33 / 42
下界での暮らし
精霊達の王
しおりを挟む
ブラウ「妖精霊神王様…」
セイン「…そういえば、ククル。わたし、妖精霊神王様のことを、あまり聞いたことありませんよ?」
ククル「当たり前よ。だってわたし達は、陛下の事をあまり喋らないもの。」
グレイ「何故ですか?王、なんですよね?」
ククル「ええ。わたし達みんな、陛下のことが大好きよ。ただ、敬愛しているからこそ、陛下の事を必要以上に知られないようにしているの。」
キース「?何故ですか?」
ククル「……ここだけの話よ。陛下の事を悪意のある者が知れば、陛下を捕まえようとする。そんな事、許さないわ。いい?この事は誰にも言ってはいけない。もし誰かに言い、陛下に傷一つつけてみろ。その時は、楽に死ねると思うなよ。」
ふ。言いよるわ
全員『っ…はいっ』
ククル「それで?どうやって位を決めてるかよね。簡単に言うと、陛下がその位に等しい力を持っているかなどをご覧になって決めてくださるのよ。」
グレイ「そ、そうなんですね。ありがとうございます。」
ククル「ふふ。じゃあ、精霊界のことは知ってるかしら?」
ブラウ「はい。この世界はとは別なんですよね?」
ククル「ええ。精霊界は陛下がお創りになり、陛下がお住みになっておられる場所。それに、精霊達がたくさんいるわ。精霊界の中に精霊城もあるわ。この城も大きいけれど、精霊城の方がもっと、もぉーっと大きいわ。自然豊かでとても心地いい所ね。」
ブラウ「僕も行ってみたいなぁ~」
…そういえば、人間が精霊界に来たことなど…ないな
ククル「ふぅ。これぐらいかしら、セイン?」
セイン「ええ。ありがとうございます、ククル」
ククル「いいのよ~また呼んでね」
セイン「ええ」
ククル《陛下も何かございましたら、なんでも申し付けくださいませ。》
ソ《ふふ。ありがとう、ククル》
ククル「では。じゃあね~みんな!」
グレイ、ブラウ『ありがとうございます!』
フォン…!
キース「うーむ。やはり、精霊様は素晴らしいな」
グレイ「はい。契約の儀がとても待ち遠しいです。」
キース「うむ。フィーもやらないか?」
はいぃぃ⁉︎
ソ「いやいやいや⁉︎私、まだ5歳ですよっ⁉︎(設定は)」
ギル「いや。魔力が12歳並み以上あるから、可能だろう。」
え…?そういう理由?
キース「そういうことだ。フィーは王家の保護下に入っている。貴族は知っているし、心配でもグレイがいるしな!」
グレイ「うん。フィー、一緒に行こう!」
ええ……マジでー
フィル「ああ。行った方がいいだろうな。」
セイン「……そうですね」
………はぁー精霊界に行かないとな
ソ「…分かりました…行きます。」
キース「うむ!では2週間後な」
グレイ「またね、フィー!」
ブラウ「僕はまだ行けないもん…フィー、またね」
*精霊界
ザワザワザワ
ソ「私は、下界で精霊との契約の儀に参加することとなった。よって、下界にいる間誰か1人、私と呼びかけに応えてくれ」
精霊達『はーい‼︎‼︎‼︎』
ここでしばらく、一悶着起こる。誰がソルフィーと共に行くかで争っているのだ。
レイ「主人様最高位精霊の誰かで良いのでは?」
⁉︎レイ、か…出てきたのか
ソ「だが…目立つぞ?」
レイ「承知しております。ですか、王家の保護下に入っている以上、主人様を狙う者がいると思います。主人様の方がお強いですが、あまり力を見せない方が良いですし…」
……なるほど。確かにな
ソ「すまないが、最高位精霊の中で頼む。」
精霊達『!御意。陛下が仰るのであれば』
ふぅ…
「では、わたしめが。」
お。フロウね
ソ「フロウで良いかい?」
精霊達『はっ』
ソ「では、フロウ。私の呼びかけに応じて来てくれ。」
フロウ「御意に」
こうして、ソルフィーの呼びかけに応じることになったのは氷の最高位精霊、フロウとなった。
セイン「…そういえば、ククル。わたし、妖精霊神王様のことを、あまり聞いたことありませんよ?」
