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願いを叶える薬
第55話 シーサーペント!
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出航してから数日後、肉じゃがの一件からハイエルフの人達とは香辛料のやり取りをしていた。
胡椒を破格で売って、彼らの販売品の果物をこちらが買うという事をしたり、香辛料を使った料理等をしたりした。
ドワーフ達はお酒にはまったけど、ハイエルフの皆さんは香辛料にはまっていた。
そんな今日は、日が昇り始めた頃から甲板の後方でトローリングをしようと思い朝早くからユキと一緒に甲板に出てきている。
マバダザを出たのが8月後半でまだ暑い時期だったが時期はすでに10月に入っている為、朝方は少し冷える。
甲板に出ると海風に吹かれ寒い思いをした。
「さむぃね~」
「キュィ~」
後方に向かうと、操舵中のハイエルフのお兄さんが居た。
「おはようございます~」
「キュィィ~」
「おっす、おまえさんら今日早いな、どうした?」
「いや~なんか大きい獲物をつってみたくなって」
「あぁなるほどな~このあたりの海域は何が釣れるかしらんが、豪華な飯になることを期待してるぜ」
「ボウズになるかもなんで、期待しないでくださいよ~」
「はっはっは、がんばれよ」
挨拶を済ませ甲板の後方で釣りの準備を始めた。
とりあえず自分の持っている縫合用の曲がった一番大きい針を使い釣り糸の先端にくっつけ、エサはこれまでに釣ったアジを付け海に放り込んだ。
餌を放り投げてから10分経過、なにも反応なし。
糸は切れる事がないからカジキとかマグロとかカツオみたいなのがこないかなぁとか期待しているが一向に反応がない。
ふと、魚群探知機なんて便利なものは無いがユキの千里眼で海の中を見てもらえばいい気がした。
「ユキこの辺に大型の魚とか居ないの?」
「キュ……」
ユキは何か考えるような様子を見せた、海中を見てくれてるのかな?
「キュ~」
と鳴きながら首を横に振った。
いないのか……、残念。
「んじゃこの速度で釣れる魚っていそう?」
「キュ~」
また首を振った。確かになんとなくだけど追い風でかなり速度が出ているような感じだった。
日本に居た時もトローリングやったことなかったしやってみようと思って早起きしてきたのになぁ。
後方を見ながらため息をつくと。
「ッキュ!」
ユキはそう鳴くと、自分の服に爪をひっかけて肩まで登ってくると後方の遠くをジーっと見つめていた。
「どうしたの?」
「キュィー!」
ん?
ユキがジーっと見ていた方向をみているとはるか遠くに、1直線にこっちに向かっている白波が見えた。
「キュィーーー!!」
ユキは何か重要な事が起きたように叫んだ。
「ん?」
状況が分からない自分に対して、ユキは操舵輪を握っているハイエルフの元に行き、キュィーキュィー騒いでいた。
「っは?何かが追ってきてるだと!?おい兄ちゃんこっち来て少しこれを動かないように固定しててくれ!」
操舵輪を握っているハイエルフの兄ちゃんに呼ばれ、操舵輪が動かないように握ると。
「いいか、動かすなよ、すぐ戻るからな?」
そう言うとハイエルフの兄ちゃんが甲板の後方に行き白波が見えたところをジーっとみていた。
「まずいな、兄ちゃんリオスさんを呼んできてくれ、シーサーペントがおってきてると」
「っは、はい……」
あれもしかして自分のせいかな……?
直ぐに甲板下にある船長室に向かい扉を何度も強くたたいた。
「リオスさん!シーサーペントがおってきてるから甲板に来て欲しいって!」
直ぐに扉あいた。
「精霊達から聞いた」
自分の声が下層で寝ていた人たちにも聞こえていた皆ざわざわしはじめた。
急ぎ甲板に上がり後方を見てみると先ほどより少しだけ距離が縮まっているような……?
急ぎ釣竿を引き上げ餌を回収するも白波の勢いが収まらなかったが、水面から顔が出てきた。
顔を見るとどう見ても巨大化したウナギなんだけど……?
「これ自分のせいですかね……?」
「いや、奴らがそんな小物で釣れると思えん、この船自体を餌だと思っているのかもしれんな」
さてどうしよう、試しに結界魔法を発動させてみた。
「誠明、結界魔法は術者が狙われないと意味がないよ」
発動させて直ぐ横に居たロアナに突っ込まれた。
「そうですか」
「まぁいい、もうちょっとすると暗礁地帯に入るから奴も速度を落とすだろうよ」
暗礁か、床に居るユキを抱っこして聞いてみた。
「ユキ、あれの視覚とか聴覚、嗅覚とか感覚全部奪えるもの奪ってくれない?」
「キュィ~♪」
その返事って事は出来るのか?
後方から迫ってくるシーサーペントを見ていると異変がおきた。
「ギュォォーーーン!」
「何が起きた!?総員警戒しろ!」
リオスさんがそう叫ぶと、皆腰を落としつかめる所を掴んでいた。
「誠明、シーサーペントの攻撃が来るかもしれないからどこかに捕まって」
違うと思う、おそらくユキの幻覚魔法発動して何らかの異変を感じたんだと思う。
次第にシーサーペントの速度が落ちてきているのが分かった。おまけにふらふらと進み始めた。
「様子が変だな、もうすぐ暗礁地帯だ南側に舵を切れ」
「了解!」
船が少しずつ南に進行方向を変えるが、シーサーペントの進路はふらふらしているもののかつて船があった場所をめがけているような進路だった。
「あいつ見えていないのか?」
「多分ユキの幻影魔法だと思います。感覚を奪えるもの奪ってって依頼しましたから」
「キュィ~♪」
リオスさんがシーサーペントの様子を確認していた。
「ほう、我々に何か幻影が出ているように見えないが……」
「脳に直接干渉しているんだと思いますよ」
「そんなことが出来るのか?」
「ユキはいま医学を勉強してますからね」
「そういや君は医者だったね、ユキ君はちゃんと理解しているのか?」
「多分ですけどね」
「キュィ♪」
ユキは魔法使えるのが楽しいのかな?
マウントディアとの戦いの時も、先日のカッチョイスでユキの幻影を使った釣りをした時もすごく楽しそうにしていた。
案の定ふらふらとしていたが勢いよくシーサーペントは暗礁地帯に突っ込み腹部から出血して倒れた。
「あれ、どうします……?」
「回収するか、小型ボート出すから数名で行ってこい」
海上に停泊させ、4人のハイエルフの兄ちゃんたちがシーサーペントの浮いている所に向かいアイテムボックスかマジックバッグに回収し戻ってきた。
「しばらくの間はごちそうだな!」
その後甲板にシーサーペントの死体が出され、皆で解体に取り掛かり、朝食、昼食、夕食とシーサーペント焼きやら刺身やらだし汁なんかが振舞われた。
トローリングは楽しめなかったが思いもよらぬ大物が取れた。
胡椒を破格で売って、彼らの販売品の果物をこちらが買うという事をしたり、香辛料を使った料理等をしたりした。
ドワーフ達はお酒にはまったけど、ハイエルフの皆さんは香辛料にはまっていた。
そんな今日は、日が昇り始めた頃から甲板の後方でトローリングをしようと思い朝早くからユキと一緒に甲板に出てきている。
マバダザを出たのが8月後半でまだ暑い時期だったが時期はすでに10月に入っている為、朝方は少し冷える。
甲板に出ると海風に吹かれ寒い思いをした。
「さむぃね~」
「キュィ~」
後方に向かうと、操舵中のハイエルフのお兄さんが居た。
「おはようございます~」
「キュィィ~」
「おっす、おまえさんら今日早いな、どうした?」
「いや~なんか大きい獲物をつってみたくなって」
「あぁなるほどな~このあたりの海域は何が釣れるかしらんが、豪華な飯になることを期待してるぜ」
「ボウズになるかもなんで、期待しないでくださいよ~」
「はっはっは、がんばれよ」
挨拶を済ませ甲板の後方で釣りの準備を始めた。
とりあえず自分の持っている縫合用の曲がった一番大きい針を使い釣り糸の先端にくっつけ、エサはこれまでに釣ったアジを付け海に放り込んだ。
餌を放り投げてから10分経過、なにも反応なし。
糸は切れる事がないからカジキとかマグロとかカツオみたいなのがこないかなぁとか期待しているが一向に反応がない。
ふと、魚群探知機なんて便利なものは無いがユキの千里眼で海の中を見てもらえばいい気がした。
「ユキこの辺に大型の魚とか居ないの?」
「キュ……」
ユキは何か考えるような様子を見せた、海中を見てくれてるのかな?
「キュ~」
と鳴きながら首を横に振った。
いないのか……、残念。
「んじゃこの速度で釣れる魚っていそう?」
「キュ~」
また首を振った。確かになんとなくだけど追い風でかなり速度が出ているような感じだった。
日本に居た時もトローリングやったことなかったしやってみようと思って早起きしてきたのになぁ。
後方を見ながらため息をつくと。
「ッキュ!」
ユキはそう鳴くと、自分の服に爪をひっかけて肩まで登ってくると後方の遠くをジーっと見つめていた。
「どうしたの?」
「キュィー!」
ん?
ユキがジーっと見ていた方向をみているとはるか遠くに、1直線にこっちに向かっている白波が見えた。
「キュィーーー!!」
ユキは何か重要な事が起きたように叫んだ。
「ん?」
状況が分からない自分に対して、ユキは操舵輪を握っているハイエルフの元に行き、キュィーキュィー騒いでいた。
「っは?何かが追ってきてるだと!?おい兄ちゃんこっち来て少しこれを動かないように固定しててくれ!」
操舵輪を握っているハイエルフの兄ちゃんに呼ばれ、操舵輪が動かないように握ると。
「いいか、動かすなよ、すぐ戻るからな?」
そう言うとハイエルフの兄ちゃんが甲板の後方に行き白波が見えたところをジーっとみていた。
「まずいな、兄ちゃんリオスさんを呼んできてくれ、シーサーペントがおってきてると」
「っは、はい……」
あれもしかして自分のせいかな……?
直ぐに甲板下にある船長室に向かい扉を何度も強くたたいた。
「リオスさん!シーサーペントがおってきてるから甲板に来て欲しいって!」
直ぐに扉あいた。
「精霊達から聞いた」
自分の声が下層で寝ていた人たちにも聞こえていた皆ざわざわしはじめた。
急ぎ甲板に上がり後方を見てみると先ほどより少しだけ距離が縮まっているような……?
急ぎ釣竿を引き上げ餌を回収するも白波の勢いが収まらなかったが、水面から顔が出てきた。
顔を見るとどう見ても巨大化したウナギなんだけど……?
「これ自分のせいですかね……?」
「いや、奴らがそんな小物で釣れると思えん、この船自体を餌だと思っているのかもしれんな」
さてどうしよう、試しに結界魔法を発動させてみた。
「誠明、結界魔法は術者が狙われないと意味がないよ」
発動させて直ぐ横に居たロアナに突っ込まれた。
「そうですか」
「まぁいい、もうちょっとすると暗礁地帯に入るから奴も速度を落とすだろうよ」
暗礁か、床に居るユキを抱っこして聞いてみた。
「ユキ、あれの視覚とか聴覚、嗅覚とか感覚全部奪えるもの奪ってくれない?」
「キュィ~♪」
その返事って事は出来るのか?
後方から迫ってくるシーサーペントを見ていると異変がおきた。
「ギュォォーーーン!」
「何が起きた!?総員警戒しろ!」
リオスさんがそう叫ぶと、皆腰を落としつかめる所を掴んでいた。
「誠明、シーサーペントの攻撃が来るかもしれないからどこかに捕まって」
違うと思う、おそらくユキの幻覚魔法発動して何らかの異変を感じたんだと思う。
次第にシーサーペントの速度が落ちてきているのが分かった。おまけにふらふらと進み始めた。
「様子が変だな、もうすぐ暗礁地帯だ南側に舵を切れ」
「了解!」
船が少しずつ南に進行方向を変えるが、シーサーペントの進路はふらふらしているもののかつて船があった場所をめがけているような進路だった。
「あいつ見えていないのか?」
「多分ユキの幻影魔法だと思います。感覚を奪えるもの奪ってって依頼しましたから」
「キュィ~♪」
リオスさんがシーサーペントの様子を確認していた。
「ほう、我々に何か幻影が出ているように見えないが……」
「脳に直接干渉しているんだと思いますよ」
「そんなことが出来るのか?」
「ユキはいま医学を勉強してますからね」
「そういや君は医者だったね、ユキ君はちゃんと理解しているのか?」
「多分ですけどね」
「キュィ♪」
ユキは魔法使えるのが楽しいのかな?
マウントディアとの戦いの時も、先日のカッチョイスでユキの幻影を使った釣りをした時もすごく楽しそうにしていた。
案の定ふらふらとしていたが勢いよくシーサーペントは暗礁地帯に突っ込み腹部から出血して倒れた。
「あれ、どうします……?」
「回収するか、小型ボート出すから数名で行ってこい」
海上に停泊させ、4人のハイエルフの兄ちゃんたちがシーサーペントの浮いている所に向かいアイテムボックスかマジックバッグに回収し戻ってきた。
「しばらくの間はごちそうだな!」
その後甲板にシーサーペントの死体が出され、皆で解体に取り掛かり、朝食、昼食、夕食とシーサーペント焼きやら刺身やらだし汁なんかが振舞われた。
トローリングは楽しめなかったが思いもよらぬ大物が取れた。
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