31 / 42
下界での暮らし
ディーネル男爵家に攻め込もう!《Part3》
しおりを挟む
ディーネル男爵家の地下奥深く…
?「もう…持たない……消える………」
?「助けて…」
?「しんどいよ…」
?「誰か……来ないかな?……」
?「…?……⁉︎……‼︎…ねぇ…みんな、王様の気配がしない?…」
?「?……‼︎‼︎ああ…本当だ…我らを助けに来てくださったのか?」
?「きっとそうだよ……僕たちの王様は優しくて強くて…とても、とっても、凄い方だもの。」
?「うん。私達、王様に迷惑かけちゃったな……」
?「…うん。…でも…久しぶりに王様に会える…わたし、王様の事、だーい好き!」
?みんな『同感‼︎』
?「……しんどい……もう、限界だよ…」
?「…助けて…主上様…」
チカッ‼︎ スゥー
?「え?お日様?…この気配…‼︎お、お、王、様?」
?「王様が怒っている…僕達のせいかな?…」
?「王様…?」
「‼︎見つけた…ごめんね…私の可愛い精霊達…‼︎」
?「あ、あっ、王…様?」
?みんな『‼︎‼︎‼︎うっうっうぅ~……王、さまっ…‼︎』
ソルフィーが何故ここに居るのか……それは、時は少し遡ってソルフィーがディーネル男爵に激怒した後…
ソルフィー「精霊達は地下か?」
ジェニファー「そのようです。」
フィル「精霊眼を持っている者!集合‼︎ 精霊様を探しに行くぞ‼︎精霊眼を持っていない者は外で警戒を続けろ‼︎」
騎士達『はっ!』
ソ「フィルさん。私も行く!」
フ「?お前は待っておけ。精霊様、見えんだろ?契約もしてなさそうだし…(精霊様とは)」
ソ「精霊?見えるけど?」
フ「……は?」
え?
ライオ「…はぁ…団長、もうフィーに出来ないことなんて無さそうですよ…」
へ?
フ「うん。うん。そうだな…うん。」
ライオ「ふぅ…では行こうか、フィー。」
ソ「はーい」
かつん、かつん、かつん…
薄暗い…それに、ひどい悪臭だ……こんな所にあの子達が…人間め…
団員「団長!こっちに精霊様の気配が!」
フ「!分かった!」
……ここまでくれば、大丈夫かな?…騎士団のみんなごめんね~
──眠れ
バタン!バタン!バタ!バタ!
ソ「ごめんね。少しの間眠ってもらうよ。」
ここか…酷いな…
ソ「シャイン。いるか?」
フッ!
シャイン「はい。お呼びでしょうか、陛下。」
光の最高位精霊である、シャインを呼んだし、捕まった精霊達の怪我を治してもらおう。
ソ「うん。精霊達の怪我を、治してほしい。」
シャイン「承知いたしました。」
……‼︎いた……
「‼︎見つけた…ごめんね…私の可愛い精霊達…‼︎」
そして、時は現在に戻る…
精霊「あ、あっ、王…様?」
精霊のみんな『‼︎‼︎‼︎うっうっうぅ~……王、さまっ…!』
わっ!みんな、抱き着いてきた!可愛い…
ソ「助けるのが遅くなってごめんね…無事で良かった……っ…」
ほんと、よかった…
ソ「シャイン、怪我とかは大丈夫だった?」
シャイン「ええ。魔力がものすごく減っていただけでした…魔力を奪ったのでしょう。」
ソ「…そうか…分かった。ありがとう、精霊界に戻ってくれていいよ。他の最高位精霊達にこのことを連絡してほしい。」
シャイン「御意。ではまた何かありましたらお呼びください。」
フッ!
