僕の番が怖すぎる。

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二章 あいつの存在が災厄

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 ◆◆◆

 皇宮の敷地の山の中に、随分昔に僕が【血吸ちすい】で切り拓いた場所がある。
 例の家出前のあの時に出来たやつだ。

 久しぶりの外出の為か、歩いているだけでなまっていた体が苦しい。
 緩やかな坂から、少しキツめの傾斜になり、最後に頂上に行く階段を登る足が辛くなってきた。

 今日は晴天、澄み切った空の下で家族みんなでピクニックをする事になった。
 久しぶりに僕もお弁当を作ることにした。
 ランディやコリンが大好きだった、僕のサンドイッチ。
 あいつも気に入ると嬉しい。

 あいつは上の子どもたちに連れて行かれ、先に着いているらしく、僕とは別行動だ。

「お母様、もう少しで目的の場所です。……大丈夫ですか?」 
「ありがとう、──。
お前は下の子が生まれる経験がありませんから心配でしょうが、大丈夫ですよ。」

 そう言って、手を繋いでいた可愛い末の子の頭を撫でてやる。
 このまだ幼い末っ子は僕の心配をしている。

 限りなく白に近い金髪、あいつ譲りの金色と銀色の眼、男にも女にも見える顔立ちだが、あいつと違ってその表情にオスっぽさは無く、まだ性別も確定していない。
 僕とあいつの子にしては背も低く華奢で、どちらかと言うと女の子みたいだ。
 この子も僕のように姫様などと呼ばれている。
 中身もなかなか僕に似ているから、あいつやクロは溺愛している。
  
 この子には今まで下に子がおらず、自身も若い為、色々と気になってしまうんだろう。
 婚約者もいて仲も良いがとてもとても清い交際みたいだしな。
 いきなり閨に連れ込んだとか、勝手に番にしたとか、そんなことだけはお前はしないで欲しい。
 
 僕のお腹にはあと少しで生まれる子がいる。
 久しぶりの妊娠で、皆が驚くほど過保護でまいっていたら、この子と義息子に連れ出された。

『お母様、皆でピクニックにしましょう!
もちろん父上や兄上、姉上たちも一緒です!オレも────も家族皆で行きましょう!!』

 そんなふうにして連れ出してくれた。
 久しぶりに出た外。

 皇宮の敷地の中だから遠出ではないけれど、普段は【域】に籠もったりしている自分には、それでも嬉しい。

 手を引かれ漸くたどり着いた頂上には、先に上の子たちが用意をして待っていた。
 
 綺麗に晴れた空が眩しい。
 その眩しさに少し目眩を感じてふらつけば、僕の大好きな番が駆け寄り支えてくれる。

 僕を包む大きな体の温もり、僕だけにしか分からない芳醇な薔薇の薫り。
 その美しい顔は僕を心配して不安なのか、泣きそうになっている。

「問題があれば連れ帰ると言った。」
「旦那様、出たばかりなのにもう帰るなんて言わないで下さい。」

「だがお姫様、お前に何かあっては困る。
外は危ない。無理はいけない。やはり帰ろう。」

 いつも僕を全肯定で許して、甘やかすこいつにしたら珍しく譲らない。
 今、腹にいる子の前の妊娠時の事が、トラウマになっているんだろう。

 尚もこいつは喋る。

「明け方までヤっていたから寝不足か?
お前が『でっかいちんちんがないと寂しい』と強請るからしたが、これだと控えないといかん。
時期的にもそろそろ良くないぞ。」

 本当に心配そうに話してくれているが…

 (子どもたちの前ではそういった事は言うなと何度も言ったよな?
 僕を好きものみたいに言うな!!)
 
 ほら見ろ──はなんとも言えない顔をしているし、
 黒は物凄い視線をこいつに向けている。その番の──もポカンとした顔だ。
 ──と──の二人は呆れかえっているし、姉様は額に手をあて『またか…』と言っている。お義姉様も耳をヒクヒクさせて『義弟よ…』と引きつった顔をしている。
 ────は相変わらず動じず人形みたいに突っ立っているな。

 ………お前のちんちんが大好きなのは事実だけれど、本当にこういう時は殴ってやりたくなる。
 だが、我慢だ。
 母は『淑やかで控えめの美しいひと』これを守らねば。

 とりあえずこの場の雰囲気を変えるために口を開く。

朱点シュテン、私の大好きな旦那様。
あなたに授けた【名】の様に、この綺麗な晴れた空を楽しませてください。
この子たちと一緒に出るのは初めてなんですから。」

 ──『笑ってくれよ、僕の大好きなお前の笑顔が見たい。』──

 大好きな番はその整いすぎた顔をにっこりとさせ、笑んでくれた。
 
 (やっぱりお前のその笑顔は、晴れた空の下で見るのが一番好きだ。
 もう、二度と泣かないでほしい。
 僕も泣かせないようにするから。)

「無理はするなよお姫様。」
「もう二度と…あんなことをしたり、心配もかけませんから。大丈夫ですよ。」

 僕も微笑みを返そうとするが、涙がこみ上げてきた。
 子どもたちの前だが、こいつにもたれかかりその顔を隠す。

 (万年熱々な両親で悪いが、やっと手にしたこの幸せを噛み締めたいんだ。
『皆で仲良く暮らしたい』そんなこいつと僕の夢が、やっと…やっと叶ったんだから…)

