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第二章 鉄砲百合
第五話 鉄砲百合と鉄砲魚
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前回のあらすじ
リリオを追ってやってきた武装女中、その名はトルンペート。
彼女はウルウに敵意を向けるようだったが、そのちょろさはリリオとどっこいであった。
お初にお目にかかります。わたくし、ドラコバーネ家にお仕えする三等武装女中のトルンペートと申します。この度は恐れ多くもリリオお嬢様のお目付け役に選ばれたはずなのですが、はっずっなっのっでっすっが! どうしてまああの子はいつまでたってもやんちゃ癖が抜けないのでしょう。いつも追いかける身にもなって欲しいものです。
旅を始めたころはまあよかったのです。
何しろリリオ様も旅に不慣れ。私が旅のイロハを教えて差し上げて、慣れない旅路につかれるお体を毎夜もみほぐして差し上げ、不都合のないように何もかもそろえて差し上げたというのに、森に差し掛かった宿で寝ている間に、まさか眠り薬を盛られた上に縛り上げられた挙句逃げだされるとは、このトルンペート一生の不覚です。
慌てて追いかけたものの、街道を行けども行けども姿は見えず、宿場町でもお姿を見かけない。ついにはヴォーストの街についてもまだ来ていないという。どこかですれ違ったかと慌てて駆け戻ってみたものの、今度は森の中を突っ切っていったという情報を得てしまいました。
もしかすると森の中で一人で泣いていらっしゃるのではないか、泣いているならまだしも野生に返ってもののけの姫にでもなられているのではないかと大慌てで森の中を捜索すること長らく、ようやくお嬢様のものらしき野営の跡を発見したものの時すでに遅し。
どうやらすでに森を抜けた後らしいということが遅まきながらに分かっただけでした。
そして一月もかかってようやく見つけたのがこのヴォーストの街ということで全く恥ずかしい限りでございます。
思えば目的地はわかっているのですから待ち構えていたほうが余程効率的でした。あのリリオお嬢様が森を抜ける程度でさほど苦労されるはずもなかったのですから。
ともあれなんとか発見したと思えば、今度は妙なコブまで付いていらっしゃって、まあ。
親切な方が保護してくださったというのであれば、わたくしもまあ素直に感謝いたしますし、自身の至らなさもありますからお詫びも致しますけれど、しかしこれが相手のウルウとおっしゃる方、何と申しますか、その、率直に申し上げて、不審者、そう、不審者でございました。
全身黒尽くめで、室内でもいつも頭巾をすっぽりかぶっていらして、亡霊のように気配も音もなく、目つきも悪くて人と目を合わせようともなさいませんし、まあ、何と申しますか後ろめたいことでもあるのかと申し上げたいくらいでございまして。
人は見かけによらぬものと申しますし、わたくしももちろん外見ばかりで怪しいとは申し上げたくありません。もしウルウとおっしゃる方が他に何事もなければわたくしもお礼申し上げてお詫び申し上げて、丁寧に対応させていただいたのですが、何しろこの方、その、怖い。
怖い。
この一言でございまして。
お嬢様が平然と、むしろ親しげに微笑んでいらっしゃるのがまるで理解できないほどに、まるで竜種を前に素っ裸で放り出されたような、そんな、生きた心地もしませんでしたとも、ええ。
まるで人の形をした闇が佇んでいるよう。
いえいえ、死そのものが歩いているよう。
それこそ冗談ではなく、瞬きの間に私など道端の石ころをどけるように命を摘み取られてしまうのではないか、そのように思われるほど、この方の内面に秘められた力というものは凄まじいものでした。
これは或いは、わたくしも同様の人間であるからそう感じるかもしれませんでした。つまり、あまり明るくない手法で主の敵を殺めてきた、暗殺者としての感性が、同類の気配を敏感に感じ取ったものかもしれませんでした。
とにかく、この方の人となりをどうにか見定めなくてはなるまい、そう思い定めて、わたくしはこの方と行動を共にすることにいたしました。
さて、お嬢様をお支えするべくお嬢様とともに冒険屋の真似事などしてみるにあたり、雇用主たるメザーガ冒険屋事務所の主であるメザーガ氏より提示された条件は、これがまた驚きの「乙種魔獣の討伐」なる無茶ぶりでした。
武装女中たるものその程度は、と申し上げたいところではありますけれど、何分わたくしも未熟な三等女中。それももっぱら暗殺の腕を磨いてきたものでございますから、真正面から魔獣を狩るというのはいささか、いえ勿論無理とは申しません。恐れ多くもドラコバーネ家にお仕えする武装女中に、その程度できらいでかと申し上げなくては叱られてしまいます。
わたくしはメザーガ氏に今依頼のある乙種の魔獣についてお聞きし、いくつか挙げていただいたものの内から具合の良さそうなものを選び、早速その討伐に向かうことにいたしました。
具合の良さそうなもの。つまりわたくしでも十全に仕留めうるものであり、かつ十分に手ごわい相手。そしてまた、ウルウ氏の人となりを見定めるに都合のい相手。これは一つしか見当たりませんでした。
ところ変わりまして、ヴォーストの街を出ることしばし。北の水門より出でて川沿いを進むことおよそ半刻。森の中に半ば入り込み、深く渓谷となったあたりまでやってまいりました。
このあたりまで参りますと、夏の陽気も木陰と水の流れとで随分涼しく感じて楽でございますね。
しかしこの快適な環境こそが、問題の魔獣の住処なのです。
「お嬢様。これはわたくしの試験であり、そしてまたウルウ氏の試験でもありますので、お近くで眺める分には問題ございませんけれど、手はお出しになられぬよう」
「ぷーくすくす、トルンペートが標準語で敬語喋ってるのとても面白いです」
「お・ぜ・う・さ・まっ!」
「いたたたたたたた」
頬をつねって差し上げれば相変わらずのもちもち肌で、健康そうで何よりでございます。
さて、こうしてわざわざ口に出して差し上げれば、お嬢様も気にされて川辺にいらしてくださることでしょう。
お嬢様の影が川辺に差し掛かったとたん、
「うひゃうっ!?」
「リリオ?」
水中から勢いよく噴出された水鉄砲が、お嬢様の胸当を強く打ち、のけぞらせます。それなりの威力でしたけれど、転ばずに耐えきったのはさすがのばねでございますねえ。
「いまのがこの川の乙種魔獣……正確には乙種になる前の若い個体である鉄砲魚でございます」
「乙種に、なる前?」
首を傾げられるウルウ氏に、私は頷きます。
「ご覧のように鉄砲魚は、川面に影が映りますと、自分たちを狩りに来た動物、主に熊木菟などと判断し、あのように水鉄砲で撃退を試みます。若いものでもあのように、人を突き飛ばす程度の威力はありますので、熊木菟も驚いて怯みます」
それでもまあ、怯ませるのが精一杯ですから、腹をすかせた熊木菟には食べられてしまうのですけれど、そうした弱肉強食の厳しい世界を生き抜いた個体は、より強力に育っていきます。
「ある程度生き延びて、今度は熊木菟をきっちり撃退できるレベルにまでなりますと、これは特に射星魚と呼ばれるようになりまして、威力が段違いになります」
「段違いって言うと?」
「左様ですねえ」
私は腰の《自在蔵》から鉄兜を取り出し、川面に放りました。
それはくるくると回りながら川面に影を落とし――そして無数の水鉄砲に射貫かれました。
「なっ、今の、鉄ですよね!?」
「左様にございます。成熟しました射星魚は、星を落とすものの異名の通り、極めて正確で極めて強力な水鉄砲を操りまして、天敵の熊木菟の丈夫な体表を撃ち抜くほどでございます」
鉄兜は空中でさらに何度か射貫かれ、ずたずたの鉄板となり果てて川に落下しました。
「そして、魔獣となるほどでございますからそれなりに知恵も回りまして」
「物凄く嫌な予感しかしないんですけど!?」
「はい。川辺に敵がいると悟ると、こちらから近づかなくとも積極的に狙撃してまいります。ですので漁師や猟師の方が困るので討伐依頼が出るのですね」
「冷静に言ってる場合ですかぁっ!」
叫ぶお嬢様の声に反応してか、川面からいくつもの魚の顔が浮かびます。こちらをにらむ大小の鉄砲魚たち。
厄介なのは、あのすべてが危険な射星魚ではないということです。
ほとんどは精々拳で殴る程度の威力しかない若い鉄砲魚で、その中にほんの一握り、本当に危険な水鉄砲を放つ射星魚が紛れ込んでいるのです。
そしてその威力は、喰らってみなければわからない。
「あれの中から目的の奴だけ仕留めて逃げろってわけだ」
「その通りでございます」
私一人ならば造作もないこと。
ウルウ氏はどうでしょうか。
そしてまた、完全に足手まといになるお嬢様は。
さあ、見せていただきましょうか。
用語解説
・鉄砲魚
魚の魔獣。口中から勢いよく水を吐き出して攻撃してくる。水中からでもかなり正確な狙撃をしてくる上、その威力は最低でも殴りつけるほどの威力があり、侮れない。
もっぱら水中の水草や小動物を食べているのでどうしてこのような能力が発達したのかは不明だが、捕食しようと襲ってくる熊木菟などの水の外の外敵を追い払うためではないかと考えられている。
・射星魚
鉄砲魚の中でも特に長く生き、一メートルを超えるサイズに育ったものは、水鉄砲の威力も格段に上昇し、特に星を落とすものの異名で呼ばれるようになる。行動は同じものの、その水鉄砲の威力は金属製の装備すら容易に貫くためしばしば死者を出すため、討伐依頼が定期的に出されている。
リリオを追ってやってきた武装女中、その名はトルンペート。
彼女はウルウに敵意を向けるようだったが、そのちょろさはリリオとどっこいであった。
お初にお目にかかります。わたくし、ドラコバーネ家にお仕えする三等武装女中のトルンペートと申します。この度は恐れ多くもリリオお嬢様のお目付け役に選ばれたはずなのですが、はっずっなっのっでっすっが! どうしてまああの子はいつまでたってもやんちゃ癖が抜けないのでしょう。いつも追いかける身にもなって欲しいものです。
旅を始めたころはまあよかったのです。
何しろリリオ様も旅に不慣れ。私が旅のイロハを教えて差し上げて、慣れない旅路につかれるお体を毎夜もみほぐして差し上げ、不都合のないように何もかもそろえて差し上げたというのに、森に差し掛かった宿で寝ている間に、まさか眠り薬を盛られた上に縛り上げられた挙句逃げだされるとは、このトルンペート一生の不覚です。
慌てて追いかけたものの、街道を行けども行けども姿は見えず、宿場町でもお姿を見かけない。ついにはヴォーストの街についてもまだ来ていないという。どこかですれ違ったかと慌てて駆け戻ってみたものの、今度は森の中を突っ切っていったという情報を得てしまいました。
もしかすると森の中で一人で泣いていらっしゃるのではないか、泣いているならまだしも野生に返ってもののけの姫にでもなられているのではないかと大慌てで森の中を捜索すること長らく、ようやくお嬢様のものらしき野営の跡を発見したものの時すでに遅し。
どうやらすでに森を抜けた後らしいということが遅まきながらに分かっただけでした。
そして一月もかかってようやく見つけたのがこのヴォーストの街ということで全く恥ずかしい限りでございます。
