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Let's ギルドバトル!
Stage Seventy-Three
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「キラはいつなのよ?」
「誕生日か? 7月8日だ」
「もう少しじゃない。祝ってあげましょうか?」
「好きにしてくれ」
俺はそこまで誕生日が好きって訳じゃないし、どうでもいいかな。さて、ミライ、カオリ、サクラの誕生日がわかって、冒険者ギルドも見えてきたし、本格的に準備に取り掛かりますか!
「カオリ、何でもいいから【龍神山】の近くのクエストを持ってきてくれ」
「【龍神山】?なら【転移】で行けばいいじゃない?」
「冒険者ランク上げだよ。せっかくだし最高まで上げようかなって」
「余裕で出来そうね」
「まぁ、そうだろうな」
俺のレベルやステータスで最高ランクまで上がらないなら、種族転生しないとできないってことだからな。もしそうでもすぐに種族転生するか、レベル上げに行くかするだけだから何の支障もないけどな。
「キラ、クエスト受注してきたわよ」
「ありがと。じゃ、早速行こうか ───【転移】」
久しぶりに感じる浮遊感。やっぱりなれないなぁ。
で、【龍神山】に着いたわけだが・・・。
「ねぇねぇキラさん?私の目がおかしいのかしら?」
「いやいやカオリさん。俺の目もおかしくなったのかもしれない」
軽く現実逃避していた。理由は、この前俺が龍神に敵の出現率あげられるだけあげてって言ったけど、そのせいでそこら中に魔物がいた。エンカウントしないように移動するなど不可能。魔物と戦闘でもすれば周囲の魔物に気付かれて集団リンチ。これ、やりすぎじゃね?ほら、【神護】も破れかけてるし。【昇華】使ってるんだよ?
さらに眼下にはここよりもたくさんいる魔物の数。俺のせいで七大危険地域で一番の危険地域になったかもしれない。ボスはそこまで強くなさそうだけど。むしろ創造神が頭一つ抜けてるけど。
「殲滅でいいか。 ───【炎滅】」
サクッと周りの魔物を倒して先へ進む。
〈レベルが264から、265に上がりました。〉
〈レベルが265から、266に上がりました。〉
あ、久しぶりに聞いたレベルアップアナウンス。知らされるレベルがおかしいのは無視する方向で。
「で、なんでキラはここに来たかったのよ?」
「実はな、この山のどこかに内部に通じる洞穴?洞窟?があるらしいんだよ。で、内部には珍しいものがあるからそれが欲しいなって」
珍しいものとは、宝石がほとんどだ。その宝石の種類だけど、誕生石のこと。勿論ただの宝石や屑石もある。
「その宝石をミライにあげるのね?・・・いいなぁ」
「なんだ?カオリも欲しいのか?」
「べ、別に欲しいわけじゃないけど!ミライだけ貰ってるなんて不公平だって言ってるだけで!欲しいわけじゃないのよ!本当よ!?」
「んじゃ、要らないんだな?」
否定が必死過ぎませんかね?
「そ、それは・・・欲しいに決まってるじゃない。だって───」
「カオリ、止まれ」
「なに───むぐっ!?」
この気配に魔力の強さ。今までの魔物より格段に強い。ただ、俺の相手ではないし、ここはカオリに戦わせようかな。事前に知って無かったら俺が瞬殺してたかも。持ってて良かった【気配察知】と【魔力察知】。
「カオリ、この先に強い魔物がいる。ちょっと戦って来いよ」
「いやよ!死にたくないもの!」
「大丈夫。危ないときは助けるから」
「そ、それなら」
カオリを後押しして、今から遭遇するであろう魔物と戦わせる。因みに、今カオリは俺とパーティーを組んでいて、さっき俺が倒した大量の魔物の経験値も貰ってるからレベルが100より上になってる。楽勝だな。
「うぅ・・・もぉなんでこんな奴と戦わないといけないの・・・?」
カオリが何か泣き言を言っているが、無視だ。カオリの前に立っている魔物は重そうな鎧を着ていて、立派な体躯の馬に乗り、手にはリーチの長い槍を持っている。さらに背中に大剣も見えることから、槍と大剣を交互に使いながら戦ってくるのだろう。そして、一番の特徴は、その見た目から騎士とわかる魔物の首がない事。つまり、デュラハンということだ。・・・凄い。今度は大剣が小さく見える。このゲームに丁度いい大剣の使い手はいないのか?
「とりあえず、攻撃してみましょ」
「【昇華】 ───【身体強化】【昇華】 【強化〈攻〉】【昇華】 ───【上昇〈攻撃力〉】 ───【衰退〈防御力〉】【昇華】」
カオリに聞こえないように小声で魔法と武技の名を言う。このゲームは思考することで魔法が使えるとかそういう機能は無くて、使う度に言わないといけないのが面倒な所だな。【無詠唱】持ってなかったらいちいち詠唱しないといけないからもっと面倒だよな。
「【電光石火】!」
スパッ
「え・・・?」
カオリが武技を放った瞬間、敵のデュラハンの身体が真っ二つに分かれた。予想はしてたけど、俺も少し驚いた。馬鹿みたいに強化(【賢者】による威力弄り+【昇華】)しまくった攻撃と、馬鹿みたいに弱体化しまくった防御力が衝突するとそうなるわな。一応騎士の魔物っぽいから防御力とHPは高いはずなんだけどなぁ。
守護していた魔物を瞬殺した俺達は、その穴の奥に進んでいた。
「ここには魔物がいないのね」
「・・・【機械仕掛けの迷宮】の時と同じトラップか?」
「あのトラップはもうこりごりよ」
あの時と同じく、この穴に魔物が一切出現しないのだ。理由はいくつか考えつく。まず、もともと出現しない。次に魔物部屋のよう場所が至る所にある。他には、たまたま遭遇していないだけとかもあるな。
「キラ、今更だけどこんなところに何しに来たのよ?」
「そりゃ、鉱石採掘に決まってんだろ」
「なんの?」
「指輪に使う鉱石だよ」
「(指輪・・・ミライの、よね)」
「ん?なんだ?」
カオリが小さく何か言っているようだが、上手く聴き取れない。聴力強化系のスキルあったかなぁ。
そんな話をしながら進んでいき、遂に最奥まで辿り着いた。そこには壁だけなく天井までもがゴツゴツした岩肌に、輝く宝石の原石があった。これを見ただけでここに来てよかったと思えるような場所だ。
「ここが最奥ね。で、何をどれくらい集めればいいのかしら?」
「ここの中だったらどこでも採掘できるんだな。一応鶴嘴はたくさん持ってきたから、全てなくなるまでだな。種類は、トリカラートルマリンだという綺麗な宝石だ」
「トリカラ―トルマリンね。わかったわ」
いくつかカオリに鶴嘴を渡し、手分けして採掘するこちにした。早めに出るといいけど。
「誕生日か? 7月8日だ」
「もう少しじゃない。祝ってあげましょうか?」
「好きにしてくれ」
俺はそこまで誕生日が好きって訳じゃないし、どうでもいいかな。さて、ミライ、カオリ、サクラの誕生日がわかって、冒険者ギルドも見えてきたし、本格的に準備に取り掛かりますか!
「カオリ、何でもいいから【龍神山】の近くのクエストを持ってきてくれ」
「【龍神山】?なら【転移】で行けばいいじゃない?」
「冒険者ランク上げだよ。せっかくだし最高まで上げようかなって」
「余裕で出来そうね」
「まぁ、そうだろうな」
俺のレベルやステータスで最高ランクまで上がらないなら、種族転生しないとできないってことだからな。もしそうでもすぐに種族転生するか、レベル上げに行くかするだけだから何の支障もないけどな。
「キラ、クエスト受注してきたわよ」
「ありがと。じゃ、早速行こうか ───【転移】」
久しぶりに感じる浮遊感。やっぱりなれないなぁ。
で、【龍神山】に着いたわけだが・・・。
「ねぇねぇキラさん?私の目がおかしいのかしら?」
「いやいやカオリさん。俺の目もおかしくなったのかもしれない」
軽く現実逃避していた。理由は、この前俺が龍神に敵の出現率あげられるだけあげてって言ったけど、そのせいでそこら中に魔物がいた。エンカウントしないように移動するなど不可能。魔物と戦闘でもすれば周囲の魔物に気付かれて集団リンチ。これ、やりすぎじゃね?ほら、【神護】も破れかけてるし。【昇華】使ってるんだよ?
さらに眼下にはここよりもたくさんいる魔物の数。俺のせいで七大危険地域で一番の危険地域になったかもしれない。ボスはそこまで強くなさそうだけど。むしろ創造神が頭一つ抜けてるけど。
「殲滅でいいか。 ───【炎滅】」
サクッと周りの魔物を倒して先へ進む。
〈レベルが264から、265に上がりました。〉
〈レベルが265から、266に上がりました。〉
あ、久しぶりに聞いたレベルアップアナウンス。知らされるレベルがおかしいのは無視する方向で。
「で、なんでキラはここに来たかったのよ?」
「実はな、この山のどこかに内部に通じる洞穴?洞窟?があるらしいんだよ。で、内部には珍しいものがあるからそれが欲しいなって」
珍しいものとは、宝石がほとんどだ。その宝石の種類だけど、誕生石のこと。勿論ただの宝石や屑石もある。
「その宝石をミライにあげるのね?・・・いいなぁ」
「なんだ?カオリも欲しいのか?」
「べ、別に欲しいわけじゃないけど!ミライだけ貰ってるなんて不公平だって言ってるだけで!欲しいわけじゃないのよ!本当よ!?」
「んじゃ、要らないんだな?」
否定が必死過ぎませんかね?
「そ、それは・・・欲しいに決まってるじゃない。だって───」
「カオリ、止まれ」
「なに───むぐっ!?」
この気配に魔力の強さ。今までの魔物より格段に強い。ただ、俺の相手ではないし、ここはカオリに戦わせようかな。事前に知って無かったら俺が瞬殺してたかも。持ってて良かった【気配察知】と【魔力察知】。
「カオリ、この先に強い魔物がいる。ちょっと戦って来いよ」
「いやよ!死にたくないもの!」
「大丈夫。危ないときは助けるから」
「そ、それなら」
カオリを後押しして、今から遭遇するであろう魔物と戦わせる。因みに、今カオリは俺とパーティーを組んでいて、さっき俺が倒した大量の魔物の経験値も貰ってるからレベルが100より上になってる。楽勝だな。
「うぅ・・・もぉなんでこんな奴と戦わないといけないの・・・?」
カオリが何か泣き言を言っているが、無視だ。カオリの前に立っている魔物は重そうな鎧を着ていて、立派な体躯の馬に乗り、手にはリーチの長い槍を持っている。さらに背中に大剣も見えることから、槍と大剣を交互に使いながら戦ってくるのだろう。そして、一番の特徴は、その見た目から騎士とわかる魔物の首がない事。つまり、デュラハンということだ。・・・凄い。今度は大剣が小さく見える。このゲームに丁度いい大剣の使い手はいないのか?
「とりあえず、攻撃してみましょ」
「【昇華】 ───【身体強化】【昇華】 【強化〈攻〉】【昇華】 ───【上昇〈攻撃力〉】 ───【衰退〈防御力〉】【昇華】」
カオリに聞こえないように小声で魔法と武技の名を言う。このゲームは思考することで魔法が使えるとかそういう機能は無くて、使う度に言わないといけないのが面倒な所だな。【無詠唱】持ってなかったらいちいち詠唱しないといけないからもっと面倒だよな。
「【電光石火】!」
スパッ
「え・・・?」
カオリが武技を放った瞬間、敵のデュラハンの身体が真っ二つに分かれた。予想はしてたけど、俺も少し驚いた。馬鹿みたいに強化(【賢者】による威力弄り+【昇華】)しまくった攻撃と、馬鹿みたいに弱体化しまくった防御力が衝突するとそうなるわな。一応騎士の魔物っぽいから防御力とHPは高いはずなんだけどなぁ。
守護していた魔物を瞬殺した俺達は、その穴の奥に進んでいた。
「ここには魔物がいないのね」
「・・・【機械仕掛けの迷宮】の時と同じトラップか?」
「あのトラップはもうこりごりよ」
あの時と同じく、この穴に魔物が一切出現しないのだ。理由はいくつか考えつく。まず、もともと出現しない。次に魔物部屋のよう場所が至る所にある。他には、たまたま遭遇していないだけとかもあるな。
「キラ、今更だけどこんなところに何しに来たのよ?」
「そりゃ、鉱石採掘に決まってんだろ」
「なんの?」
「指輪に使う鉱石だよ」
「(指輪・・・ミライの、よね)」
「ん?なんだ?」
カオリが小さく何か言っているようだが、上手く聴き取れない。聴力強化系のスキルあったかなぁ。
そんな話をしながら進んでいき、遂に最奥まで辿り着いた。そこには壁だけなく天井までもがゴツゴツした岩肌に、輝く宝石の原石があった。これを見ただけでここに来てよかったと思えるような場所だ。
「ここが最奥ね。で、何をどれくらい集めればいいのかしら?」
「ここの中だったらどこでも採掘できるんだな。一応鶴嘴はたくさん持ってきたから、全てなくなるまでだな。種類は、トリカラートルマリンだという綺麗な宝石だ」
「トリカラ―トルマリンね。わかったわ」
いくつかカオリに鶴嘴を渡し、手分けして採掘するこちにした。早めに出るといいけど。
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