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第2章.父と子と“処分したはずのモノ”
70.レオの“あれ”
しおりを挟む俺らに襲いかかってきた大斧持ちリビングデッドは、ベルナールによればオーガ(の魔石を埋められたリビングデッド)らしい。
おっさんの軽口と俺の嫌な予感が当たっちまった……。
確かにこのリビングデッドは硬く――っつうか、肉は腐ってるけど骨が異様に硬くて、その骨から生み出される力が物凄い。
体勢なんか関係無く、普通は両手で持つ大斧を片手で軽々と振り回してやがる。
おっさんだけだとヤバい感じなんで、俺も戦いに戻ろうとしたその時。
「――っ!! おっさんっ!」
間の悪いことに、奥の武器持ち集団に動きがあった!
倒れて転がってたヤツが上体を起こしていた。
俺の呼びかけでベルナールも斧を弾きながら奥に視線を遣り、一瞬目を見開いたと思ったら、はっきり舌打ちする。
「チィッ! コイツの咆哮が刺激になっちまったか?」
「刺激って……目覚ましかよ」
「とにかく、アイツがこの斧持ちより弱えとは考えにくい。同等かそれ以上か……」
「そんならおっさん、アレが立ち上がってここに加わってくる前に、斧持ちは倒さねえとな!」
「ああ。マリアは周りの奴を頼む。レオは隙を突け!」
「はい!」
「了解ぃ!!」
斧持ちが、おっさんに気を取られてるうちに、その背後に回り込む。倒すために、とにかく魔石を見つけるんだ!
腹の肉が無くなって、崩れ始めてる胴体には魔石が無い。
これまでのヤツらには傷の内側に埋め込まれてたから、コイツもそうだろう。残る傷は胸先、か。
俺は背中側にいるけど、ここから【刺突】っ!!
ギュリッ――!
背の肉は飛ばせたけど、剣を通して骨とは違う感触が手に伝わってきた。
たぶん魔石だろうけど……弾かれた? 逸らされた?
とにかく抵抗された感触。
「――っ!?」
そして、俺の突きを嫌がったのか、斧持ちが俺に振り返って口を大きく開く。
「ウヲヲオオオオッ!!」
「うっ、くっ……」
至近距離で食らう咆哮はキツイ!
でも、コイツが振り返る寸前、一瞬だけ見えたぞ。魔石がっ。
今は、おっさんにも見えてるはず。なら、伝えねえと!
「おっさん、見えてるか?」
「おう、はっきりとな!」
「俺の剣が当たったはずだけど、なんでか弾かれた! 気をつけてくれっ」
「何?! ……了解だ。とにかくやってみる!」
斧持ちは、今度は俺に向かって大斧を振り回してくる。
人間だったら、早いうちに肘や肩、筋肉を痛めるだろう無茶苦茶な振り回しだ。
俺は躱すことが出来てるけど、技とか関係無しに全部の振りが渾身の振り。スカされてもスカされても、強引に斧の向きを変えて俺に向けてくる。
けど、そこに――。
「どっりゃぁあああーっ!!」
これまたベルナールの渾身の横薙ぎ。
――ドッシャァアアアアンッ!!
鉄の落とし格子が倒れた時以上の轟音とともに、斧持ちが背骨の途中で『くの形』に折れて、それでも分断はされずに吹っ飛んでいく。
家畜のいない空小屋にブチ当たって、倒壊したその小屋の下敷きになる。
「捉えたはずが、砕けなかったか」
ベルナールが自分の大剣の刃を見ながら呟く。
「だろ?」
「内包する膨大な魔力で自らを包んで守ってるみてえだな……」
「斬れねえし砕けねえなら掴み取るか、おっさん? ――いや、あんだけ動けるヤツにそこまで近付くのは無理だよな……」
「ああ。こうなったらレオの“あれ”だ。頼めるか?」
“あれ”。
魔力が有っても、風・火・土・水・光の五つ魔法属性のどれにも適性が無い俺が唯一身に付けようとしてる“あれ”。
『魔法剣士』アーロンさんの“風纏い”ならぬ“魔力纏い”。
身体や得物に魔力を纏わせて、動きの速さや強さを補助する。
アーロンさんの“風纏い”ほどの鋭さは出せねえけど、“魔力纏い”でも普段よりは素早くて力強い動きが出来る……はずなんだ。
機会がある度にアーロンさんに頼んで戦い方を指南してもらってたんだけど、魔力の出力調整が激ムズで、練習でも納得いく効果が出せてねえんだよな……。
斧持ちリビングデッドの魔石が魔力に包まれてるっつうんなら、俺の“魔力纏い”の剣なら対抗できるかもしれねえ。
ピンポイントで【刺突】出来ればイケると思う!
ぶっつけ本番で出せるか、俺?
「やってみる!」
「おっし! ヤツはオレが引きつけるから、レオは好きに動け! ……来いやオーガ野郎っ!!」
ガラガラと瓦礫を押し退けて立ち上がってくる斧持ちを、俺の前に出たベルナールが挑発する。
よし、上手くいくか心配してる場合じゃねえ! やるんだ!
【初級魔力操作】では扱いきれない“魔力纏い”だけど、やってやる!
息を止めて目を瞑って集中。全身から魔力が染み出るイメージをする……。
アーロンさんの場合は、他の魔法使いと同じで手から全身や剣に行き渡らせるんだけど、俺はどうしても出来なくて全身から均一に出すイメージ。
均一に出すのが難しくて、これまでは魔力の出過ぎで波打ったり、少な過ぎて疎らになったりと、バランスが崩れて纏えないこともあった。
でも今回は、身体が薄っすらと温い膜に覆われる感覚がきた……おっ?! 出来た!
「あ、ヤベッ……落ち着け、落ち着け」
今はまだ、気持ちの揺らぎでも影響が出ちまうみたいで、魔力が波打ってくるのを気を静めて抑える。
目を開けると、身体を包む空気が少しだけ揺らめいて見える。色は無くて、ほんのちょっとだけ光ってるはず……昼間だから見えないけど。
それを剣にまで行き渡らせたい……んだけど……ふぬぅっ!
空気の揺らぎが――魔力が、剣全体を覆った。――よしっ!!
俺のすぐ目の前では、ベルナールと斧持ちリビングデッドが、さっきみたいに大剣と大斧で力比べになってる。
おっさんの背中の筋肉は、全霊を掛けた力比べでパツパツに膨張している。
俺の“魔力纏い”もまだ長く維持できねえけど、おっさんのことを早く楽にしてやらねえと!
「おっさん、待たせたな! これから行くぜっ!」
「応っ、頼む!!」
強化された身体で、【突撃】無しでも一気にベルナールの向こう、斧持ちの背後に回り込んで、あらためて魔石の位置を確認する。
おっさんのさっきの一撃で、斧持ちの肉とアバラの一部は吹き飛んでいて、はっきりと見える。
白く連なる背骨の連結部分に食い込んで、黒くギラつく魔石が。
ベルナールとの力比べで軋んで背骨が動く中、歪な楕円形の魔石をよく見て――。
その滑らかな凹凸のある表面のうち、剣先が逸れなさそうな――剣の突き立てられそうな一点を探す。
「そこだぁ!!」
地面を蹴って、剣を握る腕を真っ直ぐに伸ばして――。
見つけた一点を絶対に逸れないように、魔力を纏わせた剣の先端を――【刺突】っ!
剣が魔石に当たる直前、集中しきった俺の、柄を握る手に押し返そうとする“反発”の感触。
「負けるかっよぉっ!!」
カツン……ビキッ、バリン!
反発を跳ね返して剣先が魔石を捉えた瞬間、一気に魔石が弾けて、奥の背骨も刺し貫いた。
「ふぅ――うぉっ!?」
そして、上手くいったと安心して“魔力纏い”を解いた俺のすぐ側を、“死んだ”コイツを袈裟斬りにするベルナールの大剣の風圧がかすめる。
「お、おい、おっさん! あっぶねえな」
「悪りい悪りい。急にコイツの力が抜けやがるから……」
地面に転がる斧持ちの死体を見下ろしながら謝るベルナール。
けど、すぐに顔を上げて井戸の方向に目を遣る。俺も。
斧持ちの咆哮で目を覚ました一体が、立ち上がっていた。
そして、地面に横たわっている自分の得物に手を掛ける。
それは、ベルナールの物ほどの太さは無いけど、長い両手剣……大剣だった。
瞬間、ベルナールが舌打ちした。
「チッ、やっぱりガエルだったか……」
「ガエル?」
「領都……キューズの冒険者だ」
こっちに向かって歩き出したリビングデッドは、おっさんの顔見知りのガエルっつう奴らしい。
顔見知りっつうか、おっさんに憧れ、弟子入りをせがむくらいに慕って、おっさんの真似して大剣を得物にしていた冒険者だそうだ。
ガエルのリビングデッドは殺されるまでに無茶苦茶抵抗したのか、左腕が無く、短く刈られた浅緑色の頭は左側が陥没していて、こっちに向けた顔も左半分が潰れている。
……そして、だらんと開いた口の中には、真っ黒な……魔石。
ベルナールも、それをジッと見つめている。
ギリッと歯ぎしりしたかと思うと、おっさんは俺の行く手を阻んで前に出て――。
「レオ。悪りいが、ガエルはオレに任せてくれ。オレが一人で始末をつける……」
自分の手で葬ってやりてえ、ってことか。
「分かった。でぶ双子は俺が食い止めとくから、早めに済ませてくれよなっ」
そう!
ゆらゆら突っ立ってるだけだったヤセノとギススも動き出しやがったんだ。
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