思えば目的地はわかっているのですから待ち構えていたほうが余程効率的でした。あのリリオお嬢様が森を抜ける程度でさほど苦労されるはずもなかったのですから。
ともあれなんとか発見したと思えば、今度は妙なコブまで付いていらっしゃって、まあ。
親切な方が保護してくださったというのであれば、わたくしもまあ素直に感謝いたしますし、自身の至らなさもありますからお詫びも致しますけれど、しかしこれが相手のウルウとおっしゃる方、何と申しますか、その、率直に申し上げて、不審者、そう、不審者でございました。
全身黒尽くめで、室内でもいつも頭巾をすっぽりかぶっていらして、亡霊のように気配も音もなく、目つきも悪くて人と目を合わせようともなさいませんし、まあ、何と申しますか後ろめたいことでもあるのかと申し上げたいくらいでございまして。
人は見かけによらぬものと申しますし、わたくしももちろん外見ばかりで怪しいとは申し上げたくありません。もしウルウとおっしゃる方が他に何事もなければわたくしもお礼申し上げてお詫び申し上げて、丁寧に対応させていただいたのですが、何しろこの方、その、怖い。
怖い。
この一言でございまして。
お嬢様が平然と、むしろ親しげに微笑んでいらっしゃるのがまるで理解できないほどに、まるで竜種を前に素っ裸で放り出されたような、そんな、生きた心地もしませんでしたとも、ええ。
まるで人の形をした闇が佇んでいるよう。
いえいえ、死そのものが歩いているよう。
それこそ冗談ではなく、瞬きの間に私など道端の石ころをどけるように命を摘み取られてしまうのではないか、そのように思われるほど、この方の内面に秘められた力というものは凄まじいものでした。
これは或いは、わたくしも同様の人間であるからそう感じるかもしれませんでした。つまり、あまり明るくない手法で主の敵を殺めてきた、暗殺者としての感性が、同類の気配を敏感に感じ取ったものかもしれませんでした。
とにかく、この方の人となりをどうにか見定めなくてはなるまい、そう思い定めて、わたくしはこの方と行動を共にすることにいたしました。
さて、お嬢様をお支えするべくお嬢様とともに冒険屋の真似事などしてみるにあたり、雇用主たるメザーガ冒険屋事務所の主であるメザーガ氏より提示された条件は、これがまた驚きの「乙種魔獣の討伐」なる無茶ぶりでした。
武装女中たるものその程度は、と申し上げたいところではありますけれど、何分わたくしも未熟な三等女中。それももっぱら暗殺の腕を磨いてきたものでございますから、真正面から魔獣を狩るというのはいささか、いえ勿論無理とは申しません。恐れ多くもドラコバーネ家にお仕えする武装女中に、その程度できらいでかと申し上げなくては叱られてしまいます。
わたくしはメザーガ氏に今依頼のある乙種の魔獣についてお聞きし、いくつか挙げていただいたものの内から具合の良さそうなものを選び、早速その討伐に向かうことにいたしました。
具合の良さそうなもの。つまりわたくしでも十全に仕留めうるものであり、かつ十分に手ごわい相手。そしてまた、ウルウ氏の人となりを見定めるに都合のい相手。これは一つしか見当たりませんでした。
ところ変わりまして、ヴォーストの街を出ることしばし。北の水門より出でて川沿いを進むことおよそ半刻。森の中に半ば入り込み、深く渓谷となったあたりまでやってまいりました。
このあたりまで参りますと、夏の陽気も木陰と水の流れとで随分涼しく感じて楽でございますね。
しかしこの快適な環境こそが、問題の魔獣の住処なのです。
「お嬢様。これはわたくしの試験であり、そしてまたウルウ氏の試験でもありますので、お近くで眺める分には問題ございませんけれど、手はお出しになられぬよう」
「ぷーくすくす、トルンペートが標準語で敬語喋ってるのとても面白いです」
「お・ぜ・う・さ・まっ!」