…さて、
ソ「人間の騎士団とお前達を助けにきたんだけど、みんなを傷つける奴はもう、いないから安心して。それから、騎士の人たちを起こすから私の事は秘密で、ね!」
精霊「御意!」
精霊「主上様が言われるれるのであれば、その人間は大丈夫ですね。」
ソ「ふふ。ありがとう。……では、起こすよ…」
パチン‼︎
指を鳴らして、魔法を解く…
ソ「精霊様を見つけたよ!」
フ「ん、んん?…?ああ、分かった…?」
何が起こったか分からないんだねぇ~ふふふ。
ライオ「?凄いね、フィー。」
おや、鋭いライオさんも分かってない!私、凄い!
フ「精霊様を地下から出せ!魔力が減っているから、譲渡しろ!」
騎士達『はっ!』
こうして、精霊誘拐事件は無事に終わったのであった。
…ソルフィーがこの後、精霊界に様子を見に行くと、捕まっていた精霊達も、他の精霊達も一斉に抱き着いてきたので、圧死しそうであった事はまた別の話である。
?「もう…持たない……消える………」
?「助けて…」
?「しんどいよ…」
?「誰か……来ないかな?……」
?「…?……⁉︎……‼︎…ねぇ…みんな、王様の気配がしない?…」
?「?……‼︎‼︎ああ…本当だ…我らを助けに来てくださったのか?」
?「きっとそうだよ……僕たちの王様は優しくて強くて…とても、とっても、凄い方だもの。」
?「うん。私達、王様に迷惑かけちゃったな……」
?「…うん。…でも…久しぶりに王様に会える…わたし、王様の事、だーい好き!」
?みんな『同感‼︎』
?「……しんどい……もう、限界だよ…」
?「…助けて…主上様…」
チカッ‼︎ スゥー
?「え?お日様?…この気配…‼︎お、お、王、様?」
?「王様が怒っている…僕達のせいかな?…」
?「王様…?」
「‼︎見つけた…ごめんね…私の可愛い精霊達…‼︎」
?「あ、あっ、王…様?」
?みんな『‼︎‼︎‼︎うっうっうぅ~……王、さまっ…‼︎』
ソルフィーが何故ここに居るのか……それは、時は少し遡ってソルフィーがディーネル男爵に激怒した後…
ソルフィー「精霊達は地下か?」
ジェニファー「そのようです。」
フィル「精霊眼を持っている者!集合‼︎ 精霊様を探しに行くぞ‼︎精霊眼を持っていない者は外で警戒を続けろ‼︎」
騎士達『はっ!』
ソ「フィルさん。私も行く!」
フ「?お前は待っておけ。精霊様、見えんだろ?契約もしてなさそうだし…(精霊様とは)」
ソ「精霊?見えるけど?」
フ「……は?」
え?
ライオ「…はぁ…団長、もうフィーに出来ないことなんて無さそうですよ…」
へ?
フ「うん。うん。そうだな…うん。」
ライオ「ふぅ…では行こうか、フィー。」
ソ「はーい」
かつん、かつん、かつん…
薄暗い…それに、ひどい悪臭だ……こんな所にあの子達が…人間め…
団員「団長!こっちに精霊様の気配が!」
フ「!分かった!」
……ここまでくれば、大丈夫かな?…騎士団のみんなごめんね~
──眠れ
バタン!バタン!バタ!バタ!
ソ「ごめんね。少しの間眠ってもらうよ。」
ここか…酷いな…
ソ「シャイン。いるか?」
フッ!
