婚約破棄でレベルアップですわ!

その娘…プラート!彼女は婚約破棄によりレベルアップする特異体質である…!さあ、振って振って振りまくれ!



プラートは激怒した。必ず、どこぞの邪智暴虐の王を振らなければならぬと決意した。プラートには倫理がわからぬ。プラートは、富豪の娘である。男を振り、レベルアップして暮して来た。けれども愛情に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明プラートは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此のシラクスの市にやって来た。プラートには血も、涙も無い。夫も無い。自らの、悲しき宿命と二人暮しだ。この宿命は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿として迎える事を許さない。結婚式も間近かなのに。

出典:「走れメロス」太宰治  (一部編集済)
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,686 位 / 193,686件 ファンタジー 44,496 位 / 44,496件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

夜な夜な魔法少女に襲われてます

重土 浄
ファンタジー
俺こそが世界を滅ぼす最悪の敵だった?  そんな俺を付け狙う魔法少女たちは、夜な夜な俺のアパートに入り浸り俺を攻め立てる。  世界の破壊者となった俺と美少女三人の魔法少女が夜ごと繰り広げるちょっとHな添い寝バトル開催!

私たち、博麗学園おしがまクラブ(非公認)です! 〜特大膀胱JKたちのおしがま記録〜

赤髪命
青春
街のはずれ、最寄り駅からも少し離れたところにある私立高校、博麗学園。そのある新入生のクラスのお嬢様・高橋玲菜、清楚で真面目・内海栞、人懐っこいギャル・宮内愛海の3人には、膀胱が同年代の女子に比べて非常に大きいという特徴があった。 これは、そんな学校で普段はトイレにほとんど行かない彼女たちの爆尿おしがまの記録。 友情あり、恋愛あり、おしがまあり、そしておもらしもあり!? そんなおしがまクラブのドタバタ青春小説!

本当にそれ、ダンジョンですか?

ポリエステル100%
ファンタジー
明晰夢って知ってますか? 何やら夢の中でダンジョンに潜れるらしいですよ? え、レベルアップするとモテモテに? 女の子とイチャイチャできますか? 良く分からないけど彼女欲しいです! ※ちょっとエッチな場面あります。ご了承ください。

異世界に再び来たら、ヒロイン…かもしれない?

あろまりん
ファンタジー
何年ぶりかの更新。 ホントすみません…。 最後までのイメージはあるのでなんとか完結まで持っていきたいです…!仕事さえ余裕があればなんとか…! ************************* 『異世界に来たからといってヒロインとは限らない』の続編となります。 一旦、前作の続きとして書き続けていましたが、分割させていただきます。 内容は続き物となっていますので、前作より読んで頂ければ幸いです。 ドゾー( 。・∀・。)っ ※誤字脱字報告は感想欄に上げませんので連絡下さる方はご了承ください。

最弱の少年は、最強の少女のために剣を振る

白猫
ファンタジー
20xx年科学技術の進歩が止まった地球には、新たに発見された、魔力を応用する技術、魔術が生まれた。そしてそこから、日本を除くアジア諸国では、呪術というものが生まれ、ヨーロッパを中心とする『魔術派』と、中国を中心とする『呪術派』としての戦争が始まった。 そこから時は流れて、21xx年、魔術の名門鳳家に生まれた鳳レイは、幼馴染みのティナリア・ヴィル・オルセリアと共に、魔術適正の高い者の育成を行うアルティア学園に入学するが、魔術を扱う者としては最低階級の『スミス』と言い渡され、最高階級の『ソードマスター』に就いたティナリアに表面的には、縋るような生活を送っていた。だが、レイは、幼い頃から、培ってきた魔術の知識と剣技を使い、ティナリアを守るためにもう一度剣を抜く。 そしてその中で、自分が最低階級『スミス』に就いた理由が明かされる。 最弱にして最強の主人公の無双ファンタジー

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

処理中です...