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第三章
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K市の中心から市電で数駅の、全国的に有名な観光地である広い海水浴場と、昔ながらの小さな漁港が小高い崖を挟んで隣り合っている地区の、おもちゃのようにこぢんまりした駅舎の前で、洋太は順平と待ち合わせていた。
春が終わったばかりだというのに、雲一つない青空から降り注ぐ日差しはもう初夏のようで、オレンジのランニングウェアにネイビーのハーフパンツという、夏合宿の大学生のような恰好の洋太は、日よけの帽子をかぶって来るんだった……と少し後悔していた。
以前から順平と約束していた、砂浜での走り込みの練習を一緒にするつもりだったので、持っていたスポーツタオルを仕方なく頭にかぶる。
そこへ、市電が到着して乗客が降りてくる気配がした。まだマリンレジャーのハイシーズンではないのと、そもそもほとんどの観光客はこの先の有名観光スポットの大きな橋がある駅で降りるので、駅舎の出口を通過して行ったのはほんの数人だった。
「おっそいなー……何してんだろ? 順平……」
普段は、どちらかといえば呼び出したほうの洋太が遅刻して、順平は何十分も前から待ち合わせ場所で待っているらしいことが多いので、こんな風に洋太が待っているのは変な感じがした。
もう一度、ホームのほうを覗き込もうとすると、ちょうど改札から出てきた順平と鉢合わせた。電車が着いたのは少し前なので、ずいぶんゆっくりと短いホームを通過してきたことになる。
「わっ?! びっくりしたー……いたんじゃないか。何やってたの?」
「……別に……」
トイレかな? と勝手に納得した洋太だったが、向かい合って立った順平の顔の、キャップ帽のひさしの下に隠れていた”ある変化”に気が付いてはっと息を呑んだ。
洋太と似たような、黒地に両サイドから白のストライプが入ったランニングウェアの上下を着て、黒いキャップ帽を目深にかぶった順平の眼の下側に、ぐるりと血行の悪そうな色のクマが出来ていたのだ。
「うわっ……すっごいクマ出来てるなぁ……大丈夫か? 昨夜は眠れなかったとか?」
洋太が心配そうに声を掛けるが、順平は俯いたまま目を合わせようとはせず、いつもに増して陰気な声でぼそぼそと答える。
「何でもない……気にするな」
「最近、訓練がキツいのか? 何か悪かったかな……疲れてるのに呼び出しちゃってさ……」
「何でもないと言ってるだろう。ほら、行くぞ」
そう言って洋太の顔を見ないまま、海に面した通りのほうへ一、二歩進んだところで急に足を止めた。背中を向けたまま聞き取れないくらい低い声で話し始めた順平を、少し離れて駅舎の前に立った洋太が不思議そうに見ている。
「……そういえば……」
「んっ?」
そこで逡巡するような不自然な沈黙があった後、やっと絞り出すような声で順平が問いかけた。すぐ横にいないと気づかない程度だが、順平の固く握った拳がかすかに震えているように見える。
「……”あれ”は、どうなったんだ……?」
奇妙な間があってから。きょとん、とした洋太が逆に質問する。
「へ? あれって何?」
「だから……”あれ”だ。その……”見合い”は……結局、どう、するんだ……?」
そこでやっと思い出したような顔をして、洋太が明るい声を上げる。
「ああー、お見合いね! あれ、なしになったよ」
「……なし?」
「破談っていうのかな? 相手の女の人も乗り気じゃなかったみたいで。うまいこと示し合わせて、両方の親から穏便に断ってもらったよ。だからもうオッケー」
「……そう、か……」
はあー……っ、と深く長く息を吐く音が背中越しに聞こえて、俯いた順平が片手で目を覆っている。
お見合い相手だった真矢の作戦が上手く行って、無事に(?)破談になったのは、もう二週間以上も前のことだったので、洋太のほうは、見合いをした事実そのものを忘れていた。
それでも、あの時は何故か急に順平の顔が浮かんできて、赤くなった顔が戻らなくて困ったことを思い出して、洋太は今更のように、順平にちょっと仕返しをしてやりたくなった。
(そうだった。あの時は、何だかよくわかんないけど、こいつのせいで……しばらく落ち着かなくって……)
次に会う時にも赤面してしまったら、どう言い訳しよう? などと密かに悩んでいた洋太だったが。その後、好きなお笑い配信動画の爆笑ネタシーンを思い出しながら話せば、顔が赤くならないことを発見し、すっかり余裕だった。
まだ目を覆ったままで立っている順平の背中を、ゆっくり歩いて追い越しながら、わざと大袈裟に溜息をついて嘆いてみせる。いつものように、順平があわてて謝って来るだろうと思いつつ。
「……あーあ。どうせ順平は、オレがお見合いして結婚しちゃっても、別にどうでもよかったんだろ? オレなんか、もう二人で一緒に遊べなくなったらやだなーって、ずっと心配してたのにさ……」
そこまで言った時、急に後ろから物凄い握力で肩を掴まれて、駅舎の横から海側の車道へと続く細い路地のブロック塀に、ダンッ! と背中を押し付けられた。
「……っ?!」
驚いて目を上げると、顔の両側にはまるで鉄格子のように順平の逞しい上腕が突っ張られていて、息が掛かりそうなほどすぐ間近に、キャップ帽のひさしの影で白目をギラつかせた順平の顔があった。
一瞬何かの冗談かと思って笑おうとした洋太だが、濃いクマが出来た順平の顔つきは真剣そのもので。黒曜石にも似た熱っぽい瞳は、どこか切羽詰まっているようでもあり、見方によっては哀しげにさえ見えて、思わず胸を突かれて言葉が出なかった。
「……どうでもいい、わけ……っ」
地を這うように低く、かすれた声で、順平がそう一言だけを絞り出した。そのまま何かの痛みをこらえているような、酷く切なげな視線で洋太をじっと見つめてくる。
ほんの数秒間のことだったろうが、何も言わずに見つめ合っている時間が、洋太には永遠のように長く感じられた。
洋太の顔の両脇に垂れたスポーツタオルと、順平のキャップ帽のひさしとで、外の世界から完全に切り離された空間の中。息づかいが鼓膜に響くほど近くにあった順平の顔が、さらにゆっくりと近づいてくる気がして、洋太の心臓が跳ね上がった。
(あれ? これって、オレ……もしかして……キス、される……のか……?)
洋太の頬にさっと赤みが差して、半開きの唇がわずかに震える。不思議と怖いとは感じなかったが、ただ間近で見る順平の意外に長い睫毛が、綺麗だな……さわったらしっとりして冷たいのかな……? などと場違いなことを考えていた。
順平の日焼けした男らしい唇が、洋太のぷっくりと柔らかそうな紅い唇まで、あと数センチに迫った時――。
背後の駅舎のほうで市電がホームに入って来る音がした後、数人の乗客がこちらへ歩いてくる気配が伝わって来て、ふいっと順平が壁に押さえつけていた洋太から身を離した。
武骨な仕草でキャップ帽を目深にかぶり直すと、順平は目元が見えない角度まで顎を引いて、唇を白くなるほどきつく噛み締めた。
「すまん……今のは忘れてくれ……。先に浜へ行ってる」
順平はぽつりと言い置いて、また背中を向けると駅の反対側の海のほうへと足早に向かった。洋太は無意識に止めていた息を吐き出してから、呆然とした目で歩き出した順平を見送っていた。
(びっくりした……本当に……されるかと思っ……)
心臓の音が、耳元で鳴っているのかと思うほど大きく激しく、洋太は頭のスポーツタオルをぎゅっと引っ張って、火照った顔を通行人から隠そうとした。
胸の奥がやけにふわふわして、頬と耳が熱くてたまらない。洋太はじっとしていられなくて、意味もなく足踏みしながら両腕を何度もさすった後、ふと、ためらいがちに指先で自分の唇に触れてみた。
直前の、吐く息の温度がわかるほど近くまで寄せられていた順平の唇の感触をつい想像してしまって、またボフッと真っ赤になる。
(うわ……何やってるんだ、オレ……?! キスなんか、するわけないだろ! 男同士なのに!)
思わず目をつぶると今度は、脳裏に先ほどの視界一杯にまで接近した順平の切ない眼差しが浮かんでしまって、洋太はあわてて手を振って想像を打ち消した。もう何が何だかわからなかった。
(ちくしょう、何なんだよ……?! 順平のやつ、どうしてオレにあんなことを……? あんな……つらそう? さびしそう? な目で……一体、オレが何をしたっていうんだよ? 何とか言えよ!)
洋太が戸惑い、紅潮した顔で、路地の先の順平が歩いて行った海へと向かう道路のほうを見やる。
小さな民家や商店の間から見える青い空と、その下で輝く海面の波は、揺らぐ二人の気持ちになど頓着する様子もなく、正午近い日差しにひたすら明るく輝いていた。
春が終わったばかりだというのに、雲一つない青空から降り注ぐ日差しはもう初夏のようで、オレンジのランニングウェアにネイビーのハーフパンツという、夏合宿の大学生のような恰好の洋太は、日よけの帽子をかぶって来るんだった……と少し後悔していた。
以前から順平と約束していた、砂浜での走り込みの練習を一緒にするつもりだったので、持っていたスポーツタオルを仕方なく頭にかぶる。
そこへ、市電が到着して乗客が降りてくる気配がした。まだマリンレジャーのハイシーズンではないのと、そもそもほとんどの観光客はこの先の有名観光スポットの大きな橋がある駅で降りるので、駅舎の出口を通過して行ったのはほんの数人だった。
「おっそいなー……何してんだろ? 順平……」
普段は、どちらかといえば呼び出したほうの洋太が遅刻して、順平は何十分も前から待ち合わせ場所で待っているらしいことが多いので、こんな風に洋太が待っているのは変な感じがした。
もう一度、ホームのほうを覗き込もうとすると、ちょうど改札から出てきた順平と鉢合わせた。電車が着いたのは少し前なので、ずいぶんゆっくりと短いホームを通過してきたことになる。
「わっ?! びっくりしたー……いたんじゃないか。何やってたの?」
「……別に……」
トイレかな? と勝手に納得した洋太だったが、向かい合って立った順平の顔の、キャップ帽のひさしの下に隠れていた”ある変化”に気が付いてはっと息を呑んだ。
洋太と似たような、黒地に両サイドから白のストライプが入ったランニングウェアの上下を着て、黒いキャップ帽を目深にかぶった順平の眼の下側に、ぐるりと血行の悪そうな色のクマが出来ていたのだ。
「うわっ……すっごいクマ出来てるなぁ……大丈夫か? 昨夜は眠れなかったとか?」
洋太が心配そうに声を掛けるが、順平は俯いたまま目を合わせようとはせず、いつもに増して陰気な声でぼそぼそと答える。
「何でもない……気にするな」
「最近、訓練がキツいのか? 何か悪かったかな……疲れてるのに呼び出しちゃってさ……」
「何でもないと言ってるだろう。ほら、行くぞ」
そう言って洋太の顔を見ないまま、海に面した通りのほうへ一、二歩進んだところで急に足を止めた。背中を向けたまま聞き取れないくらい低い声で話し始めた順平を、少し離れて駅舎の前に立った洋太が不思議そうに見ている。
「……そういえば……」
「んっ?」
そこで逡巡するような不自然な沈黙があった後、やっと絞り出すような声で順平が問いかけた。すぐ横にいないと気づかない程度だが、順平の固く握った拳がかすかに震えているように見える。
「……”あれ”は、どうなったんだ……?」
奇妙な間があってから。きょとん、とした洋太が逆に質問する。
「へ? あれって何?」
「だから……”あれ”だ。その……”見合い”は……結局、どう、するんだ……?」
そこでやっと思い出したような顔をして、洋太が明るい声を上げる。
「ああー、お見合いね! あれ、なしになったよ」
「……なし?」
「破談っていうのかな? 相手の女の人も乗り気じゃなかったみたいで。うまいこと示し合わせて、両方の親から穏便に断ってもらったよ。だからもうオッケー」
「……そう、か……」
はあー……っ、と深く長く息を吐く音が背中越しに聞こえて、俯いた順平が片手で目を覆っている。
お見合い相手だった真矢の作戦が上手く行って、無事に(?)破談になったのは、もう二週間以上も前のことだったので、洋太のほうは、見合いをした事実そのものを忘れていた。
それでも、あの時は何故か急に順平の顔が浮かんできて、赤くなった顔が戻らなくて困ったことを思い出して、洋太は今更のように、順平にちょっと仕返しをしてやりたくなった。
(そうだった。あの時は、何だかよくわかんないけど、こいつのせいで……しばらく落ち着かなくって……)
次に会う時にも赤面してしまったら、どう言い訳しよう? などと密かに悩んでいた洋太だったが。その後、好きなお笑い配信動画の爆笑ネタシーンを思い出しながら話せば、顔が赤くならないことを発見し、すっかり余裕だった。
まだ目を覆ったままで立っている順平の背中を、ゆっくり歩いて追い越しながら、わざと大袈裟に溜息をついて嘆いてみせる。いつものように、順平があわてて謝って来るだろうと思いつつ。
「……あーあ。どうせ順平は、オレがお見合いして結婚しちゃっても、別にどうでもよかったんだろ? オレなんか、もう二人で一緒に遊べなくなったらやだなーって、ずっと心配してたのにさ……」
そこまで言った時、急に後ろから物凄い握力で肩を掴まれて、駅舎の横から海側の車道へと続く細い路地のブロック塀に、ダンッ! と背中を押し付けられた。
「……っ?!」
驚いて目を上げると、顔の両側にはまるで鉄格子のように順平の逞しい上腕が突っ張られていて、息が掛かりそうなほどすぐ間近に、キャップ帽のひさしの影で白目をギラつかせた順平の顔があった。
一瞬何かの冗談かと思って笑おうとした洋太だが、濃いクマが出来た順平の顔つきは真剣そのもので。黒曜石にも似た熱っぽい瞳は、どこか切羽詰まっているようでもあり、見方によっては哀しげにさえ見えて、思わず胸を突かれて言葉が出なかった。
「……どうでもいい、わけ……っ」
地を這うように低く、かすれた声で、順平がそう一言だけを絞り出した。そのまま何かの痛みをこらえているような、酷く切なげな視線で洋太をじっと見つめてくる。
ほんの数秒間のことだったろうが、何も言わずに見つめ合っている時間が、洋太には永遠のように長く感じられた。
洋太の顔の両脇に垂れたスポーツタオルと、順平のキャップ帽のひさしとで、外の世界から完全に切り離された空間の中。息づかいが鼓膜に響くほど近くにあった順平の顔が、さらにゆっくりと近づいてくる気がして、洋太の心臓が跳ね上がった。
(あれ? これって、オレ……もしかして……キス、される……のか……?)
洋太の頬にさっと赤みが差して、半開きの唇がわずかに震える。不思議と怖いとは感じなかったが、ただ間近で見る順平の意外に長い睫毛が、綺麗だな……さわったらしっとりして冷たいのかな……? などと場違いなことを考えていた。
順平の日焼けした男らしい唇が、洋太のぷっくりと柔らかそうな紅い唇まで、あと数センチに迫った時――。
背後の駅舎のほうで市電がホームに入って来る音がした後、数人の乗客がこちらへ歩いてくる気配が伝わって来て、ふいっと順平が壁に押さえつけていた洋太から身を離した。
武骨な仕草でキャップ帽を目深にかぶり直すと、順平は目元が見えない角度まで顎を引いて、唇を白くなるほどきつく噛み締めた。
「すまん……今のは忘れてくれ……。先に浜へ行ってる」
順平はぽつりと言い置いて、また背中を向けると駅の反対側の海のほうへと足早に向かった。洋太は無意識に止めていた息を吐き出してから、呆然とした目で歩き出した順平を見送っていた。
(びっくりした……本当に……されるかと思っ……)
心臓の音が、耳元で鳴っているのかと思うほど大きく激しく、洋太は頭のスポーツタオルをぎゅっと引っ張って、火照った顔を通行人から隠そうとした。
胸の奥がやけにふわふわして、頬と耳が熱くてたまらない。洋太はじっとしていられなくて、意味もなく足踏みしながら両腕を何度もさすった後、ふと、ためらいがちに指先で自分の唇に触れてみた。
直前の、吐く息の温度がわかるほど近くまで寄せられていた順平の唇の感触をつい想像してしまって、またボフッと真っ赤になる。
(うわ……何やってるんだ、オレ……?! キスなんか、するわけないだろ! 男同士なのに!)
思わず目をつぶると今度は、脳裏に先ほどの視界一杯にまで接近した順平の切ない眼差しが浮かんでしまって、洋太はあわてて手を振って想像を打ち消した。もう何が何だかわからなかった。
(ちくしょう、何なんだよ……?! 順平のやつ、どうしてオレにあんなことを……? あんな……つらそう? さびしそう? な目で……一体、オレが何をしたっていうんだよ? 何とか言えよ!)
洋太が戸惑い、紅潮した顔で、路地の先の順平が歩いて行った海へと向かう道路のほうを見やる。
小さな民家や商店の間から見える青い空と、その下で輝く海面の波は、揺らぐ二人の気持ちになど頓着する様子もなく、正午近い日差しにひたすら明るく輝いていた。
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