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1章 はじまり
リアルとネットは別
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ネットとリアルは別だ。
『クラムくん愛してる』
『僕もアカリのこと愛してるよ』
『私もう寝るね、おやすみ♡』
『あぁ、おやすみ』
僕はREUNトークアプリで彼女がいる。しかし、それはあくまでネットの彼女だ。すき、やら愛してると言って入るけれど、リアルで関係を持つ気はさらさらない。向こうだってそうだろう、ネットの恋愛を本気でしているようなことはないと思う。そして、彼女ネットのとのトークを終え、眠りについた。
「ピロンッ」
REUNの通知音で僕は目が覚めてしまった。相手はネカノのアカリだった。まだ眠りについてから1時間も経っていないと思う。だから僕は完全に寝ぼけながらトークを返していた
『寝られなくてREUNしちゃった、起きてる・・・?』
『うん、大丈夫だよ』
『まだ聞いてなかったんだけど、住みが同じで歳も一緒だったら高校生だよね?』
『そうだよ』
『どこの高校?』
『高風高校だよ』
『えぇ?!一緒だ!!』
その文字を見て眠気が覚めた。寝ぼけて自分の情報を教えてしまったし、更にはネカノが同じ高校だなんて!そこで僕は落ち着いた。いくら同じ高校だとしても、僕を特定することは困難なはずだ。だとしたらこれ以上情報を教えないようにすればいいだけだ。リアルで関係を持つつもりはないのだから。
『そうなんだ』
『うん!クラス教えてよ』
そう送られてきたのを未読無視して、僕はもう1度眠りについた。
朝がきて、起きても僕は未読無視のまま学校に向かった。そして、登校しながらブロックするか否かについて考えていた。結果、ブロックまではしないがしばらくは無視することに決めた。そう決まったところで学校についた。
僕の学校は男女比が3対7で女子の方が多い。この理由は、保育士の勉強をする学科や看護師の勉強をする学科があるからだ。クラスは9クラスまであり、僕はその中の普通科6組だ。
「おはよう!」
教室に入った瞬間話しかけてきたのは、遠野綺麗だ。黒髪のポニーテールで整った顔をしている。こいつとは小中高と同じで、1年の時は違うクラスだったが、2年になり、クラス替えで同じになった。また、家が近いこともあり、幼馴染という関係だ。
「おはよう、今日も元気だな」
「あったりまえでしょ!元気なのが取り柄なんだから」
そう言いながら力こぶを作ろうとしているが、できていない。そのまま僕は席に座った。綺麗は僕の席の隣だ。そしてしばらくするとチャイムが鳴り、先生が入ってきた。それからは普通に授業を受けて、下校の時間になった。
「じゃあね、湊また明日!」
「おう、部活頑張れよー」
そういうと、綺麗は部活に向かっていった。綺麗は弓道部だ。僕は特に興味がある部活もなく、帰宅部になっている。そして、家に着くとすぐに自分の部屋に向かった。そして、ベッドに飛び込むとスマホを確認した。すると、REUNの通知が100件を超えていた。
『クラムくーん』『どうしたの?』『大丈夫?』『なんで返信くれないの?』『嫌いになっちゃった?』『返事してよ』『やだよ』『もしかして未読無視?』『そんなの許さないよ?』『反応してよ』『逃げてもダメだよ?』『逃がさないよ?』
これはやばい。とにかく返信しなきゃいけない。
『ごめん、充電切れてた』
これを送った10秒後に
『そうなんだ!ごめんね、未読無視とかされてるのかと思った。クラムくんがするわけないよね!』
『うん、それでどうしたの?』
『ううん、返信くれないから心配になっちゃっただけだよ。それよりこれ見て!』
そう言って送られてきたのは、僕が学校のトイレに向かって行っている写真だった。なんでこんな写真を持っているんだ?!僕とわかるようなことは何も教えていないはずだ。そこで落ち着きを取り戻した。僕だって言わなければバレないはずだ。
『それだれ?』
『え?クラムくんだよ?』
『僕じゃないよ?』
それからしばらくアカリからは返信が来なくなった。そして、30分後
「ピロンッ」
REUNの通知音が鳴った。それを見ると僕は目を見開いた。
『やっぱりクラムくんじゃない。学校の人の人のツウィッター全部調べてたら倉田 湊«くらた あつむ»っていうツウィッターのアカウントの投稿されている写真でゲームの写真があるけど、そのゲームのアカウントの名前がクラムって書いてあるよ?なんで嘘ついたの?』
もうこれは言い逃れができない。
『冗談だよ、写真は僕だよ』
『やっぱりそうだよね!まさかクラムくんが先輩だとは思わなかったよ!』
『私は早生れで先輩は遅生れなんだね!』
どうやら僕のネカノは後輩らしい。しかし、僕はリアルで関係を持つ気は無い。アカリから送られてきたトークに既読をつけると、僕はアカリをブロックした。そして、ご飯や風呂を済ませて、すぐに寝た。昨日は途中で起きてしまったし、今日は疲れてしまっていたからすぐに眠りにつけた。
ーーーーーーーーアカリ視点ーーーーーーーー
私の名前は浜崎桜。REUNではアカリという名前で登録している。そして、私には何よりも愛する彼氏クラムくんがいる。ネットの彼氏だけど、私には何よりも大好きで大切な人だ。きっかけはネットのグループで私がいじめられていた時に、クラムくんが助けてくれたのだ。当時の私はネットのグループなんかには入ったことなくて、ネット用語なども全然わからなくて、それを馬鹿にされいじめられていた。しかし、そこにクラムくんが入ってきてくれて、助けてくれた。それからは、クラムくんを追加して、個人で話したりしているうちに好きになってしまった。まさか自分でもネットの人を好きになるとは思っていたかった。しかも初恋だ。
それからは、3日に1回くらいのペースで通話をしたりした。クラムくんは声もすごくかっこよかった。そして、話しているうちにどんどん好きという気持ちが強くなってきて、告白した。もちろん通話での告白だけどひどく緊張した。結果は成功した。それで晴れて付き合えた。
それからはクラムくんのリアルのことが気になり始めた。歳は同じと言っていたので高校だと思う。そして、昨日寝つけなくて、クラムくんと話したくなってしまった。そして、高校を聞いてみるとまさかの同じ高校!しばらくしてクラムくんからの返信が止まった。多分寝てしまったのだろう。
それから私は高風高校の生徒のツウィッターを探し回った。すると、倉田湊というアカウントを見つけた。最初の倉田のくらと、あつむの最後のむを取ると、クラムになるけど、考えすぎだと思った。でも、ツウィッターの投稿でゲームアプリをしている投稿があり、そのアカウントの名前がクラムだったことでその人がクラムくんだと確信した。
次の日になってもクラムくんからの返信はなかった。そして、私は2年6組に向かった。先輩ばかりで怖かったけど、クラムくんに会えると思うと頑張れた。そして、6組につくとクラムくんがいた。名札とかはないけれど、声でわかった。顔もとてもかっこよかった。キュンキュンしてしまった。でも、隣のポニーテールの女の人と話しているのを見ると、心がチクチクした。私と話してほしい。私だけを見てほしい。そう思いながら覗いていると、クラムくんが立てった。私は焦って教室から離れた。クラムくんはトイレに行くみたいで、私はその前にいたので、スマホを弄っているように見せかけて、クラムくんを撮った。
そのあと、家に帰ってもクラムくんからの返信が来ていなくて焦った。クラムくんにトークを送りまくっていると既読が付いて、返信が帰ってきた。すごく安心した。写真をクラムくんに送ったら違うと言われた。もう1度ツウィッターを確認しても同じ人だったので、もう一度いうと今度は認めてくれた。そして、少し会話をすると、クラムくんから返信が来なくなった。嫌な予感がした。そして、タイムラインを確認すると、全体公開しか見れなくなっていた。それはブロックされたということだ。なんで?どうして?嫌だよ?そういう気持ちが湧いた。そして、私は決意した。明日、クラムくんにリアルで会おうと、そして、話し合いをしてもダメだったらその時は・・・
『クラムくん愛してる』
『僕もアカリのこと愛してるよ』
『私もう寝るね、おやすみ♡』
『あぁ、おやすみ』
僕はREUNトークアプリで彼女がいる。しかし、それはあくまでネットの彼女だ。すき、やら愛してると言って入るけれど、リアルで関係を持つ気はさらさらない。向こうだってそうだろう、ネットの恋愛を本気でしているようなことはないと思う。そして、彼女ネットのとのトークを終え、眠りについた。
「ピロンッ」
REUNの通知音で僕は目が覚めてしまった。相手はネカノのアカリだった。まだ眠りについてから1時間も経っていないと思う。だから僕は完全に寝ぼけながらトークを返していた
『寝られなくてREUNしちゃった、起きてる・・・?』
『うん、大丈夫だよ』
『まだ聞いてなかったんだけど、住みが同じで歳も一緒だったら高校生だよね?』
『そうだよ』
『どこの高校?』
『高風高校だよ』
『えぇ?!一緒だ!!』
その文字を見て眠気が覚めた。寝ぼけて自分の情報を教えてしまったし、更にはネカノが同じ高校だなんて!そこで僕は落ち着いた。いくら同じ高校だとしても、僕を特定することは困難なはずだ。だとしたらこれ以上情報を教えないようにすればいいだけだ。リアルで関係を持つつもりはないのだから。
『そうなんだ』
『うん!クラス教えてよ』
そう送られてきたのを未読無視して、僕はもう1度眠りについた。
朝がきて、起きても僕は未読無視のまま学校に向かった。そして、登校しながらブロックするか否かについて考えていた。結果、ブロックまではしないがしばらくは無視することに決めた。そう決まったところで学校についた。
僕の学校は男女比が3対7で女子の方が多い。この理由は、保育士の勉強をする学科や看護師の勉強をする学科があるからだ。クラスは9クラスまであり、僕はその中の普通科6組だ。
「おはよう!」
教室に入った瞬間話しかけてきたのは、遠野綺麗だ。黒髪のポニーテールで整った顔をしている。こいつとは小中高と同じで、1年の時は違うクラスだったが、2年になり、クラス替えで同じになった。また、家が近いこともあり、幼馴染という関係だ。
「おはよう、今日も元気だな」
「あったりまえでしょ!元気なのが取り柄なんだから」
そう言いながら力こぶを作ろうとしているが、できていない。そのまま僕は席に座った。綺麗は僕の席の隣だ。そしてしばらくするとチャイムが鳴り、先生が入ってきた。それからは普通に授業を受けて、下校の時間になった。
「じゃあね、湊また明日!」
「おう、部活頑張れよー」
そういうと、綺麗は部活に向かっていった。綺麗は弓道部だ。僕は特に興味がある部活もなく、帰宅部になっている。そして、家に着くとすぐに自分の部屋に向かった。そして、ベッドに飛び込むとスマホを確認した。すると、REUNの通知が100件を超えていた。
『クラムくーん』『どうしたの?』『大丈夫?』『なんで返信くれないの?』『嫌いになっちゃった?』『返事してよ』『やだよ』『もしかして未読無視?』『そんなの許さないよ?』『反応してよ』『逃げてもダメだよ?』『逃がさないよ?』
これはやばい。とにかく返信しなきゃいけない。
『ごめん、充電切れてた』
これを送った10秒後に
『そうなんだ!ごめんね、未読無視とかされてるのかと思った。クラムくんがするわけないよね!』
『うん、それでどうしたの?』
『ううん、返信くれないから心配になっちゃっただけだよ。それよりこれ見て!』
そう言って送られてきたのは、僕が学校のトイレに向かって行っている写真だった。なんでこんな写真を持っているんだ?!僕とわかるようなことは何も教えていないはずだ。そこで落ち着きを取り戻した。僕だって言わなければバレないはずだ。
『それだれ?』
『え?クラムくんだよ?』
『僕じゃないよ?』
それからしばらくアカリからは返信が来なくなった。そして、30分後
「ピロンッ」
REUNの通知音が鳴った。それを見ると僕は目を見開いた。
『やっぱりクラムくんじゃない。学校の人の人のツウィッター全部調べてたら倉田 湊«くらた あつむ»っていうツウィッターのアカウントの投稿されている写真でゲームの写真があるけど、そのゲームのアカウントの名前がクラムって書いてあるよ?なんで嘘ついたの?』
もうこれは言い逃れができない。
『冗談だよ、写真は僕だよ』
『やっぱりそうだよね!まさかクラムくんが先輩だとは思わなかったよ!』
『私は早生れで先輩は遅生れなんだね!』
どうやら僕のネカノは後輩らしい。しかし、僕はリアルで関係を持つ気は無い。アカリから送られてきたトークに既読をつけると、僕はアカリをブロックした。そして、ご飯や風呂を済ませて、すぐに寝た。昨日は途中で起きてしまったし、今日は疲れてしまっていたからすぐに眠りにつけた。
ーーーーーーーーアカリ視点ーーーーーーーー
私の名前は浜崎桜。REUNではアカリという名前で登録している。そして、私には何よりも愛する彼氏クラムくんがいる。ネットの彼氏だけど、私には何よりも大好きで大切な人だ。きっかけはネットのグループで私がいじめられていた時に、クラムくんが助けてくれたのだ。当時の私はネットのグループなんかには入ったことなくて、ネット用語なども全然わからなくて、それを馬鹿にされいじめられていた。しかし、そこにクラムくんが入ってきてくれて、助けてくれた。それからは、クラムくんを追加して、個人で話したりしているうちに好きになってしまった。まさか自分でもネットの人を好きになるとは思っていたかった。しかも初恋だ。
それからは、3日に1回くらいのペースで通話をしたりした。クラムくんは声もすごくかっこよかった。そして、話しているうちにどんどん好きという気持ちが強くなってきて、告白した。もちろん通話での告白だけどひどく緊張した。結果は成功した。それで晴れて付き合えた。
それからはクラムくんのリアルのことが気になり始めた。歳は同じと言っていたので高校だと思う。そして、昨日寝つけなくて、クラムくんと話したくなってしまった。そして、高校を聞いてみるとまさかの同じ高校!しばらくしてクラムくんからの返信が止まった。多分寝てしまったのだろう。
それから私は高風高校の生徒のツウィッターを探し回った。すると、倉田湊というアカウントを見つけた。最初の倉田のくらと、あつむの最後のむを取ると、クラムになるけど、考えすぎだと思った。でも、ツウィッターの投稿でゲームアプリをしている投稿があり、そのアカウントの名前がクラムだったことでその人がクラムくんだと確信した。
次の日になってもクラムくんからの返信はなかった。そして、私は2年6組に向かった。先輩ばかりで怖かったけど、クラムくんに会えると思うと頑張れた。そして、6組につくとクラムくんがいた。名札とかはないけれど、声でわかった。顔もとてもかっこよかった。キュンキュンしてしまった。でも、隣のポニーテールの女の人と話しているのを見ると、心がチクチクした。私と話してほしい。私だけを見てほしい。そう思いながら覗いていると、クラムくんが立てった。私は焦って教室から離れた。クラムくんはトイレに行くみたいで、私はその前にいたので、スマホを弄っているように見せかけて、クラムくんを撮った。
そのあと、家に帰ってもクラムくんからの返信が来ていなくて焦った。クラムくんにトークを送りまくっていると既読が付いて、返信が帰ってきた。すごく安心した。写真をクラムくんに送ったら違うと言われた。もう1度ツウィッターを確認しても同じ人だったので、もう一度いうと今度は認めてくれた。そして、少し会話をすると、クラムくんから返信が来なくなった。嫌な予感がした。そして、タイムラインを確認すると、全体公開しか見れなくなっていた。それはブロックされたということだ。なんで?どうして?嫌だよ?そういう気持ちが湧いた。そして、私は決意した。明日、クラムくんにリアルで会おうと、そして、話し合いをしてもダメだったらその時は・・・
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