「いたたたたたたた」
頬をつねって差し上げれば相変わらずのもちもち肌で、健康そうで何よりでございます。
さて、こうしてわざわざ口に出して差し上げれば、お嬢様も気にされて川辺にいらしてくださることでしょう。
お嬢様の影が川辺に差し掛かったとたん、
「うひゃうっ!?」
「リリオ?」
水中から勢いよく噴出された水鉄砲が、お嬢様の胸当を強く打ち、のけぞらせます。それなりの威力でしたけれど、転ばずに耐えきったのはさすがのばねでございますねえ。
「いまのがこの川の乙種魔獣……正確には乙種になる前の若い個体である鉄砲魚でございます」
「乙種に、なる前?」
首を傾げられるウルウ氏に、私は頷きます。
「ご覧のように鉄砲魚は、川面に影が映りますと、自分たちを狩りに来た動物、主に熊木菟などと判断し、あのように水鉄砲で撃退を試みます。若いものでもあのように、人を突き飛ばす程度の威力はありますので、熊木菟も驚いて怯みます」
それでもまあ、怯ませるのが精一杯ですから、腹をすかせた熊木菟には食べられてしまうのですけれど、そうした弱肉強食の厳しい世界を生き抜いた個体は、より強力に育っていきます。
「ある程度生き延びて、今度は熊木菟をきっちり撃退できるレベルにまでなりますと、これは特に射星魚と呼ばれるようになりまして、威力が段違いになります」
「段違いって言うと?」
「左様ですねえ」
私は腰の《自在蔵》から鉄兜を取り出し、川面に放りました。
それはくるくると回りながら川面に影を落とし――そして無数の水鉄砲に射貫かれました。
「なっ、今の、鉄ですよね!?」
「左様にございます。成熟しました射星魚は、星を落とすものの異名の通り、極めて正確で極めて強力な水鉄砲を操りまして、天敵の熊木菟の丈夫な体表を撃ち抜くほどでございます」
鉄兜は空中でさらに何度か射貫かれ、ずたずたの鉄板となり果てて川に落下しました。
「そして、魔獣となるほどでございますからそれなりに知恵も回りまして」
「物凄く嫌な予感しかしないんですけど!?」
「はい。川辺に敵がいると悟ると、こちらから近づかなくとも積極的に狙撃してまいります。ですので漁師や猟師の方が困るので討伐依頼が出るのですね」
「冷静に言ってる場合ですかぁっ!」
叫ぶお嬢様の声に反応してか、川面からいくつもの魚の顔が浮かびます。こちらをにらむ大小の鉄砲魚たち。
厄介なのは、あのすべてが危険な射星魚ではないということです。
ほとんどは精々拳で殴る程度の威力しかない若い鉄砲魚で、その中にほんの一握り、本当に危険な水鉄砲を放つ射星魚が紛れ込んでいるのです。
そしてその威力は、喰らってみなければわからない。
「あれの中から目的の奴だけ仕留めて逃げろってわけだ」
「その通りでございます」
私一人ならば造作もないこと。
ウルウ氏はどうでしょうか。
そしてまた、完全に足手まといになるお嬢様は。
さあ、見せていただきましょうか。
用語解説
・鉄砲魚
魚の魔獣。口中から勢いよく水を吐き出して攻撃してくる。水中からでもかなり正確な狙撃をしてくる上、その威力は最低でも殴りつけるほどの威力があり、侮れない。
もっぱら水中の水草や小動物を食べているのでどうしてこのような能力が発達したのかは不明だが、捕食しようと襲ってくる熊木菟などの水の外の外敵を追い払うためではないかと考えられている。
・射星魚
鉄砲魚の中でも特に長く生き、一メートルを超えるサイズに育ったものは、水鉄砲の威力も格段に上昇し、特に星を落とすものの異名で呼ばれるようになる。行動は同じものの、その水鉄砲の威力は金属製の装備すら容易に貫くためしばしば死者を出すため、討伐依頼が定期的に出されている。
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