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3、第2の悲劇
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生存者
陽介
宇美
亜由美
怜
駿太
智史
由利香
陽介は、宇美が帰ってきたのを確認して、亜由美にお礼を言う。
「ありがとう。」
「いえいえ。」
「お兄ちゃん、おやすみなさい。」
「おやすみ、宇美。」
部屋に入ったのを確認して、陽介は部屋に入った。
次の日。
亜由美の悲鳴が響く。
「亜由美?何か…!?」
そこには、宇美が変わり果てた姿があった。
「宇美!!」
かけよる。
「宇美!宇美!」
「陽介、諦めて。多分もう亡くなってるわ。」
「そんな…宇美…!!」
「この事を、他の人に伝えてくるね。」
亜由美は立ち去る。
「宇美ちゃん、裏切り者にやられたのか?」
「ほぼ間違いなく裏切り者だぞ。このゲーム通りに進んでる。」
智史が、言う。
「怜。お前、裏切り者だろ。」
「ちげーよ!他のやつ疑えっての。」
怜が慌てて否定する。
「…俺の推測通りだと、裏切り者の一人はあの人で合ってるはずだ。…なあ?亜由美。」
背後に亜由美の気配を感じて振り向く。
「あら、陽介。信頼してるんじゃなかったの?」
「最初はな。でも、宇美の行動パターンを知る事が出来たのはお前だけなんだよ。だって…宇美のトイレについて行ったもんな。」
「…っ!!」
「…ゲームオーバーだ。」
〖亜由美、ゲームオーバーです。 〗
亜由美は、どこからか剣で貫かれた。
「亜由美!」
「…これが、ゲームオーバーってことよ。」
そう言うと、倒れた。
「う、うわあああ!!」
陽介は、慌てて部屋に戻った。
「…怖ぇ。ゲームオーバーって、こうなるんだな…。」
「まあ、裏切り者側はある意味主催者側。バレたら即消しするよな。」
怜が、ふと思って言う。
「まだ、特例ルール使われてないよな。他の人に移行されるってことでいいのか?」
「そうですね。」
主催者が後ろから言う。
「いますとか言えよ!びっくりした!」
「すみませんねぇ。そのガラクタを処分に参ったので。」
駿太が、急に黙り込む。
「ふざけんな。亜由美が、ガラクタ?ちがう。ゲームに巻き込まれた被害者じゃねーか!」
「おお怖い。では、失礼しますねー」
主催者は、亜由美の亡骸を抱えて消える。
「…まじで何なんだよ。」
怜は、壁に拳を突き立てて呟いた。
陽介
宇美
亜由美
怜
駿太
智史
由利香
陽介は、宇美が帰ってきたのを確認して、亜由美にお礼を言う。
「ありがとう。」
「いえいえ。」
「お兄ちゃん、おやすみなさい。」
「おやすみ、宇美。」
部屋に入ったのを確認して、陽介は部屋に入った。
次の日。
亜由美の悲鳴が響く。
「亜由美?何か…!?」
そこには、宇美が変わり果てた姿があった。
「宇美!!」
かけよる。
「宇美!宇美!」
「陽介、諦めて。多分もう亡くなってるわ。」
「そんな…宇美…!!」
「この事を、他の人に伝えてくるね。」
亜由美は立ち去る。
「宇美ちゃん、裏切り者にやられたのか?」
「ほぼ間違いなく裏切り者だぞ。このゲーム通りに進んでる。」
智史が、言う。
「怜。お前、裏切り者だろ。」
「ちげーよ!他のやつ疑えっての。」
怜が慌てて否定する。
「…俺の推測通りだと、裏切り者の一人はあの人で合ってるはずだ。…なあ?亜由美。」
背後に亜由美の気配を感じて振り向く。
「あら、陽介。信頼してるんじゃなかったの?」
「最初はな。でも、宇美の行動パターンを知る事が出来たのはお前だけなんだよ。だって…宇美のトイレについて行ったもんな。」
「…っ!!」
「…ゲームオーバーだ。」
〖亜由美、ゲームオーバーです。 〗
亜由美は、どこからか剣で貫かれた。
「亜由美!」
「…これが、ゲームオーバーってことよ。」
そう言うと、倒れた。
「う、うわあああ!!」
陽介は、慌てて部屋に戻った。
「…怖ぇ。ゲームオーバーって、こうなるんだな…。」
「まあ、裏切り者側はある意味主催者側。バレたら即消しするよな。」
怜が、ふと思って言う。
「まだ、特例ルール使われてないよな。他の人に移行されるってことでいいのか?」
「そうですね。」
主催者が後ろから言う。
「いますとか言えよ!びっくりした!」
「すみませんねぇ。そのガラクタを処分に参ったので。」
駿太が、急に黙り込む。
「ふざけんな。亜由美が、ガラクタ?ちがう。ゲームに巻き込まれた被害者じゃねーか!」
「おお怖い。では、失礼しますねー」
主催者は、亜由美の亡骸を抱えて消える。
「…まじで何なんだよ。」
怜は、壁に拳を突き立てて呟いた。
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