上 下
12 / 17

記憶の片割れ

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

導かれた傷負い人たち〜喪失と再会〜

月詠世理
恋愛
彼女が死んだのは、雨の日だった。俺ら彼女を待ち続けている。会えるはずのない彼女を――。だが、俺たちは導かれた。そして、俺たちは会うことができた。最後のひと時、束の間の時間。それを与えられた。未来の俺と過去の彼女。未来の俺と未来の彼女。過去に未来を託せば、未来の俺たちは救われる。そう信じたい。

ハルのてのひら、ナツのそら。

華子
恋愛
中学三年生のナツは、一年生の頃からずっと想いを寄せているハルにこの気持ちを伝えるのだと、決意を固めた。 人生で初めての恋、そして、初めての告白。 「ハルくん。わたしはハルくんが好きです。ハルくんはわたしをどう思っていますか」 しかし、ハルはその答えを教えてはくれなかった。 何度勇気を出して伝えてもはぐらかされ、なのに思わせぶりな態度をとってくるハルと続いてしまう、曖昧なふたりの関係。 ハルからどうしても「好き」だと言われたいナツ。 ナツにはどうしても「好き」だと言いたくないハル。 どちらも一歩もゆずれない、切ない訳がそこにはあった。 表紙はフリーのもの。

粗暴で優しい幼馴染彼氏はおっとり系彼女を好きすぎる

春音優月
恋愛
おっとりふわふわ大学生の一色のどかは、中学生の時から付き合っている幼馴染彼氏の黒瀬逸希と同棲中。態度や口は荒っぽい逸希だけど、のどかへの愛は大きすぎるほど。 幸せいっぱいなはずなのに、逸希から一度も「好き」と言われてないことに気がついてしまって……? 幼馴染大学生の糖度高めなショートストーリー。 2024.03.06 イラスト:雪緒さま

最後の恋って、なに?~Happy wedding?~

氷萌
恋愛
彼との未来を本気で考えていた――― ブライダルプランナーとして日々仕事に追われていた“棗 瑠歌”は、2年という年月を共に過ごしてきた相手“鷹松 凪”から、ある日突然フラれてしまう。 それは同棲の話が出ていた矢先だった。 凪が傍にいて当たり前の生活になっていた結果、結婚の機を完全に逃してしまい更に彼は、同じ職場の年下と付き合った事を知りショックと動揺が大きくなった。 ヤケ酒に1人酔い潰れていたところ、偶然居合わせた上司で支配人“桐葉李月”に介抱されるのだが。 実は彼、厄介な事に大の女嫌いで―― 元彼を忘れたいアラサー女と、女嫌いを克服したい35歳の拗らせ男が織りなす、恋か戦いの物語―――――――

雨のち君

高翔星
恋愛
五月が終わろうとしている梅雨の時期。 これからの将来に対して不安と焦りが募る少年の前に 自称幽霊と名乗る少女が現れた。 雨は嫌いだった。 なのに 雨の日が待ち遠しくなっていた。

雨、時々こんぺいとう

柴野日向
ライト文芸
「俺は、世界一の雨男なんや」  雨を操れるという少年・樹旭は、宇宙好きな少女・七瀬梓にそう言った。雨を操り、動物と会話をする旭を初めは怪しく思っていた梓だが、図書館で顔を合わせるにつれて次第に仲を深めていく。星の降る島で流星を見よう。そんな会話を交わす二人だったが、旭が更に背負う秘密は、相手を拒む大きな障害となっていた――。

あの夏に僕がここに来た理由

便葉
恋愛
東京近郊の大学に通う何のとりえもない普通の女子学生ひまわり。 太平洋戦争の真っただ中、硫黄島での戦いに全てを捧げる海人。 全く別の世界を生きる二人が出会ってしまう、ひまわりと海人… いつしか惹かれあい永遠を約束する二人。二人を取り巻くおおきな運命という流れの中、ひまわりと海人はその流れに逆らう事はできない でも、愛し合えるはずのない二人が愛し合ってしまう… ひまわり、僕は… 僕は、何があっても君を捜し出すから *この小説は他サイトにも掲載しています。

黒羽織

藤本 サクヤ
歴史・時代
時は江戸。 麹町平河町の陰間茶屋で、心を交わした侍と陰間に訪れた最後の夜――。

処理中です...