ククル「当たり前よ。だってわたし達は、陛下の事をあまり喋らないもの。」
グレイ「何故ですか?王、なんですよね?」
ククル「ええ。わたし達みんな、陛下のことが大好きよ。ただ、敬愛しているからこそ、陛下の事を必要以上に知られないようにしているの。」
キース「?何故ですか?」
ククル「……ここだけの話よ。陛下の事を悪意のある者が知れば、陛下を捕まえようとする。そんな事、許さないわ。いい?この事は誰にも言ってはいけない。もし誰かに言い、陛下に傷一つつけてみろ。その時は、楽に死ねると思うなよ。」
ふ。言いよるわ
全員『っ…はいっ』
ククル「それで?どうやって位を決めてるかよね。簡単に言うと、陛下がその位に等しい力を持っているかなどをご覧になって決めてくださるのよ。」
グレイ「そ、そうなんですね。ありがとうございます。」
ククル「ふふ。じゃあ、精霊界のことは知ってるかしら?」
ブラウ「はい。この世界はとは別なんですよね?」
ククル「ええ。精霊界は陛下がお創りになり、陛下がお住みになっておられる場所。それに、精霊達がたくさんいるわ。精霊界の中に精霊城もあるわ。この城も大きいけれど、精霊城の方がもっと、もぉーっと大きいわ。自然豊かでとても心地いい所ね。」
ブラウ「僕も行ってみたいなぁ~」
…そういえば、人間が精霊界に来たことなど…ないな
ククル「ふぅ。これぐらいかしら、セイン?」
セイン「ええ。ありがとうございます、ククル」
ククル「いいのよ~また呼んでね」
セイン「ええ」
ククル《陛下も何かございましたら、なんでも申し付けくださいませ。》
ソ《ふふ。ありがとう、ククル》
ククル「では。じゃあね~みんな!」
グレイ、ブラウ『ありがとうございます!』
フォン…!
キース「うーむ。やはり、精霊様は素晴らしいな」
グレイ「はい。契約の儀がとても待ち遠しいです。」
キース「うむ。フィーもやらないか?」
はいぃぃ⁉︎
ソ「いやいやいや⁉︎私、まだ5歳ですよっ⁉︎(設定は)」
ギル「いや。魔力が12歳並み以上あるから、可能だろう。」
え…?そういう理由?
キース「そういうことだ。フィーは王家の保護下に入っている。貴族は知っているし、心配でもグレイがいるしな!」
グレイ「うん。フィー、一緒に行こう!」
ええ……マジでー
フィル「ああ。行った方がいいだろうな。」
セイン「……そうですね」
………はぁー精霊界に行かないとな
ソ「…分かりました…行きます。」
キース「うむ!では2週間後な」
グレイ「またね、フィー!」
ブラウ「僕はまだ行けないもん…フィー、またね」
*精霊界
ザワザワザワ
ソ「私は、下界で精霊との契約の儀に参加することとなった。よって、下界にいる間誰か1人、私と呼びかけに応えてくれ」
精霊達『はーい‼︎‼︎‼︎』
ここでしばらく、一悶着起こる。誰がソルフィーと共に行くかで争っているのだ。
レイ「主人様最高位精霊の誰かで良いのでは?」
⁉︎レイ、か…出てきたのか
ソ「だが…目立つぞ?」
レイ「承知しております。ですか、王家の保護下に入っている以上、主人様を狙う者がいると思います。主人様の方がお強いですが、あまり力を見せない方が良いですし…」
……なるほど。確かにな
ソ「すまないが、最高位精霊の中で頼む。」
精霊達『!御意。陛下が仰るのであれば』
ふぅ…
「では、わたしめが。」
お。フロウね
ソ「フロウで良いかい?」
精霊達『はっ』
ソ「では、フロウ。私の呼びかけに応じて来てくれ。」
フロウ「御意に」
こうして、ソルフィーの呼びかけに応じることになったのは氷の最高位精霊、フロウとなった。
0
お気に入りに追加
520
あなたにおすすめの小説
その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~
たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!!
