……ミスター・エドワード・デビルの私生活を覗く気分ではないんだ」
「ルポルタージュ! そんなはずないでしょう! まずヒロインはわたしとは似ても似つきませんわ。ただ、少し彼の容姿を参考にしただけで……」
「参考?」
ミスター・ビングリーは疑わしげに顔を歪めた。「同じ名前をつけておいて?」
──確かにその通り!
じゃ、なくて!
「そ、それは……」
アンはしどろもどろになった。
魔王ことエドワード(仮名)がミスター・ビングリーの前に現れたおかげで、妄想癖がひどすぎる孤独なオールド・ミスの汚名は晴らすことができたけれど、今度はロンドン中にふしだらな女と吹聴されてしまうかもしれない。
ミスター・ビングリーはアンの答えを待っているようだった。なんらかの期待を持って。
「と……とにかく、これは素晴らしい作品ですのよ。きっと売れます」
苦し紛れではあるが、アンはそう断言した。出版編集者であるビングリーにとって、結局、一番大切なのはそこなのだから。
「たとえそうだとしても、作者が男主人公そのものの人物と不埒な関係であることがバレれば、ひどいスキャンダルになるだろう」
「う」
それは……確かに。
そうかもしれない。アンは社交界にあまり現れないミステリアスで古風な女作家として売り出されていた。そんなアンがあえて書く官能小説だからこそ、やっと文字の読める労働階級の女性から貴族の奥方まで、幅広い層に信頼されているのだ。
「で、では、この原稿は……」
アンが哀れっぽくささやくと、ミスター・ビングリーは少しだけ威勢……というか、機嫌を取り直した。
「君がどうしてもと言うなら、持ってかえってやらなくもないが……。出版できるかどうかは、最後まで目を通してから決めよう」
「それなら──」
どうぞ持って帰ってください、と原稿を差し出そうとしたとき、アンの背後から大きな手がサッと伸びてきた。
「お前にこの原稿を受け取る資格はない。その気取ったくだらない帽子を持って、さっさとここから去るがいい」
900ページにのぼる原稿の束。アンもミスター・ビングリーも両手で抱えないと持ちきれなかったのに、エドワード(と、呼んでしまう)は軽々と片手で掴み、持ち上げてしまった。
「なにをするの!」
「なにをするんだ!」
アンとミスター・ビングリーはまたも同時に叫んだ。こういうところはちょっと気が合うのだ、彼とアンは。だからこそ一緒に仕事をしてきた。
「この原稿を世に出すのに必要なのは、必ずしもお前ではない。優秀な編集者など他にいくらでもいる。国中の出版社がアンとわたしの物語を欲しがるだろう。お前はくだらない嫉妬で、アンのために働ける栄誉を自ら捨てたのだ」
「なんだと……っ」
ミスター・ビングリーの顔はちょっと可笑しいくらい真っ赤になった。
エドワードはもちろん涼しい顔だ。このひとは怒ったり照れたり悲しんだり、人間的な感情を持つことがあるのだろうか?
いや、そもそも人間なのだろうか?──という疑問があるのだけれど。
「嫉妬?」
アンは眼鏡の奥の目をまたたいた。
ミスター・ビングリーがこの原稿に否定的になって帰ろうとしたのは、アンが登場人物の参考人物と親しくしているのが問題だからでは? どこかに嫉妬が入る余地があるの?
「お前はわからなくていい、アン」
アンの疑問に答えるように、エドワードは静かに言った。
ミスター・ビングリーは、原稿を持ったエドワードとその側にいるアンを交互に見ながら、癇癪を起こした子供のように顔を歪めた。
その気持ちはわからなくもない。
それなりに美丈夫だと自負しているミスター・ビングリーが、エドワードのような規格外に対峙することになりプライドを傷つけられているのだ。ちょっと同情してしまう。ちょっと、だけど。
「こ……後悔するぞ、アン!」
──もうしてますわ、と縋りたい気持ちになったものの、アンは呆然としたまま黙っていた。
そのくらい、魔王がアンの新作に自信を持ってくれたのが嬉しかったのだ。作家なんてそんなものだ。いくつか聞き捨てならない台詞もあったけれど。
ミスター・ビングリーは最後に哀しげにアンをじっと見つめていたものの、エドワードが低いうなり声のようなものを漏らすと、負け犬が尻尾を巻いて逃げるように屋敷から出ていってしまった。
* * * *
「ああ……どうしましょう……」
すでに三作をそれなりのヒットに仕上げてくれた編集者に去られて、アンはうなだれた。手元にはまだ原稿があるし、ミスター・ビングリー以外にも出版社や編集者がいるのは事実だ。
でも、また最初から売り込みをするのは骨が折れる。
結構切実に、お金も必要だし。
「わたしがなんとかするさ」
エドワードがさも簡単そうに宣った。まったくもう。
「いつ? どうやって? あなたが毎日山のように食べているトーストも、タダではないんですよ。誰かが買わなければならないんです」
「お前の目には、わたしがトースト代さえ手に入れることのできない男に映っているのか?」
「いいえ……。どちらかといえば、どこかの大富豪や王様の方が似合ってますけど、それはなんの助けにもなりませんわ。現実問題として、あなたは今うちでジゴロをやっているのでしょう」
「ジゴロをやっているのは気分がいいからだ。ジゴロしかできないわけじゃない」
わお。
そうでしょうとも。
でも、彼が言うとなぜか納得してしまう。美しすぎる容姿のせいだろうか。大きすぎる態度のせいだろうか。アンが欲求不満なせいだろうか。
ああ……もう!
「それに……あなたの名前ですけれど」
「ああ」
「エドワード……。本当ですか?」
エドワードはフンと短く鼻を鳴らした。そんなわけないだろう、という意味であるとアンは察した。
「確かにずっと……あなたに名前がないのは不便だと思っていたんです。これからは……エドワードとお呼びしてもいいかしら? それとも他に本当の名前があるの? わたしが知らないだけかしら?」
エドワードは珍しく、ちょっとなにかを考えているような表情を浮かべた。
アンを見つめながら、手にしていた原稿の束をそっと机に戻す。
そして微笑んだ。
──ああ、その笑みの美しさときたら! まさに悪魔。まさに魔王……!
「お前にとって、わたしはエドワードだ。それでいい」
後日、アンは思った。このとき気絶せずにいられたのは、奇跡であると。
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