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第一章:ヘンゼルとグレーテル
始まりの町?
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SIDE:ヘンゼル
「これで18体目か。多くない?」
ゴブリンの首を鞭で絞めながら話す。
「はい、明らかに多すぎます。普通なら1,2体程度のはずです。」
一応言っておくと倒した数が18体というだけで、本当は80体ほどの魔物(9割が人型)が襲ってきている。ウルフ、ゴブリンは倒してその他のオークなどは即逃げをしている。
「グレーテル、後どの位で着くかな、さすがに疲れてきたんだけども。」
「逃げていたら道から外れたので後、30分ぐらいです。」
30分か、疲れてるとは言っても精神的なもの(CWLでは物理的には疲れません)だから、走った方がいいな。
「グレーテル、おんぶして走るから背中に乗って。」
「はい、なのです。」
15分後
「着いた~って、ここってあれか。」
目の前に高くそびえる壁を見てそう言った。
「あれ?が何かは分かりませんがここはアルアの王都ルナです。」
「oh~」
初めの町と言われたのでどんな辺境の町に行くのかと思っていたが王都とか驚きしかないな。
ちなみにこの町に着くまでにLv,7になっていた。
ヘンゼル(人間♂・Lv,7)
職業:無職
ステータス
HP560
MP290(+10)
STR229(+5)
VIT170(+2)
INT224
DEX168
AGI171(+3)
LUK112
スキル
鞭術Ⅱ、錬金術Ⅰ、木工Ⅰ、裁縫Ⅰ、鍛冶Ⅰ、付与魔術Ⅰ、採掘Ⅰ、伐採Ⅰ、身体強化Ⅰ、鑑定Ⅱ、料理Ⅰ、索敵Ⅰ
装備
武器右手、初心者の鞭(STR+5)
武器左手、なし
頭、なし
胴体、初心者の服(VIT+1)
足、初心者のズボン(VIT+1)
手、なし
靴、初心者の靴(AGI+3)
装飾、初心者の白ローブMP+10
残ステータスポイント2、残スキルポイント1
上がり幅が大きいから数値を見て楽しめるし、結構Lvが上げやすい。
「うだうだ考えていても時間の無駄だしさっさと入ろうか。」
「そうしましょう。」
そして門に近付き門番に軽く会釈する。
「ようこそ王都ルナへ。」
「どうも。すいませんが冒険者ギルドはどこでしょうか。」
「ん、ああ、君たちも異界から招かれた者か。」
「そうなんですよ。今日初めてこの世界に来たんですけど近くの森からここに来るまでに人型の魔物に襲われすぎてやばいんですよね。」
「ん?どういうことだ。人型の魔物は女を狙うが異世界から招かれた者はそこまで襲われないはずだが。」
色々とそれは大丈夫なのだろうか。
まあ、深くは聞かないでおこう。
しかし、プレイヤーは襲われない。そもそも、始まってすぐにあんなに出ることがないようになっていると思うが………もしかして。
「グレーテル、もしかしたら追われていたのってグレーテルかもしれない。」
「本当なのですか。」
「仮定だから気にするな。まあ、運営に報告するから結論はその後だな。」
そして、メニューから報告を選んで、あったことを書いて送信した。
「よし、グレーテル、冒険者ギルドに行ってギルド証?だったか、それを受け取りに行くぞ。」
「わかりました。行きましょうか…」
少し悲しそうにグレーテルはそう言った。
その様子を見て僕は本心を言った。
「グレーテル、そんなに落ち込まないで。別に原因だったとしても捨てたりはしないから。」
「お兄ちゃ~ん。」
グレーテルは泣き顔で抱き着いてきた。
僕は頭を撫でながら門番さんの待機所で泣き止むまでいさせてもらうことになった。
「これで18体目か。多くない?」
ゴブリンの首を鞭で絞めながら話す。
「はい、明らかに多すぎます。普通なら1,2体程度のはずです。」
一応言っておくと倒した数が18体というだけで、本当は80体ほどの魔物(9割が人型)が襲ってきている。ウルフ、ゴブリンは倒してその他のオークなどは即逃げをしている。
「グレーテル、後どの位で着くかな、さすがに疲れてきたんだけども。」
「逃げていたら道から外れたので後、30分ぐらいです。」
30分か、疲れてるとは言っても精神的なもの(CWLでは物理的には疲れません)だから、走った方がいいな。
「グレーテル、おんぶして走るから背中に乗って。」
「はい、なのです。」
15分後
「着いた~って、ここってあれか。」
目の前に高くそびえる壁を見てそう言った。
「あれ?が何かは分かりませんがここはアルアの王都ルナです。」
「oh~」
初めの町と言われたのでどんな辺境の町に行くのかと思っていたが王都とか驚きしかないな。
ちなみにこの町に着くまでにLv,7になっていた。
ヘンゼル(人間♂・Lv,7)
職業:無職
ステータス
HP560
MP290(+10)
STR229(+5)
VIT170(+2)
INT224
DEX168
AGI171(+3)
LUK112
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鞭術Ⅱ、錬金術Ⅰ、木工Ⅰ、裁縫Ⅰ、鍛冶Ⅰ、付与魔術Ⅰ、採掘Ⅰ、伐採Ⅰ、身体強化Ⅰ、鑑定Ⅱ、料理Ⅰ、索敵Ⅰ
装備
武器右手、初心者の鞭(STR+5)
武器左手、なし
頭、なし
胴体、初心者の服(VIT+1)
足、初心者のズボン(VIT+1)
手、なし
靴、初心者の靴(AGI+3)
装飾、初心者の白ローブMP+10
残ステータスポイント2、残スキルポイント1
上がり幅が大きいから数値を見て楽しめるし、結構Lvが上げやすい。
「うだうだ考えていても時間の無駄だしさっさと入ろうか。」
「そうしましょう。」
そして門に近付き門番に軽く会釈する。
「ようこそ王都ルナへ。」
「どうも。すいませんが冒険者ギルドはどこでしょうか。」
「ん、ああ、君たちも異界から招かれた者か。」
「そうなんですよ。今日初めてこの世界に来たんですけど近くの森からここに来るまでに人型の魔物に襲われすぎてやばいんですよね。」
「ん?どういうことだ。人型の魔物は女を狙うが異世界から招かれた者はそこまで襲われないはずだが。」
色々とそれは大丈夫なのだろうか。
まあ、深くは聞かないでおこう。
しかし、プレイヤーは襲われない。そもそも、始まってすぐにあんなに出ることがないようになっていると思うが………もしかして。
「グレーテル、もしかしたら追われていたのってグレーテルかもしれない。」
「本当なのですか。」
「仮定だから気にするな。まあ、運営に報告するから結論はその後だな。」
そして、メニューから報告を選んで、あったことを書いて送信した。
「よし、グレーテル、冒険者ギルドに行ってギルド証?だったか、それを受け取りに行くぞ。」
「わかりました。行きましょうか…」
少し悲しそうにグレーテルはそう言った。
その様子を見て僕は本心を言った。
「グレーテル、そんなに落ち込まないで。別に原因だったとしても捨てたりはしないから。」
「お兄ちゃ~ん。」
グレーテルは泣き顔で抱き着いてきた。
僕は頭を撫でながら門番さんの待機所で泣き止むまでいさせてもらうことになった。
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