猫刄 紅羽
年齢:18
性別:男
身長:146cm
容姿:幼女
声変わり:まだ
利き手:左
死因:神のミス
神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。
しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。
更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!?
そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか...
的な感じです。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました
Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。
実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。
何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・
何故か神獣に転生していた!
始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。
更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。
人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m
なるべく返信できるように努力します。
辺境伯令嬢に転生しました。
織田智子
ファンタジー
ある世界の管理者(神)を名乗る人(?)の願いを叶えるために転生しました。
アラフィフ?日本人女性が赤ちゃんからやり直し。
書き直したものですが、中身がどんどん変わっていってる状態です。
転生幼女が魔法無双で素材を集めて物作り&ほのぼの天気予報ライフ 「あたし『お天気キャスター』になるの! 願ったのは『大魔術師』じゃないの!」
なつきコイン
ファンタジー
転生者の幼女レイニィは、女神から現代知識を異世界に広めることの引き換えに、なりたかった『お天気キャスター』になるため、加護と仮職(プレジョブ)を授かった。
授かった加護は、前世の記憶(異世界)、魔力無限、自己再生
そして、仮職(プレジョブ)は『大魔術師(仮)』
仮職が『お天気キャスター』でなかったことにショックを受けるが、まだ仮職だ。『お天気キャスター』の職を得るため、努力を重ねることにした。
魔術の勉強や試練の達成、同時に気象観測もしようとしたが、この世界、肝心の観測器具が温度計すらなかった。なければどうする。作るしかないでしょう。
常識外れの魔法を駆使し、蟻の化け物やスライムを狩り、素材を集めて観測器具を作っていく。
ほのぼの家族と周りのみんなに助けられ、レイニィは『お天気キャスター』目指して、今日も頑張る。時々は頑張り過ぎちゃうけど、それはご愛敬だ。
カクヨム、小説家になろう、ノベルアップ+、Novelism、ノベルバ、アルファポリス、に公開中
タイトルを
「転生したって、あたし『お天気キャスター』になるの! そう女神様にお願いしたのに、なぜ『大魔術師(仮)』?!」
から変更しました。
異世界転生したのだけれど。〜チート隠して、目指せ! のんびり冒険者 (仮)
ひなた
ファンタジー
…どうやら私、神様のミスで死んだようです。
流行りの異世界転生?と内心(神様にモロバレしてたけど)わくわくしてたら案の定!
剣と魔法のファンタジー世界に転生することに。
せっかくだからと魔力多めにもらったら、多すぎた!?
オマケに最後の最後にまたもや神様がミス!
世界で自分しかいない特殊個体の猫獣人に
なっちゃって!?
規格外すぎて親に捨てられ早2年経ちました。
……路上生活、そろそろやめたいと思います。
異世界転生わくわくしてたけど
ちょっとだけ神様恨みそう。
脱路上生活!がしたかっただけなのに
なんで無双してるんだ私???
器用貧乏の意味を異世界人は知らないようで、家を追い出されちゃいました。
武雅
ファンタジー
この世界では8歳になると教会で女神からギフトを授かる。
人口約1000人程の田舎の村、そこでそこそこ裕福な家の3男として生まれたファインは8歳の誕生に教会でギフトを授かるも、授かったギフトは【器用貧乏】
前例の無いギフトに困惑する司祭や両親は貧乏と言う言葉が入っていることから、将来貧乏になったり、周りも貧乏にすると思い込み成人とみなされる15歳になったら家を、村を出て行くようファインに伝える。
そんな時、前世では本間勝彦と名乗り、上司と飲み入った帰り、駅の階段で足を滑らし転げ落ちて死亡した記憶がよみがえる。
そして15歳まであと7年、異世界で生きていくために冒険者となると決め、修行を続けやがて冒険者になる為村を出る。
様々な人と出会い、冒険し、転生した世界を器用貧乏なのに器用貧乏にならない様生きていく。
村を出て冒険者となったその先は…。
※しばらくの間(2021年6月末頃まで)毎日投稿いたします。
よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる