転生は女神様と一緒

転生した

  目を開けると青空が広がっていた。
  少しだけ空を眺めていると名前を呼んでと言われたのを思い出した。

  この感じは前にいた世界よりも心地いい感じがした。風が気持ちよかった。

「ラミールさん」

  呼んでみるとお腹のところから玉みたいなのがでてきた。

  そうして、その玉はずっとふわふわと浮かんでいた。

『これからも、よろしくね』

「ん？···············これが··········ラミールさ··········ん··········です·····か？··········なんか·····シンプルですね」

『感想は別に大丈夫ですよ』

  ラミールは自分の方を分かっているようだった。
  まぁ、分身だから普通か·····

  そう言えばなんかさっきから見える髪の色が違うような気がするんだけど

『これは、すばらしいですねーさすが私です、、』


「これはどういうことですか？」

『あなたがベッドにいる時に作ってたんだよ·····』

  なんか自信作みたいで嬉しそうだった。

「あっ、あの時か·····」

  川で自分の顔を見てみると全くの別人だった。
  髪の色なんて鮮やかな銀髪になってるし、瞳の色も髪の毛とあってる色している。
  正直に言うと凄まじいとしか言えない。

「私って魔法使えるんですか？」

『それは使えるわよ。魔力とかの出来るところは全部私と似せておいたからわよ』

「どうやって使うんですか？ あっ、だから今までとは違う感じがしたんですね」

『イメージが上手くいかなかったらイメージと文字を組み合わせて言えば使えるよ。私は、そこそこ運動してたから結構動きやすいと思うよ、、』

「使い方適当ですね··········  これは、そこそこじゃなですよ！全然してないじゃないですか！身体が重いです！」

  20分くらい歩いたらすぐ疲れそうだった。

『神ですので、そのくらいでいいんですよ。あなたもそれで使えるわよ。あと、龍化も出来るわよ』

「神はなんでもありなんですね·····  龍化ですか･･･結構興味ありますね」

『してみてもいいですよ』

  してみようと思って龍化すると私がなった龍の肌は銀色だったのだ。

「髪の毛の色と同じになるんですか？」

『うーん、まぁね』

 「なんか、曖昧ですね·····  」

  私は龍になったまま上に行ったりしようとするとすごく楽に動けるんだった。これが龍の感じなんだと思った。癖になりそう。

「私って竜人なんですか？」

『違うわよ、付けたスキルだもの、、あなたのはほぼ変わらないわよ』

「スイスイ飛べて凄く楽しかったけど誰かが腰を抜かしているのが見えた」

  この姿を見られたら誰でもそうなるよねーって思っていた。

『この世界ではあなたのような龍はいませんからね』

「え？？？？」

『この世界ではドラゴンが普通なのよね･･･』


「え!?  なにそれぇぇぇ」