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7.懐かない野良猫
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なんでこんな男がカタギな職業に就いてるんだ? オレに怖いと思わせる奴なんて、そうはいないぞ。
裏社会で生きてきたオレを怯えさせるほど怒りを露にするリューアが、優雅に足を組み直した。
膝の上に置かれた両手は軽く組まれ、爪は丁寧に整えられている。
彼の几帳面な性格をよく表していた。
「リヴィ……」
呼ばれて思わず顔を上げ、瞬間的にオレは後悔した。目が離せない。
声は優しいのだが、人を逸らさぬ笑顔がそれを裏切っていた。口の片端だけを引き上げるキザな笑みは、リューアの機嫌が悪い証拠だ。
「……っ」
もう諦めた方がよさそうだ。息を呑んだオレは脱力してソファに沈み込んだ。
人前では『ルーイ』と呼ぶが、2人きりだと奴はオレを『リヴィ』と呼称する。確かに仕事上の呼び名で、味気ないのは分かるが。
『ルィーヴリンセン』の愛称としては『リヴィー』か『リーヴィ』なのも当然だが、この略し方は女性読みなのだ。男性形なら『リーヴル』あたりが一般的だろう。もちろん愛称なので、どう略そうが自由なのだが……発音が女性じみていて、オレは気に入らない。
しかし、リューアに譲る気配は微塵もなかった。拾われてから7年間で何度も抗議した結果なので、文句をつけるのも今更だ。無駄だと分かりきっている行為を繰り返す気はない。
『リューシア』を『リューア』と縮めるのは、リューアの母親が好んだ愛称だった。
オレが拾われてすぐの頃、彼女が呼んだ名前をそのまま覚えて真似たものだ。現在、リューアをこの愛称で呼ぶことを許されるのは、オレ1人だけ。
黙って右手で髪を掻き上げる。
縛っていた髪を解くよう命じたのは、リューアだった。
淡い金髪が指の間を滑り抜けて、ふわりと空調の風に踊る。後ろで纏めるより、さらさらに流れている方が好みだと聞かされたのは、もう数年前だった。己の望みは徹底的に譲らない男なのだ。それが許される環境で育ったのだから、当然かも知れないが……。
スラム育ちのオレと、世界一の金持ちであるリューアの間に共通点は見当たらない。両極端という単語がこれほど当てはまる人間関係もないだろう。
オレの21歳という年齢も、名前も、誕生日すらリューアが決めて与えた。戸籍もないスラム育ちなら持たなくて当たり前のすべてを、リューアはオレに与え続ける。
血統書付のリューアによる好意を、当初は『施し』だと考えて反発した雑種のオレも、今ではすっかり彼のやり方に慣らされてしまった。実際、両親の顔も名前も知らない最低の環境で育ったにしては、オレは運がいいんだと思う。
ちらりとリューアに視線を向け、オレは小さく溜め息を吐いた。衣食住に困ることなく、きちんとした保護者がいる現状は、スラムでは望むべくもない厚遇だ。
その保護者の性格や言動に多少どころでない難があったとしても、人類最強の権力者相手に文句をつけるなど、贅沢なのだろう。
考えを読み取ったように、リューアは小さな笑みを零してソファに身を沈めた。ゆったりした仕草で、足を組み直している。少し気分が浮上してきたらしい。
多分……と心の中で付け加えたオレが、薄氷の瞳を細めた。
「おいで、リヴィ」
――奴お得意のセリフ。呪縛に似た響きに、オレは唇を噛み締めた。
この言葉、この声に逆らえない。軽く手招きされ、飼い馴らされたペットさながら大人しく立ち上がる。目の前で立ち止まり、しかしそれ以上近づかなかった。
インディゴ・ブルーの瞳が剣呑な光を帯びる。眉を顰めたリューアが傲慢に顎を逸らして、下から睨みつけた。
「また煙草を吸ったのか? やめろと命じた筈だが……」
「だから、おまえの前では吸わないだろ。外にいるときくらい……いいじゃんかよ」
尻すぼみに勢いがなくなる文句を、リューアは聞こえなかったフリでスルーした。どうせ文句など受け付けないのだから、とオレも肩を聳やかして諦める。
「おいで」
差し伸べられた手と、まだ不機嫌そうな保護者の顔を見比べた。
「リヴィ……」
ひどく優しい響きと同時に、リューアの表情が一変する。華やかな笑顔に、ぞくりと背筋を恐怖が走り抜けた。
逆らっちゃいけない。
反射的に本能に従い、リューアの膝に手を置いてラグに膝を着いた。
伸ばされた手が髪に触れる。呼ばれて足元に座りこむ姿は、情けない程にペットそのものだ。自覚があるオレは軽く目を伏せた。
オレとリューアに当初、肉体関係はなかった。あくまでも仕事上の繋がり……いや、パトロンと愛人だと報道されていたようだが、実際は飼い主とお気に入りのペットに近い。
キスはよくしたが、それも触れるだけだった。そんな関係が一変したのは、資源衛星落下事件だ。
執着を示したあの日、ほぼ監禁状態で押し倒された。
曖昧でぼんやりした記憶しか残ってないが、リューアは仕事を放り出して閉じこもったと後で聞かされた。身体が動かなくなるまで好き放題した男はけろりとしていたが、こっちは大変だ。
初体験だったってのに、部屋から出たら全世界が知ってたなんて――赤面ものだ。しかも動けなくて抱き上げられたまま、写真週刊誌に掲載される。
間違いなく、リューアの仕掛けた罠だ。独占欲から、ペットの所有権を世界中に主張したかったんだろう。
それでもオレがリューアに従うのは、他の奴よりマシだと思うからだ。必要な物を与えてくれて、必要以上の束縛をしない。
もちろん執着を露に呼び戻されることもあったが、今回も1ヶ月は自由な時間をくれた。縛り付けられることに苦痛を感じるオレの性質を、誰よりも理解しているのだ。
金色の髪を梳きながら、リューアは口元を歪めて僅かに笑みを浮かべた。
生まれた時から、すべてを与えられている。地球とセトを支配して余りある権力と財力を持ち、優秀な頭脳と多彩な知識、恵まれた容貌と何ひとつ不自由なく育った。コンプレックスなど感じたことがない。
彼はそんな退屈な人生で、唯一自由にならない存在を見つけた。
7年前のあの日から、リューアの執着も欲もオレへ向かっている。血統書付きの外見がキレイなペットに飽きていた彼の心を捉えたのは、警戒心が強く懐かない野良猫だったのだ。
裏社会で生きてきたオレを怯えさせるほど怒りを露にするリューアが、優雅に足を組み直した。
膝の上に置かれた両手は軽く組まれ、爪は丁寧に整えられている。
彼の几帳面な性格をよく表していた。
「リヴィ……」
呼ばれて思わず顔を上げ、瞬間的にオレは後悔した。目が離せない。
声は優しいのだが、人を逸らさぬ笑顔がそれを裏切っていた。口の片端だけを引き上げるキザな笑みは、リューアの機嫌が悪い証拠だ。
「……っ」
もう諦めた方がよさそうだ。息を呑んだオレは脱力してソファに沈み込んだ。
人前では『ルーイ』と呼ぶが、2人きりだと奴はオレを『リヴィ』と呼称する。確かに仕事上の呼び名で、味気ないのは分かるが。
『ルィーヴリンセン』の愛称としては『リヴィー』か『リーヴィ』なのも当然だが、この略し方は女性読みなのだ。男性形なら『リーヴル』あたりが一般的だろう。もちろん愛称なので、どう略そうが自由なのだが……発音が女性じみていて、オレは気に入らない。
しかし、リューアに譲る気配は微塵もなかった。拾われてから7年間で何度も抗議した結果なので、文句をつけるのも今更だ。無駄だと分かりきっている行為を繰り返す気はない。
『リューシア』を『リューア』と縮めるのは、リューアの母親が好んだ愛称だった。
オレが拾われてすぐの頃、彼女が呼んだ名前をそのまま覚えて真似たものだ。現在、リューアをこの愛称で呼ぶことを許されるのは、オレ1人だけ。
黙って右手で髪を掻き上げる。
縛っていた髪を解くよう命じたのは、リューアだった。
淡い金髪が指の間を滑り抜けて、ふわりと空調の風に踊る。後ろで纏めるより、さらさらに流れている方が好みだと聞かされたのは、もう数年前だった。己の望みは徹底的に譲らない男なのだ。それが許される環境で育ったのだから、当然かも知れないが……。
スラム育ちのオレと、世界一の金持ちであるリューアの間に共通点は見当たらない。両極端という単語がこれほど当てはまる人間関係もないだろう。