 この子たちも、これから生まれてくる子も皆で幸せに───────
 

 ◆◆◆


 夢をた。

 遥か未来のことの夢。
 昇神してからこのような事が度々ある。
 起きたときには詳細などを忘れてしまうのだが、
 何かとても悲しくて、辛いことの後に幸せなものを視た気がする。

 あれはいつかまた天を見れる日が来て、こいつや沢山の子どもたちと一緒に笑える日の夢だろうか?
 自分で選んだことだが、青空の下で天色のあいつの笑顔が、暫く見れないのは辛い。
 泣いてもいたのか、目元が濡れている。

 皇宮に帰ってきて早々、久しぶりに交わり疲れ果て寝てしまったが、
 何故か今、目が覚めた。
 
 隣で寝ている僕の最愛を見る。

 いつもは僕より後に寝て、先に起きているこいつの寝顔を見るのは、はじめてかもしれない。

 艷やかなこいつの名前の通りの朱い髪。
 スメラギのものの証の金色こんじきの双角。

 (これが自分にも生えていたのを見たときは本当に驚いたな。)

 煙る長い睫毛は、髪と同じ朱い色。
 その閉じられた瞼の下には左は金色、右は銀色の美しい瞳がある。

 (さっきまでみたいに、自分にだけ熱を籠もった視線をやるのが嬉しい。)

 整った鼻梁、それにいつも卑猥なことや、吃驚するくらい恥ずかしくなる呪いを囁く口。

 (さっきみたいなあんな恐怖はもう嫌だし、ちょっと最近は酷いから、少しばかり注意しなければいけない。)

 僕を抱いていた彼の美しい肢体。

 (首が繋がり息をして、話してくれているのを見て、やっと安心した。
 今も胸が隆起して呼吸を確認できるからホッとした。)

 彼から薫るその芳醇な薔薇の薫りの虜にもなっている。 

 (もう、僕だけのものだ。変な匂いをつけていたら【血吸】だからな。)
 
 そして、その左首もとには【白百合】が咲いている。

 (皆がこれを見て幸せな気持ちになるのが、僕にもやっとわかった。)

 先程の交わりでまた、自分の【分身】はいくつか咲いただろう。
 自分にある彼の【分身】のように心臓の【青薔薇】には白百合が絡んでいる。
 
 (僕がお前を捕らえて、絶対に離してなんかやらないと、そう言っているみたいだ。)

 目を閉じ、視界・・を開き、たこいつは…


 その【名】に相応しい鮮やかだが優しい色。
【赤】の魂なのに苛烈でもなく
 こいつの心みたいに綺麗で、温かくて、優しい。
 大好きな僕のアカい魂を持つ鬼。
 

 どうして離れていられたのか?
 こんなにも大事で愛おしい存在と、もう離れることなんてそんなことできない。

 恋も愛も知らなかった。
 考えてもいなかった。

 それが今は愛に狂ってしまった。

 きっと今頃、姉婦婦ふうふたちや義父母などが、こいつと僕のした事に頭を抱えているだろう。

 寝ている今なら口にも出して言えるかもしれない。
 今日は本当に大盤振る舞いだ。


「大好きだよアカ。」


 起こさないように小さな声で呟く。
 こいつの聴力はおかしいから、寝ていても不安だが、偶には口に出して言ってみたい。
 
 これからの僕らは不自由しかないだろう。
 この寂しい空っぽな【域】もお義姉様の『聖域』みたいに変えないといけない。
 それで落ち着いたらこいつと同じ・・子も欲しい。

 黒の養育や妃の義務など、色々と片付けないといけない問題も山積みだ。
 こいつも起きたら二人とも揃って、お説教三昧だろう。
 それでも何故か幸せな気持ちは変らない。


「あんな始まりでも、今はお前のことを愛している。」


「…嬉しいことを言ってくれる。」


 (コイツ!起きていたのか?!
 一体どこから聞いていたんだろう?)

「もう、絶対に口にしない!」
「そう言ってくれるな。」
「なんでそんな騙し討ちみたいな真似すんだ!このクソ赤毛!!」
「俺を見るお前が可愛かったからだ。」
「はぁ?!目を閉じててもえてんのか!デタラメ過ぎだろう!!」
「黒の夜泣きと癇癪は酷かったな。」
「ハァ?!やっぱりこえてたのか?!」

 なんでいつもこう、締まらないんだろうか?

 こいつといると退屈しない。
 いつも吃驚することばかりだ

 大好きな僕の番。
 これからもずっと仲良くしような──────────
 

 ◇◇◇


《─リー、マリー!》

 え?!あ、うん?ごめんね…
 (久しぶりに過去と未来をた。こんな話をしていたからか?)

《マリーも出来上がって来ているみたいだし、もう、お開きにしたほうが良いか?》

 いや、まだ大丈夫だよ。
 それにこの話もあと少しで終わるから。

《じゃあきりの良いところまで宜しく頼むよ!》

 (こちらに生まれ落ちても、る力や少しの【しゅ】は変わらず使える。
 でも、こんなに鮮明に見るのは久しぶりだ…)

《マリー本当に大丈夫かい?》

 それじゃあ、帰ってきた百合の生活などを話して今日は終わりにしようか。



  ───────────
 あと数話でこの章も終わりです。
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