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第9章 学園生活 先輩達の卒業編
第205話 レジェンドアルヴァリエル
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リタとの関係を話た後
「ほう、お主はリタの身内であったのか、ところでお主、なぜアルバライトへと足を運んだのじゃ?」
「えっと、卒業する先輩が結婚するので、アルヴァリエルの羽を取りに」
「光の谷へ行くというのかい?この季節は雪が深くて困難じゃが、精霊の力を借りる者ならば、行けるだろうな」
そんなに雪が……、と思ったら、この町に来る前事を考えたら確かに積もりまくってる。
「えっと、明日向かっても良いですか?」
「かまわんよ」
「ありがとうございます」
「フロストファングとシルバーシェイドの地には、用心深く足を踏み入れるがよい。彼の地は厳しきものじゃからな」
んと、魔物にを気をつけろって事で良いのかな?
ファングは狼みたいな魔物の事なのは分るけれど、シルバーシェイドって初めて聞くかも。
『シルバーシェイドは、ゴースト系の魔物ですが、エセリアがいるので大丈夫ですよ』
アクアが詳細を教えてくれて助かった。
「分りました」
出された里の料理を食べていて思った。
“青虫になる!”
肉とか魚が無いのは良いけれど、葉物野菜が中心でパン等の主食が無いのだけど!
『ふっふふ、青虫になりそうですか?』
アクア、顔が笑ってる!
『この男が出す料理は昔から変わらんな』
『うまいんやけどな』
確かに、ミントの言うとおり美味しいんだけど、葉物オンリーなのはさすがに……。あとでマジックコンテナからパンでも取り出して食べよ……。
食後は寝室に案内してもらい初日を終えた。
翌朝、外に出てみると、吹雪いていた。
「お主よ、この猛吹雪の中を行くというのかね?」
「んっと……、行けるかな?」
水と風の子達が舞って真っ白なんだけど……、精霊達が居なかったら諦めるレベル。
『大丈夫ですよ』
『風の子達撤収!』
フゥが叫ぶと風の子達が上空に消え、風が無くなった。
『雪はさすがに難しいですが、極力私が吸収しますね』
「うん、お願い」
どうやら大丈夫そうかな?
「大丈夫みたいです」
「気をつけて行くのじゃよ」
「はい」
精霊達が誘導してくれるので後に付いていく形で、光の谷を目指すことになった。
アルバライトの町を出てしばらくすると山間の谷間に到着した。
当然のことながら、近寄らないとどこが道なのかが全く分らない状態だ。
「ここ?」
『そうです、この先一帯が光の谷と呼ばれている場所になります』
「アルヴァリエルは?」
『谷の途中に湖がある。そこに生息している』
湖って凍ってそうだけどいるのかな……?
「そっか……」
ルナから降りて自分の足で進んだ方がよさそうかな?
そう思い、ルナから降りて自分の足で歩き始めた。
精霊達が作ってくれた道を歩いていて思う、谷の底近くを歩いているときもあるが、急斜面を歩いているときもある。
「ねぇ、谷底が遠ざかってる気がするけど大丈夫かな?」
『大丈夫ですよ』
『この先ずっと行くと、斜面を下るところがあるからな』
「そっか」
魔物も出ずに平和だななんて思っていると、“ワオーーーン”と遠吠えが聞こえた。
「フロストファング?」
『えぇ、10匹程がこちらに向かってきますが、ほっといて大丈夫です』
精霊達が対処するって事ね。
「了解」
フロストファングの事をスルーして歩き続けること2時間、目的と思われる開けた場所に出た。
それに、足の長い白地に黒の模様が入った細長い鳥がいっぱいいる。
「もしかして……」
『えぇ、アルヴァリエルです』
と言うことは、この開けた場所って湖……。
「近寄ったら逃げるかな?」
『大丈夫やろ、あいつらめっちゃ人懐っこいで』
「そうなんだ」
ドボーンしませんように!
そんなことを強く願いながら、湖の上とおぼしき場所を歩いて、アルヴァリエルの元に向かった。
『奥の方にレジェンドが居ますね』
「ぇ、大丈夫かな?」
『大丈夫やろ』
『あいつ、あの時の奴だな』
『えぇ』
精霊達は知っている相手?
アルヴァリエル達の居るところが近くなると、ひときわ大きなアルヴァリエルが1羽こっちに向かってきた。
「ぇ……」
『敵意を向けられていませんから大丈夫ですよ』
どう見ても、私の3倍程はあるだろうアルヴァリエルが近くまで来ると、顔をこちらに近づけてきた。
「懐かしい風だ」
「ぇ?」
人の言葉をしゃべった?
『彼女は人語理解のスキル持ちです。その為人とやりとり出来るんですよ』
そんなスキルもあるのか。
「こんにちは?」
「こんにちは、人の子よ、このような時期に、なぜこの場所に?」
「えっと、先輩が卒業したら結婚しちゃうから、羽を頂きたくて……」
「フフフ、これまた懐かしい理由だ」
「ぇ?」
『リタが初めてこの地を訪れたのは、恩師であるヴィッシュが結婚する事になりそのプレゼントの為に羽を貰いに来たんです』
「あぁ、そうなんだ……、もしかしてリタのことを……?」
「知っているさ恩人の名を忘れるはずも無い」
「ぇ?」
『リタが初めてこいつと会った時は、フロストファングにこいつらの群れが襲われてるところだったんだよ』
鳥なんだし上空に逃げるとかしなかったのかな?
「それをリタが助けたと……?」
『せやで、治療もしたんや』
それで、“あの時のやつだな”ってグレンが言ってたのか。
「そなたも精霊使いなのだな」
「はい」
「そうか、そなたから懐かしい風を感じたのはそういうことか」
それだけじゃ無いと思う。
「リタは私の先祖なんです」
「ほぉ、それはまた奇妙な縁だ、良い私の羽を持って行くと良い」
レジェンドアルヴァリエルは、自分のはねを大きく広げると、白と黒の羽を1枚ずつ咥えて私にさしだしてきた。
「あっ、ありがとうございます」
「よい、これも何かの縁だ」
なんだか、何もしないで帰るのも悪い気がする。
「あの~、私に何か出来ることはないですか?何か困ってることがあれば……」
「ふむ、そなたに何か出来るとは思えないが、仲間を見て貰えるか?」
「はい?」
レジェンドアルヴァリエルが歩き出したので、後ろについて行く。
彼の足の部分だけでも私の身長より高い……。
そんな事を思いながら後に付いていくと、うずくまっている1羽のアルヴァリエル
が居た。
『水分不足ですね』
うずくまっているアルヴァリエルの元に到着するなりアクアが原因を教えてくれた。
「ほう、お主はリタの身内であったのか、ところでお主、なぜアルバライトへと足を運んだのじゃ?」
「えっと、卒業する先輩が結婚するので、アルヴァリエルの羽を取りに」
「光の谷へ行くというのかい?この季節は雪が深くて困難じゃが、精霊の力を借りる者ならば、行けるだろうな」
そんなに雪が……、と思ったら、この町に来る前事を考えたら確かに積もりまくってる。
「えっと、明日向かっても良いですか?」
「かまわんよ」
「ありがとうございます」
「フロストファングとシルバーシェイドの地には、用心深く足を踏み入れるがよい。彼の地は厳しきものじゃからな」
んと、魔物にを気をつけろって事で良いのかな?
ファングは狼みたいな魔物の事なのは分るけれど、シルバーシェイドって初めて聞くかも。
『シルバーシェイドは、ゴースト系の魔物ですが、エセリアがいるので大丈夫ですよ』
アクアが詳細を教えてくれて助かった。
「分りました」
出された里の料理を食べていて思った。
“青虫になる!”
肉とか魚が無いのは良いけれど、葉物野菜が中心でパン等の主食が無いのだけど!
『ふっふふ、青虫になりそうですか?』
アクア、顔が笑ってる!
『この男が出す料理は昔から変わらんな』
『うまいんやけどな』
確かに、ミントの言うとおり美味しいんだけど、葉物オンリーなのはさすがに……。あとでマジックコンテナからパンでも取り出して食べよ……。
食後は寝室に案内してもらい初日を終えた。
翌朝、外に出てみると、吹雪いていた。
「お主よ、この猛吹雪の中を行くというのかね?」
「んっと……、行けるかな?」
水と風の子達が舞って真っ白なんだけど……、精霊達が居なかったら諦めるレベル。
『大丈夫ですよ』
『風の子達撤収!』
フゥが叫ぶと風の子達が上空に消え、風が無くなった。
『雪はさすがに難しいですが、極力私が吸収しますね』
「うん、お願い」
どうやら大丈夫そうかな?
「大丈夫みたいです」
「気をつけて行くのじゃよ」
「はい」
精霊達が誘導してくれるので後に付いていく形で、光の谷を目指すことになった。
アルバライトの町を出てしばらくすると山間の谷間に到着した。
当然のことながら、近寄らないとどこが道なのかが全く分らない状態だ。
「ここ?」
『そうです、この先一帯が光の谷と呼ばれている場所になります』
「アルヴァリエルは?」
『谷の途中に湖がある。そこに生息している』
湖って凍ってそうだけどいるのかな……?
「そっか……」
ルナから降りて自分の足で進んだ方がよさそうかな?
そう思い、ルナから降りて自分の足で歩き始めた。
精霊達が作ってくれた道を歩いていて思う、谷の底近くを歩いているときもあるが、急斜面を歩いているときもある。
「ねぇ、谷底が遠ざかってる気がするけど大丈夫かな?」
『大丈夫ですよ』
『この先ずっと行くと、斜面を下るところがあるからな』
「そっか」
魔物も出ずに平和だななんて思っていると、“ワオーーーン”と遠吠えが聞こえた。
「フロストファング?」
『えぇ、10匹程がこちらに向かってきますが、ほっといて大丈夫です』
精霊達が対処するって事ね。
「了解」
フロストファングの事をスルーして歩き続けること2時間、目的と思われる開けた場所に出た。
それに、足の長い白地に黒の模様が入った細長い鳥がいっぱいいる。
「もしかして……」
『えぇ、アルヴァリエルです』
と言うことは、この開けた場所って湖……。
「近寄ったら逃げるかな?」
『大丈夫やろ、あいつらめっちゃ人懐っこいで』
「そうなんだ」
ドボーンしませんように!
そんなことを強く願いながら、湖の上とおぼしき場所を歩いて、アルヴァリエルの元に向かった。
『奥の方にレジェンドが居ますね』
「ぇ、大丈夫かな?」
『大丈夫やろ』
『あいつ、あの時の奴だな』
『えぇ』
精霊達は知っている相手?
アルヴァリエル達の居るところが近くなると、ひときわ大きなアルヴァリエルが1羽こっちに向かってきた。
「ぇ……」
『敵意を向けられていませんから大丈夫ですよ』
どう見ても、私の3倍程はあるだろうアルヴァリエルが近くまで来ると、顔をこちらに近づけてきた。
「懐かしい風だ」
「ぇ?」
人の言葉をしゃべった?
『彼女は人語理解のスキル持ちです。その為人とやりとり出来るんですよ』
そんなスキルもあるのか。
「こんにちは?」
「こんにちは、人の子よ、このような時期に、なぜこの場所に?」
「えっと、先輩が卒業したら結婚しちゃうから、羽を頂きたくて……」
「フフフ、これまた懐かしい理由だ」
「ぇ?」
『リタが初めてこの地を訪れたのは、恩師であるヴィッシュが結婚する事になりそのプレゼントの為に羽を貰いに来たんです』
「あぁ、そうなんだ……、もしかしてリタのことを……?」
「知っているさ恩人の名を忘れるはずも無い」
「ぇ?」
『リタが初めてこいつと会った時は、フロストファングにこいつらの群れが襲われてるところだったんだよ』
鳥なんだし上空に逃げるとかしなかったのかな?
「それをリタが助けたと……?」
『せやで、治療もしたんや』
それで、“あの時のやつだな”ってグレンが言ってたのか。
「そなたも精霊使いなのだな」
「はい」
「そうか、そなたから懐かしい風を感じたのはそういうことか」
それだけじゃ無いと思う。
「リタは私の先祖なんです」
「ほぉ、それはまた奇妙な縁だ、良い私の羽を持って行くと良い」
レジェンドアルヴァリエルは、自分のはねを大きく広げると、白と黒の羽を1枚ずつ咥えて私にさしだしてきた。
「あっ、ありがとうございます」
「よい、これも何かの縁だ」
なんだか、何もしないで帰るのも悪い気がする。
「あの~、私に何か出来ることはないですか?何か困ってることがあれば……」
「ふむ、そなたに何か出来るとは思えないが、仲間を見て貰えるか?」
「はい?」
レジェンドアルヴァリエルが歩き出したので、後ろについて行く。
彼の足の部分だけでも私の身長より高い……。
そんな事を思いながら後に付いていくと、うずくまっている1羽のアルヴァリエル
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『水分不足ですね』
うずくまっているアルヴァリエルの元に到着するなりアクアが原因を教えてくれた。
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