オレの21歳という年齢も、名前も、誕生日すらリューアが決めて与えた。戸籍もないスラム育ちなら持たなくて当たり前のすべてを、リューアはオレに与え続ける。
血統書付のリューアによる好意を、当初は『施し』だと考えて反発した雑種のオレも、今ではすっかり彼のやり方に慣らされてしまった。実際、両親の顔も名前も知らない最低の環境で育ったにしては、オレは運がいいんだと思う。
ちらりとリューアに視線を向け、オレは小さく溜め息を吐いた。衣食住に困ることなく、きちんとした保護者がいる現状は、スラムでは望むべくもない厚遇だ。
その保護者の性格や言動に多少どころでない難があったとしても、人類最強の権力者相手に文句をつけるなど、贅沢なのだろう。
考えを読み取ったように、リューアは小さな笑みを零してソファに身を沈めた。ゆったりした仕草で、足を組み直している。少し気分が浮上してきたらしい。
多分……と心の中で付け加えたオレが、薄氷の瞳を細めた。
「おいで、リヴィ」
――奴お得意のセリフ。呪縛に似た響きに、オレは唇を噛み締めた。
この言葉、この声に逆らえない。軽く手招きされ、飼い馴らされたペットさながら大人しく立ち上がる。目の前で立ち止まり、しかしそれ以上近づかなかった。
インディゴ・ブルーの瞳が剣呑な光を帯びる。眉を顰めたリューアが傲慢に顎を逸らして、下から睨みつけた。
「また煙草を吸ったのか? やめろと命じた筈だが……」
「だから、おまえの前では吸わないだろ。外にいるときくらい……いいじゃんかよ」
尻すぼみに勢いがなくなる文句を、リューアは聞こえなかったフリでスルーした。どうせ文句など受け付けないのだから、とオレも肩を聳やかして諦める。
「おいで」
差し伸べられた手と、まだ不機嫌そうな保護者の顔を見比べた。
「リヴィ……」
ひどく優しい響きと同時に、リューアの表情が一変する。華やかな笑顔に、ぞくりと背筋を恐怖が走り抜けた。
逆らっちゃいけない。
反射的に本能に従い、リューアの膝に手を置いてラグに膝を着いた。
伸ばされた手が髪に触れる。呼ばれて足元に座りこむ姿は、情けない程にペットそのものだ。自覚があるオレは軽く目を伏せた。
オレとリューアに当初、肉体関係はなかった。あくまでも仕事上の繋がり……いや、パトロンと愛人だと報道されていたようだが、実際は飼い主とお気に入りのペットに近い。
キスはよくしたが、それも触れるだけだった。そんな関係が一変したのは、資源衛星落下事件だ。
執着を示したあの日、ほぼ監禁状態で押し倒された。
曖昧でぼんやりした記憶しか残ってないが、リューアは仕事を放り出して閉じこもったと後で聞かされた。身体が動かなくなるまで好き放題した男はけろりとしていたが、こっちは大変だ。
初体験だったってのに、部屋から出たら全世界が知ってたなんて――赤面ものだ。しかも動けなくて抱き上げられたまま、写真週刊誌に掲載される。
間違いなく、リューアの仕掛けた罠だ。独占欲から、ペットの所有権を世界中に主張したかったんだろう。
それでもオレがリューアに従うのは、他の奴よりマシだと思うからだ。必要な物を与えてくれて、必要以上の束縛をしない。
もちろん執着を露に呼び戻されることもあったが、今回も1ヶ月は自由な時間をくれた。縛り付けられることに苦痛を感じるオレの性質を、誰よりも理解しているのだ。
金色の髪を梳きながら、リューアは口元を歪めて僅かに笑みを浮かべた。
生まれた時から、すべてを与えられている。地球とセトを支配して余りある権力と財力を持ち、優秀な頭脳と多彩な知識、恵まれた容貌と何ひとつ不自由なく育った。コンプレックスなど感じたことがない。
彼はそんな退屈な人生で、唯一自由にならない存在を見つけた。
7年前のあの日から、リューアの執着も欲もオレへ向かっている。血統書付きの外見がキレイなペットに飽きていた彼の心を捉えたのは、警戒心が強く懐かない野良猫だったのだ。
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