シャイン「はい。お呼びでしょうか、陛下。」
光の最高位精霊である、シャインを呼んだし、捕まった精霊達の怪我を治してもらおう。
ソ「うん。精霊達の怪我を、治してほしい。」
シャイン「承知いたしました。」
……‼︎いた……
「‼︎見つけた…ごめんね…私の可愛い精霊達…‼︎」
そして、時は現在に戻る…
精霊「あ、あっ、王…様?」
精霊のみんな『‼︎‼︎‼︎うっうっうぅ~……王、さまっ…!』
わっ!みんな、抱き着いてきた!可愛い…
ソ「助けるのが遅くなってごめんね…無事で良かった……っ…」
ほんと、よかった…
ソ「シャイン、怪我とかは大丈夫だった?」
シャイン「ええ。魔力がものすごく減っていただけでした…魔力を奪ったのでしょう。」
ソ「…そうか…分かった。ありがとう、精霊界に戻ってくれていいよ。他の最高位精霊達にこのことを連絡してほしい。」
シャイン「御意。ではまた何かありましたらお呼びください。」
フッ!
…さて、
ソ「人間の騎士団とお前達を助けにきたんだけど、みんなを傷つける奴はもう、いないから安心して。それから、騎士の人たちを起こすから私の事は秘密で、ね!」
精霊「御意!」
精霊「主上様が言われるれるのであれば、その人間は大丈夫ですね。」
ソ「ふふ。ありがとう。……では、起こすよ…」
パチン‼︎
指を鳴らして、魔法を解く…
ソ「精霊様を見つけたよ!」
フ「ん、んん?…?ああ、分かった…?」
何が起こったか分からないんだねぇ~ふふふ。
ライオ「?凄いね、フィー。」
おや、鋭いライオさんも分かってない!私、凄い!
フ「精霊様を地下から出せ!魔力が減っているから、譲渡しろ!」
騎士達『はっ!』
こうして、精霊誘拐事件は無事に終わったのであった。
…ソルフィーがこの後、精霊界に様子を見に行くと、捕まっていた精霊達も、他の精霊達も一斉に抱き着いてきたので、圧死しそうであった事はまた別の話である。
0
お気に入りに追加
523
あなたにおすすめの小説
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
チートを極めた空間魔術師 ~空間魔法でチートライフ~
てばくん
ファンタジー
ひょんなことから神様の部屋へと呼び出された新海 勇人(しんかい はやと)。
そこで空間魔法のロマンに惹かれて雑魚職の空間魔術師となる。
転生間際に盗んだ神の本と、神からの経験値チートで魔力オバケになる。
そんな冴えない主人公のお話。
-お気に入り登録、感想お願いします!!全てモチベーションになります-
暇つぶし転生~お使いしながらぶらり旅~
暇人太一
ファンタジー
仲良し3人組の高校生とともに勇者召喚に巻き込まれた、30歳の病人。
ラノベの召喚もののテンプレのごとく、おっさんで病人はお呼びでない。
結局雑魚スキルを渡され、3人組のパシリとして扱われ、最後は儀式の生贄として3人組に殺されることに……。
そんなおっさんの前に厳ついおっさんが登場。果たして病人のおっさんはどうなる!?
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
異世界でスキルを奪います ~技能奪取は最強のチート~
星天
ファンタジー
幼馴染を庇って死んでしまった翔。でも、それは神様のミスだった!
創造神という女の子から交渉を受ける。そして、二つの【特殊技能】を貰って、異世界に飛び立つ。
『創り出す力』と『奪う力』を持って、異世界で技能を奪って、どんどん強くなっていく
はたして、翔は異世界でうまくやっていけるのだろうか!!!
転生5回目!? こ、今世は楽しく長生きします!
実川えむ
ファンタジー
猫獣人のロジータ、10歳。
冒険者登録して初めての仕事で、ダンジョンのポーターを務めることになったのに、
なぜか同行したパーティーメンバーによって、ダンジョンの中の真っ暗闇の竪穴に落とされてしまった。
「なーんーでーっ!」
落下しながら、ロジータは前世の記憶というのを思い出した。
ただそれが……前世だけではなく、前々々々世……4回前? の記憶までも思い出してしまった。
ここから、ロジータのスローなライフを目指す、波乱万丈な冒険が始まります。
ご都合主義なので、スルーと流して読んで頂ければありがたいです。
セルフレイティングは念のため。
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる