30 / 41
22話 友達と遊びました
しおりを挟む僕は頬を膨らませながら歩いてる
「なぁ、悪かったって」
「ごめんね。つい…」
プイッ
式が終わりクラスに向かってる途中で2人が謝ってきた
けど、僕はまだ許してない
だって…人が噛んだだけであんなに笑ってきたんだ…!
「なんか…動物みたいで可愛いな」
「…怒ってるんだよね?」
カイルが横から頬をつついてくる
ぷぅ
ためてた空気が漏れる
「もう!僕は怒ってるんだからね!」
「だから悪かったって」
「次からは笑わないから…ね?」
「…許してあげる、、」
「「サフィ…」」
「ほら、早く行こ!」
「おう(うん)」
「お、ここじゃね??」
僕達はAクラスだった
3人とも一緒だったから安心する…
「そうだと思うよ」
「じゃあ中に入ろ!」
自由席だったから1番後ろの席で僕が真ん中で、左にカイル、右にルカースとなった
しばらくすると見たことある人が入ってきた
「はじめまして、この1年担任なったマヤ・イリスです。まず、今日は自己紹介しましょう。その後はこれからの予定を話して解散となります。では、前から順番に行きましょう」
「はい。---」
「では、ミリナスくんどうぞ」
とうとう僕の番が来てしまった
「は、はい。サフィリス・ミリナスです」
名前を言った瞬間クラスがザワついた
「ミリナスってあの幻の…?」
「俺は病気だって聞いたぞ」
「え、私は留学じゃなかったの??」
うん、やっぱいろんな噂が流れてた
「えっと、、得意魔法は水属性です。宜しくお願いします」
「はい、ありがとうございました。では次に--」
自己紹介が終わりこれからの予定について話されることになった
「まず、1年生は選択授業がありません。2年生からとなります。そして、2年生は魔法クラスと騎士クラスにわかれます。この選択は将来に関わってくるので、真剣に考えましょう。では、今日は解散です」
話が終わると、次にカイルが話しかけてきた
「サフィー!今から俺の部屋に来ないか??」
「行きたい!」
「よっしゃ!ルーカス!サフィ来れるって!」
「じゃあ僕はお菓子でも持ってくね」
「楽しみだなぁ…!」
学園でできた友達と遊べる事が嬉しくて頬が緩んでしまってた
「「(可愛い…)」」
「ねね!フィル!この後遊びに行っていい??」
僕は迎えに来たフィルに遊びに行く許可を貰っていた
「いいですよ。そのかわり、変装はとかないでくださいね」
「もちろん!」
一旦部屋に帰り荷物を置き、カイルの部屋に向かう
カイルの部屋はそんなに離れてなかったら気軽に行ける
部屋の前につき、チャイムを鳴らす
「はいはーい。お!来たか!入っていいぞ」
「うん!お邪魔します…」
「あ、ルーカス!もう来てたんだ!」
「隣の部屋だからね。早く着いたんだよ」
「いいなぁ。僕も、もっと近くがいい…」
「サフィなら、いつでも遊びに来てもいいぞ!」
「行く行く!」
「そうそう。これ、ケーキ持ってきたんだけど食べる??」
「え、食べたい…!」
ルーカスが持ってきたのは僕の大好きなイチゴのケーキだった
「僕このケーキ大好き!えへへ…」
「じゃ、じゃあ俺のもいるか??」
「い、いいの…?」
「いいぞ!」
「うわぁ!ありがとう!」
「(ルーカス…俺やばいかも)」
「(僕も…)」
ケーキに夢中だった僕は2人が目で会話してる事を知らなかった
ケーキを食べた後は
ずっと喋ってて気づけば夕方になっていた
「もうこんな時間かぁ、、僕もう帰らないと…」
「そっか…また来てくれよ!」
「うん!ルーカスもケーキありがとう!」
「ううん。サフィが喜んでくれて良かったよ」
「次は僕が持ってくるよ!じゃあまた明日ね!」
朝までは元気なかったのに今ではもう元通りになったような気がする
もう一つの作品にR-18シーンをかきたいんですけど、、かいたことがないので下手くそになるかも知れません
20
お気に入りに追加
3,140
あなたにおすすめの小説
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
転生したら乙女ゲームの攻略対象者!?攻略されるのが嫌なので女装をしたら、ヒロインそっちのけで口説かれてるんですけど…
リンゴリラ
BL
病弱だった男子高校生。
乙女ゲームあと一歩でクリアというところで寿命が尽きた。
(あぁ、死ぬんだ、自分。……せめて…ハッピーエンドを迎えたかった…)
次に目を開けたとき、そこにあるのは自分のではない体があり…
前世やっていた乙女ゲームの攻略対象者、『ジュン・テイジャー』に転生していた…
そうして…攻略対象者=女の子口説く側という、前世入院ばかりしていた自分があの甘い言葉を吐けるわけもなく。
それならば、ただのモブになるために!!この顔面を隠すために女装をしちゃいましょう。
じゃあ、ヒロインは王子や暗殺者やらまぁ他の攻略対象者にお任せしちゃいましょう。
ん…?いや待って!!ヒロインは自分じゃないからね!?
※ただいま修正につき、全てを非公開にしてから1話ずつ投稿をしております
運命を変えるために良い子を目指したら、ハイスペ従者に溺愛されました
十夜 篁
BL
初めて会った家族や使用人に『バケモノ』として扱われ、傷ついたユーリ(5歳)は、階段から落ちたことがきっかけで神様に出会った。
そして、神様から教えてもらった未来はとんでもないものだった…。
「えぇ!僕、16歳で死んじゃうの!?
しかも、死ぬまでずっと1人ぼっちだなんて…」
ユーリは神様からもらったチートスキルを活かして未来を変えることを決意!
「いい子になってみんなに愛してもらえるように頑張ります!」
まずユーリは、1番近くにいてくれる従者のアルバートと仲良くなろうとするが…?
「ユーリ様を害する者は、すべて私が排除しましょう」
「うぇ!?は、排除はしなくていいよ!!」
健気に頑張るご主人様に、ハイスペ従者の溺愛が急成長中!?
そんなユーリの周りにはいつの間にか人が集まり…。
《これは、1人ぼっちになった少年が、温かい居場所を見つけ、運命を変えるまでの物語》
転生したら弟がブラコン重傷者でした!!!
Lynne
BL
俺の名前は佐々木塁、元高校生だ。俺は、ある日学校に行く途中、トラックに轢かれて死んでしまった...。
pixivの方でも、作品投稿始めました!
名前やアイコンは変わりません
主にアルファポリスで投稿するため、更新はアルファポリスのほうが早いと思います!
俺が総受けって何かの間違いですよね?
彩ノ華
BL
生まれた時から体が弱く病院生活を送っていた俺。
17歳で死んだ俺だが女神様のおかげで男同志が恋愛をするのが普通だという世界に転生した。
ここで俺は青春と愛情を感じてみたい!
ひっそりと平和な日常を送ります。
待って!俺ってモブだよね…??
女神様が言ってた話では…
このゲームってヒロインが総受けにされるんでしょっ!?
俺ヒロインじゃないから!ヒロインあっちだよ!俺モブだから…!!
平和に日常を過ごさせて〜〜〜!!!(泣)
女神様…俺が総受けって何かの間違いですよね?
モブ(無自覚ヒロイン)がみんなから総愛されるお話です。
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
その男、有能につき……
大和撫子
BL
俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか?
「君、どうかしたのかい?」
その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。
黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。
彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。
だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。
大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?
更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる