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本編
信じ難い夢の話(♡喘ぎ有り 苦手な方はご注意下さい)
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徳仁がバスルームに消えてすぐ、遠隔操作で振動が開始された。
「んっ……ゔぅぅぅ……動けな……」
腹の中で不規則に動く玩具が俺の動きを妨げる。
特製ディルドが挿って、しかも動くなんて……なんだこれ……なんだこれ……本当に 気色悪い。
気持ち悪いのに、身体はまるでこの感覚を覚えてるみたいにビクビクと震えて中イキし続けているから立ち上がる事すら出来ない。
「はぁッアっ……ゔゔぅぅぅンッ……」
吐精したいのに 貞操帯の中のでは ギチギチに膨れた欲棒を触る事も上手くイク事も出来ない。
「あ"ぁ……くそっ……くそっ……んぁッ ぐッんっ……も……イぎだい……ッ」
無意識に手が檻に触れ、後孔に触れ、行き場をなくした手は床に落ちた。
やたらと強い快感と不快で耐え難い屈辱を耐えるために拳を握りしめた。
ドライでイキすぎて意識が朦朧として来た頃、俺は現実離れした夢を見た。
夢の中の俺は 純粋に玩具の快感を楽しみ、喘ぎながら立ち上がって、ハミングしつつ全裸のままエプロンを身に着けた。
「ふんふふーん♪んあっんっ♡奥気持ちぃ♡んっ あ、ご飯何作ろ~かなぁ~」
時折奥を突く快感に震えながら、何を作ろうかと悩みつつ冷蔵庫の前にしゃがみ込んだが 唇に指を添えて恍惚とした表情を浮かべた。
「ぁ♡しゃがむとやばぁい♡超気持ちぃ♡」
妙にリアルな感覚があって 夢でもイきそうだ。嫌だ……嫌だ……こんな夢。まるで俺がコレを望んでるみたいじゃないか。嫌だ。ありえない。
こんなの……夢でも信じられないと思うのに、それでも夢の中の俺は ナカでブルブルと振動している事などなんの問題無さそうに、卵とベーコンを取り出して フライパンを火にかけようとした。
が、来客を知らせるベルの音に動きを止めた。
無言のままドアスコープを覗くと、そこには心配そうな顔をした小柴が立っていた。
顎に手をかけて悩んだ夢の俺は、あろう事か玩具を後孔に押し込まれ 貞操帯を着けた裸エプロン姿で 内鍵を閉めたままのドアを開けてしまった。
「あ! 良かったっす 不破さん! おはようございます!」
いつも通り元気な小柴は、ドアの隙間から俺の顔を見た瞬間安堵の表情を浮かべてニカッと笑ったが、当の俺は唇に人差し指を当てて色っぽく「しぃ~♡おはよぉ小柴♡」と上目遣いに小柴を見上げた。
「いつも めぐるの事心配してくれてありがとぉ♡オレ いつも助かってるよ♡」
「えっ? あ、とんでもないっす! あの……」
こんな姿な上にいつもと違う俺で小柴が見た事ないくらい狼狽えているのが分かって 夢の中の事なのに申し訳なくて仕方ない。
「ホントは挿れさせてあげたいんだけどぉ♡今 のりくんシャワー中なんだよねぇ。小柴が来たのバレちゃうと めぐる酷くされちゃうから 『しぃ~』っね♡」
ナカを掻き乱され 声と腰を震わせ時折甘ったるい吐息を吐き出しながら言った俺は、実際にやった事すらないウインクを小柴に投げた。
「えっとのりくん……って昨日のあの人っすよね? あー、不破さん? なんかあの、今日 すっげぇ雰囲気違うっすね? 大丈夫っすか? もしかして変な薬とか盛られてたりするっすか? ガチめに警察呼びます?」
夢の中だと言うのに 小柴は心底心配そうな声色で怪訝な顔をした。
「やだなぁ♡薬なんか盛られてないよ? 強いて言うなら 特別なおもちゃ……かな♡」
くすくす笑いつつ 首を横に振って否定しながら、いやらしい手つきで エプロン越しに檻の輪郭を浮き彫りにし、そのままねっとりと臀部に指を移動させて 気持ち良さそうにふるりと揺れながら 赤い舌で唇を濡らした。
まるで俺が小柴を誘惑しているようで、自分で夢の中の俺に腹が立つ。俺はそんな事しない。小柴は本気で俺を心配してくれる良い同僚なのに……やめろ やめてくれ 俺の顔で小柴をそんな風に見るな。
「本当は挿れさせてあげたいところなんだけど。でもね、今は事を荒立てたくないから何も見なかったことにして帰って。じゃ、ばいばい♡」
ワントーン低くなったあと、薄く笑ってドアを閉めた。
ドア越しに小柴の戸惑う気配を感じつつコンロの前に戻ると、徳仁がバスルームから出てきて背後から抱き着いた。
「さっき誰か来てたよね?」
「うん 宅配便が隣と間違えてたみたい」
「ふーん。その格好で出たの?」
「まさか! こんな恥ずかしい姿のりくん以外見せられないよ♡んッあッ♡おっぱいだめぇ♡これじゃご飯作れないよぉ♡」
まるでバカなカップルみたいにイチャイチャしながら食事を作る夢の中の自分に吐き気すら感じる。
気持ち悪い。最悪だ。こんな悪夢 早く目覚めろ。全部 全部……徳仁が帰って来たのも全部 夢であれ……。
「んっ……ゔぅぅぅ……動けな……」
腹の中で不規則に動く玩具が俺の動きを妨げる。
特製ディルドが挿って、しかも動くなんて……なんだこれ……なんだこれ……本当に 気色悪い。
気持ち悪いのに、身体はまるでこの感覚を覚えてるみたいにビクビクと震えて中イキし続けているから立ち上がる事すら出来ない。
「はぁッアっ……ゔゔぅぅぅンッ……」
吐精したいのに 貞操帯の中のでは ギチギチに膨れた欲棒を触る事も上手くイク事も出来ない。
「あ"ぁ……くそっ……くそっ……んぁッ ぐッんっ……も……イぎだい……ッ」
無意識に手が檻に触れ、後孔に触れ、行き場をなくした手は床に落ちた。
やたらと強い快感と不快で耐え難い屈辱を耐えるために拳を握りしめた。
ドライでイキすぎて意識が朦朧として来た頃、俺は現実離れした夢を見た。
夢の中の俺は 純粋に玩具の快感を楽しみ、喘ぎながら立ち上がって、ハミングしつつ全裸のままエプロンを身に着けた。
「ふんふふーん♪んあっんっ♡奥気持ちぃ♡んっ あ、ご飯何作ろ~かなぁ~」
時折奥を突く快感に震えながら、何を作ろうかと悩みつつ冷蔵庫の前にしゃがみ込んだが 唇に指を添えて恍惚とした表情を浮かべた。
「ぁ♡しゃがむとやばぁい♡超気持ちぃ♡」
妙にリアルな感覚があって 夢でもイきそうだ。嫌だ……嫌だ……こんな夢。まるで俺がコレを望んでるみたいじゃないか。嫌だ。ありえない。
こんなの……夢でも信じられないと思うのに、それでも夢の中の俺は ナカでブルブルと振動している事などなんの問題無さそうに、卵とベーコンを取り出して フライパンを火にかけようとした。
が、来客を知らせるベルの音に動きを止めた。
無言のままドアスコープを覗くと、そこには心配そうな顔をした小柴が立っていた。
顎に手をかけて悩んだ夢の俺は、あろう事か玩具を後孔に押し込まれ 貞操帯を着けた裸エプロン姿で 内鍵を閉めたままのドアを開けてしまった。
「あ! 良かったっす 不破さん! おはようございます!」
いつも通り元気な小柴は、ドアの隙間から俺の顔を見た瞬間安堵の表情を浮かべてニカッと笑ったが、当の俺は唇に人差し指を当てて色っぽく「しぃ~♡おはよぉ小柴♡」と上目遣いに小柴を見上げた。
「いつも めぐるの事心配してくれてありがとぉ♡オレ いつも助かってるよ♡」
「えっ? あ、とんでもないっす! あの……」
こんな姿な上にいつもと違う俺で小柴が見た事ないくらい狼狽えているのが分かって 夢の中の事なのに申し訳なくて仕方ない。
「ホントは挿れさせてあげたいんだけどぉ♡今 のりくんシャワー中なんだよねぇ。小柴が来たのバレちゃうと めぐる酷くされちゃうから 『しぃ~』っね♡」
ナカを掻き乱され 声と腰を震わせ時折甘ったるい吐息を吐き出しながら言った俺は、実際にやった事すらないウインクを小柴に投げた。
「えっとのりくん……って昨日のあの人っすよね? あー、不破さん? なんかあの、今日 すっげぇ雰囲気違うっすね? 大丈夫っすか? もしかして変な薬とか盛られてたりするっすか? ガチめに警察呼びます?」
夢の中だと言うのに 小柴は心底心配そうな声色で怪訝な顔をした。
「やだなぁ♡薬なんか盛られてないよ? 強いて言うなら 特別なおもちゃ……かな♡」
くすくす笑いつつ 首を横に振って否定しながら、いやらしい手つきで エプロン越しに檻の輪郭を浮き彫りにし、そのままねっとりと臀部に指を移動させて 気持ち良さそうにふるりと揺れながら 赤い舌で唇を濡らした。
まるで俺が小柴を誘惑しているようで、自分で夢の中の俺に腹が立つ。俺はそんな事しない。小柴は本気で俺を心配してくれる良い同僚なのに……やめろ やめてくれ 俺の顔で小柴をそんな風に見るな。
「本当は挿れさせてあげたいところなんだけど。でもね、今は事を荒立てたくないから何も見なかったことにして帰って。じゃ、ばいばい♡」
ワントーン低くなったあと、薄く笑ってドアを閉めた。
ドア越しに小柴の戸惑う気配を感じつつコンロの前に戻ると、徳仁がバスルームから出てきて背後から抱き着いた。
「さっき誰か来てたよね?」
「うん 宅配便が隣と間違えてたみたい」
「ふーん。その格好で出たの?」
「まさか! こんな恥ずかしい姿のりくん以外見せられないよ♡んッあッ♡おっぱいだめぇ♡これじゃご飯作れないよぉ♡」
まるでバカなカップルみたいにイチャイチャしながら食事を作る夢の中の自分に吐き気すら感じる。
気持ち悪い。最悪だ。こんな悪夢 早く目覚めろ。全部 全部……徳仁が帰って来たのも全部 夢であれ……。
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