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7話 フィルとの遊び

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フィルはあれから週に2、3日来てくれるようになり、前と比べると全然暇ではない


今日はちょうどフィルが来る

(今日は何しようかなぁ…いつも本読んだり、お喋りして終わるからい、ちょっといつもと違うことやりたいなぁ…)

異世界では子供が遊ぶような公園とかはなく、ほとんどは家の中で遊ぶことが多い
大きくなってくると森や山にいけるが魔物が大抵いるので奥までは入れない

(まぁ、どれも外に出れない僕には関係ない話しただけどね……あ、家の中といったらやっぱりあれかな…?)

コンコン

「サフィリス様、お友達が到着されました」

考え事をしてるうちにフィルが来たようだ



「はーい!ありがとう!今向かうね!」
僕はフィルがいる客間へ向かった




「ごめんね、待った??」


「いや、俺もさっき着いたところ。ところで今日は何するんだ??」


「今日は、隠れんぼしよ!」


「隠れんぼか…たまにはいいな!」


「良かった!隠れる場所は父様達の部屋はだめで、それ以外はどこでも隠れていいよ!」


「わかった、どっちが先に鬼をやるんだ??」


「僕からやるよ!1分数えるから隠れてね!」


「了解!」

フィルは部屋から出ていった



(よし数えるか…)
1,2,3,4…………………………




………………56,57,58,59,60

(60秒経ったし行こ!)

フィルを探しにまずはリビングにきた

さすがにここに隠れる場所はないかな…
次にキッチンにも行ったがいなかった

(んー、あと隠れやすいところってどこだろう…?あ、まだあそこ行ってないかも!)

僕は図書室へ来た


(ここは広いし、隠れやすいから絶対いるでしょ…)

数分後、僕は端っこの本棚の後ろで服が出ているのを見つけた

(やっぱり、絶対いるな…)

「フィルー?」
覗くと案の定フィルが居た

「フィル見っけ!」

「あーちょっと自信あったのに…」

「服がはみ出てたよ」

「服がさえ出てなければいけたのになぁ」

「ふふふ、じゃあ次は僕が隠れるからフィルが見つけてね!」
と言い僕は図書室から出た


(どこに隠れようかな…よし、僕の部屋にしよう。あの部屋なら僕も詳しいからいけるでしょ!)












(クローゼットの中は明らかにわかりやすいから、怪しいよなぁ…どこがいいんだろう…?あ!ベットの下ならいけるかも!暗いし見えにくいだろうから大丈夫だよね!)


僕はベットの下にはいった

(うぅ…思ったより狭いし、埃っぽいなぁ…多分すぐ見つかるしいっか)





数分後、フィルは部屋に来た



「サフィー??」

ガチャ


「クローゼットの中じゃないか…もうこの部屋に隠れる場所はないか…」


(え?!ベットの下は定番でしょ!早く見つけて欲しいんだけどなぁ…まぁ、次に来た見つけて貰えるでしょ)

最初はそう思ってたが、結局何時間経っても見つけて貰えなかった

(まだかなぁ…ちょっと眠たくなってきちゃった…部屋の外が少し騒がしいけど眠気にはかてないよね…)


僕は眠りについた
















数時間後に目覚めると、僕はベット上におり、父様、母様、兄様がいた


「「「サフィ!!!」」」








えっと…どういう状況???






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