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268.愛された証拠がいっぱい ※微

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 セティのおちんちんを挿れると、僕のお尻はぎゅっとする。膝の上で向かい合って、僕はセティにぺたんと張り付いた。すごく気持ちいい。

 お尻ももう痛くないし、不思議だね。最初は痛くて怖かったのに、今は中にいるのが普通になった。セティが動いて、きゅんとする奥に届けば気持ち良さが大きくなる。

「イシス、いい子だ。オレだけの伴侶だ」

 繰り返される言葉に「愛してる」が入ってくると、奥の方へセティが熱いのを吐き出す。じわっと僕に広がって染み込んでいくの。うっとりしながら受け止めた。僕は知らなかったけど、ガイアが教えてくれたんだ。

 奥に出すのは大好きだからだよ、って。すごく好きで、誰にも触られない場所に自分の印や匂いを残したいから。胸や首にいっぱいキスの印をもらうけど、見えない場所にも印をするのは愛してる証拠みたい。

 愛してるって何だろう。ゆらゆらと揺られながら、僕はセティの首に回した手に力を込める。汗で滑って落ちちゃいそう。さっき一度出したのに、セティのおちんちんはまだ大きかった。いっぱい詰まってるんだね。

 笑い出したセティに「いっぱい愛したいんだよ」と言い直された。そっか、僕をいっぱい愛してくれるんだ。揺られるのも、中に熱いのが広がるのも、僕は好きだよ。だってセティが僕にしてくれることは、全部気持ちよくて美味しくて幸せになれる。

 足が痺れて動けなくなるまで抱き着いていたけど、僕は最後まで起きていられなかった。

 白いシーツの上でごろんと寝転がる。長くなった黒髪は編んであって、縄みたい。手で掴んで引っ張ると、確かに僕の髪だった。ちょっと痛い。

「何してるんだ? おはよう、イシス」

 ちゅっとキスをくれたけど、瞼だったから目を閉じた。キスが終わったかな? と思って目を開けたら、セティが近くにいる。嬉しくて笑う僕の唇に、触れるだけのキスがあった。触った感じがするのに、じんじんしてる。指でそっと唇を押すと、いつもより膨らんでいた。

「セティ、僕、病気?」

「いや。愛された子はそうなるんだよ」

 ほっとして身を起こし、セティが浄化で綺麗にしてくれた服を被る。両手を上にあげて、ばさっとスカートごと袖を通した。腰を幅広い布で結んだけど、今日はさらに違う物を渡された。

「これを履いて」

 下着かな? 薄くて破れそうな布を確認してから、セティが言う通りに履いた。おちんちんがぎりぎりだよ、これ。大きくなったらはみ出しちゃう。

「ん゛ん゛っ、可愛いぞ」

 スカートを捲って見せたら、喜んでくれたけど。これで合ってるの?

「おい、変態。無垢な子どもに何を教えてるのさ」

「子どもじゃないもん!!」

「変態じゃない!!」

 僕とセティの言葉が重なって、外のガイアが呆れた声を出した。

「何でもいいよ、もう。さっさと出てきて」

 ご飯の準備が出来たと言われたので、一緒に手を繋いで歩く。もちろんスカートは下ろして、中が見えないようにしたよ。神殿内は綺麗なので、裸足のまま歩いた。向こうから走ってきたトムが、ぴょんと飛んで僕のスカートにぶら下がる。危ないよ、拾い上げたら僕の首の匂いを嗅いだあと唸った。

 どうしたんだろう?

 首を傾げた僕を見たカイルスもガイアも動きを止めて、真っ赤になったカイルスが両手で顔を覆う。ガイアはにっこり笑って僕らを手招きした。
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