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第2章 自由連合同盟都市国家メルキオール 首都メルキオール編
第32話 ギルドカードが便利な公式チートアイテムだったのと、クロエのステータスの件
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「ではこのまま、ギルドカードを作るとするが、その前にギルドカードの説明をしよう。ギルドカードは加盟国であればどこでも通用する身分証である。何処でも取り出すことができるが、所有者が取り出してから命令を使わないと、1分間経過後に消滅する。ギルドカードは依頼の失敗などで欠格になった場合、1ヶ月間、他のギルドでもカードの発行ができなくなる。また、1ヵ月後、他のギルドでカードの発行ができるようになった際は再発行手数料として銀貨1枚が必要になる」
ミーネさんは淡々と説明を続ける。
「どのギルドに登録してもカードは1人につき1枚。1枚のギルドカードで複数のギルド登録をすることが可能だ。
しかし、例外的に錬金術師ギルドと薬品ギルドは同時登録ができない。登録している1つのギルドで資格を失っても、他に登録しているギルドがあればそこで活動は可能だが、1月以内に銀貨1枚を資格を失ったギルドに、登録が残っているギルド経由でもいいので、支払わなければギルドカードは消滅する。そうなると、もうどこのギルドでも再発行はできないから注意するように」
そうミーネさんは俺達に厳命した。
資格を失うと罰金として銀貨1枚が必須ということか。不測の事態に備えて予め、その銀貨1枚用意しとかないと駆け出しだとキツイな。
「無論、交渉次第で、ギルド側にその代金を借りることは可能だ。しかし、勘違いしないでほしいのが、ギルドカードはあくまで身分証の1つであって、生きていくのに必要かというと、必ずしも、そうではないということだ。カードの再発行のために焦って、許容範囲を超えた依頼の受注をしたり、犯罪に手を染める者が中にはいる。体を壊してしまったら本末転倒だ。また、当然、犯罪暦は再発行時に判明するから、きちんとその罪を償っていなければカードの再発行はできないぞ」
なるほど。俺達が頷くのを確認して、
「長くなったが、アスカのギルドカードを発行するとしようその板の先ほど触れた場所に血を1滴でいいから落してくれ」
「はい」
ミーネさんの指示に従って、飛鳥はクロエが用意した消毒済み小刀で指先を傷つけて血を1滴垂らし、自分の【回復魔術】で傷つけた指を治療した。
数分後、板から飛鳥の名前が記載されたカードが出てきた。
「これがギルドカードですか?」
飛鳥が半信半疑と言った表情で、出てきた白いカードを手に取った。
「そうだ。"ギルドカードドロー"で所有者の利き腕の掌にそのカードが出現する。この様にな」
そう言うミーネさんは右手に出現した白金のカードをヒラヒラさせて、説明を続ける。
「ランクが上がればカードの色も変わる。ギルド登録時点では全員最初のFランク、アスカと同じ真っ白からのスタートだ」
「あ、消えました。"ギルドカードドロー"……なるほど」
飛鳥が命令を口にすると、彼女の右手に先ほどの白いカードが現れた。
『アスカ、我にそのギルドカードを貸してたもう』
「はい、どうぞ」
飛鳥は自分のギルドカードを渡す様に強請ってきたクロエに渡した。
「それから、ギルドカードを出すのに魔力を1固定で消費するから、調子に乗って、連続で出していると、魔力切れで気絶することになるから、気をつけろよ」
ミーネさんが注意する。その横で、
『ううむ。裏を見ても、アスカの名前と錬金術師ギルドの記載しかないのう……あっ、消えよった』
アスカから渡されていた彼女のギルドカードを裏返したりして確認していたクロエが声をあげた。
「ギルドカードには他にも、"コール"という機能があるのだが、そうだなその機能を紹介する前に、お前さんのギルドカードを作ろうか、クロエ?」
「本当か? ご主人を差し置いて、我が先にギルドカードを作ってよいか、ご主人?」
ミーネさんがそう言うと、クロエが雨に打たれている子犬の様な視線で俺に強請ってきた。あざとい!
「俺は構わないが……ミーネさん、この鑑定の魔導具は測定不能な場合になると、壊れたりします?」
俺はそんなクロエの様子に苦笑いをしつつ答え、ミーネさんに懸念事項を訊いてみた。
「? いや、まずないことだが、この魔導具だったら測定不能なほどステータスが高い場合はランクEXと表記される仕様で、壊れたりしないはずだ。もっとも、あたしもそんな頭のおかしなステータスを叩き出した輩は聞いたことがないし、見たこともないぞ」
笑いながらミーネさんはそう言った。フラグです。本当にありがとうございます。
『むう、アスカのときではなく、我の番でそれをギルド長に訊くのは少々酷くないかのう、ご主人?』
ミーネさんの言を受けて、クロエが可愛いらしく両頬を膨らませて不満を述べた。
「いや、きちんと測定したら、闇黒魔竜のクロエだったら、測定不能を出してしまう可能性はゼロではないだろう?」
「そうですよ、クロエ。貴女と優さんの場合だったら、そういう事態になるかもしれませんよ。あくまで結果だからいいじゃありませんか」
俺と飛鳥がそう言って、俺がクロエの頭を撫でて宥めるとクロエは破顔して、納得してくれた。チョロいよ、クロエさん。
それにしても、飛鳥さんや、さらりと俺を闇黒魔竜と一緒にするのは酷くないかね?
「予定が押しているからさっさとする! 今更だけれど、クロエは【念話】で意思疎通をするのかい……まぁ、あとで詳しく吐いてもらうよ、ユウ。さあ、ここに触りな、クロエ!」
ニヤリと笑みを俺に向けて浮かべて、ミーネさんはクロエに指示を出した。
『イエス! マム!! ぺたんとな……おお!』
ノリよく応えたクロエは鑑定魔導具の飛鳥が触れた場所と同じ所に触れて、表示された結果に声をあげた。
名前:クロエ
性別:女
クラス:メイド(?)
筋力:EX
耐久:B
敏捷:A
器用さ:C
魔力:EX
精神力:B
幸運:S
スキル:【体術LV6】
SRスキル:【念話】【生活魔術LV3】【水魔術LV3】【火魔術LV5】【風魔術LV3】【土魔術LV3】【錬金術LV4】【回復魔術LV2】
称号:転生幼竜、甘えん坊、寂しがり屋、ユウ・アンドウの婚約者
「……」
ミーネさんが硬直している。このステータスなら無理もないな。
メイド(?)の(?)はなんだ?などツッコミ所が多いな。そして、やはりあったランクEX。後、幸運もSって抜きん出ているな。称号も納得できる。
ちなみにクロエはスキルで【人化】、【竜化】、【竜魔術】も持っているのだが、これらはSSRスキル。この鑑定魔導具では表示できないようだ。
『続いて、ここじゃな……おお!』
さっき飛鳥がしたように、クロエは消毒済み小刀で指先を傷つけて血を1滴、鑑定魔導具の所定の場所に垂らした。そして、自分の【回復魔術】で傷つけた指を治療する。傷は最初からなかったかのように綺麗に消えた。
先ほど飛鳥のギルドカードがでてきた場所から、今度はクロエの名前が書かれたカードが姿を現した。
ミーネさんは淡々と説明を続ける。
「どのギルドに登録してもカードは1人につき1枚。1枚のギルドカードで複数のギルド登録をすることが可能だ。
しかし、例外的に錬金術師ギルドと薬品ギルドは同時登録ができない。登録している1つのギルドで資格を失っても、他に登録しているギルドがあればそこで活動は可能だが、1月以内に銀貨1枚を資格を失ったギルドに、登録が残っているギルド経由でもいいので、支払わなければギルドカードは消滅する。そうなると、もうどこのギルドでも再発行はできないから注意するように」
そうミーネさんは俺達に厳命した。
資格を失うと罰金として銀貨1枚が必須ということか。不測の事態に備えて予め、その銀貨1枚用意しとかないと駆け出しだとキツイな。
「無論、交渉次第で、ギルド側にその代金を借りることは可能だ。しかし、勘違いしないでほしいのが、ギルドカードはあくまで身分証の1つであって、生きていくのに必要かというと、必ずしも、そうではないということだ。カードの再発行のために焦って、許容範囲を超えた依頼の受注をしたり、犯罪に手を染める者が中にはいる。体を壊してしまったら本末転倒だ。また、当然、犯罪暦は再発行時に判明するから、きちんとその罪を償っていなければカードの再発行はできないぞ」
なるほど。俺達が頷くのを確認して、
「長くなったが、アスカのギルドカードを発行するとしようその板の先ほど触れた場所に血を1滴でいいから落してくれ」
「はい」
ミーネさんの指示に従って、飛鳥はクロエが用意した消毒済み小刀で指先を傷つけて血を1滴垂らし、自分の【回復魔術】で傷つけた指を治療した。
数分後、板から飛鳥の名前が記載されたカードが出てきた。
「これがギルドカードですか?」
飛鳥が半信半疑と言った表情で、出てきた白いカードを手に取った。
「そうだ。"ギルドカードドロー"で所有者の利き腕の掌にそのカードが出現する。この様にな」
そう言うミーネさんは右手に出現した白金のカードをヒラヒラさせて、説明を続ける。
「ランクが上がればカードの色も変わる。ギルド登録時点では全員最初のFランク、アスカと同じ真っ白からのスタートだ」
「あ、消えました。"ギルドカードドロー"……なるほど」
飛鳥が命令を口にすると、彼女の右手に先ほどの白いカードが現れた。
『アスカ、我にそのギルドカードを貸してたもう』
「はい、どうぞ」
飛鳥は自分のギルドカードを渡す様に強請ってきたクロエに渡した。
「それから、ギルドカードを出すのに魔力を1固定で消費するから、調子に乗って、連続で出していると、魔力切れで気絶することになるから、気をつけろよ」
ミーネさんが注意する。その横で、
『ううむ。裏を見ても、アスカの名前と錬金術師ギルドの記載しかないのう……あっ、消えよった』
アスカから渡されていた彼女のギルドカードを裏返したりして確認していたクロエが声をあげた。
「ギルドカードには他にも、"コール"という機能があるのだが、そうだなその機能を紹介する前に、お前さんのギルドカードを作ろうか、クロエ?」
「本当か? ご主人を差し置いて、我が先にギルドカードを作ってよいか、ご主人?」
ミーネさんがそう言うと、クロエが雨に打たれている子犬の様な視線で俺に強請ってきた。あざとい!
「俺は構わないが……ミーネさん、この鑑定の魔導具は測定不能な場合になると、壊れたりします?」
俺はそんなクロエの様子に苦笑いをしつつ答え、ミーネさんに懸念事項を訊いてみた。
「? いや、まずないことだが、この魔導具だったら測定不能なほどステータスが高い場合はランクEXと表記される仕様で、壊れたりしないはずだ。もっとも、あたしもそんな頭のおかしなステータスを叩き出した輩は聞いたことがないし、見たこともないぞ」
笑いながらミーネさんはそう言った。フラグです。本当にありがとうございます。
『むう、アスカのときではなく、我の番でそれをギルド長に訊くのは少々酷くないかのう、ご主人?』
ミーネさんの言を受けて、クロエが可愛いらしく両頬を膨らませて不満を述べた。
「いや、きちんと測定したら、闇黒魔竜のクロエだったら、測定不能を出してしまう可能性はゼロではないだろう?」
「そうですよ、クロエ。貴女と優さんの場合だったら、そういう事態になるかもしれませんよ。あくまで結果だからいいじゃありませんか」
俺と飛鳥がそう言って、俺がクロエの頭を撫でて宥めるとクロエは破顔して、納得してくれた。チョロいよ、クロエさん。
それにしても、飛鳥さんや、さらりと俺を闇黒魔竜と一緒にするのは酷くないかね?
「予定が押しているからさっさとする! 今更だけれど、クロエは【念話】で意思疎通をするのかい……まぁ、あとで詳しく吐いてもらうよ、ユウ。さあ、ここに触りな、クロエ!」
ニヤリと笑みを俺に向けて浮かべて、ミーネさんはクロエに指示を出した。
『イエス! マム!! ぺたんとな……おお!』
ノリよく応えたクロエは鑑定魔導具の飛鳥が触れた場所と同じ所に触れて、表示された結果に声をあげた。
名前:クロエ
性別:女
クラス:メイド(?)
筋力:EX
耐久:B
敏捷:A
器用さ:C
魔力:EX
精神力:B
幸運:S
スキル:【体術LV6】
SRスキル:【念話】【生活魔術LV3】【水魔術LV3】【火魔術LV5】【風魔術LV3】【土魔術LV3】【錬金術LV4】【回復魔術LV2】
称号:転生幼竜、甘えん坊、寂しがり屋、ユウ・アンドウの婚約者
「……」
ミーネさんが硬直している。このステータスなら無理もないな。
メイド(?)の(?)はなんだ?などツッコミ所が多いな。そして、やはりあったランクEX。後、幸運もSって抜きん出ているな。称号も納得できる。
ちなみにクロエはスキルで【人化】、【竜化】、【竜魔術】も持っているのだが、これらはSSRスキル。この鑑定魔導具では表示できないようだ。
『続いて、ここじゃな……おお!』
さっき飛鳥がしたように、クロエは消毒済み小刀で指先を傷つけて血を1滴、鑑定魔導具の所定の場所に垂らした。そして、自分の【回復魔術】で傷つけた指を治療する。傷は最初からなかったかのように綺麗に消えた。
先ほど飛鳥のギルドカードがでてきた場所から、今度はクロエの名前が書かれたカードが姿を現した。
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