452 / 1,397
33章 人族の勢力バランスなんて知らん
449. 名乗るより先にお礼から
しおりを挟む
円卓を用意するよう頼んだところ、城で一番大きな楕円形のテーブルが置かれていた。エルフが丹精した巨木はテーブルに木漏れ日を落とし、心地よい葉擦れの音を響かせる。ヤンが椅子を2つほど蹴散らすと、その場に丸くなって期待の眼差しを向けた。
「頼むぞ」
声に出して労ったルシファーの腕から、リリスが「えいっ!」と掛け声勇ましく飛び込んだ。柔らかな毛皮に沈んだ幼女は、溺れた長い毛の間から顔を覗かせる。
「パパ、すごい! ヤンの毛がふかふか!!」
冬毛のシーズンなので、柔らかく短い毛がたくさん生えているらしい。黒髪を乱したリリスを撫でながら、ルシファーが当然のごとくヤンの上に座った。魔王直属ソファの肩書がすっかり気に入ったフェンリルは、森の王者だった風格そっちのけで寛ぐ。前足をクロスさせた上に顎を乗せ、満足そうに息を吐いた。
「ヤンは冬になると毛が柔らかくなるからな」
夏毛は涼しさを保つために、硬い毛が多くなる。犬と同じと指摘したら怒られるので、曖昧な言い方で誤魔化した。彼らにとって犬と狼の間には深くて暗い溝があるらしい。飛び越えられないというから、話題にしない方が賢いだろう。
「えっと、話するなら近い方がいいですか?」
勇者アベルが首をかしげる。以前はアスタロト達側近が周囲を固め、少し離れた位置に座った。今回はどうすればいいのか。円卓というのは上座や下座が分かりづらい。勝手に座って叱られるのも怖いと、アベルは答えを待った。
「陛下のおそばには我々がおりますので、向かい側へどうぞ」
ふわりと舞い降りたシトリーが翼を畳んで会釈した。腰まで届く長い銀髪をポニーテールに結った少女は、ルシファーに近い両側の席を確保して微笑む。ワンピースやドレスだと飛んだ際に見えてしまうため、乗馬ズボンのような軽装だった。
「お待たせいたしました、リリス様」
「ご機嫌よう、リリス様」
ルーサルカとルーシアが並んで椅子に座る。城にいる大公がルキフェル1人なので、アデーレが気を利かせたらしい。狐尻尾をスカートから見せるルーサルカが座ると、リリスが嬉しそうに手を伸ばした。手を握り返してから、ふさふさの尻尾に触らせている。
ルーシアは保育園当時から一緒だったため、手を振って挨拶を交わした。リリスが「ライは?」と呟く。珍しくドラゴンの尻尾や羽を出しっぱなしのレライエが駆け付け、大急ぎで乱れた髪を手櫛で直し始めた。なにやら理由があって遅刻したらしい。
「レライエったら、落ち着いて」
一番年長のルーサルカが笑いながら椅子をすすめる。全員が着座した先で、残された椅子に3人の召喚者が腰掛けた。ルシファーからみて右にアベル、中央が聖女アンナ、左側は新たに発見された青年だ。アベルに「キヨノセンパイ」と呼ばれていた。
「アベル。その男はキヨノ、というのか?」
「阿部はなんて説明した?」
アベルと呼ばれている状況に、青年が首をかしげた。フルネームなら「アベルカイ」となるが、奇妙な位置で名を分断されている。妙に魔王城に馴染んでいるのも気になった。
運んできたサンドウィッチを並べるアデーレに、「ありがとうございます!!」と礼を言って皿を引き寄せるアベルが、隣を振り返って動きを止めた。先輩という単語がこの世界になさそうだし、説明が難しい。
「俺に任せてもらっていいっすか?」
頷く兄妹に全権委任されたアベルが、ルシファーと向き合った。男女問わず魅せられる美しい顔の青年は、膝の上によじ登る幼女を撫でながら待っている。真っ白な髪だが年寄りには見えず、逆にきらきら輝いている。銀の瞳や真っ白な肌は、人形かと思うほど人離れした外見だった。
事実、魔王であり人ではないのだから当然なのだが。
「聖女救出、ありがとうございました」
最初に礼から始めたのは、アベルの祖母の教えだった。相手にしてもらったら、謝罪よりなによりお礼から言え。礼を言われて気分を害する者はいない。そう言い聞かされて育ったので、無意識の行動だ。
頷いたルシファーの膝に落ち着くリリスは、ルーサルカが差し出すお菓子をもらい、逆の手にシトリーから貰った飴を握ってご満悦だった。
「お姉ちゃん、せーじょっていうの?」
「リリス、話の途中で口を挟んではいけないよ。最後まで聞こうね」
「わかった」
素直に頷いたリリスの黒髪に、上から葉が落ちた。黄色く色づいた葉を乗せたリリスが、なんとか頭の上の葉を取ろうと手を伸ばす。しかしうまくいかず、左右に動いたため膝の上に落ちてきた。その葉を拾い上げ、なぜか満足そうにお菓子の隣に並べる。
すべて手描きの高価な皿の端に、黄色い葉が得意げに揺れた。
「頼むぞ」
声に出して労ったルシファーの腕から、リリスが「えいっ!」と掛け声勇ましく飛び込んだ。柔らかな毛皮に沈んだ幼女は、溺れた長い毛の間から顔を覗かせる。
「パパ、すごい! ヤンの毛がふかふか!!」
冬毛のシーズンなので、柔らかく短い毛がたくさん生えているらしい。黒髪を乱したリリスを撫でながら、ルシファーが当然のごとくヤンの上に座った。魔王直属ソファの肩書がすっかり気に入ったフェンリルは、森の王者だった風格そっちのけで寛ぐ。前足をクロスさせた上に顎を乗せ、満足そうに息を吐いた。
「ヤンは冬になると毛が柔らかくなるからな」
夏毛は涼しさを保つために、硬い毛が多くなる。犬と同じと指摘したら怒られるので、曖昧な言い方で誤魔化した。彼らにとって犬と狼の間には深くて暗い溝があるらしい。飛び越えられないというから、話題にしない方が賢いだろう。
「えっと、話するなら近い方がいいですか?」
勇者アベルが首をかしげる。以前はアスタロト達側近が周囲を固め、少し離れた位置に座った。今回はどうすればいいのか。円卓というのは上座や下座が分かりづらい。勝手に座って叱られるのも怖いと、アベルは答えを待った。
「陛下のおそばには我々がおりますので、向かい側へどうぞ」
ふわりと舞い降りたシトリーが翼を畳んで会釈した。腰まで届く長い銀髪をポニーテールに結った少女は、ルシファーに近い両側の席を確保して微笑む。ワンピースやドレスだと飛んだ際に見えてしまうため、乗馬ズボンのような軽装だった。
「お待たせいたしました、リリス様」
「ご機嫌よう、リリス様」
ルーサルカとルーシアが並んで椅子に座る。城にいる大公がルキフェル1人なので、アデーレが気を利かせたらしい。狐尻尾をスカートから見せるルーサルカが座ると、リリスが嬉しそうに手を伸ばした。手を握り返してから、ふさふさの尻尾に触らせている。
ルーシアは保育園当時から一緒だったため、手を振って挨拶を交わした。リリスが「ライは?」と呟く。珍しくドラゴンの尻尾や羽を出しっぱなしのレライエが駆け付け、大急ぎで乱れた髪を手櫛で直し始めた。なにやら理由があって遅刻したらしい。
「レライエったら、落ち着いて」
一番年長のルーサルカが笑いながら椅子をすすめる。全員が着座した先で、残された椅子に3人の召喚者が腰掛けた。ルシファーからみて右にアベル、中央が聖女アンナ、左側は新たに発見された青年だ。アベルに「キヨノセンパイ」と呼ばれていた。
「アベル。その男はキヨノ、というのか?」
「阿部はなんて説明した?」
アベルと呼ばれている状況に、青年が首をかしげた。フルネームなら「アベルカイ」となるが、奇妙な位置で名を分断されている。妙に魔王城に馴染んでいるのも気になった。
運んできたサンドウィッチを並べるアデーレに、「ありがとうございます!!」と礼を言って皿を引き寄せるアベルが、隣を振り返って動きを止めた。先輩という単語がこの世界になさそうだし、説明が難しい。
「俺に任せてもらっていいっすか?」
頷く兄妹に全権委任されたアベルが、ルシファーと向き合った。男女問わず魅せられる美しい顔の青年は、膝の上によじ登る幼女を撫でながら待っている。真っ白な髪だが年寄りには見えず、逆にきらきら輝いている。銀の瞳や真っ白な肌は、人形かと思うほど人離れした外見だった。
事実、魔王であり人ではないのだから当然なのだが。
「聖女救出、ありがとうございました」
最初に礼から始めたのは、アベルの祖母の教えだった。相手にしてもらったら、謝罪よりなによりお礼から言え。礼を言われて気分を害する者はいない。そう言い聞かされて育ったので、無意識の行動だ。
頷いたルシファーの膝に落ち着くリリスは、ルーサルカが差し出すお菓子をもらい、逆の手にシトリーから貰った飴を握ってご満悦だった。
「お姉ちゃん、せーじょっていうの?」
「リリス、話の途中で口を挟んではいけないよ。最後まで聞こうね」
「わかった」
素直に頷いたリリスの黒髪に、上から葉が落ちた。黄色く色づいた葉を乗せたリリスが、なんとか頭の上の葉を取ろうと手を伸ばす。しかしうまくいかず、左右に動いたため膝の上に落ちてきた。その葉を拾い上げ、なぜか満足そうにお菓子の隣に並べる。
すべて手描きの高価な皿の端に、黄色い葉が得意げに揺れた。
23
お気に入りに追加
4,905
あなたにおすすめの小説
三年目の離縁、「白い結婚」を申し立てます! 幼な妻のたった一度の反撃
紫月 由良
恋愛
【書籍化】5月30日発行されました。イラストは天城望先生です。
【本編】十三歳で政略のために婚姻を結んだエミリアは、夫に顧みられない日々を過ごす。夫の好みは肉感的で色香漂う大人の女性。子供のエミリアはお呼びではなかった。ある日、参加した夜会で、夫が愛人に対して、妻を襲わせた上でそれを浮気とし家から追い出すと、楽しそうに言ってるのを聞いてしまう。エミリアは孤児院への慰問や教会への寄付で培った人脈を味方に、婚姻無効を申し立て、夫の非を詳らかにする。従順(見かけだけ)妻の、夫への最初で最後の反撃に出る。
【完結】伝説の悪役令嬢らしいので本編には出ないことにしました~執着も溺愛も婚約破棄も全部お断りします!~
イトカワジンカイ
恋愛
「目には目をおおおお!歯には歯をおおおお!」
どごおおおぉっ!!
5歳の時、イリア・トリステンは虐められていた少年をかばい、いじめっ子をぶっ飛ばした結果、少年からとある書物を渡され(以下、悪役令嬢テンプレなので略)
ということで、自分は伝説の悪役令嬢であり、攻略対象の王太子と婚約すると断罪→死刑となることを知ったイリアは、「なら本編にでなやきゃいいじゃん!」的思考で、王家と関わらないことを決意する。
…だが何故か突然王家から婚約の決定通知がきてしまい、イリアは侯爵家からとんずらして辺境の魔術師ディボに押しかけて弟子になることにした。
それから12年…チートの魔力を持つイリアはその魔法と、トリステン家に伝わる気功を駆使して診療所を開き、平穏に暮らしていた。そこに王家からの使いが来て「不治の病に倒れた王太子の病気を治せ」との命令が下る。
泣く泣く王都へ戻ることになったイリアと旅に出たのは、幼馴染で兄弟子のカインと、王の使いで来たアイザック、女騎士のミレーヌ、そして以前イリアを助けてくれた騎士のリオ…
旅の途中では色々なトラブルに見舞われるがイリアはそれを拳で解決していく。一方で何故かリオから熱烈な求愛を受けて困惑するイリアだったが、果たしてリオの思惑とは?
更には何故か第一王子から執着され、なぜか溺愛され、さらには婚約破棄まで!?
ジェットコースター人生のイリアは持ち前のチート魔力と前世での知識を用いてこの苦境から立ち直り、自分を断罪した人間に逆襲できるのか?
困難を力でねじ伏せるパワフル悪役令嬢の物語!
※地学の知識を織り交ぜますが若干正確ではなかったりもしますが多めに見てください…
※ゆるゆる設定ですがファンタジーということでご了承ください…
※小説家になろう様でも掲載しております
※イラストは湶リク様に描いていただきました
婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです
青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています
チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。
しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。
婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。
さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。
失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。
目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。
二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。
一方、義妹は仕事でミスばかり。
闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。
挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。
※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます!
※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました
結城芙由奈
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】
今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。
「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」
そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。
そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。
けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。
その真意を知った時、私は―。
※暫く鬱展開が続きます
※他サイトでも投稿中
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
お飾りの側妃ですね?わかりました。どうぞ私のことは放っといてください!
水川サキ
恋愛
クオーツ伯爵家の長女アクアは17歳のとき、王宮に側妃として迎えられる。
シルバークリス王国の新しい王シエルは戦闘能力がずば抜けており、戦の神(野蛮な王)と呼ばれている男。
緊張しながら迎えた謁見の日。
シエルから言われた。
「俺がお前を愛することはない」
ああ、そうですか。
結構です。
白い結婚大歓迎!
私もあなたを愛するつもりなど毛頭ありません。
私はただ王宮でひっそり楽しく過ごしたいだけなのです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる