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茜君の足跡
第191話 エルメダ再来
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『『げっ!』』
ミアン宅に飛ぶなりヒスイとレムが反応した。
何?と思っていると、家の外でカスミ、ヒナ、ノンと何故か天神エルメダが居た。
「……なんでエルメダ様がここに居るんですか……?」
話しかけると4人がこっちに気づきノンが駆け寄ってきた。
「おかえり~」
「ただいま」
「なに、ディナが空間魔法を面白い使い方している子がいると言っててな、見に来たんだよ」
「はぁ……」
3人の中で空間魔法を上げているのはノンだけだけど、何をやってたんだ?
「ノン何やってたの?」
「ん?んとね~」
そう言うと地面に円形の白いオーロラみたいなのが現れた。ワープゲート?
と思っていると近くの石を拾ってその円の中に放り込んだ。
その瞬間自分の頭の上から石が降ってきた。
「ん?これ?」
一度ヒナの放った矢をワープさせているのを見ているから面白い事?としか思わなかった。
「あぁ、面白い使い方だろ?」
「いや?普通じゃないです?」
「そうか?私としては、点と点ではなく線で結ぶ発想はなかったからなぁ」
そういえばそうか、空間転移は点と点と行った感じだけど、ノンのやったことは勢いをそのままワープ先に残せるから線で結んでいるような感じだからなのか?
「そんなのの為に、ここに来たんですか?」
両親とミアンはどこいったんだろか?
「あぁ、ついでだから、この子らを鍛えてやろうと思ってな」
「ぇ!ほんと?」
エルメダの話に真っ先に反応したのはカスミだった。
「強くなりたいか?」
「なりたい!」「私も!」
あぁ……嫌な予感……。
カスミとヒナはエルメダの誘いに乗ったが、ノンは無反応だった。
「なんだ、そっちの子は強くなりたくないのか?」
「私は別に……」
ノンらしい反応な気がした。
「そっか~残念だな、火か風の精霊をプレゼントしてやろうと思ったんだがなぁ」
「なりたい!」
精霊で釣りましたか……。
「3人を連れて行くんですか……?」
「なぁーにお前も来るんだよ、一緒がいいだろ?」
エルメダは、カスミ達の方を見ながら確認すると。
「「「うん!」」」
「だそうだ、行くぞ」
ぇ~。
「自分としては、年単位は行きたくないんですが……」
「なら半年ほどでよかろう?」
1週間2週間じゃなく半年か……。半年もあればオダマキ騒動も落ち着くかな?
『ヒスイ、ミアンと両親はどこ行ったの?』
『エルメダ様に3人預けて村の方に行ってる』
って事は、両親もミアンもエルメダと接触しているのか。
『ヒスイ、ミアンの付いている上位の子達に伝言お願いしていい?』
『うん、カスミ達とエルメダ様の所に行ってくる。でいいのかな?』
『それで』
『OK』
半年だけなら付き合うか……。
「まぁいいですよ……」
「決まったな、娘ども行くぞ!」
「「「お~!」」」
カスミ達はこれから地獄が待ってるとか思っていないんだろうな……。
気分は遠足って感じの反応だった。
瞬きした瞬間、懐かしい地獄の風景に早変わりしていた。
◇◇◇◇◇◇
案の定、カスミ達は地獄を体験していた。
自分の時とは違い、休憩なしで様々な魔物との戦い方をエルメダから教わっていた。
自分は、3人の武器や防具作りとメンタルケア・けがの治療が主として、久々に自分自身との戦いを繰り返しエルメダ空間での半年を過ごした。
ミアン宅に飛ぶなりヒスイとレムが反応した。
何?と思っていると、家の外でカスミ、ヒナ、ノンと何故か天神エルメダが居た。
「……なんでエルメダ様がここに居るんですか……?」
話しかけると4人がこっちに気づきノンが駆け寄ってきた。
「おかえり~」
「ただいま」
「なに、ディナが空間魔法を面白い使い方している子がいると言っててな、見に来たんだよ」
「はぁ……」
3人の中で空間魔法を上げているのはノンだけだけど、何をやってたんだ?
「ノン何やってたの?」
「ん?んとね~」
そう言うと地面に円形の白いオーロラみたいなのが現れた。ワープゲート?
と思っていると近くの石を拾ってその円の中に放り込んだ。
その瞬間自分の頭の上から石が降ってきた。
「ん?これ?」
一度ヒナの放った矢をワープさせているのを見ているから面白い事?としか思わなかった。
「あぁ、面白い使い方だろ?」
「いや?普通じゃないです?」
「そうか?私としては、点と点ではなく線で結ぶ発想はなかったからなぁ」
そういえばそうか、空間転移は点と点と行った感じだけど、ノンのやったことは勢いをそのままワープ先に残せるから線で結んでいるような感じだからなのか?
「そんなのの為に、ここに来たんですか?」
両親とミアンはどこいったんだろか?
「あぁ、ついでだから、この子らを鍛えてやろうと思ってな」
「ぇ!ほんと?」
エルメダの話に真っ先に反応したのはカスミだった。
「強くなりたいか?」
「なりたい!」「私も!」
あぁ……嫌な予感……。
カスミとヒナはエルメダの誘いに乗ったが、ノンは無反応だった。
「なんだ、そっちの子は強くなりたくないのか?」
「私は別に……」
ノンらしい反応な気がした。
「そっか~残念だな、火か風の精霊をプレゼントしてやろうと思ったんだがなぁ」
「なりたい!」
精霊で釣りましたか……。
「3人を連れて行くんですか……?」
「なぁーにお前も来るんだよ、一緒がいいだろ?」
エルメダは、カスミ達の方を見ながら確認すると。
「「「うん!」」」
「だそうだ、行くぞ」
ぇ~。
「自分としては、年単位は行きたくないんですが……」
「なら半年ほどでよかろう?」
1週間2週間じゃなく半年か……。半年もあればオダマキ騒動も落ち着くかな?
『ヒスイ、ミアンと両親はどこ行ったの?』
『エルメダ様に3人預けて村の方に行ってる』
って事は、両親もミアンもエルメダと接触しているのか。
『ヒスイ、ミアンの付いている上位の子達に伝言お願いしていい?』
『うん、カスミ達とエルメダ様の所に行ってくる。でいいのかな?』
『それで』
『OK』
半年だけなら付き合うか……。
「まぁいいですよ……」
「決まったな、娘ども行くぞ!」
「「「お~!」」」
カスミ達はこれから地獄が待ってるとか思っていないんだろうな……。
気分は遠足って感じの反応だった。
瞬きした瞬間、懐かしい地獄の風景に早変わりしていた。
◇◇◇◇◇◇
案の定、カスミ達は地獄を体験していた。
自分の時とは違い、休憩なしで様々な魔物との戦い方をエルメダから教わっていた。
自分は、3人の武器や防具作りとメンタルケア・けがの治療が主として、久々に自分自身との戦いを繰り返しエルメダ空間での半年を過ごした。
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